最近、0120-397-863という電話番号から着信する方が増えています。
特に携帯電話に着信するといった事例が増えており・・・さらに、こういった方々の共通項が実はあります。それが「アコムからお金を借りている方々」というものです。
つまり結論から言えば、こちらの番号は消費者金融大手のアコムが返済遅れを起こしている方に対して電話をする際に使う電話番号であり、ネット上の口コミにも同じようなコメントが多数寄せられているような状況です。
そこでここでは0120-397-863の番号から着信した状況は危険であるかどうかを解説するとともに、今すぐにでもこの番号からの着信を止めるための対処法についても解説していきます。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
0120-397-863に関する口コミまとめ
まずは0120-397-863に関する口コミをまとめて紹介していきます。
今回はネット上の電話番号に関する情報が多数掲載されている「電話帳ナビ」から情報をピックアップしてご紹介していきます。
口コミ１：アコムからの着信
悪徳サラ金で有名なアコムです。
遅延金額が法外ですので、利用は控えた方が良いですよ。
法定金利を超えてますから！
皆さん気をつけて下さい。
口コミ２：仕事中に電話がかかってくる
無駄に長い。
かかってくるのが確実に仕事中。
口コミ３：企業名を答えてくれない
どれだけ企業名聞いても答えない
会社規定より電話口の人間からの要求答えないのはどうかと思う。
「担当の⚪︎⚪︎ですが⚪︎⚪︎様でおまちがいないでしょうか？」なんの担当なんですかね(すっとぼけ
【独自考察】0120-397-863からの着信、傾向は？
0120-397-863からの着信には、口コミをみている限りいくつかの傾向や共通点のようなものがあります。
「どんな理由で電話をしてくるか」についてはこの後詳しくご紹介しますが、基本的にアコムからこの番号で着信する場合は用件レベルが比較的高く、最悪の場合は会社にまで電話をしてくることがあります。
通常、アコムは大手消費者金融であることから顧客との契約情報を他者に漏らさないという鉄の掟があります。よって会社に電話する際には可能な限り個人情報に配慮し非通知であったり、個人名で電話をするものです。
しかし番号通知で堂々と電話をしてくるということは、アコム側も相当本気で会社に電話してきていることになるわけです。
【解説】0120-397-863からの着信の理由は？
0120-397-863からの着信は、大手消費者金融のアコムからの着信です。ここでは、アコムが0120-397-863の番号から債務者に電話をかけてくる理由について説明します。
アコムからの督促の電話
返済に遅れが生じた場合、アコムから督促の電話がかかってきます。
口コミによると、その電話は会社にもかかってくるケースもありますが、この場合はすでに個人への着信を無視している可能性があります。
返済専用取引の通知
返済専用取引に移行するという通知の可能性もあります。
返済専用取引とは簡単に言えば今までは返して借りてというサイクルで自転車を漕げていたものの、これ以降は再貸付を停止し返済のみを受け付けるという文字通りの通知です。
その他の用件
上記2つのケース以外にも、以下のようなことを求められることがあります。
- 必要書類の提出
- 今後のお取引に関するお願い
などが中心となりますが、どちらも債務者にとって都合のいい話は何一つとしてないでしょう。
特に今後の取引に関するお願いについてはお願いと命題が付いているものの、実際には返済専用取引に移行するといった通知であったり、場合によっては強制解約に関する通知の可能性すらあるわけです。
0120-397-863からの着信を無視しても良いケースとは？
不安な気持ちを抱えながら着信を無視し続けるのは、精神的な負担が大きいものです。着信履歴や不在着信が残り続けると、仕事や生活に集中できなくなってしまう方も多いでしょう。
返済に関する不安から着信に怯えて、日常生活に支障をきたすことは避けたいもの。実は、電話の主がアコムだったとしても、着信を無視しても問題がないケースがいくつか考えられます。
アコムへすでに返済を完了している場合
返済終了から数日経過してもなお、アコムから着信が続くケースがあります。この場合は、システム上の処理遅延が原因である可能性が考えられます。
