withに潜む結婚詐欺師の手口｜見分け方と被害者がとるべき対応も

「マッチングアプリwithで知り合った相手が結婚詐欺師かもしれない」と、悩んでいないでしょうか。

withの運営側が安全対策を行なっていても、詐欺師は巧みな手口で潜り込み、ユーザーからお金を騙し取ります。

本記事では、withに潜む結婚詐欺師の手口や見分け方、被害に遭ったあとの対処方法を紹介します。

マッチングアプリwithとは

「with」とは、心理学や統計学にもとづいた診断テスト機能で、価値観や性格が合う相手と出会えるマッチングアプリです。主なユーザーは20～30代であり、若い利用者が多いといえます。

withの特徴は、24時間365日の監視体制や、1通目のメッセージ・プロフィールにおける不適切な表現の排除を行なっていることです。東京都公安委員会に届け出をしたうえで運営しており、ユーザーがマッチングアプリを安心して利用できるよう体制が整えられています。

withには結婚詐欺師が潜んでいる

withには結婚詐欺師が潜んでいる可能性があるため、注意しなければなりません。

結婚詐欺師は、真剣にパートナーを探しているユーザーの感情を利用し、嘘をついてお金を騙し取ります。恋愛感情を抱いている人は冷静さを失いやすく、詐欺を疑うべき要求にも応じてしまう傾向があります。

結婚詐欺師は身元を偽るため、withで知り合った相手のプロフィールや発言内容をすべて信じずに、警戒心を持つことが大切です。相手の動きに違和感を覚えたら、深入りしないようにしましょう。

withに潜む結婚詐欺師の手口

withに潜む結婚詐欺師が利用する手口は、以下のとおりです。

結婚詐欺師は巧妙な手口や甘い言葉を使い、本気で将来のパートナーを探しているユーザーからお金を騙し取ります。withに潜んでいる結婚詐欺師の手口をあらかじめ知り、より安全にパートナーを探しましょう。

個人情報をすぐに聞き出す

知り合ってすぐに個人情報を聞き出すことは、withに潜む結婚詐欺師の手口の1つです。特に以下の情報を求められたときは、お金を騙し取るターゲットを探している可能性があります。

マッチングアプリで知り合った相手に興味を持つことは自然です。しかし、出会ってすぐに連絡先やお金に関する情報を聞かれたときは、詐欺を疑いましょう。

詐欺師は、個人情報を聞き出しにくいwith内でのやりとりから、LINEやメールに誘導する場合もあるので、気をつけてください。詐欺被害に遭わないよう、相手と十分に信頼関係を築いてから個人情報を伝えることが大切です。

巧みにターゲットと信頼関係を築く

with利用時に警戒するべき結婚詐欺師の手口は、巧みにターゲットと信頼関係を築くことです。

詐欺師は、ターゲットと頻繁にコミュニケーションをとったり、デートしたりして距離を近づけます。交流のなかで共通の趣味や興味があるように装うことで、ターゲットに安心感を抱かせ、信頼関係を築きます。

1度相手を信頼すると、警戒心が薄れ、要求を容易に受け入れてしまいやすいため注意が必要です。信頼していた相手に裏切られ、辛い思いをしないよう、少しずつ距離を縮めましょう。

結婚話を利用してお金を要求する

withだけでなく、ほかのマッチングアプリでも使用されている手口は、ターゲットの結婚願望を利用してお金を要求することです。

詐欺師は結婚話をちらつかせてターゲットの心をつかみ、以下のような言葉でお金を騙し取ります。

コミュニケーションのなかで違和感を覚えても、恋愛感情を抱いていると、相手の要求を受け入れてしまう傾向があります。結婚を見据えているパートナーからお金を要求されたときは、相手の話をすべて信じず冷静に判断しましょう。

withに潜む結婚詐欺師の見分け方

withに潜む結婚詐欺師を見分けるときのポイントは、以下のとおりです。

withを安全に利用するために、マッチングアプリに潜んでいる結婚詐欺師の特徴を1つでも多く知っておくことが大切です。

詐欺師の特徴を知っていれば、怪しい相手と出会っても、真剣にパートナーを探しているかを焦らずに見極められ、被害に遭う確率が下がります。

プロフィール写真の見た目が良すぎる

プロフィール写真の見た目が特に良すぎるwithユーザーに、注意しましょう。結婚詐欺師はユーザーの興味を引くために、見た目が魅力的な写真をプロフィールに使用します。

詐欺師の可能性が高いプロフィール写真は、モデルのような容姿であったり、過度な加工を施していたりします。インターネット上の画像を盗用しているケースもあるため、相手のプロフィール写真が本物かどうか疑いを持つことが大切です。

