トバシ借金道・時事速報のお時間です。
悪質な督促や毎日の電話攻撃に困り果てて専門家（司法書士）を入れたにも関わらず、今度はその専門家に支払えなくなって困っているという方が増えてきています。
当サイトでも何度かご紹介している「ライタス綜合事務所」という司法書士事務所もまた、その対象のひとつです。
というのも、ライタス綜合事務所への支払いを飛ばそうと考えている方がSNS上を中心に一定数見受けられることが分かりました。
確かに悪質な取り立てや督促を止めてもらうために司法書士に依頼したが・・・その依頼料や報酬が支払えない！
生活が苦しい！
・・・といった具合に問題が起こり、今度は司法書士事務所を飛ばそうor飛ばせないかな・・・と考えるのは、多重債務者視点からすれば「あるある」ですし、理解できる話でもあります。
ただし、あまりおすすめはできません。
例えば闇金は非正規の非合法業者であるのに対し、司法書士は一般的に正規の事業体です。何なら、そこに加えて法律の専門家です。
どんなことになるか、分かったものではありません。
そこで今回は、ライタス綜合事務所を飛ばすと訴訟沙汰になるのかどうか、また払えない時はどのようにすれば良いのか。
そして「ライタス綜合事務所に支払えない場合」の正しい＆安全な対処法を徹底的に解説していきます。
【前提】ライタス綜合事務所とは？
ライタス綜合事務所は、任意整理や闇金対応などの債務問題を中心に扱う司法書士事務所です。
同事務所の概要や主な取り扱い業務、多重債務者や闇金被害者への対応方法などを詳しく解説していきます。
事務所概要
ライタス綜合事務所の代表である司法書士は、「伊藤威」先生です。この先生の神奈川県司法書士会における登録番号は1203号で、簡裁訴訟等代理認定番号は601412号になります。
事務所の所在地や連絡先は公式ウェブサイトに記載されているため、安心して連絡が取れることでしょう。
主な取り扱い業務
ライタス綜合事務所が取り扱う業務にはいくつかありますが、ここではその主なものとして「任意整理」と「闇金（違法金融）対応」について、ご紹介いたします。
任意整理
ライタス綜合事務所では、任意整理という方法を用いて、借りたお金の一部免除や借金の整理ができるようサポートしています。
これにより、多重債務者や生活費が苦しい方でも、少しずつ返済が可能になることが期待できることでしょう。
闇金（違法金融）対応
ライタス綜合事務所は、違法な金融業者からの取り立てや取引を止めるためのサポートを行っています。
後払いやツケ払いの現金化業者など、いわゆる新型闇金にも対応可能で、被害者の救済を目指している事務所です。
多重債務者や闇金被害者に対する対応は？
ライタス綜合事務所では、多重債務者や闇金被害者に対してどのような対応をしているのでしょうか。みていきましょう。
相談料無料で対応してもらえる
ライタス綜合事務所では、相談料が無料であり、気軽に相談ができる環境が整っています。
初回相談では、借金の状況からみて、どのような解決策があるかを専門家から説明してもらえます。
ちなみに、こちらの事務所では借金関係の問題について相談料を徴収することがありません。
無料相談が可能ですので、相談料の部分でお金の心配をする必要は皆無です。
特にネガティブ情報も見当たらない
インターネット上での口コミや評判を調べても、特にライタス綜合事務所に関するネガティブな情報は見当たりません。
これは、同事務所の対応が適切であることを示しているでしょう。
【総評】全体的に優しいと考えられる
ライタス綜合事務所は、無料相談や口コミも良好な点から見て、全体的に利用者に対して優しい印象を持っています。
同事務所は、借金問題を抱える方に寄り添い、解決への道筋を示す良きパートナーと言えるでしょう。
ライタス綜合事務所は飛ばすと訴訟？飛ばした場合のシミュレーションまとめ
ライタス綜合事務所を飛ばすとどのような問題が発生するのか、それに対する対策は何かを考えてみましょう。
まず一般的に考えられるトラブルの流れをまとめ、次にライタス綜合事務所が訴訟を起こす可能性や費用の高さを検証します。
ちなみにここでシミュレーションするのは、あくまでも
- 完全に支払いを放置して
- 事務所側からの連絡も無視する
という、ストレートな踏み倒しを行った場合の想定です。
1.公式な文書による支払い督促
一般的に司法書士事務所への支払いを飛ばすと、まずは支払い督促の書面が送られてくることが考えられます。
司法書士事務所の支払いといえば・・・
任意整理であれば、
- 報酬や事務費用に関する実費
