結婚詐欺

結婚詐欺で負った借金は返済が必要?減額するための方法と相談先

結婚詐欺で負った借金は返済が必要?減額するための方法と相談先
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結婚詐欺師にだまされ借金を負ってしまい、お困りではありませんか。

詐欺の被害が原因で負った借金を返済しないままでいると、利子がつき負債の額が増えたり、ブラックリストに載ったりするおそれがあります。

本記事では、借金を減額しながら犯人に返金を求める方法と詐欺に遭った際の相談先について解説します。

結婚詐欺とは

結婚詐欺とは
結婚詐欺は、入籍するかのようにみせかけてお金をだましとる犯罪です。

結婚詐欺の成立要件は以下のとおりです。

  • 詐欺師が相手をだます意思があった
  • 被害者が詐欺師の嘘を信じてだまされた
  • 被害者が勘違いして詐欺師にお金を渡した

犯人が結婚をほのめかし、理由をつけて相手からお金をだましとった場合は詐欺罪が成立します。

結婚詐欺で負った借金は返済が必要?

結婚詐欺で負った借金は返済が必要?
結婚詐欺師にだまされ借金を負ってしまった場合でも、返済する必要があります。

借金をした理由によってお金を借りた事実が無効と判断されてしまえば、貸金業者の存続がむずかしくなるためです。

詐欺師に返金を求めるためには、被害をあきらかにする証拠や犯人の身元を突き止める必要があり、手間と時間がかかります。

詐欺の被害でだまされて借金を負った場合は、犯人に返金を求めながら借りたお金を減額する方法をとりましょう。

結婚詐欺で負った借金を減額させる方法

結婚詐欺で負った借金を減額させる方法
結婚詐欺被害でつくった借金を減額させるには、債務整理をおこなう必要があります。

借金を減らすための債務整理の方法は、以下の3つです。

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

債務整理をおこなうとブラックリストに登録され、5〜7年間クレジットカードの発行や新たな借り入れができないため注意してください。

任意整理

結婚詐欺に遭い負ってしまった借金を減らす方法に、任意整理があげられます。

任意整理とは、債権者と交渉し利息のカットや長期な分割払いをおこない、借金を返しやすくする手続きです。任意整理の特徴は以下のとおりです。

  • 利息や遅延損害金がカットされる
  • 3〜5年の分割払いで元本のみの返済となる
  • 任意整理をする借入先を選べる
  • 裁判所をとおさず手続きができる
  • 元本は減らない

債務整理のなかで任意整理のみ裁判所をとおす必要がないため、利用しやすい手続きといえるでしょう。

個人再生

個人再生は結婚詐欺の被害で負ってしまった借金を減らす方法といえます。

個人再生の手続きをおこなえば、お金を返すことが困難になった場合でも借金の総額を大幅に減らして返済できます。個人再生の特徴は以下のとおりです。

  • 借金の元本が5分の1〜10分の1にカットされる
  • 借金の一部を3〜5年で支払い、のこりは免除される
  • 車や住宅を手放さずに手続きできるケースがある
  • 裁判所をとおした複雑な手続きのため、費用と時間がかかる
  • 国が発行する官報に名前や住所が載る

メリットとデメリットを比較して、個人再生の手続きが自分にとって最適な方法であるか検討してください。

自己破産

結婚詐欺で負った借金を減らせる方法に自己破産があります。

自己破産とは、裁判所に申し立てて支払いが不能であるとみなされた場合に、すべての借金を免除してもらう手続きです。自己破産の特徴は以下のとおりです。

  • 借金がすべて免除される
  • 最低限度の生活をおくるための財産はのこせる
  • 車や家は取り上げられる
  • 職業や資格が制限されるケースがある
  • 保証人が借金を一括で返済する必要がある