見た目の良さに一目惚れして、大金を騙し取られないようにしてください。

プロフィールの記載と会話内容が異なる

結婚詐欺師かどうか見分けるには、プロフィールの記載と会話で聞いた内容が一致するかチェックしましょう。

withを利用するときは、相手のプロフィールを最初によく確かめることが重要です。詐欺師は自身の情報を偽っていることが多く、やりとりのなかで次第に内容のズレが見えてきます。

プロフィールに記載された趣味や職業について質問した際に、詳しく知らないようであれば、詐欺の可能性が高いといえます。プロフィールの記載と会話内容のズレに違和感を覚えたら、詐欺を疑いましょう。

すぐに会いたがる

withに潜む結婚詐欺師は、以下のような理由から、マッチングした直後に会いたがるという特徴があります。

過剰に会いたがったり、急いで距離を縮めてきたりする相手は、詐欺師である可能性が高いため、警戒心を持ってください。

1度でも直接会うと、居住エリアや頻繁に使う路線などの個人情報が、詐欺師にバレるリスクがあります。自身の安全やプライバシーを守るために、会うかどうかは慎重に考えましょう。

会う場所・日時を指定してくる

withに潜む結婚詐欺師は、会う場所や日時をピンポイントで指定してくる傾向があります。「何回もオンラインでやりとりしたから直接会っても大丈夫」と安易に考えることは、非常に危険です。

詐欺師である可能性が高いユーザーには、以下のように、デートの場所やタイミングが限られているという特徴もあります。

デートの日時・場所を決めるときは、相手の要求をすぐに受け入れず、自身の希望を伝えることをおすすめします。希望を一切聞き入れてくれない場合は詐欺を疑い、やりとりを中断したほうが良いでしょう。

withで結婚詐欺に遭った際の対処法

withで結婚詐欺の被害に遭ったときの対処法は、以下のとおりです。

詐欺被害について1人で悩みを抱え込んだり、「自分が悪い」と思ったりしないでください。第三者を頼り、自身が望む結果に向けてすみやかに動き始めましょう。

証拠を集める

withで結婚詐欺師による被害に遭ったら、相手に逃げられる前に、証拠を少しでも多くすみやかに集めることが大切です。

詐欺被害を立証するために、以下のような情報を集めてください。

訴訟や返金請求に向けて、相手が初めからお金を騙し取る目的で近づいてきたことを証明できる証拠が必要です。

詐欺師に関する情報や、被害の証拠を集めることが難しいときは、リサーチのプロに頼ることをおすすめします。

with運営に違反報告する

withで結婚詐欺師とマッチングした際は、すみやかに運営側に違反報告をしましょう。報告を受けて運営側が調査した結果、違反が認められれば、警告や利用停止などの適切な措置をとってくれるケースがあります。

with運営に違反報告する際の手順は、以下のとおりです。

参考：違反報告について｜with

自身が違反報告したことは相手のユーザーには伝わらないため、同じ詐欺師による被害者を増やさないために迅速に連絡しましょう。

弁護士に相談する

withで被害に遭った場合は、結婚詐欺に強い弁護士への相談を検討してください。

専門的な知識を持つ弁護士に相談すると、以下のようなメリットがあります。

相談する場合は、マッチングアプリでの詐欺被害の返金請求を専門としていたり、実績を持っていたりする評判の良い弁護士を選びましょう。費用の情報も事前に集めておくことが大切です。

調査会社に相談する

withでマッチングした結婚詐欺師による被害に困ったら、調査会社に相談することを推奨します。

被害回復のためには、詐欺師の情報や証拠が欠かせません。調査会社で詳しい情報を集めたあとに適切な相談先でサポートを受けると、自身が望む結果に近づくでしょう。

手元にある情報が少なくても、調査会社に頼ることで、すみやかに詐欺師の情報を集められる可能性が高まります。「泣き寝入りするしかない」と諦めずに調査会社ヘ相談し、解決に向けて動いてください。

withでの結婚詐欺は東京中央信用調査へ相談を

withで結婚詐欺の被害に遭ったときは、東京中央信用調査への相談がおすすめです。

東京中央信用調査には、詐欺師の身元を調べることに特化したプロが在籍しています。プロの力を借りることで、詐欺トラブルの解決につながります。

東京中央信用調査は無料相談を実施しており、電話やLINEでいつでも問い合わせが可能です。「結婚詐欺に遭ったかもしれない」とお悩みの方は、無料相談の活用を検討しましょう。