壱:とりあえず笑わんかい!
人間笑顔が無くなったらお終いです。
とりあえず笑いましょう。
みたいなクソみたいな自己啓発の話がよくありますが、これはぶっちゃけ本当です。
借金でどれだけ苦しくとも、何か1日24時間の中で、楽しいことや笑えることはあるはずです。
借金苦だからといって笑っちゃダメという法律はどこにもありませんから、とにかく笑いましょう。
これが、あなたに次の行動を起こすためのエネルギーを与えます。科学的な話は割愛しますがとにかく苦しい時こそ笑うのは、あながち捨てたもんでもありません。
弐:裁判所から手紙が来たらラッキーや!
裁判所から手紙が来るということは、債権者は少なくともあなたに対して連日連夜の取り立てを行うことができなくなります。
すべての手続きは裁判所に下駄を預けたということになりますから、裁判所から手紙が来たら、とりあえずその借金については支払期日が数ヶ月程度延びたと思いましょう。
判決が確定するまで、実はかなりの日数があります。
ストレート負けしたとしても、最低でも一ヶ月は時間的猶予が生まれます。
差し押さえ通知は速やかに動かなアカン!
裁判が始まると、支払期日は延期されます。ただし、差押通知は別です。訴えられたら、普通は判決がおります。この判決が降りた後、差し押さえができるようになります。
差し押さえ通知がくると、下手するとその日のうちに勤務先に給与債権差押えの命令が勤務先の届いたりすることもあります。そうなると借金苦であることがまず会社にばれます。
多くの場合は差し押さえされる直前に何らかのアクションが債権者側からありますが、でも債権者がマジの本気を出していると、差し押さえの予告なんてしません。突然やってきます。
ということで、差押えというキーワードが自身の周辺でちらつき始めたら、大至急いくらかでもお金を払って差し押さえを止めてもらいましょう。
参:世の中の動きは何でも使え!
世の中の動きには敏感であるべきです。なぜなら、世の中の動きがあるということはそれだけ借金をトバす口実や理由があるからです。
もちろん、嘘をつけと言っているのではありません。ただし、世の中の状況を知っているのと知らないのとでは戦略に変化が出てきます。
四:連絡ブッチはカチ込まれてもしゃーないと思え!
これが一番重要です。連絡ブッチは相手方からすれば「あなたの安否も分からない状況」ということになります。と言うか債権者はだいたい連絡ブッチだと見破っていますが、連絡しないと相手がどんどん攻撃の手を強めることになります。
それも、相手方は「連絡がつかなかったから仕方がなくこのような行動をとった」、と言えてしまうわけです。
つまり、最大の防御は攻撃。
連絡を密にとり、借金の支払いが遅れることをきちんと連絡しましょう。
伍:沈むか浮くかハッキリせえ!
多重債務の状況に陥ると人間の思考は普通、通常よりも動きが鈍くなります。
もっとひどい場合は思考停止状態に陥ります。それでも日々を何とか過ごしていくことはできますが、その状況が続くと、とても危険です。
なぜなら、結論を出さずそのままだらだらと生きていくと、状況は悪化するばかりだからです。
人間は食わないと生きていけません。借金の督促が激しくなると「食うこと」も、ままならなくなります。それならまず、沈むか、浮くか、かはっきりしましょう。
一回「浮く」と決めたのなら、様々な道があなたの前に開けてくるでしょう。