最近、突然の着信に戸惑っていませんか?その番号は「0120372877」で、司法書士法人杉山事務所からのものかもしれません。
この記事では、司法書士法人杉山事務所の口コミ評判、なぜ着信するのか、無害かどうか、そして対処法について徹底解説します。
悩みを一緒に解決していきましょう。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
【前提】0120372877=司法書士法人杉山事務所からの着信です
まずはじめに、この記事では電話番号0120372877が司法書士法人杉山事務所からの着信であることを前提として解説していきます。
というのも、今回はほぼほぼ「しつこい!」というコメントしか見られなかったので、電話番号検索サイトからの口コミ情報の提供は割愛するのですが・・・とにかく「しつこい」であったり「詐欺の電話ではないか?」といったネット上のコメントが見られるのがこちらの電話番号です。
しかし、こちらの番号は当サイトの調査によって司法書士法人杉山事務所の正規の電話番号であることが確認されています。
よって、この番号は司法書士から電話がかかってきているものだ、という前提で話を進めていきます。あらかじめご了承ください。
司法書士法人杉山事務所の概要
司法書士法人杉山事務所は、債務整理をはじめとした法律関係のトラブルに強い事務所です。国内の司法書士法人としては相当大きな規模を誇り、多くの個人や法人から相談を受けています。
杉山事務所の強みは、過払い金返還請求や任意整理など、借金問題の解決に関するノウハウを持っていることです。
とはいえ詳細はこの後詳しく解説しますが、杉山事務所が本当に力を入れているのはいわゆる「過払い金返還請求」の関係業務です。
実際のところ取り立てやその他、一般的な事務所のように債務者に対して圧力をかけるような電話をしてくることはまずありません。
そういった意味も含めて、この番号は特に危険度が高いというわけではありませんが、着信が非常にしつこいことで知られている番号ということは押さえておく必要があります。
司法書士法人杉山事務所の対応エリア
杉山事務所は全国に対応しており、大阪、東京、名古屋、福岡、広島、岡山、仙台、札幌の各都市に拠点を持っています。
これにより、全国どこからでも相談が可能であり、地域によっては直接面談ができることも杉山事務所の強みです。
司法書士法人杉山事務所が提供していること・ものまとめ
司法書士法人杉山事務所は国内でも大手の司法書士事務所として知られており、様々な法律トラブルの解決に豊富な経験がある事務所であると考えられます。
ただし実際には現在のところ、同事務所で力を入れているのは後述する「過払い金返還請求」に関する業務と、次点で債務整理についての対応です。
しかし、債務整理についてはそれほど強い印象はなく・・・主に過払い金返還請求を希望される方向けの事務所と言っても過言ではないでしょう。
過払い金返還請求
過払い金返還請求は、消費者金融やクレジットカード会社に対して、過払い金が発生していることを理由に返金を求める手続きです。
杉山事務所では、過払い金の返還請求に関する相談を無料で受け付けており、適切なアドバイスを提供してくれます。
ここで、少し過払い金返還請求について解説しておきます。
過払い金請求は結論から言えば、今から十数年前まで存在した「グレーゾーン金利」と呼ばれる、現在の利息制限法以上に利息を徴収されていた時代の遺物とも言えます。
当時はグレーゾーン金利と呼ばれる年利29.2%などの利息制限法の上限を超過する金利が法律の様々な事情によって「まかり通っていた」時期がありました。
この時、29.2%のレートで返済を続けていた債務者の方からすれば、利息制限法に則って支払った金額を引き直し計算すると、過払い金が発生しているケースがあるというわけです。
これについては法律でも過払い金返還請求を行うことが認められており、司法書士や弁護士が介入することによってお金を返してもらうことができます。
これをCMや広告風に言い換えると、「クレジットカードで支払ったお金が返ってきます」といった強めの訴求文になってしまうことから、自分も何か関係があるのではないかといった形で申し込みや相談をしてしまう方が多いのです。
しかし、実際のところ、この過払い金については2010年以降の正規業者等のお金の貸し借りに関する契約では、過払い金の発生は原則としてありません。
法改正によって2010年以降の貸付については利息制限法の範囲内で貸付を行うように徹底されているため、結果的にここ13年間の間に生まれた借金に関しては、過払い金が存在しないことになります。
また、過払い金返還請求の2つ目の制約として、消滅時効というものが存在します。