自己破産のメリットは大きいですが、利用する際のデメリットも同時に理解し、後悔しない選択をとる必要があります。

結婚詐欺師に返金を求める方法

結婚詐欺師に返金を求める方法
結婚詐欺師に返金を求めて借金を返す方法は以下の3つです。

  • 刑事告訴をする
  • 損害賠償を請求する
  • 慰謝料請求の手続きをとる

詐欺師に返金を求める方法を確かめ、法的な手続きをおこなったうえで被害の回復をめざしてください。状況によって公的な機関への依頼もかんがえましょう。

刑事告訴をする

結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返す方法の1つに、刑事告訴があげられます。刑事告訴された犯人は起訴を逃れたり刑をかるくしたりするために、返金に応じるケースがあるためです。

刑事告訴をするには警察に告訴状を提出する必要があります。告訴状をだすことで警察の捜査がはじまり、犯人の逮捕が期待できます。

告訴状を警察に受け入れてもらうには、詐欺をあきらかにする証拠をあつめなければいけないため、事前に準備をしておきましょう。

損害賠償を請求する

損害賠償の請求は、結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返すための重要な方法といえます。詐欺師に内容証明を送ることで、任意で損害賠償の支払いを求められるためです。

犯人が賠償金を支払わなければ、第三者を介して調停での話し合いが可能です。詐欺師が損害賠償の請求に応じない場合は、最後の手段として裁判で訴訟を起こし、強制執行の手続きをおこないます。

裁判では、犯人が被害者からお金をだましとった事実を証明しなければならず、証拠をあつめることが必要であると理解しておきましょう。

慰謝料請求の手続きをとる

結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返す際に、慰謝料請求の手続きをとる方法もあげられます。

結婚を約束した相手から正当な理由なしに婚約の破棄をされた場合は、慰謝料の請求が可能です。証拠があつめられず結婚詐欺を立証できない場合でも、婚約破棄を理由として慰謝料請求の手続きをおこない、お金をとりもどせる可能性があります。

被害の状況から婚約破棄といえるケースであるかの判断は、弁護士にまかせられます。弁護士に依頼する際は、婚約をしていた証拠をできるだけあつめてから相談してください。

結婚詐欺師に返金を求める際に必要な情報

結婚詐欺師に返金を求める際に必要な情報
結婚詐欺で負った借金の返金を求める際に必要な情報は以下の4つです。

  • 詐欺師の居場所
  • 婚約していた証拠
  • お金を借りた理由が虚偽である証明
  • 金額的な被害が発生していた記録

詐欺師に返金を求める際に必要な情報を理解して、一刻もはやい被害の回復をめざしましょう。

詐欺師の居場所

犯人の居場所は、結婚詐欺で負った借金の返金を求める際に必要な情報です。

詐欺師を訴える際に裁判所へ提出する訴状には、犯人の名前と住所をかならず記入しなければなりません。犯人に対して裁判がはじまったことを知らせるために、詐欺師の住所を特定する必要もあります。

詐欺師は被害者と交際中も身元を知られないよう隠しとおすため、個人で居場所を特定することはむずかしいケースが多くみられます。詐欺師の居場所を特定したい際は、身元調査のプロである探偵への依頼を検討しましょう。

婚約していた証拠

結婚詐欺でつくった借金の返金を求めたい際の大切なポイントは、婚約していた証拠があることです。結婚を約束していた証拠があれば、婚約破棄を理由にして詐欺師に慰謝料の請求ができます。

2人が婚約をしていたと証明できる証拠は以下のとおりです。

  • 結婚指輪を購入したレシート
  • 結婚式場の予約
  • 両親や友人への婚約の報告
  • 結婚の意思が確認できるやりとり

慰謝料を求める場合は、被害者の思い込みではなく、詐欺師から結婚の約束があったことをあきらかにできる証拠をあつめましょう。

お金を借りた理由が虚偽である証明

お金を借りた理由が嘘であるという証明は、結婚詐欺で負った借金の返金を求める際に必要です。被害者からお金を借りた理由が嘘であった証拠は、結婚詐欺を立件できる重要な情報です。

