結婚詐欺

婚活アプリを利用した詐欺に注意!多発する手口と回避法を紹介

婚活アプリを利用した詐欺に注意!多発する手口と回避法を紹介
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婚活アプリで知りあった相手が、詐欺師ではないかと不安を感じたことはありませんか。

婚活アプリは、簡単なプロフィールを登録するだけで手軽に異性と知り合えるというメリットがあります。くわしい身元を明かさないまま異性と交流できるため、アプリ内で詐欺師が紛れ込むケースが多発中です。

本記事では婚活アプリを利用した詐欺の多発する手口と回避法を紹介します。

婚活アプリを利用した詐欺が急増

婚活アプリを利用した詐欺が急増
近年、婚活アプリを利用した詐欺が急増中です。婚活アプリは写真と簡単なプロフィールのみで異性と知り合える反面、素性のわからない相手にだまされる詐欺の事例が多くみられます。

警察庁の調査では、令和6年上半期に詐欺に遭った男女のうち、男性35.7%、女性35.8%がマッチングアプリを通じて接触したことがわかっています。

婚活アプリを利用する際は詐欺の被害に遭う可能性があると理解し、トラブルを未然に防ぎましょう。

婚活アプリで多発する詐欺の手口

婚活アプリで多発する詐欺の手口
婚活アプリで多発する詐欺の手口は、以下のとおりです。

  • 結婚詐欺
  • 投資詐欺
  • デート商法
  • 業者の勧誘

詐欺師は婚活アプリで出会いを探すターゲットの好意を利用して、金銭をだましとろうとします。よくある詐欺の手口を理解し、被害を回避しましょう。

結婚詐欺

結婚詐欺とは、相手に対して結婚をにおわせ、金銭をだましとる犯罪です。

詐欺師は婚活アプリをつかってターゲットに接近し、結婚を前提とした交際をもちかけます。交際を重ね、被害者の信頼を得られた段階で怪しまれないような理由を伝え金銭を要求します。

交際相手を信用した被害者が金銭を渡したあと突然連絡がとれなくなり、そのまま姿をくらます手法は詐欺師の典型的な手口です。

婚活アプリから交際をはじめた相手から何度も金銭を要求されている場合は、詐欺師の可能性があるため注意してください。

投資詐欺

婚活アプリで出会った相手から勧誘され、投資詐欺に巻き込まれる被害も多くみられます。

詐欺師は、婚活アプリ上で投資の知識や経験が少ないユーザーを狙い、好意があるふりをして近づきます。

ターゲットに対して「二人の将来の結婚生活のための貯蓄になる」「必ずもうかる」といったあまい言葉をつかい、投資に誘う詐欺師が少なくありません。

被害者は詐欺師の言葉を信じ投資金を渡しますが利益を受けとることはなく、相手と連絡が途絶えてはじめて被害に気づきます。

婚活アプリで知りあって間もない相手から、あまい言葉で投資話を持ちかけられた際は、詐欺を疑いましょう。

デート商法

デート商法は、婚活アプリで知り合った相手に恋愛感情をいだかせたあと、商品やサービスを高額で売りつける詐欺の手口です。

詐欺師は婚活アプリで出会ったターゲットに好意をアピールして、デートを重ねます。被害者が詐欺師を恋人だと認識したころに高額な商品をすすめられ、購入に至ってしまう被害が報告されています。