返済完了から1週間程度経過しても着信が続く場合は、アコムのコールセンターや債権管理部門に連絡しましょう。返済が完了していることを確認してもらえれば、着信は必ず止まります。
手元に返済完了を証明できる書類がある場合は、過度に心配する必要はありません。念のため、最終的な返済時に受け取った領収書や口座引き落としの履歴を用意しておくと安心でしょう。
間違い電話や勧誘電話の可能性がある場合
アコムと契約関係がなかったとしても、アコムのフリーダイヤルから連絡が入ることはあります。この場合は、勧誘や営業目的の着信である可能性が考えられます。
名前を名乗らない、企業名を明かさない電話は、無視するか留守電に回しても問題ありません。あとから留守電に残されたメッセージを聞いて、電話の目的を見極めてから対応を考えましょう。
心当たりがない着信に悩まされる場合は、一度電話に出て用件を確認することもひとつの手です。アコムの担当者は、借り手の本人確認を慎重に行うため、間違い電話だとわかれば着信は止まります。
しつこい営業や迷惑電話の場合の対策
営業や勧誘目的と判断できる電話は、毅然とした態度で対応する必要があります。借入れの意思がない場合は、その旨をはっきりと伝えましょう。
きっぱりと断ったにもかかわらず、執拗に電話がかかってくるときは、警察や消費者センターに相談することも視野に入れてみてください。
迷惑電話を防ぐために、通話アプリや携帯電話の機能を活用してもよいでしょう。着信拒否設定や迷惑電話フィルターを利用することで、不要な着信を減らせます。
執拗な営業電話は、消費者保護の観点から規制対象となる可能性があります。着信日時や通話内容を記録しておくと、相談時の参考資料として役立つでしょう。
返済遅延時にアコムからの電話を放置するとどうなる？
返済が遅れていても、相談することで無理のない返済プランを立てられる可能性があります。期日までに返済できない事情がある場合は、早めにアコムへ連絡しましょう。
反対に、返済が遅れている状態で電話を放置しても、問題が先送りになるだけで何も解決しません。対応しなければ、以下のように状況は少しずつ悪化していきます。
ステップ1 遅延利息が発生する
返済が遅延すると、支払いが遅れた時点から遅延損害金（遅延利息）が発生し始めます。遅延損害金は支払いに上乗せされるので、返済総額が増え続けることになります。
返済を先延ばしにすれば遅延損害金は膨らむので、放置すればするほど借入総額が増加して、返済がより困難になっていくでしょう。そのため、遅延が発生した段階でアコムに連絡して相談をすることが理想的です。早期に相談することで、収入状況に応じた返済プランを立ててもらえる可能性が高まります。
ステップ2 自宅や職場に電話がくるリスクがある
いつまでも電話に応じなければ、アコムとしても他の連絡手段を講じる他ありません。連絡を放置し続けると、借入時に登録したすべての連絡先に電話が入る可能性があります。
例えば、登録している勤務先、自宅の固定電話に連絡が入ることは、十分に考えられるでしょう。職場への連絡は、雇用関係に影響を及ぼすおそれがあります。信用を重視する職場では、返済に関する問題が発覚することで立場が悪くなることも少なくありません。
契約時の連絡先に変更があったとしても、アコムはさまざまな手段で連絡を取ろうとします。住所や勤務先の変更を届け出ていない場合は、古い連絡先に連絡が入る可能性もあるため注意しなければなりません。
借金問題の親バレリスクについては、こちらの記事で詳しくご覧ください。
ステップ3 債権回収会社からの取り立てがスタートする
アコムが債務者と交渉ができないと判断すれば、債権譲渡が行われ、今度は債権回収会社の取り立てがスタートします。債権回収会社が対応することになれば、これまで以上に頻繁に連絡が来る可能性が高まるでしょう。
基本的に債権回収会社からの連絡は、返済または相談に応じない限り続きます。債権回収会社は、債権の回収に関する専門的なノウハウを持っているので、より粘り強く連絡を取ろうとしてくるでしょう。
督促電話の頻度が増えるだけでなく、文書による催告も始まります。
手紙や配達証明付きの郵便物が届けば、近所の目が気になるようになるかもしれません。債権回収会社は、いつまでも返済しないでいると、法的手続きに着手します。
ステップ4 裁判所を通じた手続きに着手される
債権回収会社は、いつまでも返済しないでいると法的手続きに着手します。具体的には、裁判所を経由した「民事訴訟」や「支払督促」があります。
