突然「0367001311」から電話がかかってきて不安になっていませんか?この番号はアルファ債権回収株式会社が使用している督促用の電話番号です。
借金やローンの支払いが遅れていると、この会社から連絡が来ることがあります。「アルファ債権回収」という名前を聞いただけで胃が痛くなる人もいるかもしれません。
しかし、無視し続けると財産の差し押さえなどの法的手続きに進む可能性が高くなるので注意が必要です。この記事では、アルファ債権回収からの督促について説明し、差し押さえを防ぐための具体的な対応方法をご紹介します。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
0367001311=アルファ債権回収の督促

0367001311は間違いなくアルファ債権回収株式会社が使用する公式の督促電話番号です。
ここでは、アルファ債権回収の基本情報から見ていきましょう。
アルファ債権回収からの督促が始まる理由
最初は借入先から連絡があったのに、ある日「アルファ債権回収」からの連絡に変わって驚いた方も多いのではないでしょうか。
金融機関や企業から債権を譲り受けたり回収を委託されたりすると、支払いが滞っている借金の回収のため督促が行われます。一度アルファ債権回収に債権が移ると、返済先も変更されてしまいます。
多いのはカードローンやクレジットカードの延滞、奨学金の未返済、消費者金融からの借入れなどです。元の借入先には支払えなくなるので、注意しましょう。

督促の手段と通知内容
督促の手段で多いのは電話(0367001311)での連絡です。電話に出られないときはSMSが送られてくることも。郵便では「督促状」「催告書」「提案書」といった書類が届きます。
これらの通知には、借入の詳細(時期や借入先)、支払期日、今後の対応、連絡先などが書かれています。特に支払期日は重要なポイントです。
無視し続けると、督促の内容は次第に厳しくなっていきます。「訪問予告」や「訴訟予告」など、法的手続きをほのめかす内容の書面が届くようになり、状況はだんだん深刻になっていくので注意が必要です。

無視した場合のリスクと対応の基本
結論からいうと「無視するのは絶対にやめましょう」。督促を無視し続けると、必ず状況は悪化します。最終的には裁判所から支払督促や訴状が届き、給料や銀行口座などの財産が差し押さえられる可能性が高くなります。
消滅時効の条件を満たしていたとしても、時効援用の手続きをしなければ請求は止まりません。ただ放置しているだけでは、時効の恩恵を受けることはできないのです。
督促が届いたら、まず内容をよく確認してください。そして状況に合わせて、支払い、分割払いの相談、時効援用、専門家への相談など、適切な対応をとることが大切です。
アルファ債権回収が督促する債権譲渡の仕組み

アルファ債権回収からの督促が始まるのは、債権譲渡という仕組みがあるからです。債権譲渡の仕組みを知っておくと、自分の立場や対応方法が理解しやすくなるでしょう。
債権譲渡の流れ
元の債権者とアルファ債権回収が契約書を取り交わし、法的な手順に沿って債権譲渡が進められます。債権譲渡が成立すると、アルファ債権回収が譲渡代金を支払い、債権がアルファ債権回収に移ります。
通常、債権は元本よりも安く買い取られるのが一般的です。
譲渡後は、債務者や関係者にすぐに通知が行われます。これによって法的に債権が移ったことを主張できる条件が整うのです。
債権譲渡通知と債務者の立場
債権譲渡の通知は、普通郵便や内容証明郵便で届きます。もし元の債権者に支払いや相談をしようとしても、「債権はすでにアルファ債権回収に移っていますので、そちらにご連絡ください」と案内されるだけです。
覚えておきたいのは、債権譲渡が行われても、借金の内容や返済義務は基本的に変わらないということです。
債権者が変わっただけであり、借入額や金利などの条件はそのまま引き継がれます。
アルファ債権回収の業務内容
アルファ債権回収は、法務大臣から正式に許可を受けた債権回収会社(サービサー)です。SBI新生銀行グループに所属しており、アプラスやレイク(新生フィナンシャル)といった金融機関の債権だけでなく、地方自治体の奨学金など様々な種類の債権を扱っています。
債権の管理・回収業務に特化したプロとして、支払いの催促や督促から、必要に応じた法的手続きまで、回収業務全般を担当しています。法律に則った正当な債権回収業務を行っている業者であり、闇金融などの違法業者ではありません。
消滅時効の成立要件と援用手続きの注意点