高額な商品を契約したあとでも、クーリングオフや消費者契約法で解約できる可能性があるため、被害に気づいたらすみやかに対処してください。

業者の勧誘

婚活アプリでは、一般人をよそおった詐欺業者から勧誘をうけるリスクが潜んでいます。

詐欺師は高額商品を売りつけたり、宗教や風俗店へ勧誘したりするためのターゲットを獲得する目的で婚活アプリに参加しています。

偽の好意を示してターゲットを信用させたあと、高額商品の購入や悪質な事業への参加をうながす手口は詐欺師の常套手段です。

婚活アプリで出会った相手から、高額な商品の購入やあやしい事業への参加をすすめられた場合、詐欺業者の可能性があるため警戒しましょう。

婚活アプリでの詐欺の被害事例

婚活アプリでの詐欺の被害事例
詐欺の被害に遭った女性は、婚活アプリで有名企業につとめている30代の男性と知り合い、結婚を前提に交際を開始しました。

「会社の積み立てをおろして、あとでまとめて支払う」という男性の言葉を信じた女性は、挙式の前金や指輪代などをすべてクレジットカードで支払いました。挙式の日にちが近づくにつれ男性の態度が変わり、結婚式の延期を余儀なくされます。

最終的に男性からLINEをブロックされ連絡がとれなくなったため、女性は結婚詐欺を疑い、弁護士に相談しました。

被害に遭った女性は裁判を起こし、犯人側の弁護士から200万円での示談の申し出があったため和解しています。

婚活アプリで詐欺を避けるためのポイント

婚活アプリで詐欺を避けるためのポイント
婚活アプリで詐欺を避けるためのポイントは、以下のとおりです。

  • 個人情報をすぐに教えない
  • 第三者に会わせたがる相手には警戒する
  • 外部ツールへの誘導は断る
  • 金銭を要求されても渡さない
  • 相手とのやりとりは記録しておく

結婚する意志や好意を示してくる相手であっても、安易に信用することは危険です。詐欺行為をおこなう悪質な婚活アプリユーザーに警戒し、被害を未然に防ぎましょう。

個人情報をすぐに教えない

婚活アプリで知り合った相手による詐欺被害を防ぐには、個人情報をすぐに教えないことが大切です。

相手が詐欺師であった場合は、渡した個人情報からSNSアカウントの乗っ取りや、クレジットカードを不正に利用されるリスクがあります。

知り合ってはやい段階で経済状況を探ってくる相手は、詐欺のターゲットとして金銭をだましとれる人物か確認している可能性があります。

相手が信頼に値する人物であると確認できるまでは、プライベートな個人情報を気軽に共有しないように気をつけましょう。

第三者に会わせたがる相手には警戒する

婚活アプリにおいて、すぐに第三者に会わせようとする相手は詐欺師である可能性が高いため注意が必要です。

婚活アプリで知りあった相手に知人や友達に会ってほしいと言われ、指定されたお店にいくと高額な商品の購入をすすめられる場合があります。

マルチ商法の勧誘としてよくつかわれる手口の一つです。

被害者の中には詐欺師たちに高額な商材の契約を強くすすめられ、言われるがままに契約してしまうケースもあります。

よく知らない相手からの知人の紹介は、商品の勧誘を目的とした可能性があるため、安易に応じないようにしましょう。

外部ツールへの誘導は断る

婚活アプリで知り合った相手から外部ツールに誘導された場合は、断ることで詐欺被害の回避が可能です。

犯人は、婚活アプリの運営元に詐欺行為がバレることを恐れ、ターゲットと知り合ってはやい段階で外部ツールへ誘導しようとします。

婚活アプリの中には、規約で外部のサービスへの誘導を禁止しているケースもあります。婚活アプリの規約への違反行為があればすぐにアプリ運営に報告し、詐欺師の勧誘には反応しないことが大切です。

金銭を要求されても渡さない

婚活アプリで知り合った相手から金銭を要求された際は、毅然とした態度で断りましょう。

詐欺師は、結婚を望むユーザーの心理につけ込み、好意があるフリをして接近してきます。交際してからすぐにお金を求めることはせず、被害者と関係を築いてから金銭を要求する手口が多くみられます。

「借金を返したい」「事業を始めるので資金を出して欲しい」と理由をつけて金銭を求めてくる相手は詐欺師である可能性があるため、けっして応じないでください。

相手とのやりとりは記録しておく

婚活アプリで知り合った相手とのやりとりを記録しておくことは、詐欺被害に遭った際に証拠の確保につながります。詐欺師は逮捕や訴訟をおそれて、身元を特定されないために婚活アプリやLINEのアカウントを削除して行方をくらまそうとします。