民事訴訟とは、個人の間で生じた争いを裁判官が解決する手続きです。民事訴訟の訴状が送達されると、対応が必要になります。
裁判所からの通知は受け取り拒否をしても法的効力が発生するので、期日までに応答しなければ、債権者に有利な判決が下される可能性が高まる点に注意が必要です
一方、支払督促は、民事訴訟と比較すると簡素な手続きですが、異議申し立てをしないでいると民事訴訟よりも早く裁判所の判断が出てしまいます。異議申し立てをした場合は、民事訴訟へと移行しますが、対応しないであれば債権者に有利な判決が下されるでしょう。
ステップ5 財産が差し押さえられる
民事訴訟や支払督促が確定すると、「債務名義」を取得されてしまいます。債務名義とは、強制執行手続きをする上で必要な書類です。
強制執行をされると、不動産や預貯金といった財産を差し押さえられる可能性があります。突然、銀行口座が0円になっていたといった事態も想定されます。給与の差し押さえがされてしまえば、生活が立ち行かなくなる方もいるかもしれません。
差し押さえを回避するには、早めの対策が重要です。
特に、給与の差し押さえは雇用主に事情が知らされるので、職場での信用にもかかわります。
さらに、通帳やカードが使えなくなることで、日常生活に重大な支障が出ることも考えられます。家賃や公共料金の支払いに影響が出れば、生活基盤が揺らいでしまうかもしれません。
借金が返せない場合にどのようなリスクが生じるのか、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
0120-397-863からの電話を止める方法
0120-397-863は、消費者金融のアコムからの電話です。この番号から電話がかかってくるということは、同社に未払い金がある可能性が高く、契約そのものからして危険な状況です。
そこで具体的に、この番号からの電話を止める方法を説明します。
アコムへきちんと返済する
アコムへきちんと返済すれば、そもそも電話はかかってきません。
・・・ごもっともです。
しかし、もし手元にいくらかでも費用があり、返済に回せる状況であればアコムへ返済することが今日今すぐにでもできる、この番号からの着信を止める方法となりますので、一応ご紹介しておく程度です。
着信を拒否する
0120-397-863からの電話を受けなくするもう一つの方法は、その番号からの着信を拒否することです。
・・・これもまた一応物理的な方法の一つなので、ご紹介したまでです。
実際にはアコムからの番号を着信拒否に登録すると、アコムは別の番号から電話をしてくるだけです。
そして着信拒否をしたことはアコム側にもバレますので、結果的には取り立てのレベルが数段階一気に引き上げられることになります。
この方法を取るくらいならこの次にご紹介する方法をとるべきでしょう。
任意整理を行う
具体的な目安として、翌日の夕方までにアコムの求める金額を返済することができない場合は、アコムとの任意整理（債務整理）を行うべきでしょう。
ちなみに任意整理を行うと督促や取り立てなど本人宛の連絡も一時的に、最短即日でストップすることになります。
任意整理を依頼した司法書士の事務所へ、今後は連絡が行くようになるからです。
その他、任意整理の交渉がまとまるまでの間は支払いを行う必要がなくなるので、経済的に一度態勢を立て直す時間や余裕を得ることができるでしょう。
個人再生を行う
返済計画を立て直し、収入に応じた返済を続けたい場合は、個人再生の手続きが選択肢となります。個人再生は、一定の収入と生活再建への意欲があり、継続的な返済能力がある方向けの制度です。手続き費用は必要になりますが、財産を手元に残せるメリットがあります。
自宅を持っている方や今後も安定した収入が見込める方は、個人再生を検討してもよいでしょう。住宅ローンを組んでいる場合であっても、個人再生であれば自宅を残せる可能性が高まります。
個人再生では、一定期間の返済を確実に行うことで、借金問題からの解放が見込めます。収入に見合った返済計画を立てられれば、新たな出発が可能になるのです。
自己破産を行う
返済の見通しが立たず、借金が収入の3倍を超えている場合は、自己破産も視野に入れましょう。破産手続きを開始すれば債権者からの取り立ては止まり、精神的な負担から解放されます。
ただし、自己破産を行うと借金は免除される一方で、保有している財産を処分しなければなりません。生活に必要な財産まで処分される心配はありませんが、他の手続きとは異なり財産を手元に残すことができないことが大きなデメリットです