古い借金の場合、「消滅時効」が成立している可能性があります。時効が成立し、適切に「時効援用」すれば、債務を免れられる場合があります。いくつかの注意点を見ていきましょう。
消滅時効の成立条件
消滅時効が成立する基本的な条件は、一定期間の経過です。借金の場合、最終返済日から5年経過していることが必要です。
ただし、この期間中に一部返済をしたり、「今は支払えないけれど、借りたお金なので返します」などと発言したりすると、債務を認めたことになり時効はリセットされます。
その他にも、裁判手続きや支払督促があった場合も時効は中断。裁判所からの通知を無視していると手続きは進んでいき、裁判所の判断が下されます。そうなると時効はリセットされ、さらに10年が経過しなければ、時効は成立しなくなってしまうのです。
時効援用の手続き方法
時効が効力を持つためには、「時効援用」という手続きを行う必要があります。時効援用通知書を作成し、内容証明郵便などで現在の債権者(アルファ債権回収)に送付して、初めて時効の効力が生じるのです。
時効援用通知書の書式はインターネット上でも見つかりますが、文言や送付先を間違えると効力が発生しない恐れもあるため、専門家に確認してもらうのがおすすめです。
いずれにせよ、時効が成立しているかどうか、援用が可能かどうかの判断は、専門家に任せてしまうのがもっとも賢明な判断といえます。自分で判断して誤った時効援用をしてしまうと、かえって不利な状況を招くこともあるので注意しましょう。
時効援用で失敗しないための注意点
時効援用で最もよくある失敗は、「うっかり債務を認めてしまう」ことです。
債権者に不用意に連絡したり、少額でも返済したりすると、債務を認めたとみなされ、せっかくの時効期間がリセットされてしまいます。
また、電話での会話にも注意が必要です。「昔の借金ですよね。支払いますよ。」などと単に確認しただけでも、債務承認をしたとみなされるリスクがあります。基本的に債権者側との電話のやり取りは録音されていますので、発言には常に気を配っておきましょう。
分割返済交渉や債務整理のポイント

時効が成立していない場合は、分割返済交渉や債務整理を検討することになります。ここではそのポイントを解説します。
分割返済交渉の進め方
借金の催促が来たら、まず記載されている連絡先に連絡してみましょう。全額返済が難しい場合は「毎月◯円なら支払える」という具体的な提案が効果的です。家計状況を正直に伝え、無理のない返済計画を話し合いましょう。
交渉がまとまったら、書面での確認を求めてください。
口約束だけではトラブルの元になるため、内容をしっかり確認して計画的に返済を進めることが大切です。
債務整理の3つの選択肢と特徴
任意整理は裁判所を通さず、弁護士や司法書士が債権者と交渉する手続きです。利息カットや返済条件の見直しなどを交渉でき、財産を手放さず借金問題の解決を目指せます。
個人再生は、借金を大幅に減らし、残りを原則3年かけて返済する方法です。借入元金そのものが減額されるため、任意整理よりもはるかに返済負担が軽減されます。
自己破産は借金を全額免除してもらえる一方で、一部の財産を手放す必要があります。3つの手続きの中で、もっともデメリットが大きいため、利用を検討する際は慎重に判断すべきでしょう。
交渉・債務整理時の注意点
借金の時効が成立している可能性があるなら、必ず専門家に相談してください。うっかり借金の存在を認めてしまうと、時効の利益を失ってしまうでしょう。
また、債務整理には手続きごとに相応のリスク・デメリットがあります。借金が減額されるというメリットばかり目がいきがちですが、手続きの仕組みを理解するためにも、専門家に一度相談してみることをおすすめします。

まとめ

アルファ債権回収(0367001311)から連絡があった場合は、無視せずに対応しましょう。最後に返済してから5年か10年が経っていれば、借金が時効になっている可能性があります。
専門家に確認して「時効援用」の手続きを取れば、借金から解放されるかもしれません。まだ時効になっていない場合は、分割払いの交渉や債務整理を考えてみましょう。
お困りの方は、債務問題に詳しい弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。一人で悩まずに専門家の力を借りれば、必ず解決策が見つかります。借金の問題は必ず解決できますので、まずは相談してみませんか。
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