思いがけずライフカードから電話を受け取り、不安を感じている方は多いのではないでしょうか。ライフカードからの督促電話は、適切に対応しないと深刻な事態を招くことがあります。
実際に、連絡を無視し続けたために給与が差し押さえられてしまったケースも報告されています。給料日前に支払いが一時的に厳しくなることは、誰にでも起こりえるため、正しい対処法を知っておくのは大切なことです。
この記事では、ライフカードから督促の電話がかかってきた際の具体的な解決方法をご紹介していきます。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
ライフカードから電話がかかってくる理由とは

ライフカードからの督促には素早い対応が求められます。ここでは、ライフカードから電話がかかってくる3つの理由を解説します。
支払い遅延による連絡
ライフカードからの督促電話は、支払期日を過ぎると早ければ翌日から始まります。
注意が必要なのは遅延損害金です。買い物での支払い(ショッピング枠)は年率14.6%、現金でのお借入れ(キャッシング枠)は年率20.0%と高めの利率が設定されています。
一般的に、支払いが3日遅れるとカードが利用停止となり、1か月を超えると再開までに再審査が必要になることもあります。再審査では収入証明書類の提出を求められる場合もあり、通常の審査よりも厳しい基準が適用されるので注意が必要です。
なお、督促電話は主に平日の日中にかかってきます。職場への連絡で困っている場合は、休日や夜間の連絡を希望することで、調整してもらえる余地もあるので相談しましょう。
利用限度額超過による連絡
カードの利用限度額を超過すると、新たな買い物ができなくなってしまいます。
特に注意が必要なのは、リボ払いの場合です。
毎月の支払額を低めに設定していると、支払い前の残高も限度額に含まれるため、気づかないうちに限度額まで達してしまうことがあります。
この場合、ライフカードの担当者から電話で分割払いへの変更を提案されることがあります。カードを継続して利用するための案内なので、見逃さないようにしましょう。
また、限度額を超えた場合、一時的な増額審査を申し込むこともできますが、審査基準は厳しめです。普段の利用枠の範囲内で収めるのが良いでしょう。
光熱費や携帯電話料金など、毎月の定期的な支払いにライフカードを利用している方は、引き落としに支障が出ないよう、常に利用可能額に余裕を持たせておくことが大切です。
営業目的の連絡
ライフカードからは、督促以外にも保険商品やローンの案内電話がかかってくることがあります。そのため、営業と督促の電話を混同しないように、無視をするのではなく内容をしっかりと確認することが大切です。
通常、保険の案内では、カード決済時の補償内容についての説明、営業電話の場合は、限度額の増額を促すケースなどがありますが、その場ですぐに答える必要はありません。じっくり考えたい旨を伝えて、後日連絡することも可能です。
ライフカードからの電話を無視するとどうなるのか

ライフカードからの督促電話を無視し続けることは極めて危険です。ここでは、電話を無視した時のリスクを3つ解説します。
信用情報への影響
支払いの遅れが2~3ヶ月を超えると、信用情報機関に延滞記録が残ってしまいます。延滞記録は基本的に5年間は抹消されることがなく、その間は新たにクレジットカードを作ることが難しくなってしまうため注意が必要です。クレジットカードは、オンラインショッピング、公共料金の支払い、旅行の予約など、様々な場面で使われるため、クレジットカードが使えないことで、予想以上の不便を感じることも少なくありません。
また、他社との新規契約にも影響が及ぶことに注意が必要です。信用情報機関は複数ありますが、いずれの機関も情報を共有しているため、一社との支払いで問題が生じると、他社でも取引に制限がかかってしまう場合があります。例えば、銀行のカードローンや自動車ローン、住宅ローンなども借入れが難しくなってしまうため注意しましょう。
強制解約のリスク
督促状や電話連絡を繰り返し無視し続けると、カード会社から強制解約の措置を取られることがあります。
強制解約されると、支払いが済んでいない金額を一括で返済するよう求められたり、分割払いやリボ払いなどの便利なサービスも利用できなくなったりします。
一度でも強制解約になると、ライフカードだけでなく、関連会社のカードを作ることも難しくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。
例えば、リボ払いで毎月1万円ずつ返済している方が、残高50万円ある状態で強制解約された場合、50万円を一度に支払うことが求められます。大きな額の一括返済は、ほとんどの方にとって難しいものです。結果として法的措置へと入られてしまうケースも多いため、電話連絡を無視し続けることはおすすめできません。