とはいえ、自己破産が認められればすべての借金の返済義務が免除されます。債務超過状態から抜け出せれば、新たな人生を歩み始めるきっかけとなるでしょう。自己破産は、債務者の経済的再生を目指す制度として、毎年多くの方が利用しています。
債務整理に強い専門家の探し方
債務整理を行う際は司法書士や弁護士に依頼する必要がありますが、すべての専門家が債務整理に精通しているわけではありません。ここでは、おすすめの専門家の選び方を説明します。
ポイントは、相談者の状況に応じた適切な解決策を提案できる専門家を選ぶことです。経験豊富な専門家であれば、さまざまなケースに対応してもらえるでしょう。
すべての司法書士・弁護士が債務整理に強いわけではない
「司法書士や弁護士の資格があっても、債務整理の経験は少ない」というケースは珍しくありません。
なかには、登記や一般民事事件を得意としている事務所もあるので、債務整理の実績が豊富かどうかは事務所によって異なります。
借金問題の相談をするときは、債務整理の経験豊富な事務所を選ぶと、スムーズな解決が期待できます。専門家と相性が合うかどうかも重要な要素です。初回相談時の対応や説明のわかりやすさを確認することで、信頼できる専門家かどうかを判断できます。
債務整理の分野で実績のある事務所は、相談者の心理面にも配慮した対応をしてくれます。借金問題で悩む方の気持ちを理解し、寄り添った対応をしてくれる専門家を選びましょう。
債務整理に特化した事務所を探すにはホームページや口コミを確認
事務所のホームページに、債務整理の解決実績や料金体系が詳しく記載されているかについてもチェックしましょう。また、口コミサイトの評価も参考になります。
債務者の立場に立った丁寧な説明があるかどうかも、重要な判断材料です。相談者の状況を理解し、わかりやすい説明を心がける事務所が望ましいでしょう。
事務所の規模や対応体制もチェックすべきポイントです。複数の専門家が在籍し、チームで対応してくれる事務所であれば、万が一の場合にも安心して任せられます。
費用の説明が曖昧な事務所はトラブルのリスクがあるので、明確な料金説明のある事務所を選びましょう。
債務整理の無料相談を実施している事務所は自信がある証拠
債務整理の無料相談を行っている事務所は、債務整理の経験が豊富で解決に自信があると考えられます。無料相談を通じて事務所の対応や方針、信頼性を判断しましょう。
無料相談では、債務整理の具体的な進め方や必要な費用について聞くことができます。
相談時の質問や提案内容から、専門家の経験や知識の深さを判断することが可能です。
相談者の生活状況や収入状況を踏まえ、実現可能な解決策を提案してくれる事務所かどうかをしっかりとチェックしましょう。専門家の説明を聞いたうえで、納得できる依頼先や解決方法を選択することが大切です。
債務整理の方法や相談先については、こちらの記事で詳しくご覧ください。
まとめ
今回は0120-397-863からの着信について、相手先が消費者金融大手のアコムであることをご紹介するとともに、着信が危険かどうかについても解説してきました。
基本的にアコムはこの番号を使って勤務先の会社にまで電話をかけてくるといった事例報告が目立つため、危険度レベルはかなり高いと言って良いでしょう。
また、会社まで電話をしてくるということは本人との連絡がつかないため「やむを得ず」電話してきているという可能性が高いことから、アコムが本気で取り立てを行おうとしていると考えられます。
対処法としてはやはりここでご紹介した通り、任意整理に強い司法書士に相談を行い、アコム側との交渉の間に入ってもらうのがよいでしょう。
一般的に任意整理において貸金業者に対し司法書士が介入すると、本人宛の取り立てや督促は最短即日でストップします。
厳密には司法書士が債務者の方と委任契約を締結し、受任通知をアコムへ送付し、それがアコムへ到着したタイミングから本人に対する督促や取り立てが停止することになるわけです。
よって、早ければ早いほどそれだけアコムからの本人宛の督促や連絡が停止することになるため・・・可能な限り早く任意整理の相談を司法書士にすべきでしょう。
なお、任意整理の交渉をきちんと行える借金関係に明るい司法書士のリストはこちらのボタンからご確認いただけます。
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