トバシ借金道ニュース速報のお時間です。
2020年から今年にかけて全国の3,500人に対し、およそ3億5,600万円を貸付不法に1億4,000万円程度の利益を得た闇金業者がこの度、神奈川県警によって逮捕・摘発されました。
特に今回、実名報道という重い処分が下された大木容疑者は多重債務者や闇金ユーザーの中ではある意味「有名人」だったと言って良いでしょう。
なぜなら、この容疑者は「九両ファクター」「ギフリー」といった闇金スレスレの事業を営む「和紋じゃぱん株式会社」の代表として知られているからです。
今回は速報版としてフリマサイトを装う闇金ギフリーの運営者がついに摘発されたことに触れつつ、こうした新型ヤミ金と呼ばれる業者からお金を借りてしまっている債務者の方が今後どうなるのか、またどうすべきなのかといった点についてご紹介していきます。
また、昨今の新型ヤミ金摘発が続いている状況に鑑み「正規の貸金業者からお金が借りられず、今後どうしたらいいのか」と途方に暮れている方にも、一発逆転できる方法をご紹介していきます。
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【ギフリー運営者摘発】報道情報に見る状況まとめ
ここではギフリーの運営者が摘発されたというニュースを受け、まずは信頼できる情報筋による報道情報を確認していきましょう。
その上で、今回何が起こっているのかについてもポイント別に絞って解説していきます。
報道情報
ここでは共同通信が発出した逮捕報道情報を掲載している日刊スポーツの公式メディアから引用し、報道情報をお伝えしていきます。
神奈川県警は24日、フリーマーケットサイトで金券を購入したと見せかけ、出品者を装った顧客側に送金して高金利で貸し付けるヤミ金融を営んだとして、出資法違反などの疑いで東京都町田市金森6丁目の会社役員大木美仁容疑者(43)ら男女6人を再逮捕した。県警によると、大木容疑者ら3人は容疑を認め、他の3人は否認している。
県警は、大木容疑者らが2020年から今年にかけ、同様の手法で全国の約3500人に約3億5600万円を貸し付け、約1億4千万円の利益を得たとみて、捜査を進める。
逮捕容疑は20年9月~今年4月、「ギフリー」の名称で金券の個人売買を行うフリーマーケットサイトを運営していると装い、川崎市の男性ら7人に計約275万円を貸し付けた上、ギフトカードの形で利息として約140万円分を受け取るなどした疑い。
県警は今月4日、無登録で貸金業を営んだとして、貸金業法違反の疑いで6人を逮捕していた。(共同)
ポイント①今回の逮捕容疑は出資法違反
今回の逮捕容疑は出資法違反によるものです。
よく闇金業者を摘発する際に適用される罪状であり、これは利息制限法の範囲を超える金利を徴収していたことに対する容疑となります。
報道を確認する限り、神奈川県警側が犯人たちの認否をある程度明らかにしていると考えれば、今回ほぼ全ての関係者が一網打尽にしまった状況と見て間違いはなさそうです。
債務者の方からすれば、脅しをかけてくる人物が逮捕されている、または脅しをかけてくる人物の上司にあたる人物が逮捕されているということで、少し安心材料になるかもしれません。
ポイント②決め手になったのはギフリーの存在
今回の事案はテレビ局を含めてメディア各局が報道していますが、具体的な業者名まで踏み込んで報道しているところはさほど多くはない印象です。
しかし先ほどの通り、日刊スポーツが掲載している共同通信発の情報によれば、今回の逮捕容疑として決め手になったのは、ギフリーの運営が大きいと考えられます。
ポイント③ギフリーはもともと健全運営と謳っていたフシがある
もともとギフリーは健全運営な業者で、
「闇金など、とんでもない言いがかりである!」といった勢いで営業していた業者でもあります。
詳細はこの後ご紹介していきますが、事実としてギフリーは当時猛威を振るっていった給料ファクタリング業者や後払い現金化業者とは抜本的に異なる仕組みを採用し、今で言う先払い買取のような業態で営業していたという経緯があります。
このことによって、ギフリーは何ら法律に違反することなく、ブラックの方でも資金調達が可能ですという話を宣伝文句にしていたのですが、今回あえなく御用となってしまったというわけです。
ポイント④スキーム自体は先払い買取=先払い買取系の逮捕事例ができてしまったことになる
ギフリーのことを掲載している各メディアを確認してみると、ギフリーは後払いもしくはツケ払い現金化業者であるという論調になっていることがほとんどです。
しかしどのメディアもしっかり勉強しているところであれば、珍しいスキームを採用している業者であるとか、後払いかどうかは判断がつかないが、ブラックでもお金が借りられるといった表記をしているケースが見られるものです。