グレーゾーン金利が撤廃された時期を考えると、現在では時効もあることから、過払い金返還請求の手続きが可能な期間は限られています。
このような事情により、杉山事務所や、他の記事でもご紹介している中央事務所などが広告を大々的に展開し、まだ条件的にギリギリ過払い金返還請求ができるお客さんを獲得しようとしているのが実際の内情です。
したがって、2010年以降に初めて借金をした方については、過払い金返還請求ができるケースは原則として存在せず、2010年より前に借金をしていた方でも、年数によっては過払い金がほぼ発生していない場合が多いでしょう。
さらにグレーゾーン金利の撤廃に前後して、消費者金融各社は過払い金の返還請求が行われないよう、当時の債務者に対して再契約の申し出であったり、様々な交渉を行うなどであったりと、将来的に過払い金の返還に関する要求ができないような手段を取ってきた経緯もあります。
結果的に、現在、支払いにお困りの方や返済に追われている方で、過払い金返還請求が適用されるケースは多くはないという結論に至るのです。
債務整理
債務整理は、借金が返済できなくなった場合の解決策です。
杉山事務所では、任意整理、個人再生、自己破産の3つの方法に対応しています。
任意整理
借金問題で返済が困難になった場合、まず取り得る方法の一つが任意整理です。
簡単に言ってしまうと、今すぐに全額の返済ができない状況ではあるものの働き口があり、時間をかければ分割で返済を進めることが可能な場合に適用されうる方法です。
具体的には、一定の期間(例えば5年間など)の範囲内で将来の利息をカットしたり、月々の返済額を調整したりすることで、代理人となる司法書士や弁護士が和解条項に基づいて返済方法や回数、金額などを最適化し、無理のない支払いプランを立て、話をつけてくれます。
この方法のメリットとしては、裁判所の手続きが必要ないことや、任意という性質上、他の人にその事実が伝わりにくいという点が挙げられます。
つまり、任意整理は相手方との合意に基づいた和解の手続きであり、裁判所による判決や情報の公表が行われることはありません。
これにより、借金問題が他人に知られずに解決できる可能性が高まります。
個人再生
個人再生は、法律に基づいて借金の減額や分割払いを行う手続きです。
ただし1つ注意しておかなければならないのは、個人再生以降の債務整理手続きは任意整理と異なり、裁判上の手続きとなるという点です。
裁判上の手続きになる場合、原則として司法書士に依頼していた場合であっても、本人がある程度裁判所とやり取りをする必要があるため、ワンストップで全ての対応を任せるということはできません。
ちなみに自己破産との大きな違いは住宅ローンの扱いとなります。
個人再生には住宅ローン特則という仕組みがあり、原則として全ての債権者を個人再生の対象にしなければならないところですが、住宅ローンまで整理に回してしまうと住宅ローンが解約→住むところがなくなってしまいます。
これでは困ってしまうので、住宅ローンの返済だけは債務整理をせずに進め、住居を確保したまま借金の元金を含めた圧縮を行っていけるようにしたのが個人再生の住宅ローン特則です。
自己破産
裁判所の手続きの中で最も債務整理の効力が強いのは自己破産手続きです。
自己破産は破産法によって認められている方法で、原則として全ての債務からの借り入れや過去の未払いが帳消しになる手続きのことです。
自己破産をしても、養育費や税金など一部については免責を受けることはできません。
その一方で、カードローン業者やキャッシング関係の支払いについては裁判所が正式に認めて帳消しにしてくれるケースが多いことから、債務整理の中でもリーサルウェポンと呼ばれるような存在でもあります。
ただし、自己破産についてはその効果と同様に制約事項やデメリットのようなものもあることから、慎重に手続きをすることが重要です。
杉山事務所でも自己破産の相談をすること自体は可能ですが、こちらも個人再生と同様に、裁判所への出頭や裁判官や関係者との話し合い&事情聴取のようなもの(審尋といいます)については本人が行う必要があるため、ワンストップで対応を任せることは不可能です。
【本題】0120-372-877から着信する理由まとめ
司法書士法人杉山事務所から電話がかかってくる理由は、主に以下の3つが挙げられます。
これらの理由を順番に見ていきましょう。
借金減額診断(シミュレーター)を使ったから
司法書士法人杉山事務所では、借金減額のためのシミュレーターを無料で提供しています。
ユーザーは、自分の借金の状況を入力することで、適切な債務整理の方法や減額可能な額を一度に把握できます。
そして、シミュレーターを使用した場合、実際に相談をして債務整理を検討しているとみなされ、杉山事務所から折り返しの電話がかかってくることがある、というわけです。
過払い金診断フォームから相談を送ったから
