闇金被害は弁護士が介入することで解決に向かいます。
しかしよくあるパターンとして、闇金側から「弁護士などを介入させても無駄でしかない。俺らは弁護士が入っても必ず地獄の果てまで追いかける」などと言われることがあります。
↑と闇金「本気満師」がコメントしているとおり、実際のところ闇金側も弁護士が介入すると、すぐに手を引く傾向にあります。
しかし中にはイキり倒している闇金もおり、実際に弁護士介入後に嫌がらせを行うケースもあります。
そこで今回は闇金被害の弁護士介入後、どのような流れになるのか？本当に安全なのか？というテーマについて解説していきます。
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【実録】闇金被害・弁護士介入後の流れ
被害について弁護士を介入させた後の流れについて、今回は当サイトに情報をお寄せいただいた方のコメントや証言をもとにご紹介していきます。
ステップ1：本人宛の督促停止
まず、それまではあれほどしつこくやってきていた本人宛の督促が停止します。
督促自体が、闇金被害の当事者の心身を追い詰め、時には正常な判断を失わせるものでもあります。ですから、この変化は闇金被害からの脱却の大きなステップと言えます。
このように、とりあえず弁護士が介入した段階で手を引く闇金も数多くいます。一方で、一部の業者は、弁護士の介入なにするものぞとガン無視の方向で行動し続けることもありますが、基本的に無視でOKです。
闇金被害者の多くは、それまでの闇金による様々なムーブで心身ともに疲弊しているものです。弁護士介入後は、やり取りをすべて弁護士に任せる勢いで結構です。
ステップ2：弁護士と闇金のやり取り開始
本人宛の督促が停止した後は、弁護士と闇金が直接やり取りを開始します。
この時の闇金への交渉において、闇金に対して高圧的な対応を取る弁護士も中にはいますし、一見頼り甲斐がありそうに見えます。
しかし、高圧的な態度を取る弁護士は力でねじ伏せようとするだけの弁護士であり、無駄な禍根を残しがちです。結果的に闇金が採算度外視で、闇金被害者本人へ嫌がらせしてくるケースもみられます。
本当の意味で解決できる弁護士は、交渉力に優れており闇金ときちんと話ができる力の持ち主です。色々な意味できちんと介入できる弁護士のリストを当サイトで掲載していますので、ぜひ確認してみてください。
ステップ3：弁護士が和解を勝ち取る
闇金との和解が完了すると、弁護士がこの和解交渉において勝利を得たこととなります。
この段階までくると闇金側はおおむね戦意を喪失しており、特に本人宛に嫌がらせをしてくることはありません。
加えて、和解した後については、闇金側が本人宛に接触することが書面で禁止されることもあります。
そして、ここから先の防衛については、それぞれの弁護士にそれぞれの秘伝の方法のようなものがあります。つまり、弁護士によって対応はまちまちと考えてください。それぞれの弁護士のアドバイスを有効に活用しましょう。
ステップ4：2次被害等の確認・対処
全ての和解交渉が完了した後は、SNS上の情報チェックをはじめとした2次被害等の確認が行われるケースもあります。
このあたりの確認は自分でおこなっても結構ですし、弁護士にある程度チェックをお願いしても対応してくれるケースもあります。
そして、2次被害等が確認された場合は次の章で解説するような対策をとることになります。
弁護士介入後に想定される闇金の嫌がらせ集（対策可）
弁護士介入後に闇金からの嫌がらせがあるケースも、残念ながら存在します。
特に、大手の弁護士事務所の公式サイトなどでは「絶対に嫌がらせはない！」と書いているケースもあります。これを信用したくなる気持ちもよくわかります。
しかし、当サイトは良くも悪くもバカ正直なサイトなので、弁護士が介入した後に嫌がらせがあるケースについても、触れておこうと思います。
想定内1:SNSなどへの情報流出
よくあるのが、SNSなどで免許証やプライベートな画像の流出がなされるケースです。嫌がらせや報復、腹いせなどで行われるケースが多いものです。
しかし一般的に、弁護士がきちんと介入している案件では、このようなことは発生しづらいと考えて結構です。
ネット上への情報流出は、一度発生すると個人ではなかなか対応が難しいものです。万が一このような事態になってしまった場合でも、弁護士にさえ依頼していれば弁護士が適切に削除要請などの対応をとってくれます。
想定内2:ピザまたはデリバリーの配達
古き良き（？）時代から続く嫌がらせであり、時にはマンガや小説のギャグのネタにもなるようなものですが、現代でも定番の一つです。
ピザをはじめとしたデリバリー・出前の配達が大量に届くケースもみられます。
この嫌がらせは定番であるがゆえに、近隣住民に「この人は何か嫌がらせをされるようなことをしたのか？」などと思われてしまうのではないか、というようなプレッシャーを与える効果があります。
このような心理的な効果以外にも、デリバリーや店舗から損害賠償請求を求められるケースも存在するなど、色々な意味での嫌がらせとなるものです。ケースバイケースではありますが、発生時には速やかに弁護士に相談しましょう。
想定内3:職場への電話突撃（電凸）
弁護士介入後は原則として本人を含めた関係者への連絡は禁止されます。
しかし、イキリ闇金を中心に、職場に電話突撃、いわゆる電凸をして色々暴露するという大変はた迷惑なムーブに出るケースもみられます。
これについては、弁護士が口を酸っぱくして禁止してくれています。それでも中には突撃してしまうケースもあるという言い方の方が正しいといったところです。
電話突撃をされてしまった場合は可及的速やかに受任してくれている弁護士へ相談することが重要です。場合によっては、弁護士が職場の人たちに「この人はあくまで闇金という犯罪の被害者である」という話をしてくれるケースもあります。
【疑問】闇金問題:弁護士介入後は本当に安全？
闇金問題について弁護士の介入は本当に安全か？という話について、ここまでいくつかの根拠や内容について解説をしてきました。
しかし、それでもなお、この疑問が解消できていない人もいることでしょう。
ということでここでは、この疑問に対して一言ズバッと回答をしたいと思います。
まとめ
闇金被害は弁護士が介入した後、基本的には安全です。多くの闇金は、弁護士の介入を「引き際」と判断できるからです。
しかし中には勢い余って嫌がらせを行うケースもあります。
このような場合であっても、本当の意味で解決できる弁護士が味方についていることにより、適時適切な対応をとってもらえますので安心です。
このサイトでご紹介している弁護士の先生方は皆さん、闇金問題に習熟されている先生方ばかりです。（司法書士でも闇金に強ければOKです。）
まずは全国対応の先生を中心に、今あなたの力になってくれる弁護士の先生を探してみましょう。
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闇金トラブルに弁護士・司法書士が介入したら嫌がらせされる？
闇金トラブルに弁護士・司法書士が介入した後に、闇金業者が嫌がらせするケースはほとんどありません。
闇金トラブル解決後に嫌がらせがあったらどうすべき？
法的問題にできる可能性が高いため、弁護士・司法書士に再度相談しましょう。ただ、自身や周囲に影響がある場合があります。
闇金業者による嫌がらせってどんな手法がある？
闇金業者による嫌がらせには、「職場への本人確認」「家族への電話や接触」などがあげられます。また、過剰なまでの取り立て電話などもよくある手口です。