闇金対応であれば、
- 対応時に支払うことを約束している報酬
などが考えられます。
多くのケースでは、この辺りの支払いについて明確に書面で記述を定めることになるわけです。
しかし期日が到来しても支払うことができない場合を中心に連絡をブッチ（＝無視）してしまうことで、こうした文書での支払い督促が行われる可能性があります。
もちろん、この前段階として電話による連絡が来る可能性も高いと言えるでしょう。
こちらについては悪質な取り立てではなく、あくまでも「正規依頼料金支払いのお願い」ということになりますので、正当な理由があって着信するものです。
この段階で支払いに応じることができれば、それ以上の問題は発生しないでしょう。
2.訴訟提起
書面での督促に対しても支払いがない場合、最悪の場合は次のステップとして訴訟が提起される可能性があります。
訴訟を起こすかどうかは、事務所の判断によります。
しかし多額の未払いがある場合などは、事務所によっては訴訟を選択することもあるでしょう。
一般に支払うべき金額が大きくなりがちなのは、任意整理も違法金融対応も「対応してもらった業者の数が多い場合」が多いでしょう。
ただし、こうした事案に対応している司法書士事務所は基本的に一括請求ではなく分割払いに対応してくれるケースが多いものです。
こちらは訴訟となると一括での請求になるケースがほとんどです。
訴訟が提起されると法的な手続きが始まり、相手が法律のプロであることを考えると、ほぼ判決もしくは判決に近い形で和解が出るのは避けられなくなります。
3.判決＆差し押さえなど
訴訟が起こされ、裁判で未払いが認められれば、最終的には判決が下ります。
結果的に差し押さえなどの強制執行が行われる可能性があります。これにより、財産や給与などが差し押さえられ、支払いが強制されることになる危険性も考慮しなければなりません。
【常時可能性あり】緊急連絡先（職場など）へ確認連絡
ここまで紹介してきたシミュレーションとは別に、もう一つ考えなければならない可能性があります。
それが「職場などの緊急連絡先へ確認連絡が入る可能性」です。
一般常識で考えてみると、
- 司法書士事務所と契約をして業務をさせ
- 料金の支払い義務が発生している時に
- 踏み倒すor無視をする
と、当然、まず事務所側としては本人に連絡を取ろうとします。
これは裁判が始まる前であっても、判決が出た後であっても同様です。
ここで本人に連絡がつかなければ、事務所側の言い分として「何か不測の事態が起こったのかもしれない」ということになります。
つまり緊急連絡先に電話をかける正当な理由があることになります。
よって、無視をするといつ緊急連絡先に電話がかかるか分かりません。
なお司法書士事務所は貸金業者ではありませんので、司法書士事務所の名前を名乗ることが予想されます。電話番号も通知となるでしょう。
司法書士事務所からの電話ともなれば当然、会社の上層部も身構えますので人事的に色々と影響があることは否定できません。
【ところで】ライタス綜合事務所の費用は高い？
ところで、今回のテーマであるライタス綜合事務所の費用は、支払いができなくなるほど高く、悪質な料金設定なのでしょうか？
ネット上の一部ではライタス綜合事務所＝分割払いすらできないといった情報も散見されるため、正確な情報を解説していきます。
①相談料
ライタス綜合事務所の相談料は無料です。
実際のところ、債務整理問題や闇金対応に心を砕かれている司法書士事務所の場合、こうした相談料無料の展開を行っているケースもあります。
しかし司法書士事務所であり、かつ借金問題の対応が可能な事務所の総数からすると、まだまだ非常に珍しい取り組みです。
結果、料金としてはまず相談料無料の時点でリーズナブルな部類に入ると言ってもいいでしょう。
②闇金対応
闇金対応の料金は、1件あたり44,000円（税込）です。
これはほぼ相場通りであり、適正な価格だと言えます。逆に、これよりも安い料金設定の事務所は、対応に難があるケースもあるため注意が必要です。
ちなみに司法書士事務所の全体から見ると、違法金融や闇金業者の取り立て停止案件で動ける事務所の数は極めて少ない現状があります。
よって、この金額で対応してくれる事務所自体が少ないということも頭に入れておきましょう。
・・・ということで、決して法外な料金を取っているわけではありません。
③任意整理
任意整理の料金は、1社あたり44,000円（税込）です。
また、別途事務手数料が2～5万円かかりますが、それでも比較的安い部類に入ります。