法的措置への発展
ライフカードからの電話連絡を無視し続けると、支払い遅延を理由に訴訟を起こされることがあります。最終的に、裁判所から支払命令が出されると、給与や預貯金、場合によっては不動産などの財産も差し押さえの対象となります。となれば、現在の借入額よりも負担が大きくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
なお、給与が差し押さえられる場合、手取り額の4分の1までが対象です。手取りが20万円の方の場合、5万円が差し押さえられることになります。多重債務に陥っている場合、複数の債権者から同時に差し押さえを受けることもあるため注意です。
裁判されないためにはどう対処すべきか

ライフカードからの督促を無視し続けると、裁判へと発展する可能性があります。ここでは、裁判を起こされないための対処法について3つ解説します。
支払い相談窓口の活用法
ライフカードの相談窓口は、平日の午前9時30分から午後5時30分まで営業しています。
相談をスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。例えば、カード会員番号、直近3ヶ月分の給与明細書、通帳など、現在の収支状況を説明できる資料を手元に用意しましょう。
相談時には支払いが困難になった理由を簡潔に説明し、収入の見込みについて具体的な金額と時期を伝えます。虚偽の説明は避け、正直に状況を説明することが大切です。
また、無理な返済約束は避け、確実に履行できる金額を提案しましょう。状況に応じて、支払い日の変更や分割払い、リボ払いへの変更など、様々な返済方法の提案を受けられます。追加の相談が必要になる可能性もあるため、担当者名と連絡先もメモしておくことをおすすめします。
一度の相談で解決できない場合でも、継続的なコミュニケーションを通じて、解決策が見つかるケースも多いです。裁判を起こされないためには、ライフカード側と定期的な連絡を取り続けることが大切です。
支払い方法の見直し
現状、支払いが苦しいと感じているのであれば、現在の支払い方法の見直しを検討しましょう。毎月の返済額を調整できる、リボ払いへの変更は有効な手段の一つです。
例えば、50万円のご利用残高がある場合、一括払いでは50万円を一度に支払う必要がありますが、リボ払いなら毎月1万5千円程度からの返済に抑えることが可能です。
支払い日の調整も有効な手段の一つです。給与日に合わせて支払い日を変更することで、資金繰りが改善される可能性があります。その他にも、ボーナス時や、返済に余裕がある月には前倒しで支払いを行うことで、利用可能額を早期に回復させることができます。
支払い方法の見直しを検討する際は、現在の収支状況と将来の収入見込みを踏まえ、長期的な視点で最適な方法を選択することが重要です。

債務整理による解決
支払いが著しく困難になった場合は、債務整理という選択肢も検討しましょう。
債務整理には主に任意整理、個人再生、自己破産の3つの方法があり、個々の状況に応じて最適な方法を選択することで借金問題を根本から解決できます。
任意整理であれば利息を減額し、分割での支払いが可能です。
個人再生では財産を残しながら借金額を減らすことができます。住宅ローンの支払いを継続しながら債務整理を行えるため、持ち家を手放したくない場合に適しています。
どうしても返済が難しい場合は、最終手段として自己破産という選択肢も視野に入れるべきです。ただし、自己破産は債務整理の中でもっともデメリットがあるため、利用時は専門家に相談しながら慎重に検討することをおすすめします。

まとめ

ライフカードからの連絡を受けた際は、早期の対応が状況を悪化させないためには必要です。特に、支払いの遅れや利用限度額の超過は、誰にでも起こりうる問題ですが、放置することで信用情報への悪影響、強制解約、さらには法的措置へと発展するリスクがあります。
支払いの遅れや利用限度額の超過でお困りの場合は、一人で抱え込まず、専門家への相談をおすすめします。借金問題の解決に豊富な経験を持つ弁護士事務所や司法書士事務所では、状況に合わせた最適な解決方法を提案します。
適切な対応と専門家のサポートがあれば、必ず解決への道が開けます。まずは勇気を出して相談することから、借金問題解決の第一歩を踏み出してください。
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