恋愛詐欺おすすめ相談窓口6選！返金を求める場合は？

恋愛詐欺は、昨今国内で流行している比較的新しいタイプの詐欺で、年々日本国内での被害額が増えています。
具体的には、外国人とマッチングアプリで知り合い、金銭を要求される詐欺の事を指します。

お互いの素性を知らないまま、ネット上で交流していくため、このような詐欺にあいやすいのです。
この記事では恋愛詐欺被害に遭われた方、または、被害者の方にお親しい方のために、返金を求める場合の方策を含めて、おすすめの相談窓口について解説していきます。

恋愛詐欺とは

まずは恋愛詐欺とは？ということについて、代表的な手口に触れながら解説します。
恋愛詐欺の手口は詐欺を企てる加害者が外国人を装い、マッチングアプリやSNSなどで被害者と出会うという流れから始まります。
そこから「あなたが好きだ」とアプローチを繰り返すなど様々な方法を使って近づいてきます。

そして、そのままトークを続け信用を勝ち取り恋愛感情を抱かせます。

最近は現金以外にも、足がつきづらいことで知られる、仮想通貨を無心してくるケースも目出ちます。
被害者が送金した後、犯人はその金を持ち逃げしてしまいます。
このように、恋愛詐欺の手口は恋愛感情を利用したもので非常に悪質かつ巧妙になっているのが実情です。

恋愛詐欺の相談窓口6選

恋愛詐欺に巻き込まれてしまった場合、どこに相談したら良いのか？ということについて解説します。

【効果◎】弁護士

結論として、最初から弁護士事務所に相談するのがベストな選択肢のひとつです。

しかし弁護士ならば、裁判を起こすことも可能です。その場合、裁判所に訴訟を起こし、相手の財産を差し押さえるという手段に出ることもできます。

また恋愛詐欺の場合は犯人が海外に居住していて、日本の法律ではアプローチが難しいケースもあります。
この場合でも恋愛詐欺に関して実績のある弁護士に依頼出来れば、様々な方法で返金要請を行うことが可能です。

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【効果△】警察

詐欺被害といえば、まず警察を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、警察は民事不介入の原則があることから積極的に動くことが難しいケースもあります。
また、先ほども述べたとおり、外国人からの被害の場合は国をまたぐため警察に相談しても対処することが非常に難しいのが現状です。
なぜなら国境をまたいだ犯罪捜査の場合、日本の警視庁や警察だけでは対応しきれないところも多々存在するからです。

さらに言ってしまえば犯人引き渡し条約が日本国と締結されていない国も残念ながら多々あるため、このような部分がネックとなって警察の詐欺被害捜査が進まないのも現状としてあります。

そして、そもそも詐欺事件として明確に立証するのが難しいケースもあります。そのため被害者救済のためにできることも限られてしまいます。

【効果△】国民生活センター

詐欺被害の相談と言えば一般的には「国民生活センター』への相談が挙げられます。
相談窓口では、対処法についてのアドバイスを無料で受けることができます。
しかし、国民生活センターは消費者問題（消費者の不利な契約や広告に関するもの）を専門的に取り扱う機関であり、金銭の取り返しや実務的な所については効力を発揮しないため、相談してもあまり意味がないという声もあります。

【効果△】探偵・便利屋・なんでも屋

恋愛詐欺について探偵・便利屋・なんでも屋に相談をする人がいます。
これは、これらの職種の人たちが、「犯罪者の特定」を職業として行っているからです。恋愛詐欺は相手の特定が非常に困難を極めます。
どこの国の人がアカウントを裏で操っているかすらわからないことが多いのです。
探偵のうち、デジタル分野に強い探偵は、恋愛詐欺の相手方を特定するのが得意な場合があります。
このような探偵であれば、その後の手続きについて詳しい弁護士と協同関係にあることもあるので、助けになる弁護士を紹介してくれるでしょう。
一方で、便利屋・なんでも屋と呼ばれる人たちも、犯人の特定を職業としていることがあります。

【効果△】行政書士

詐欺の被害については行政書士が詐欺の被害の相談を受けていることがあります。
これは、行政書士は業務として、内容証明郵便を作成すること、警察に被害届の提出や告訴をすることをサポートすることができるからです。
恋愛詐欺においては、そもそも相手が外国にいる場合に、その国に内容証明のような制度があるとは限りません。
また、外国に関する刑事事件についても行政書士が取り扱えるかどうかは不透明です。

