債務整理コラム

【受任通知兼請求書】とは?届いたらアウト?対処法は?相談先は?徹底解説

ある日突然、見慣れない書類が郵便受けに。開封してみると「受任通知兼請求書」と書かれています。これを見て「もしかして、もうアウト?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。

実は、この書類は決してあなたが「アウト」になったことを知らせているわけではありません。むしろ、これからどう対応するかが重要です。

今回は、受任通知兼請求書について詳しく解説します。届いた時の対処法や、相談すべき専門家についても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。

キン助
こ、これは・・・赤紙!?
闇瀬古
うーん、いい得て妙、かも・・・
ご存じですか??

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受任通知兼請求書とは?届いたらどうなる?

受任通知兼請求書とは?届いたらどうなる?

受任通知兼請求書。聞き慣れない言葉かもしれません。まずはこの書類の正体から解説していきましょう。

受任通知兼請求書の基本的な意味

受任通知兼請求書は、債権者が弁護士などの法律の専門家に債権回収を依頼したことを示す通知書です。同時に、債務者に未払い金の支払いを求める請求書の役割も果たしています。

つまり、一つの書類で二つの目的を持っているわけです。

債権者側からすれば、法律の専門家に依頼したことで「本気度」を示す狙いがあります。一方で、債務者にとっては、事態が一歩進んだことを意味しているといえるでしょう。

どんな時に送られてくる?

典型的なケースは、携帯電話料金やクレジットカード利用料の支払いが滞った時です。通常、債権者は督促状などで支払いを求めてきますが、それでも支払いがない場合に、この受任通知兼請求書を送ってくるケースが多いです。

支払いが1、2か月遅れただけで送られてくることはまれで、多くの場合、半年以上支払いが滞った後に送られてきます。ただし、債権者によってその基準は異なりますので、一概には言えません。

キン助
料金滞納してるの、嫁にバレてもーたわ・・・
闇瀬古
大丈夫です、社長に奥さんはおりませんので!
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受任通知兼請求書の主な内容

受任通知兼請求書には、いくつかの重要な情報が記載されています。主な内容はまず、債権者の情報です。債権を持っている会社や個人の名前が書かれています。次に、債務の内容です。何の支払いが滞っているのか、その金額はいくらなのかが明記されています。

支払期限も重要です。いつまでに支払えばよいのかが書かれています。そして、弁護士事務所の連絡先です。質問や相談がある場合の窓口となります。

これらの情報を確認することで、自分の状況を把握し、今後どう対応すべきかを考える材料になります。

受任通知兼請求書を受け取ったらどう対応すべき?

受任通知兼請求書を受け取ったらどう対応すべき?

さて、受任通知兼請求書を受け取ってしまったら、どのように対応すべきでしょうか。状況に応じて、適切な対応が求められます。

支払いが可能な場合の対応

もし支払いが可能な場合は、迅速な対応が望ましいです。受任通知兼請求書に記載された支払期限内に、指定の方法で支払いを行いましょう

支払方法は通常、銀行振込や郵便振替などが指定されています。支払いが完了したら、その証明(振込明細など)を保管しておくことをおすすめします。万が一のトラブルを避けるためです。

迅速に対応することで、追加の手数料や遅延損害金を避けられるかもしれません。早期解決は精神的な負担も軽減できるメリットもあるでしょう。

すぐに支払えない場合の対応

しかし、すぐに全額を支払うことが難しい場合もあるでしょう。そんな時は、弁護士事務所に連絡を取るのが重要です。

連絡を取る際は、現在の経済状況を正直に説明し、分割払いなどの交渉を行いましょう。多くの場合、弁護士事務所側も柔軟な対応を検討してくれます。

注意点として、電話だけでなく、交渉内容を書面で残すことをおすすめします。後々のトラブルを避けるためです。また、交渉の際は感情的にならず、冷静に対応することが大切です。

債務整理を検討すべき状況とは

複数の債務がある場合や、返済が著しく困難な状況になっている場合は、債務整理を検討する必要があるかもしれません。

債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産などの方法があります。それぞれに特徴があり、自分の状況に合った方法を選ぶ必要があります。

例えば、収入はあるものの返済が厳しい場合は任意整理や個人再生が適しているかもしれません。一方、返済の見込みが全くない場合は、自己破産を検討することになるでしょう。

ただし、債務整理は専門的な知識が必要です。また、将来の信用にも影響を与える可能性がありますので、簡単に判断せず、専門家に相談することをおすすめします。

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受任通知兼請求書を無視するとどうなる?

受任通知兼請求書を無視するとどうなる?

