WhatsAppというアプリがあります。日本ではあまり使われておらず耳慣れないアプリ名でもあります。
こちらのアプリは日本でいうLINEのようなもので、海外ではこちらのメッセージアプリを使ってやり取りをすることが多いのです。
このWhatsAppをインストールしている日本人の方に向けて海外の美女からメッセージが突然来ることがあります。
この場合、ターゲットを探してランダムにメッセージを送付している可能性があります。
そこで今回はWhatsAppで美女からメッセージが来たら詐欺なのか?といったテーマで、詐欺師の見分け方や実際にWhatsAppを中心として詐欺被害にあってしまった場合の対処法についてもご紹介していきます。
ご注意ください
マッチングアプリやSNSなどを通じた詐欺被害が拡大中のロマンス詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」とお悩みの方は、投資詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決できる可能性があります。
恋愛ロマンス詐欺の危険性とは?個人情報流出リスクも
【結論】WhatsApp詐欺被害は弁護士や調査会社に相談しましょう
結論としてWhatsAppを利用した詐欺は、日本国内でWhatsAppをそもそも理解していない人も多く、また状況も大変複雑な可能性があります。
よってWhatsAppでお金が絡む詐欺の被害にあってしまった場合は恋愛ロマンス詐欺や海外詐欺各種の解決実績のある弁護士や、海外を含めた各種情報調査・ネットワークを介した人物追跡に長けている調査会社に相談し、被害の回復に向けて行動を起こしていくことが重要です。
具体的にWhatsApp詐欺被害を相談できる弁護士や調査会社のリストはこちらからご覧いただけます。
whatsapp詐欺の事例
それではWhatsApp詐欺の事例についてまずは解説していきます。ここでは海外のコミュニティサイトや情報リソースからWhatsAppに関連した詐欺の事例をご紹介していきます。
事例1:借金偽装依頼により3,500レアル騙し取られる
ブラジル北部にある在マナウス日本国総領事館が発出している治安情報によれば、WhatsAppのアカウントを不正に乗っ取られた女性の方が3,500レアルの詐欺被害に遭いました。
具体的にはWhatsAppのログインパスワードのようなものを詐欺師サイドが盗み取り、本人になりすましてご友人や様々な関係者に「お金を貸してほしい」とメッセージを送りました。
これによって総額3,500レアルが騙し取られてしまったということです。
事例2:アカウント乗っ取りオンラインギフトカード不正購入
シンガポール方面ではWhatsAppのアカウントを乗っ取り、乗っ取った犯人が友人や知人に対してオンラインギフトカードを購入してくれるように持ちかけるタイプの詐欺も横行している、という情報が入っています。
WhatsAppのアカウントを乗っ取られるとこのような被害に遭う恐れがあります。
事例3:シンガポールで頻発する特殊詐欺
同じくシンガポールで頻発しているWhatsAppを利用した特殊詐欺被害についてもご紹介しておきます。
なお、こちらは在シンガポール日本大使館からの注意喚起の内容をもとにした情報となります。
シンガポールのDBSという大きな銀行の職員を名乗る人物からWhatsAppを経由して連絡があり「特殊詐欺被害に遭われている可能性がある」などとして被害者の方から口座情報やPINコード(※)などを不正に聞き出し、そこから口座のお金を引き出すあるいは不正送金するなどの被害が報告されています。
※PINコード:暗証番号のようなもの
whatsapp詐欺の特徴
WhatsApp詐欺の特徴について解説していきます。具体的には以下のような特徴が見られます。
特徴1:定期的に同様のメッセージ
WhatsApp詐欺の固有の特徴として、定期的に同様のメッセージを送ってくるという事例が多く見られています。
つまり使い古しの文章を何度も何度も送ってきて、誰かが引っかかるまで送信を繰り返すという多少雑な手口が特徴として見られることになります。
ここにオプションとして美女の画像やFacebookのアカウントなどをリンクしておくケースもあり、悪質性は高いと言えるでしょう。
