投資詐欺に強い弁護士の特徴4選！依頼するメリットや回収までの流れ

投資詐欺に遭ったときに、どう行動すれば被害金を回収できるでしょうか。

詐欺師から返金してもらうには、投資詐欺に強い弁護士へ相談することです。

詐欺は誰もが被害に遭う可能性があります。慌てず行動するために、投資詐欺に強い弁護士の特徴やメリット、回収までの流れを詳しく解説します。

投資詐欺に強い弁護士の特徴4選

投資詐欺に強い弁護士の特徴は、以下の4つです。被害に遭ったときは、投資詐欺に強い弁護士に依頼することで、被害金を回収できる確率が高くなります。

順番に説明していきます。

特徴1：投資詐欺事件に尽力している

投資詐欺に強い弁護士の特徴は、詐欺事件に尽力していることです。

弁護士は刑事事件だけでなく、交通事故の損害賠償や離婚裁判などの民事事件も取り扱っています。案件にはそれぞれ専門性があるため、過去に詐欺事件を担当したことのある弁護士に依頼することが大切です。尽力経験のある弁護士であれば、的確な対応が期待できるでしょう。

特徴2：投資詐欺事件の解決実績が豊富である

投資詐欺に強い弁護士は、解決実績が豊富です。

詐欺に遭った場合、投資詐欺の手口や被害金額、加害者が罪を認めたかどうかによって回収方法が大きく変わります。

解決経験の多い弁護士であれば、被害者のケースに合わせた対応が迅速にできるでしょう。

特徴3：投資詐欺の法律や解決方法を熟知している

投資詐欺に強い弁護士は、法律や多様な解決方法を熟知していることも特徴の1つです。

詐欺被害は年々巧妙化しています。法律やさまざまな解決方法を熟知している弁護士であれば、あらゆる手口でも被害金の請求方法を多角的にとらえられるでしょう。

安心して弁護を受けるためには、投資詐欺の法律に詳しく、幅広い解決方法を熟知している弁護士に依頼することが重要です。

特徴4：投資詐欺に強い専門チームが在籍している

大手の法律事務所では、投資詐欺に強い弁護士やスタッフを募り、専門チームを配置しているケースがあります。

弁護士や専門スタッフは、あらゆる経験から投資詐欺についての知識や経験が豊富です。

さまざまな事例に冷静に対応ができるため、被害金を回収できる確率が高まります。

投資詐欺に強い弁護士に依頼するメリット

投資詐欺に強い弁護士に依頼するメリットは5つあります。

投資詐欺に遭ってしまった場合は、悩まず弁護士に相談するようにしましょう。

詳しく解説していきます。

メリット1：被害金を回収できるか判断してもらえる

詐欺被害に強い弁護士に依頼することで、被害金の回収が可能か判断できます。

投資詐欺で被害に遭った場合、騙されたお金を回収できるかが最も気になるところです。

詐欺被害に遭うと、気が動転し精神的に不安になるでしょう。弁護士から返金がどの程度可能なのかの見通しやアドバイスをもらうことで、安心感を得られます。

メリット2：返金請求の対象者を特定できる

投資詐欺に強い弁護士に依頼すると、返金請求の対象者を特定できることが強みです。

被害者が詐欺に関する情報や資料から、加害者を突きとめることは困難です。しかし、弁護士は官公庁や団体、企業などが保有する資料や情報の開示を依頼できるため、加害者の特定ができます。

加害者を探すには、個人で時間をかけるよりも弁護士に依頼することが近道でしょう。

メリット3：請求手続きの代行を依頼できる

弁護士に依頼を行えば、被害金請求手続きの代行がすべて可能です。

請求手続きにはさまざまな方法があり、加害者の対応によって異なります。被害者が加害者に連絡し、返金の請求手続きを行うことはかなり難しいでしょう。連絡をとったことで脅迫をうけるといったケースもあります。

詐欺事件に強い弁護士に依頼を行えば、被害者にとって精神面の安定や恐怖心の軽減につながるでしょう。

メリット4：加害者が返金に応じやすくなる

弁護士を通して返金請求を行えば、加害者へ心理的不安を与えられ、返金される確率が上がります。

返金に応じない場合は、告訴や訴訟、振り込め詐欺救済法などの措置を取ることになるでしょう。加害者は、措置を恐れて任意で請求に応じる可能性が高くなります。

メリット5：法的措置で被害金の返金請求を行える

弁護士に依頼することで、法的措置で被害金の返金請求を行えます。

加害者が被害金額の返金に応じない場合は法的措置を考えましょう。投資詐欺に強い弁護士に依頼すれば、迅速に正確な対応が期待できます。

投資詐欺における弁護士依頼から回収手順

詐欺が発覚してから、被害金を回収する手順は以下の5つです。

順番に説明していきます。

手順1：弁護士に依頼を行う

騙されたと思ったら、早急に投資詐欺に強い弁護士へ相談しましょう。

弁護士への依頼が遅いと、被害金を回収できる可能性が低くなります。疑惑の段階でも相談することが大切です。

相談する弁護士選びで悩むときは、複数の事務所にサポート内容を聞いたり、見積もりをもらったりして検討しましょう。依頼先の弁護士が決まると委任契約を結びます。内容や報酬の取り決めに相違がないか確認してください。

手順2：情報収集し加害者の現状を調査する

被害金を回収するためには、加害者の資料や情報が必要です。

加害者の氏名や住所、勤務先や預金口座などの情報は大きな手がかりとなります。投資内容の記載されたパンフレットやチラシ、名刺、投資詐欺の契約書も弁護士に提示しましょう。

投資詐欺は、被害者が大勢いるケースが多いです。業者名や投資対象者がわかる場合はインターネットで検索し、詐欺の被害者を募ることで、さらに情報を得られる可能性があります。

手順3：振り込め詐欺救済法を活用し回収を行う

詐欺の被害に遭ったら、振り込め詐欺救済法を活用し救済申請をします。

振り込め詐欺救済法とは、被害者に対し被害回復を定めた法律です。被害金の支払いのため、利用された口座の凍結・被害回復分配金の支払い手続きをします。

注意点は、加害者が口座からお金を引き出すと救済が受けられないことです。被害が発覚したら、直ちに金融機関にも連絡を入れましょう。

引用：犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律｜法令検索

手順4：投資詐欺の被害金を請求する

詐欺相手に、直接被害金を請求する内容証明郵便という方法があります。

内容証明郵便は、「いつ、誰が誰に対し、どのような文書を送ったか」を証明する日本郵便のサービスです。内容証明には法的効力はありません。督促した証拠になったり、債権の時効を6カ月猶予できたりするメリットがあります。

手順5：訴訟を起こし回収を行う

加害者が任意の返金に応じない場合は、訴訟を起こし回収を行いましょう。

訴訟には、一般的な通常訴訟と、被害額が60万円以下の場合に適応となる少額訴訟があります。訴訟を起こす場合は、加害者の情報や確実な立証が必要です。訴訟を有利に進めるには、投資詐欺の経験が豊富な弁護士へ依頼しましょう。

被害金を回収するなら投資詐欺に強い弁護士に相談しよう

今回は以下3点について解説を行いました。

詐欺に遭ったときは一人で解決することは非常に困難です。投資詐欺に強い弁護士に相談を行えば、迅速かつ的確なアドバイスやサポートを受けられます。

詐欺の疑惑があれば、迷わず投資詐欺に強い弁護士に相談してください。