アンリミテッドアフィリエイト3.0は怪しい？レビューを見て詐欺商材に注意しよう

アンリミテッドアフィリエイト3.0は、アフィリエイトのノウハウが詰め込まれた情報商材です。購入者の数や肯定的なレビューが多い点が特徴ですが、安全な情報商材とは断定できません。

本記事では、アンリミテッドアフィリエイト3.0の概要や販売会社の情報から、商材の安全性や詐欺との関連性を検討します。情報商材詐欺被害の相談先についても解説します。

アンリミテッドアフィリエイト3.0とは

アンリミテッドアフィリエイト3.0とは、「初心者でも月収100万円を稼ぐ」をテーマに制作された情報商材です。

2010年から2021年にかけて4度のリニューアルを行い、2024年6月時点でも販売が続くロングセラー商品です。アンリミテッドアフィリエイト3.0を購入したユーザーは、リニューアルのたびに無償で最新版を入手できます。

教材の内容

アンリミテッドアフィリエイト3.0の内容は、大きく分けて以下の9点です。

アフィリエイト初心者がブログやSNS、メルマガから稼げるようになるためのノウハウを細かく解説しており、非常にボリュームがあります。

ホームページでは、パソコン初心者でも安心して実践できる点を強みとして推しています。

販売会社

アンリミテッドアフィリエイト3.0のホームページの特定商取引法に基づく表記によると、販売会社の概要は、以下の表のとおりです。

販売会社	株式会社Mithril
責任者	小林 憲史
ホームページ	http://www.unlimited-affiliate.jp
住所	岡山県岡山市北区富田町1丁目8-8 エグゼビル2F-B号室
電話番号	086-239-3032
メールアドレス	[email protected]

情報商材詐欺では、販売会社の概要や実態が不明であるケースが見られます。一方、会社概要が明らかであっても、詐欺の可能性がゼロではない点には注意が必要です。

レビュー

アンリミテッドアフィリエイト3.0は、肯定的なレビュー記事が多数見られましたが、以下の点に注意が必要です。

情報商材を扱う記事やブログでは、アフィリエイターが商品を売りつけるために高評価な口コミを記載するケースがあります。内容の薄い情報商材を高額で販売するアフィリエイト詐欺の可能性も否定できません。

情報商材で損をしないためには肯定的なレビューを鵜呑みにせず、本当に必要かを検討したうえで購入する必要があります。

アンリミテッドアフィリエイト3.0が詐欺を疑われる理由

アンリミテッドアフィリエイト3.0と情報商材詐欺の関連性について、以下の4点から検討します。

アンリミテッドアフィリエイト3.0が詐欺であると断定できる情報や証拠はありません。ただし、悪質なアフィリエイターや業者による詐欺が横行している点から、情報商材の購入前に安全性を確認することが重要です。

販売ページが怪しい

販売ページの内容が怪しい点は、アンリミテッドアフィリエイト3.0が詐欺である可能性を助長させています。具体的な怪しい点は、以下のとおりです。

「いつ販売終了してもおかしくない」「教材を入手できなかったことによるリスクは自己責任」など、購入を促す文章に不信感を覚えます。「商材購入後の返金は一切しない」という文章も、不審点の1つです。

情報商材の購入を焦らせたり、稼げることを強調したりすることは、アフィリエイト詐欺師が使用する典型的な手口であるため注意しましょう。

すぐに成果を得られない

アフィリエイトの性質上、アンリミテッドアフィリエイト3.0を購入しても、すぐに成果を得られません。アフィリエイトは、以下の流れで報酬を得る仕組みであるため、成果が出るまでに時間や労力がかかります。

すぐに成果を得られない点と詐欺の可能性に直接的な関係はありませんが、失敗するリスクを考慮すると、購入の判断は慎重に行うべきです。

挫折しやすい

アンリミテッドアフィリエイト3.0は、2,000ページ以上のボリュームがあることから、以下の可能性があります。

ページ数を多くすることでユーザーの挫折を誘い、「買ったけど失敗した」と思わせて詐欺を悟らせないことが狙いであると想定できます。

実際、アンリミテッドアフィリエイト3.0は「初心者でも稼げる」と謳っており、基本的な内容ばかりで読みにくいというレビューが寄せられていました。

個別サポートがない

ホームページでアンリミテッドアフィリエイト3.0を購入しても、個別サポートを受けられない点は、不審感があります。

アンリミテッドアフィリエイト3.0は、購入者限定でアフィリエイト権利を得られるシステムを導入しており、販売するごとに紹介者に報酬が支払われます。購入者は、アフィリエイターが独自で実施している特典の内容のみでしか個別サポートが受けられない仕組みです。