詐欺師がアカウントやメッセージのやりとりを削除してしまうと、被害の証拠が消えてしまうため注意が必要です。

相手の言動を不審に感じた際は、やりとりをスクリーンショットして記録しておき、犯行の証拠を記録しておきましょう。

婚活アプリで詐欺の被害に遭った際の対処法

婚活アプリで詐欺の被害に遭った際の対処法
婚活アプリで詐欺の被害に遭った際の対処法は以下の4つです。

  • マッチングアプリの運営に通報する
  • 警察に被害届を出す
  • 弁護士に相談する
  • 調査会社に依頼する

婚活アプリで詐欺の被害に遭った際の対処法と相談先を理解し、すみやかに解決に向けた行動をとりましょう。

マッチングアプリの運営に通報する

婚活アプリの運営に通報することは、詐欺被害に遭った際に検討すべき手段の一つです。

マッチングアプリの運営元は、ユーザーの安全を守るために通報されたアカウントが詐欺であると判断した場合、停止や強制退会の措置をとります。

詐欺師の手口を通報すれば、他の利用者が犯罪の被害者となるケースを防ぐ助けにもなります。

運営に通報すると、アプリ上で犯人とやりとりした履歴が消えてしまうため、事前にスクリーンショットをして保存しましょう。

警察に被害届を出す

婚活アプリで詐欺に気づいたら、警察に相談し被害届を出すことも検討してください。被害届が受理された際は、捜査がはじまり、犯人を逮捕できるかもしれません。

警察に相談する際には、婚活アプリでのやりとりや被害に遭った経緯、金銭の振込先などをまとめて準備しておくとスムーズです。

被害届は、警察署に提出でき24時間365日受け付けています。

電話の場合は、警察相談専用電話「#9110」にかけることで、解決に向けた具体的なアドバイスを受けられます。相談は、警視庁ホームページのフォームからも可能です。

弁護士に相談する

婚活アプリで詐欺被害に遭った際、弁護士も相談先の一つです。

弁護士は法律の専門家であり、法的な手続きを被害者の代理としておこなうことができます。弁護士の交渉により、訴訟をおそれた犯人が示談を申し出る可能性があるため、失った資金の返還が早まるケースもあります。

詐欺被害の内容や流れを証拠としてまとめておくと弁護士への相談がスムーズに進むはずです。

婚活アプリで詐欺に遭った際は、法律の専門家である弁護士の支援をうけ、被害の拡大を防ぎましょう。

調査会社に依頼する

婚活アプリで詐欺被害に遭った場合、調査会社に依頼すると犯罪の証拠をすみやかに確保できるため効果的です。

専門的なノウハウを活かした尾行や張り込みなどの方法をつかい、調査員が詐欺被害の証拠をつかみます。2人のやりとりや詐欺師の個人情報などの些細な手がかりから犯人を特定するための情報を集めます。

調査会社が収集したたしかな証拠や情報があれば、警察や弁護士への相談もスムーズに進むでしょう。

返金請求をする際も、詐欺被害に遭った証拠の提示が必要になるため、調査会社への相談を推奨します。

婚活アプリでの詐欺被害にお困りなら当事務所へ

婚活アプリでの詐欺被害にお困りなら当事務所へ
婚活アプリの詐欺被害で困っている方は、東京中央信用調査へご相談ください。

当事務所は、婚活アプリをつかった詐欺の対応実績が豊富な調査員が、法的な手続きに必要な証拠収集をすみやかにおこないます。詐欺師が姿をくらましてしまった場合でも、被害状況に合わせた解決策の提示が可能です。

婚活アプリを通して会った相手が詐欺師ではないかと不安をいだいている方は、相談することにより被害状況の整理ができるでしょう。

初回30分の相談は無料で受け付けています。まずは気軽に当事務所へご相談ください。

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