そのため、行政書士に相談をしても、恋愛詐欺を根本的に解決することが見込めません。

【効果✕】友人に相談する

相談という意味だけなら友人に相談するのも一つの手です。しかし、友人が解決手段を持っていることは極めて稀です。
逆にそのような相談をすることで「お金に困っているかもしれないので距離を置こう」と思われてしまうかもしれません。

恋愛詐欺のよくある手口と見分けるコツ

恋愛詐欺のよくある手口はどのようなものなのでしょうか、見分けるためのコツはあるのでしょうか。

アプリやSNSを通じて突然連絡してくる

恋愛詐欺は、アプローチの方法としてマッチングアプリ・SNSを利用してきます。
恋愛関係を背後に金銭を騙し取るという行為の性質上、恋愛関係に発展するために利用されるマッチングアプリを利用したり、アプローチできる人数が多い（手当たり次第にアプローチできる）SNSを利用することになります。

b.外国人を装って連絡が来る

外国人を装って連絡がきます。恋愛詐欺のポイントの一つに、自分が知らない世界で生きている人であることが望ましいのです。

これが外国人となると、外国ではそれが普通である・そのようなことにお金がかかるのもやむをえないのか、と思ってしまうのです。
典型的な例としては、軍隊に所属している人が、軍隊を抜けるためにお金が必要だという主張をするような場合です。

金銭の請求をしてきたり投資に誘ったりする

外国人が金銭の請求をしてくることがあります。
よくある例としては、

ただし、このような詐欺は日本のみならず世界中で起きていて、世界中で詐欺に対する啓蒙がされています。
これにあわせて恋愛詐欺も、普段の会話の中で儲かっているフリをして、自分が儲かっているサイトに投資しないか？と申し向け、金銭を詐取するための偽のサイトに誘導するという方法が採られるなどの変容をしています。

アイコンが美人やイケメンでわかりやすい

アイコンが美人やイケメンであることがほとんどです。恋愛詐欺は、恋愛感情を利用して金銭を詐取するものです。
そのため、マッチングアプリやSNSで利用される写真は、そのほとんどが美人・イケメンです。
これらの写真は、インターネット上の芸能人やモデルなどの写真を、もちろん許可など得ずに勝手に利用しているケースが多いです。

不自然な好意を寄せてくる

好意の寄せ方が不自然であることが多いです。これは、恋愛詐欺は外国人によるものであるため、日本人同士のコミュニケーションのそれよりもオープンに振る舞おうとする傾向にあります。
たとえば、日本人男性はあまり「好き」という言葉を面と向かってはもちろん、マッチングアプリ・SNS上でも直接は言わないことのほうが多いです。
しかし、恋愛詐欺においては、このような直接的な表現を多用するのですが、外国人であるからこれらが逆に自然であると感じることを利用しています。

恋愛詐欺の返金は弁護士一択！

恋愛詐欺の加害者に返金させるには、弁護士に相談することが最もおすすめです。
ここまで何度か解説したとおり、恋愛詐欺は返金させることが難しい詐欺です。
これは恋愛詐欺の仕組みが複雑であることや、相手の素性がよくわからないといった点が理由にあります。

そこで弁護士に相談することで、恋愛詐欺の返還請求が可能になります。弁護士は相手の素性調査から独自のノウハウを用いた恋愛詐欺被害の回復まで、包括的に依頼人のサポートが可能なのです。

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警察への相談もスムーズになる

警察への相談も、弁護士がいるとスムーズになる。ということはあまり知られていません。
事実として警察も弁護士が被害者と同席していることにより、被害届の受理など各手続きをスムーズに進めてくれる傾向にあります。
通常、警察はなかなか被害届を受け取ってくれないものです。この理由としては被害者の方の証拠集めや被害申告が警察を動かすにはやや不十分というケースもあるのです。ここを解決し、サポートしてくれるのが弁護士というわけです。
よって弁護士が同席することにより、警察への相談も全体的にスムーズになるといって差し支えはないでしょう。

まとめ

今回は恋愛詐欺被害について、万が一の際に相談すべき窓口3つを解説してきました。
結論としておすすめできるのは弁護士への相談です。
恋愛詐欺被害に詳しい弁護士へ相談することで、被害回復や、犯人への社会的制裁といった部分でスムーズに行動が可能となるでしょう。