これについても、同事務所が借金問題の解決に向けて動くことを社会的使命として捉えていることや、対応そのものに自信があることによる料金設定と考えても良いでしょう。
よくある地方都市の司法書士事務所で「サブ的に一応、任意整理に対応している」といった事務所の場合、これよりも非常に高い金額を請求されるケースもあります。
④個人再生
個人再生の料金は、見積もりが必要です。
具体的な金額は、ケースによって異なるため、事前に相談して確認しましょう。
⑤自己破産
自己破産の料金は、275,000円～330,000円（税込）です。
これも、業界内で比較するとさほど高くないことがわかります。
【事実】ライタス＝分割払いOK
ライタス綜合事務所では、分割払いが可能です。これにより、負担を軽減しながら利用することができます。
以上から、ライタス綜合事務所は飛ばすと訴訟のリスクこそあるものの、費用も適正であることが確認できるため、利用者にとって信頼できる事務所と言えるでしょう。
【独自考察】ライタス綜合事務所を飛ばすデメリットは？
ライタス綜合事務所と契約をしている途中で飛ばしてしまうことには、どのようなデメリットがあるのでしょうか？
主に以下の3つのポイントに注意して、飛ばさないようにしましょう。
①訴訟の可能性がある
ライタス綜合事務所を飛ばしてしまった場合、訴訟になる可能性があることを忘れてはいけません。
どの事務所にも通じることですが、契約した事務所との関係が悪化し、支払いの督促や法的手続きが始まることもあります。
そうなる前に、事務所と話し合って問題を解決しましょう。
②信用情報への影響
委任途中で事務所を飛ばすと、個人信用情報に悪影響を与える可能性があります。
というのも、一般的に任意整理や個人再生に関わる手続きに関しては「個人信用情報への影響」が懸念されるところです。
一般には司法書士が適切に介入し、事案が完了に至るとそこから数年で個人信用情報が再びクリーンになります。
しかし、委任途中で事務所の支払いを飛ばしてしまうと、そこで当然ながら司法書士の対応はストップすることになるわけです。
結果的に、せっかく今まで支払ってきた金額が無駄になる可能性もあるでしょう。
つまり、司法書士の対応がストップすることによって個人信用情報が悪化し、そのままネガティブ情報の掲載が続くということになるわけです。
しっかりと信用情報を守りたい場合は、飛ばさずに事務所と話し合いをすることをお勧めします。
③出戻り（もう一度依頼すること）ができなくなる可能性あり
ライタス綜合事務所は守秘義務を持ち、独立系事務所であるため、他事務所にブラック情報が漏れることはありません。信頼のできる事務所です。
しかし、一度ライタス綜合事務所を飛ばしてしまうと、契約上の問題や気まずい雰囲気から、そのような信頼のできる事務所に再度依頼することが難しくなってしまいます。
飛ばすことによるもったいない事態を防ぐためにも、最初からライタス綜合事務所とちゃんと話し合いをして問題を解決することが大切です。
【ライタスに払えない】予想される対応・処分は？
- ライタス綜合事務所を飛ばしたい、飛ばせる？といったお考えがある
- ライタスへ払えないと感じた
こうした時点で、取れる行動があります。
速やかにライタス綜合事務所に連絡をすることです。
連絡をしない場合、した場合それぞれの具体的な対応や処分については、以下のパターンに分けて詳しく説明していきます。
パターン①連絡・相談をブッチした場合
連絡や相談をせずに無視してしまった場合、ライタス綜合事務所も強硬な姿勢で連絡を取ってくることが考えられます。この場合、ライタスとしても法的措置を取らざるを得なくなるでしょう。
ライタス綜合事務所としては本意ではないと思われますが、連絡や相談がない場合は、事務所も対応に困ってしまうことが想定できます。
パターン②きちんと正直に相談した場合
結論から言うと、このパターンでは特に支払いをしなければならない方にデメリットがありません。
きちんと正直に支払いに困っている旨を相談すれば、ライタス綜合事務所は対応に乗ってくれるでしょう。
そもそも司法書士は闇金ではありませんし、中でも特にライタス綜合事務所のように闇金被害者や多重債務者に寄り添う事務所であればこうした問題に直面している方々の対応にも言ってしまえば、慣れているわけです。
結果、理由を説明すれば待ってくれる可能性が高いようです。
そもそも、こういった借金問題や闇金トラブルに会われている方が、司法書士の介入を得たからと言ってすぐさま経済的に回復できるわけでは実際ありません。
もちろん長期的に見ていけば、経済的に再生できる可能性がぐっと高まるわけですが・・・