受任通知兼請求書を受け取っても、無視したくなる気持ちはわかります。しかし、無視することはリスクが高いといわざるを得ません。どのようなリスクがあるのか、見ていきましょう。

キン助
臭いものには蓋をしまひょか(パタン)
闇瀬古
あぁ、どんどん臭くなってきまっせ・・・

法的措置のリスク

受任通知兼請求書を無視し続けると、債権者側は法的措置を取る可能性があります。具体的には、支払督促や訴訟提起などの手続きが取られることがあります。

支払督促は、裁判所を通じて支払いを命じる手続きです。これに異議を申し立てなければ、債権者は強制執行ができるようになります。つまり、給料の差し押さえなどの措置が取られる可能性があるということです。

訴訟提起されれば、裁判所で争うことになります。時間と労力がかかるだけでなく、敗訴すれば裁判費用も負担しなければなりません。

信用情報への影響

受任通知兼請求書を無視し続けると、延滞情報が信用情報機関に登録される可能性があります。これは将来の借り入れに大きな影響を与えかねません。

例えば、住宅ローンを組もうとしても、過去の延滞情報があれば審査に通らない可能性が高くなります。また、クレジットカードの作成や携帯電話の契約にも影響が出るかもしれません。

信用情報は一度傷つくと、回復に時間がかかります。将来の選択肢を狭めないためにも、できる限り早めの対応が求められます。

債務者に与えられている権利

ここで注意したいのは、債務者にも一定の権利があるということです。例えば、過払い金の請求や消滅時効の援用などがあります。

過払い金とは、利息制限法の上限を超えて支払った利息のことです。これが発生している場合、返還を求めることができます。

消滅時効は、一定期間が経過すると債権が消滅する制度です。ただし、時効の援用(権利行使)をしないと効力が発生しないので注意が必要です。

これらの権利は、専門的な知識がないと行使するのが難しいかもしれません。専門家に相談し、自分の権利を適切に行使できるようサポートをしてもらうのをおすすめします。

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専門家への相談はなぜ重要?どこに相談すべき?

専門家への相談はなぜ重要?どこに相談すべき?

ここまで解説してきたように、受任通知兼請求書への対応は複雑です。そのため、専門家への相談が非常に重要になってきます。では、どんな専門家に相談すべきでしょうか。

認定司法書士に相談するメリット

認定司法書士は、法的知識を持つ専門家として、適切な対応策を提案してくれます。特に、債務整理に関しては豊富な知識を持っています。

認定司法書士に相談するメリットは、まず専門的なアドバイスが得られることです。法律の専門家として、あなたの状況に最適な解決策を提示してくれるでしょう。

また、交渉力も期待できます。債権者側と交渉する際、個人で行うよりも専門家が入ることで、より有利な条件を引き出せる可能性があります。

さらに、精神的な負担の軽減も大きなメリットです。債務問題は精神的にも大きな負担になりますが、専門家にサポートしてもらうことで、その負担を軽減できます。

どんな相談内容が多い?

認定司法書士への相談内容は多岐にわたります。よくある相談内容をいくつか紹介しましょう。

まず、債務の正当性の確認です。受任通知兼請求書に記載された債務が本当に正しいのか、過払いはないのかなどを確認します。

次に、返済計画の立て方です。現在の収入や支出を考慮し、無理のない返済計画を立てるサポートをしてくれます。

債務整理の方法についての相談も多いです。任意整理、個人再生、自己破産のどれが自分の状況に適しているかを、専門家の視点から助言してくれます。

キン助
ワシの人生相談も乗ってくれるやろか?なぁ弁護士さん、ワシは結婚できるやろか!?
闇瀬古
すな。占い師さんへの相談すな。

相談時に準備すべき資料

認定司法書士に相談する場合は、いくつかの資料を準備しておくと、より具体的なアドバイスを受けられます。

まず、受任通知兼請求書です。これがなければ、具体的な相談ができません。次に、過去の支払い履歴を用意しましょう。いつからどのくらい支払いが滞っているのかを把握するために必要です。

収入や資産状況の資料も重要です。給与明細や預金通帳のコピーなどがあると、より正確な返済計画が立てられます。

借金の総額や債権者の一覧があれば、なお良いです。これにより、全体的な債務状況が把握できます。

これらの資料を準備することで、初回の相談でより具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

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まとめ

まとめ

受任通知兼請求書は、決して恐れる必要はありません。むしろ、これを機に自分の財務状況を見直し、適切な対応を取るチャンスだと捉えましょう。

支払いが可能な場合は速やかに対応し、困難な場合は専門家に相談するのが重要です。無視することは問題を大きくするだけなので、避けましょう。

受任通知兼請求書に関してお悩みの方は、当サイトで紹介している債務整理に強い司法書士事務所・弁護士事務所に相談してみる選択肢もあります。まずは一人で悩まず相談されてみてはいかがでしょうか。

借金問題を解決するのは、より良い暮らしを送るための第一歩です。この機会を前向きにとらえ、専門家のサポートを受けながら、解決に向けて進んでいきましょう。

キン助
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