公式から個別サポートが受けられない点や、アフィリエイト権利のシステム導入は、マルチ商法を彷彿とさせるため不信感が募ります。

アンリミテッドアフィリエイト3.0が向いていない人

アンリミテッドアフィリエイト3.0が向いていない人は、以下のとおりです。

アフィリエイトは必ず成功するとは限らないビジネスです。独学せずに「商材を買えばなんとかなる」という思考では、失敗に終わる可能性が非常に高いでしょう。

お金が欲しいだけであれば、ほかに効率よく稼げる仕事や副業が数多く存在します。「初心者でも稼げる」「収入〇億を目指せる」といった謳い文句を鵜呑みにせず、ほかの選択肢を検討したほうが失敗のリスクを軽減できます。

情報商材詐欺に遭わないための対策

情報商材詐欺に遭わないための対策法は、以下の2点です。

アンリミテッドアフィリエイト3.0をはじめとした情報商材の購入では、目先の利益にとらわれないことが詐欺に遭う確率を低下させます。対策法をしっかりと押さえ、被害を未然に防ぎましょう。

悪質な広告に惑わされない

悪質な広告に惑わされないことが、情報商材詐欺から被害を防ぐ対策の1つです。以下のような文言を使用しているケースは、情報商材詐欺の可能性が高いといえます。

詐欺師は「お金を稼ぎたい」というユーザーの心理を悪用し、情報商材を購入させようと企てます。冷静に考えると、簡単に稼ぎを得る方法は存在しないことはわかるため、詐欺師の誘惑に騙されないことが重要です。

商材を売りたいだけのアフィリエイターの存在からも、肯定的なレビューのみを鵜呑みにした購入は危険であるという認識を持ちましょう。

本当に必要かを考える

以下を参考に、情報商材が本当に必要か考えることも詐欺対策のポイントです。

すべて実行したうえでさらに情報が欲しい場合は、商材を購入する理由になります。

情報商材は、非常に有益なものから中身がまったくない詐欺的なものまで千差万別です。「とりあえず商材を買えば上手くいくかも」と簡単に購入してしまうと、失敗したり詐欺に遭ったりするリスクが高まります。

商材購入は最終手段だと認識し、まずは自分で情報収集するとよいでしょう。

情報商材詐欺に遭った際の相談先

アンリミテッドアフィリエイト3.0のような情報商材で、詐欺被害に遭った際の相談先は、以下のとおりです。

被害内容や解決方法によって、相談に適した相手が異なります。詐欺業者が姿を消す可能性があるため、被害後はすみやかな相談を心がけましょう。

消費生活センター

消費生活センターは、事業者と消費者の間で、以下のようなトラブルが生じた際の相談機関です。

アンリミテッドアフィリエイト3.0をはじめとした情報商材に関する詐欺の相談も可能で、専門員がしっかりとアドバイスをしてくれます。

自身が詐欺に遭っているかの客観的な判断や、適切な対処法を知りたい場合は、積極的に消費生活センターに相談するとよいでしょう。被害状況や希望する解決方法に応じて、相談すべき機関や相手を提示してくれます。

弁護士・司法書士

弁護士や司法書士は、詐欺の被害金を取り戻すために相談する相手です。

司法書士は訴額140万円までの訴訟の代行ができ、弁護士はすべての法律事務の代理を務められます。被害金額の大きさや訴訟の必要性に応じて、相談相手を選択するとよいでしょう。

弁護士や司法書士へは、アンリミテッドアフィリエイト3.0のような詐欺かどうかわからないケースでも、問題なく相談可能です。無料相談に申し込み、詐欺にあたるケースであるかや、返金の可否について質問することをおすすめします。

相談時は情報商材詐欺に強い先生を探し、返金手続きのアドバイスや法律事務の代理を依頼すると効果的です。

情報商材詐欺が疑われる際は専門家に相談を

アンリミテッドアフィリエイト3.0をはじめとした情報商材で詐欺に遭った際は、専門家へ相談しましょう。

情報商材販売業者が詐欺師の場合、お金を騙し取った途端に姿をくらましたり、返金を呼びかけても応じてくれなかったりする可能性があります。スムーズな被害回復には、詐欺を自覚したあとすみやかに専門家へ相談する姿勢が重要です。