現実問題として、介入してもらった翌月からウルトラ大金持ちになれるというわけではないでしょう。
・・・この辺りの事情は一般的に事務所側も大っぴらには言えないものの、実際にはある程度理解していると言って良いでしょう。
本音と建前の世界です。
ただし、支払えない場合にはそうした事情の説明や今後に関する相談が必要です。
これがないと、ライタス事務所側としても待つことができません。
説明と相談さえあればライタス綜合事務所としても、支払い計画の見直しや分割払いの対応など、柔軟な対応をしてくれることが期待できます。
また適切な相談を行うことで、事務所との信頼関係が築かれ、今後のサポートにもつながるでしょう。
こうした適切な連絡や相談によって、敵だと思っていたライタスが改めて、本当の意味で味方になってくれることを理解しましょう。
【ライタスに払えない】資金繰りがピンチの時の対応策
資金繰りが厳しい時には、慌てずに適切な対応策を立てることが大切です。
この章では、そんなピンチの時におすすめの対応策を具体的に紹介していきます。各方法を試してみて、あなたの状況に合った最善の対策を見つけてください。
まずライタスへ相談する
まず第一に、ライタス綜合事務所に正直に現状を説明し、相談を申し込みましょう。
あなたが返済に困っていることを伝えれば、事務所は協力的に対応してくれるはずです。
決して自分だけで悩まず、専門家の意見を求めることが解決への第一歩です。
状況を自分でも再度整理する
支払いが難しい状況になっている理由を自分でも整理しましょう。
具体的には、家計簿などを使って収支や支払い先を把握することが大切です。それにより、無駄な支出や優先度の低い支払いを削ることができるかもしれません。
支払いの優先順位を含めて支払い計画を立てる
現状の収支を把握したら、次に支払い計画を立てましょう。
具体的には、ライタスへの支払いや家賃などの優先度の高い支払いを最優先にし、その他の支払いは可能な範囲で調整していきます。
この計画はライタス綜合事務所にも報告し、今後の対応を相談してください。
【実は可能】ライタス綜合事務所と話し合い、待ってもらう
ライタス綜合事務所に返済困難な状況を説明した上で、支払い計画を提案してみましょう。
事務所側も現実的な対応を求めていますので、きちんと計画を立てて提示すれば、その分だけ待ってもらえる可能性があります。
ただし、そのためには自分の状況を正直に伝え、事務所の意見にも耳を傾けることが大切です。
重要なのは素直に相談し、共に解決策を考えることです。
事務所はあなたの味方ですので、飛ばさずに信頼関係を築き、協力して問題を解決していきましょう。
まとめ
この記事では、ライタス綜合事務所に払えない場合の対処法や、支払いを飛ばした場合のリスクについて詳しく解説しました。
結論として、ライタス綜合事務所への支払いが困難な場合でも、正直に相談すれば適切な対応や待ち合わせができるでしょう。
ここからは、あくまでも当サイトの独自見解としてお伝えいたします。
実際問題、ライタスのような事務所に介入をお願いしても一瞬で経済的にV字回復できる可能性はさほど高くはありません。
これが現実的な話です。
そして一般的に、こうした金銭トラブルに巻き込まれている場合、回復完了までの期間中なんだかんだイレギュラーな事態が発生しやすいものです。
そして、そのイレギュラーに対応していると「ここが最優先の払い先」とご自身では思っているような支払いすら、うまくできなくなってしまうことは実際よくある話です。
しかしここで逃げ出したり、支払いを踏み倒そうとするのではなく、ライタスの場合については勇気を出して相談してみましょう。
相談することによって驚くほどスムーズに、今後の対応を話し合いできる可能性が高いと言えます。
そして、相談や調整の際には「自分にとって不都合なこと」も含めてきちんと話をすることが重要です。
こうした金銭問題に直面している時は、生活の各方面に長年にわたって無理が生じているケースが多く、一般の生活をしていると「まず起こらないようなこと」が連続して起こることもよくあります。
・・・ご自身の中で様々な理由があって支払えない・約束が守れないことは実際よくあることですが、これをご自身でも一度整理して、
- どういった問題があり
- 支払いができず
- 今後どのくらいの時間があれば支払いできるようになるか
といったものも含めて相談してみると良いでしょう。
相談のために状況を整理することによって、自動的に活路が見いだせるケースも多いものですよ。
