メルペイスマート払いは最近多重債務者の間でも非常に人気が高い支払い方法です。
なぜならCICブラックでも審査に通ったという声が多く、実際に個人信用情報を見ずに審査を通してくれているからです。
しかし、こちらも滞納すると何かデメリットはあるのでしょうか?
ここではメルペイを滞納した場合についてのトピックをご紹介していきます。
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ブラックOK?メルペイスマート払いとは
そもそもメルペイスマート払いはどのような仕組みなのでしょうか。
これは、個人信用情報機関の情報がどうであれ、メルカリでの取引や様々なやりとりによって審査が行われ、その人の行動パターンからAIが与信枠を弾き出すというシステムとなっています。
つまりは・・・
CICブラックだろうがJICCブラックだろうが、何だったら全銀協ブラックだって、メルペイスマート払いを使えるチャンスはある
というわけです。
ちなみにこの限度額は、多い人だと20万円前後まで上がるケースもあります。
メルペイスマート払いは近年様々なリアル店舗でも使えるようになっていきましたので、クレジットカードの与信枠のような使い方も可能となります。
出典:メルペイスマート払い
基本的にはメルペイスマート払いは翌月一括払いで精算をすることとなります。
つまり、例えば1ヶ月の間に20万円利用したとしたら、次の月には20万円をきっちりと返済しなければならないというわけです。
ちなみに日付が変わって月をまたいだとしても、枠の返済が完了するまで枠が戻ることはありません。
【追記】メルペイスマート払いの下限額
メルペイスマート払いの限度額はユーザーによって異なります。その金額の下限値は100円です。
ちなみにこれは個人信用情報がどれだけホワイトでも、結果が変わることはありません。
あくまでもメルカリや、メルカリに関連する様々な企業やサービスの利用状況・取引における「やりとり」などから審査が行われています。
具体的にはメルカリの取引のメッセージが一定以上の文字数で丁寧だったり、発送が素早く行われていたり、その他、やり取りの際の評価が高いなどが審査事項として考えられます。
なお、こちらの審査は人力審査ではなくほとんどがAIによる審査です。そのため、明確に審査基準は公開されているわけではありません。
最終的には禅問答のような話になりますが、一般的にメルカリのフリマアプリのやり取りで「この人は信頼できる」と「あなた自身が思えるような行動」を心がけることにより、与信金額がどんどんアップしていく可能性があります。
もちろん毎月の支払いをきちんと行うことも重要でしょう。例えば、支払い可能になった瞬間に即座に支払うようにするなど、行動データも重要な審査項目になることが考えられます。
【追記】メルペイスマート払いの上限額
先ほどもご紹介した通り、20万円が一般的な上限値であることがわかりました。
中には20万円を超える与信金額が出たという情報も確かにあります。しかし、こちらはレアケースと言って差し支えないでしょう。
一般的に到達できる上限ラインは20万円と考えておくべきです。
滞納するとどうなる?
メルペイスマート払いを滞納するとどうなるのでしょうか?
基本的には、滞納してもすぐに訴えられたりといったことはありません。
ただし、メルカリで正常な機能が使えなくなる可能性はあります。もちろん、メルペイスマート払いの利用は停止となります。
その他どのようなことが起きるのか、下記にまとめてみました。
売上金没収
メルペイスマート払いの支払い期日を過ぎた場合、メルカリ売上金は基本的に没収となります。
そのため、
売上金を持っている方はメルペイスマート払いの未払に充当される
ということを覚えておかなくてはなりません。
弁護士事務所からの連絡
あまりにも長期の滞納になると、メルカリの事務局側で売掛を回収することが難しいと判断される可能性があります。
そうなると次に待っているのは弁護士事務所からの連絡がくるという可能性があります。
弁護士事務所からメルペイスマート払いに関して督促状が届いた、というケースが全国的に報告され始めています。
ちなみに弁護士事務所についてはこういった「あと払い」・クレジットカードなどの債権回収を得意としている弁護士事務所というケースが多く、基本的に弁護士事務所から督促がきても無視し続けていると、どの段階で裁判や訴訟を起こされても文句は言えない状態となります。
もちろん、額面が裁判を起こしたりするには小さすぎるためすぐに裁判になることはほとんど考えられません。
ただ、場合によってはメルカリ側も見せしめというわけではありませんが、法的に権利を使ってくる可能性は十分に考えられます。そのためいつ訴えられてもおかしくない状況であるということは押さえておくとよいでしょう。