交際中の会話やメッセージでのやりとりをのこしておき、相手の話に矛盾している点がないか確かめましょう。

被害者自身で詐欺師の嘘をあばき、真実をあきらかにするには労力と時間が必要です。

調査のプロである探偵の力を借りることで、自身ではあつめられなかった情報や事実にたどりつく可能性を高められます。

金銭的な被害が発生していた記録

金銭的な被害が発生していた記録は、結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返す際に重要です。金銭的な被害があったという証明は、返金を求める手続きや裁判の際に、有力な証拠となります。

証拠としてみとめられる記録は以下のとおりです。

  • お金の貸し借りがわかるLINEやメール
  • 詐欺師の口座への振り込みがわかる記録
  • クレジットカードの明細書
  • 借用書

相手から金銭を求められた際は、交際解消後のトラブルを防ぐためにもやりとりを記録し、かならず保存しておきましょう。

結婚詐欺師に返金を求める際の相談先

結婚詐欺師に返金を求める際の相談先
結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返す際の相談先は以下のとおりです。

  • 警察
  • 弁護士
  • 探偵

専門機関に相談しサポートを受けることは、被害回復のためにかかせない手段です。

結婚詐欺に遭ったときづいたら1人でかかえ込まずに、すみやかに専門機関へ相談しましょう。

警察

結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返す際の相談先として、警察があげられます。

警察に相談し被害届をだし、犯罪としてみとめられたケースであれば事件の捜査が可能です。被害届を受け入れてもらうためには、詐欺の証拠や犯人の身元情報をつかんでいなければなりません。必要な情報を事前にあつめてから、警察に被害届をだすようにしましょう。

詐欺の被害に遭って対処法を悩んでいる場合も、警察相談専用電話に問い合わせアドバイスを受けることで、解決にちかづきます。

弁護士

証拠をあつめて弁護士に相談すれば、結婚詐欺で負った借金の返金を求めることが可能です。

弁護士は被害者を代行して詐欺師への返金や示談の交渉などのサポートやアドバイスなどをおこないます。法律の知識がなくとも、専門的な手続きを弁護士にまかせることで、安心して裁判を進められるはずです。

犯罪をあきらかにするたしかな証拠がなければ、弁護士に依頼しても詐欺師を訴えられません。できるかぎり多くの証拠をあつめるために、自身での収集がむずかしいケースでは探偵への依頼をおすすめします。

探偵

結婚詐欺師に返金を求めながら借金を返したい場合は、探偵へ相談しましょう。

探偵は尾行や張り込みなどをつかい、素人ではあつめることがむずかしい詐欺の証拠をすみやかに収集する調査のプロです。第三者からみてもみとめられる詐欺の証明は、相手を訴える際に有力な証拠となり、犯人からお金をとりもどす可能性を高めます。

警察や弁護士に相談する際にも、犯人がついた嘘や身元をあきらかにしておくとスムーズにすすみます。

結婚詐欺師はたくみに素性を隠し交際するため、被害者自身で証拠をあつめることは至難の技です。詐欺師に返金を求める際は、十分な証拠をもって、有利な立場で交渉を進めましょう。

結婚詐欺で借金を負ったら東京中央信用調査へ

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結婚詐欺師にだまされ借金を負ってしまった方は、東京中央信用調査へご相談ください。

東京中央信用調査には、結婚詐欺の調査経験が豊富な人材が在籍しています。

詐欺師に返金を求め借金を返すためには、減額する方法をとりながらすみやかに証拠をあつめ、犯人を訴えることが必要です。東京中央信用調査のリサーチ力と専門的なノウハウをもって、被害の回復をめざします。

お問い合わせはLINEやメール、電話でも受けつけており、初回30分間の相談は無料です。結婚詐欺に遭い、お困りであれば東京中央信用調査の利用を検討してください。

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