杉山事務所では、過払い金診断フォームから相談を受け付けています。過払い金とは、適切な金利を超える金利で返済された金額のことです。
利用者が過払い金が発生しているかどうかを確認できるフォームが用意されており、実際に過払い金が発生している場合には杉山事務所から折り返しの電話がかかってくることがあります。
【間違い電話】誰かがシミュレーターに番号を誤入力したから
また、どちらかの診断フォームやシミュレーターの電話番号入力欄で、誰かが間違ってあなたの電話番号を入力してしまったことが原因で、杉山事務所から電話がかかってくることもあります。
これは、あくまで間違い電話という形であり、無関係な人物に対する営業電話ではありません。
以上の理由が、司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)から着信がある主な理由です。次章では、そんな杉山事務所に相談するメリットについて解説していきます。
司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)に相談するメリットまとめ
司法書士法人杉山事務所に相談するメリットには、債務整理の相談実績が豊富であることや過払い金請求が初期費用ゼロ円で依頼できる点などが挙げられます。
ここでは、具体的な相談メリットを詳しく見ていきましょう。
【債務整理】月間3,000件以上の相談実績があり安心して相談可能
司法書士法人杉山事務所は、月間3,000件以上の債務整理相談実績があるため、安心して相談することができます。
貸金業者との交渉力が高く、またノウハウも蓄積されているため、迅速かつ適切な対応が期待できることでしょう。
とはいえ、広告の雰囲気を見る限り過払いの方に注力していることも忘れてはなりません。
【過払い金請求】毎月5億円以上の請求総額で安心して相談可能
同事務所は、過払い金請求にも力を入れており、毎月5億円以上の請求総額があるという実績があります。
このような実績があるため、過払い金請求の相談も安心して行うことができることでしょう。
過払い金請求は初期費用ゼロ円で依頼可能
杉山事務所では、過払い金請求を初期費用ゼロ円で依頼することができます。
これにより、過払い金請求の相談を気軽に行うことができ、手続きを進める際の負担も軽減されることでしょう。
司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)に相談するデメリットまとめ
一方で、司法書士法人杉山事務所にはデメリットも存在します。
過払い・任意整理以外の対応力が若干心もとない点や、闇金への対応ができないことなどが挙げられます。具体的なデメリットを詳しく見ていきましょう。
過払い・任意整理以外は対応力が心もとない(弱め)
杉山事務所は過払い・任意整理に強い反面、個人再生や自己破産の対応力が若干心もとないとされています。
もちろん対応を依頼して断られることはないでしょうが、専門的な案件になったり、様々なご事情によって詳細がもつれ込んでいるような場合には対応に時間がかかったり、思うような結果が得られないケースもあるでしょう。
特に、当サイトの読者層が直面しがちな問題としては「他人名義のローンの返済を諸事情によってご自身が払わなければならない状況」であったり、あるいは違法金融に一部借金があるといったケースでは、こちらの事務所では対応が難しい可能性も否定できません。
闇金対応NG
杉山事務所では、闇金に対する対応ができません。
対応ができないというよりも、公式サイトで闇金への対応が表記されていないため、現実的には対応をお願いしても断られる可能性が高いと言わざるを得ないのです。
またこうした闇金や違法金融の類については、原則として正規の貸金業者とは全く枠組みが異なり、督促を停止するようにお願いをする方法についても、正規業者に対応する際のマニュアルでは到底不十分と言わざるを得ません。
よって、闇金対応や違法金融への対応を希望する場合は、当サイトでも紹介しているような闇金や違法金融問題に特化している司法書士事務所に相談する方が、コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも向上することが期待できるでしょう。
【番外編】Youtube広告・CMが怖い
杉山事務所のYoutube広告やCMがいわゆる「お詫びCM」のような雰囲気で怖いという意見が一部にあります。
これは広告会社が勝手に作成して流している可能性がありますが、怖いと感じるようなCMを流すようなところは信用できないと考える方もいることでしょう。
司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)からの着信が止まらない!理由は?