ちなみに、ここまで行くことはかなりレアケースではあるものの、本気で相手方から裁判を起こされた場合は「差押」というのもあながちただの脅し文句ではなくなってくるケースが多くなります。
なおメルカリは当初、メルペイスマート払いの回収に関する委託先事務所を公開していませんでした。
しかし様々な不正請求や問い合わせが殺到していると見え、現在ではメルカリの公式ヘルプセンターで延滞時の回収委託先の法人名を公開しています。公開されている委託先事業所名は以下の通りです。
- 鈴木康之法律事務所
- 神田お玉ヶ池法律事務所
- 市ヶ谷中央法律事務所
メルペイ滞納時の弁護士事務所1:鈴木康之法律事務所
まずはレジェンドである、鈴木康之法律事務所です。
鈴木康之法律事務所は一般的に、携帯電話の分割代金やその他インターネット関連の請求業務を引き受けている法律事務所です。
かなり初期の段階から、メルペイスマート払いの滞納も鈴木康之法律事務所が回収業務を行っているという情報がありましたが、現在はメルカリが公式に認めている法律事務所です。
こちらの事務所の回収・督促業務の特徴はメールやショートメッセージ、その他圧着ハガキによる督促業務など、とにかくしつこいことが特徴です。
電話による督促も行われており、一度でも支払い期日を約束してしまうと期日の直前にメールが届いたり、期日を1日でも遅れると精神的にダメージのあるようなメッセージを送ってくるというユーザーの声も聞かれます。
当編集部へ情報提供を頂いた方からの感想としては
- 事務員の品質に当たり外れがある
- サラ金よりめんどくさい
- 鈴木康之法律事務所の担当案件が多すぎて、正直どの案件で連絡してきているか謎
といった内容があります。
メルペイ滞納時の弁護士事務所2:神田お玉ヶ池法律事務所
神田お玉ヶ池法律事務所も、メルカリが公式に公開している委託先法律事務所です。
こちらの事務所は現在のところPaidy、メルカリスマート払いあたりの督促業務を担当していると考えられます。
こちらもまたいわゆる小口債権の管理回収業務を行っている事務所となっており、ネット上の評価はほぼ最悪レベルです。
メルペイ滞納時の弁護士事務所3:市ヶ谷中央法律事務所
市ヶ谷中央法律事務所もまたメルカリ関係の案件を請け負う法律事務所です。こちらは良くも悪くも一般的な督促業務を行う事務所で、実際に当サイトへご連絡をいただいた情報提供者の方からも、
「正直口コミにあるほどの取り立てをしてくるわけでもなく、対応もプレーンで味気ない。もっとグイグイ来てくれへんと債務者としておもんない」
という声が上がっています。
メルペイスマート払いをトバすには?
実際問題、トバしてすぐに職場や実家に連絡が来るという可能性はあまり考えられません。
ただし、向こうが本気を出すと何が起こってもおかしくはありませんので、できるだけ速やかに対処するようにしたいところです。
ちなみにメルカリ事務局はもちろんのこと、各種弁護士事務所についてもこちらから丁寧に職場や実家の電話番号など教えていない限り、そちらに連絡してくることはありません。
また、勝手に調べて電話してくるというケースもほとんど見られませんので安心してよいでしょう。
ただし、メルカリで何か犯罪行為をしていたり、あるいは売り買いしてはまずそうなものの取引履歴がある場合、メルカリ事務局も個別のケースとして関係当局と連携している可能性があります。
この場合は目をつけられてしまっていますので、ここでご紹介するような一般論はほとんど通用しません。完全にレアケースなので、ネット上で答えを探すよりも、早く弁護士や司法書士への依頼を進めたほうが良いでしょう。
例えば、当サイト相談実績No.1の『平柳司法書士事務所』であれば、メルペイなどの後払いサービスと交渉してくれます。
まとめ
メルペイスマート払いは個人信用情報一切関係なしで使えるため大変便利ですが、こちらも支払いが遅れてしまうと、新たに枠を取ることは難しくなります。
そのため、出来る限り遅れないようにするのが原則です。
遅れてしまった場合はまずメルカリの売上金が没収されることを覚えておきましょう。
又、取り立てやからすぐに連絡がくることはありませんが、弁護士事務所などが介入して相手が本気になった場合は、差し押さえなども将来的には考えられることとなります。
裁判や給料の差し押さえを回避したい場合は、平柳司法書士事務所への相談がオススメです。相談料は無料なので困ったことがあったら、まずは相談してみましょう。
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最後に、メルペイスマート払いだけでなく様々な支払いをトバす方法に関しては以下の記事で解説しているので、是非読んでみてください。
http://tobashi-shakkin.com/deadline-delinquency/