結婚詐欺

結婚詐欺の相談先は弁護士だけじゃない|相手の特徴や手口とは

結婚詐欺の相談先は弁護士だけじゃない|相手の特徴や手口とは
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マッチングアプリの普及にともない、結婚詐欺の被害が急増しています。

結婚詐欺に遭った際、加害者の身元が不明な場合は弁護士や警察に相談しても対応を断られるおそれがあります。事前に探偵に身元調査を依頼することで、スムーズな対応が可能です。

結婚詐欺師の素性がわからずお困りの際は、探偵に連絡しましょう。

結婚詐欺とは

結婚詐欺とは
結婚詐欺は、結婚をほのめかし信用させたうえで、金銭を騙し取る悪質な行為です。

詐欺師は二人の将来の話をしつつ「借金を返済してから結婚したい」「結婚資金が足りない」などと言葉巧みにお金を要求します。

SNSやマッチングアプリの普及にともない、結婚詐欺師との出会いの機会が増加しており警戒が必要です。自身は騙されないと過信せず、相手に怪しい素振りがあった際は早めに対処してください。

結婚詐欺師の特徴

結婚詐欺師の特徴
女性を騙す結婚詐欺師の特徴は、以下のとおりです。

  • スペックが高い
  • 紳士的に対応する
  • 出会ってすぐ結婚話をする

「彼は違う」「自分が詐欺に遭うはずがない」と相手を信用したい気持ちは理解できますが、安易に信頼することは危険です。結婚を約束した相手に少しでも詐欺師に当てはまる特徴がある場合は警戒してください。

スペックが高い

結婚詐欺師は、スペックが高いとされる医師や大企業勤務の人物を装います。

結婚を望んでいる女性の場合、条件の良い男性に魅力を感じがちです。安定した職業や社会的な身分の高さは、借金を申し込まれた際にも「返済されるに違いない」という安心感につながります。

相手が本当に社会的身分や属性が高い人物な可能性もありますが、判断には十分な時間と冷静な観察眼が不可欠です。

SNSやマッチングアプリで出会ったスペックが高い男性から求婚された場合は、仕事内容や出身校など身元をしっかり確認することをおすすめします。

紳士的に対応する

紳士的な対応をする理想的すぎる男性は、結婚詐欺師のおそれがあります。

結婚詐欺師は、女性が理想とする男性像を熟知しており、心理誘導に長けたプロです。懐の深い対応をする男性になりすまして甘い言葉をささやき、ターゲットを油断させて、金銭を騙し取ろうと画策している疑いがあります。

レディーファーストを受けたり、さりげなく気配りされたりすると、自身は特別だと有頂天になり大切にされていると相手を信頼しがちです。紳士的な男性がすべて詐欺師とは限りませんが、過度に信用しないことが得策です。

紳士的に対応する人物に対しても、冷静な判断が求められます。

出会ってすぐ結婚話をする

金銭目的の結婚詐欺師は、出会ってすぐに将来の話をする傾向があり注意が必要です。

詐欺目的の場合、加害者はなるべく時間をかけず、ターゲットからお金を手に入れようと考えています。知り合って早い段階で、結婚を匂わせる発言をし、信用を得ようとする手口は詐欺の常套手段です。

結婚を望んでいる場合、将来の話が出ると、嬉しさや相手に嫌われたくないという思いから、判断能力が低下する可能性があります。

結婚は一生添い遂げる覚悟が必要となる一大イベントです。早急な結婚話には、警戒してください。

結婚詐欺師の手口

結婚詐欺師の手口
結婚詐欺師がよく使う手口は、以下の3つです。

  • 婚活の場に出没する
  • 少額を借金・返済して信用を得る
  • 大金を引き出すために嘘をつく

結婚詐欺師は、慣れた手法と巧みな話術でターゲットに近づき信用を得ます。結婚詐欺師に金銭を騙し取られた場合、自分の迂闊さを責めるかもしれませんが、悪いのは加害者です。

詐欺師が用いる手口を知り、詐欺に気がついた際でも一人で思い悩まず、信頼できる専門機関に相談しましょう。

婚活の場に出没する

結婚詐欺師は金銭を騙し取るターゲットを探すために、婚活の場を利用します。

近年、結婚相手を見つける手段として、マッチングアプリの利用や街コンへの出席が人気です。婚活目的のマッチングアプリや、街コンには結婚を望む女性が多数参加しています。結婚詐欺を企む人物は、すぐに逃げられるように身元を偽り婚活の場に出没します。