着信が何度も続く理由にはいくつかの要因が考えられます。
ここでは、それらの理由と対処法について詳しく解説していきます。
【表向き】杉山事務所としては受け付けた相談申し込みに対応する必要があるから
司法書士法人杉山事務所は、利用者がシミュレーターや相談フォームで提供した情報を基に、利用者の問題解決のために連絡を行っているというのが表向きの理由です。
つまり、利用者が申し込みを行ったから連絡がある、という理屈です。
【実際…】顧客獲得のチャンスなので全力で営業しにきているから
一方で、実際の理由は顧客獲得のチャンスを逃したくないため、全力で営業活動を行っていることが考えられます。
着信が止まらないのは、営業チャンスを逃さないために何度も連絡を試みているからなのです。
【番外編】途中まで申し込みの話が進んでいる場合は更に着信回数増加も
また、途中まで申し込みの話が進んでいる場合は、杉山事務所側が「あとひと押しで依頼申し込みが取れる」と考え、着信回数がさらに増えることがあります。
もし特に依頼する予定がないのならば、毅然とした態度で対応することが重要です。
以上から、司法書士法人杉山事務所からの着信が止まらない理由は、表向きは受け付けた相談申し込みに対応するため、実際には顧客獲得のチャンスを逃さないために営業活動を行っているためであると言えます。
加えて、途中まで申し込みの話が進んでいる場合には、さらに着信回数が増えることもあるようです。
司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)から着信|よくある質問集
ここでは、司法書士法人杉山事務所の電話番号である0120-372-877からの着信について、よくある質問をまとめました。
Q&A形式でご紹介していきます。
Q: これは借金の取り立ての番号ですか?
いいえ、違います。
0120-372-877は、司法書士法人杉山事務所の無料相談ダイヤルで、借金の取り立てを行う番号ではありません。
この番号から着信がある場合は、過払い金や債務整理の相談など、杉山事務所が提供しているサービスに関する問い合わせであったと考えられます。
Q: なんで私に着信してるんですか?
おそらく、あなた自身が過払い金診断シミュレーターや債務整理の問い合わせフォームを利用したか、あるいは誰かが誤ってあなたの電話番号を入力したことが原因です。
もし本人が利用した覚えがない場合は、間違い電話として対応してください。
Q: ぶっちゃけ杉山事務所ってどうなんですか?
当サイトの見解としては、司法書士法人杉山事務所は大規模事務所であり、対応力が高い反面、やや雑な対応になることもあるといった評価です。
特に、複雑な事情が絡む案件では、もう少し丁寧に対応してくれる事務所も良い選択肢となります。
Q: 後払い現金化で督促されて困っています。杉山事務所でも対応可能ですか?
後払い現金化に関しては、闇金対応が必要となる場合がありますが、司法書士法人杉山事務所は基本的に闇金対応ができない事務所になります。
そのため、後払い現金化からの督促でお悩みの場合には、闇金に特化した司法書士事務所への相談がおすすめです。
Q: めちゃくちゃ何度も電話してくるんですが・・・なぜですか?
基本的に、杉山事務所は新たな顧客獲得のために営業活動を行っています。そのため、何度も電話がかかってくるのは、営業を取りたいという意図があると考えられます。
もし連絡が不要であれば、はっきりと断ることが重要です。
Q: 杉山事務所はちょっと合わなそうで・・・どこか良い事務所はあるでしょうか?
おすすめの事務所については、この記事の末尾で紹介しております。
自分に合った事務所を探すためにも、複数の事務所と比較しながら選択することをおすすめします。この記事を最適な事務所選びに役立ててください。
まとめ
この記事では、司法書士法人杉山事務所(0120-372-877)からの着信について、その理由や対処法、メリットやデメリットを徹底解説しました。
電話がかかってきたとき、心当たりがある場合とない場合で適切な対処が異なりますので注意が必要です。
また、同事務所に相談するメリットとして、債務整理や過払い金請求などでの豊富な実績があげられますが、一方でデメリットとして個人再生や自己破産に対応力が心もとなかったり、闇金対応ができなかったりする点があげられます。
ともあれ、借金問題で困っている場合は、司法書士や弁護士事務所へ相談することがおすすめです。
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