これは、スキーム自体が今で言うところの先払い買取現金化に該当することを意味しており、ギフリーが元祖かどうかは別として、かなり早い段階で先払い買取スキームを実現していた業者ということもできるでしょう。
ここから見えてくることはたった一つです。
今まで法的にはグレーだが、まだ摘発が出ていないと言われていた先払い買取業者が摘発逮捕されてしまったという前例ができた、ということです。
一般的には、日本のお役所や警察機関は前例ができるとイケイケどんどんで摘発を広めていくことになりますので、今回のギフリー摘発を受け、先払い買取現金化が極めて営業しづらい情勢になったことは間違いないと言えるでしょう。
今後新しいスキームが出てくるかどうかはまだ判断ができないところですが、基本的には闇金業者であるという判定が出たも同然です。
今後先払い買取現金化によるブラックの方の資金調達は極めて危険であり、なおかつほぼ無理な話になってくると思っていただいて差し支えありません。
ポイント⑤2023年10月4日に貸金業法違反でも逮捕されている=完全に闇金認定
ここがめちゃくちゃ重要な話となります。
今回の容疑者たちは、2023年10月4日にも一度逮捕されています。
罪状は貸金業法違反であり、今回の出資法違反による逮捕に輪をかけて、警察が完全に容疑者およびギフリーのことを闇金業者として認定し、逮捕状を執行したということになるのです。
逮捕された大木容疑者(43)が関与していたと思われる新型闇金業者まとめ
逮捕された大木容疑者は、会社役員という報道になっていますが、実際には現在確認できているだけでも、建設関係の法人を1社保有しており、その他に「和紋じゃぱん株式会社」というギフリーの運営や、その他新型闇金と判断されている業者の運営を行っていた形跡があります。
ここでは、大木容疑者が関与していたと思われる新型闇金業者についてまとめて、その変遷をたどっていきます。
①九両ファクター
こちらは2020年頃から猛威を振るった給料ファクタリング業者の一種であり、いわば業界の先駆け的存在でもありました。
現在では最高裁によって給料ファクタリング業種が闇金であるという判断が下っていることから、下火になり後払い現金化などに流れていったわけですが、こうした給料ファクタリングの黎明期から大木容疑者が関与していたということは、かなり大きなポイントと言えるでしょう。
②ギフリー
今回の決め手となったのは、ギフリーです。
こちらは、先ほどの給料ファクタリング業態が運営できなくなってしまった際に出てきた新しい法の抜け穴をかいくぐるかのような業態なのですが、現在では違法であるという判断が出ており、同様に多くの業者が警察によって逮捕摘発されている状況下にあります。
そして、このギフリーは、後払い現金化業者が全盛期だった時代に一歩先を見据えて、現在の先払い買取現金化の業態を取り入れていた、かなり珍しい業者でもあります。
よって、今回の逮捕は後払い業者の摘発という単純な2番煎じの話ではなく、先払い買取現金化業者が摘発されたという大きな話になるのです。
ギフリーを利用中または過去利用していた方からよくありそうな質問まとめ
ここではギフリーを利用中、もしくは過去にギフリーを利用しており、返済を迫られている方からよく寄せられそうな質問をまとめてご紹介していきます。
ギフリーへの返済義務はまだ残りますか
大原則として、ギフリーが逮捕・摘発されている以上、また警察が認否をある程度明らかにしているというところからも、ギフリーの運営に関わっている人物はあらかた逮捕されたと考えられますが、まだ残党がいて督促をしてくる可能性は考えておいた方が良いでしょう。
ここを踏まえて回答すると、ギフリーへの返済義務は基本的にありません。
ギフリーは闇金業者であるとして警察が判断している以上、闇金業者からの貸付が不法原因給付にあたり、元本から返済の必要がないという原則が適用されると考えられます。
しかし、闇金はそんな話一切聞きませんので、きちんと対応できる司法書士に介入してもらって、督促を正式に停止することが求められます。
鬼のような督促が続く可能性はありますか
可能性自体はあります。
残っている残債だけでも回収しようとして、ギフリーの残党やギフリーの関係者を名乗る人物が債権を引き継いだなどと言って、鬼のように督促してくる可能性はあるでしょう。
今回の逮捕で自分の個人情報が他の闇金に流れる可能性はありそうですか
可能性は残念ながら、かなり高いと言わざるを得ません。
逮捕寸前に情報を他の業者や系列業者に逃がして、そこから新規に営業を再開するというのは、新型ヤミ金のみならず、違法金融各社がよくやる手法です。
ということで、今回の逮捕でご自身の個人情報が他の闇金等に流れる可能性は十分に考えられますので、司法書士に相談の上、対策を立てていくということも求められることになります。