特徴2:代表的な文章は「〇〇の職員」から始まる
代表的なWhatsApp詐欺の文面は先ほどのシンガポールDBS銀行や各国の政府機関、あるいは大手銀行の職員を名乗る文章から始まります。
日本でも以前からこういった詐欺が流行しているものの、どちらかと言うとWhatsApp詐欺の場合は日本国内で爆発的に流行している詐欺のそれと比べるとややレベルが低い印象です。
詐欺師が「あたかも実在する人物がメッセージしている」かのように装うため、大手銀行の職員と明記し、なおかつ美女の画像のSNSアカウントを事前に用意しているケースもあります。
特徴3:ログイン情報を確認される
基本的にWhatsApp詐欺は、WhatsAppへのログイン情報を聞き出す傾向にあります。
ログイン情報を聞き出す際にも女性・美女といった要素があると人間の心理的についつい情報を教えてしまうケースがあります。
WhatsAppのメッセージを介してお金を振り込ませたり恋愛ロマンス詐欺のような関係性に発展するケースはさほど多くはないようです。
whatsapp詐欺の手口
WhatsApp詐欺でよく使われる手口をまとめてご紹介していきます。
ここまでご紹介してきたとおりWhatsApp詐欺は比較的詐欺のパターンが固まっており、こういったメッセージに注意することである程度被害を未然に防ぐことができるでしょう。
手口1:セキュリティコードを聞き出す
まずは暗証番号やログイン情報などのセキュリティコードを引き出すような手口が見られます。
どう考えても怪しいメッセージであることに変わりはないので、WhatsApp上でセキュリティコードを教えることのないようにしましょう。
手口2:なりすましによる借金の依頼
WhatsAppのアカウントが乗っ取られてしまうと友人や知人などWhatsAppの連絡先に登録されている人に対し、片っ端から本人を装って「お金を貸してくれるように」と依頼を行うことがあります。
お国柄として小さい額面であれば友達が困っているなら・・・とお金を貸してくれる人が多い地域もあるため、これによって多額の被害が出るケースもあります。
手口3:PC・スマホなど他の端末に不正アクセスする
WhatsAppにログインできるということは、パスワードの使い回しなどによってその他本人のパソコンが遠隔操作できてしまったり、スマホ関連の各種サービスに不正アクセスできるケースもあるでしょう。
こういったところから、より多くの被害につながってしまうケースもあります。
whatsapp詐欺の対処法
WhatsApp詐欺の被害に遭われてしまった場合の対処法について解説します。
特に最近は海外とのやり取りにWhatsAppを利用されている方も多いため、日本国内でこのような被害にあった場合には以下のような対処法をとっていく必要があります。
結論としてはWhatsApp詐欺の場合、警察や日本の公的機関等に相談をしても解決できる見込みはほぼありません。
なぜなら日本国内の関係各所はLINEやフィッシング詐欺といったものにはある程度の知見があるものの、WhatsAppに関しては日本国内でのシェアもあまり高くはないことから、ほぼ知見が0と言ってよいでしょう。
そこでWhatsApp詐欺に対応できるような国際送金詐欺各種の返金要請に強い弁護士事務所や、IT関係に強い民間の調査会社に依頼をすることで、解決への糸口を見つけ出していく必要があります。
何やったらその昔、コンピューターウイルスが大流行した時なんかも・・・大企業のセキュリティー担当が大真面目に「パソコン使った後は手を洗うように」みたいな指導をしとったケースもあんねん。
コンピューターウイルスが人の手から感染する恐れがあるみたいな、今で言うたら完全トンチンカンな話もまかり通るのが日本やで。
まとめ
今回はWhatsAppという海外で流行しているメッセージアプリで美女からメッセージが来た場合、それが詐欺かどうかについて解説しました。
結論、美女からWhatsAppでメッセージが来た場合、WhatsApp詐欺の可能性があります。
被害に遭われてしまった場合には民間の調査会社や、海外の詐欺被害返金に強い弁護士に相談するようにしましょう。
こういった相談先の情報はこちらのボタンから詳しく確認できます。
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