先払い買取現金化を利用中の方からよく寄せられそうな質問まとめ
ここではギフリーのみならず、全般的に先払い買取現金化業者を利用中の方からよく寄せられそうな質問をまとめてご紹介していきます。
ギフリーの逮捕で今後利用中の業者が摘発されたり廃業する可能性はありますか
可能性はかなり高くなってきました。
ギフリーが捕まったということは、先払い買取現金化業者の業態そのものが闇金認定をされたということになりますので、警察も一気呵成に他の業者への摘発や強制捜査を行う可能性は十分に考えられるのです。
業者が摘発されたらもう取り立てはなくなりますか
そうとも言えません。
ギフリーのパートでもお伝えしましたが、残党や系列業者による取り立てが止まらないという可能性は十分にありますので、こうした業者を利用してしまっている場合には、闇金対応に強い司法書士に相談の上、適切に対応していく必要があります。
ぶっちゃけ先払い買取って闇金なんですか
割と誰もがそう思っていましたが、今回、警察が1つの判断基準を提供した形です。
もともと給料ファクタリングもそうですが、新型ヤミ金のうち現金化関係の業者は違法業者ではなく、正規の売買契約に基づいてビジネスをしていると主張するため、様々な抜け穴を用意していたわけです。
しかし先払い買取現金化についてもその1つであり、いわば第3世代と呼べるような存在ですということで、基本的にはぶっちゃけ先払い買取現金化=闇金というのが有識者の共通見解なのですが、法的にそういった判定が出ていなかった今までは、声を大にしてそうした主張を行うのが難しいという事情もありました。
先払い買取現金化業者から名誉毀損で訴えられるリスクなどもあったからです。
フリマサイトを装う闇金や先払い買取現金化業者を使ってしまった場合の督促停止方法まとめ
フリマサイトを装う闇金業者や、先払い買取現金化業者を使ってしまった場合に取りうる正しい督促停止方法をまとめてご紹介していきます。
【大前提】闇金業者の場合は返済義務なし!ただし…
闇金業者の場合は、民法上の不法原因給付による貸付ということになりますので、元本からして返済義務はありません。
しかし、闇金業者も基本的には違法上等で営業していますので、不法原因給付と伝えたところで手を引いてくれることはまずないと思ってください。
よって、返済義務はありませんが、きちんと法律の専門家である司法書士に介入してもらって、闇金と縁を切ることが重要なのです。
ステップ1.闇金対応に強い司法書士事務所を探す
司法書士なら誰でも闇金に対応できるとは限りません。
具体的には、闇金や違法金融対応に強いと知られている司法書士事務所に相談することが求められるでしょう。
当サイトでも、闇金対応に強い司法書士事務所を複数ご紹介しています。
ステップ2.無料相談で現状をきちんと相談する
ステップ1で見つけた事務所が無料相談に対応している場合は、まず無料相談から行うのがよろしいでしょう。
いきなり有料相談にしてしまうと費用がかかってしまいます。
現状はご自身にとって都合の悪いこともあるかもしれませんが、こういった部分も含めてきちんと正確に伝えるようにします。
無料相談なので時間単位で相談料がかさんでいくことはありませんが、スムーズな相談のためにも経緯はある程度メモに残しておくと良いでしょう。
ステップ3.闇金対応に強い司法書士に介入してもらう
通常、違法金融やこうした闇金業者への介入は、闇金対応に強い司法書士であれば、料金体系的には1社あたりいくらという形で対応してもらえることになります。
問題がなければ、司法書士委任契約を締結し、闇金業者に介入してもらいましょう。
ステップ4.闇金問題が解決する
多くの場合、こうした違法業者は司法書士が介入している案件とバチバチに戦い続けるよりも、他の債務者を追い込んだ方が利益になるため、介入した顧客については多少揉めることはあるでしょうが、基本的には本人宛の督促もすぐに停止し、解決に向かっていくことが考えられます。
闇金業者によっては、司法書士が介入した段階で穏便に解決に向かうというケースも多いため、まずは司法書士に相談することから全てが始まると言って良いでしょう。
まとめ
今回はフリマサイトを装った闇金ことギフリーが逮捕されたというニュースを速報でお伝えしてきました。
債務者からすればブラックでも借りられる金策方法が一つ塞がれたことになりますが、実はこれが一つの潮時であり転換点かもしれません。
闇金業者からの取り立ては違法金融対応に強い司法書士に介入してもらい、通常の業者からの借金についても同じく司法書士に対応してもらうことで、借金問題から根本的に脱出できるチャンスが今来ていると言って過言ではありません。
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