身分証明書の提出を義務付けている運営会社もありますが、書類を偽造し、チェックの目を逃れる詐欺師の存在も報告されており悪質です。

婚活の場で知り合った人物は、信用できる相手かしっかり判断することをおすすめします。

少額を借金・返済して信用を得る

少ない金額を借り、返済することで信用を獲得する手法は、結婚詐欺の手口の一つです。

結婚詐欺師は、まずターゲットに少額の借金を申し込み、最初のうちはきっちり返済して相手の信用を獲得します。借用書を作成して、信頼できる人物だと印象づける事例も報告されており警戒が必要です。

詐欺師は、少しずつ借りる金額を増やしながら、借金を繰り返し、貯金内容や引き出せる限度額を調べます。詐欺に荷担する人物は勘が鋭い場合が多く、ターゲットが怪しんでいると気づくとすぐに行方をくらまします。

少額であったとしても、お金を貸して欲しいと頼まれた際は、用心することが得策です。

大金を引き出すために嘘をつく

大金を騙し取るために嘘をつくことは、結婚詐欺師の常套手段です。

結婚詐欺では、相手の信頼を得て貯金額を調査したうえで、多額の金銭を引き出そうとします。二人の将来の話をしながら「借金があるからすぐに結婚できない」「親が病気で多額の手術費用がいる」など、大金が必要だと泣きつきます。

具体的な結婚の話で信頼させるだけでなく、婚約指輪の用意をしたり偽物の両親に会わせたりするケースもあり卑劣です。

結婚をほのめかす相手から高額の金銭を要求された場合は、詐欺のおそれがあります。

結婚詐欺に遭った際の対処法

結婚詐欺に遭った際の対処法
結婚詐欺に遭った際の対処法は、以下のとおりです。

  • 警察に連絡する
  • 弁護士に相談する
  • 探偵に依頼する

結婚詐欺の被害者は、周囲に相談できず一人で悩みがちです。友人や家族に相談できない場合は、専門機関を利用して不安解消につなげましょう。

警察に連絡する

結婚詐欺に遭った際は、警察に連絡してください。

警察には、相談窓口や専用電話が設置されています。専門の職員が相談にのり、内容に応じて、関係部署への連絡や適切な対応策を提案してくれます。利用者が、相談先や通報するかどうかに悩む場合も連絡可能です。

警察は、民事不介入の原則があるため、被害金回収には応じず、犯人の身元が不明なケースや証拠が少ない際も対応しません。

証拠収集や身元特定のためには、別の専門機関の利用を検討してください。

弁護士に相談する

結婚詐欺の被害に遭った際は、弁護士に相談しましょう。

弁護士は、返金請求や加害者の銀行口座凍結、訴訟を検討する際の裁判の代理人として法的手続きが可能です。結婚詐欺では、嘘をつかれて治療費や借金返済を要求されるなど被害金額が高額になるケースがあります。140万円を超える損害において、被害回復に対応できるのは弁護士だけです。

結婚詐欺師の身元が判明している場合や金銭を騙し取った証拠がそろっているケースであれば、弁護士は迅速に対応できます。

弁護士への相談は、詐欺師の素性が判明してからの依頼が有効です。

探偵に依頼する

結婚詐欺に遭った場合は、探偵への依頼を推奨します。

探偵は、身元調査や証拠集めの専門家です。探偵業に携わる際は、警察署に届出が義務付けられており、依頼を受け聞き込みや尾行、張り込みなどによる調査が可能です。

詐欺師に騙されたと気がついた際、名前や連絡先などが偽りだったと判明するケースが相次いでいます。探偵であれば、少ない情報からでも身元を割り出せるでしょう。探偵の調査により詐欺師の素性が判明した際、被害届の提出や返金請求につなげられる見込みがあります。

無料相談を受け付けている事務所もあるため、詐欺師に騙されてお悩みの方は探偵への連絡を検討してください。

結婚詐欺を弁護士と探偵に相談した際の違い

結婚詐欺を弁護士と探偵に相談した際の違い
結婚詐欺の被害に遭った際、弁護士と探偵には対応可能な業務に違いがあります。弁護士は法的手続きができ、探偵は尾行・張り込み・聞き込みによる調査が可能です。

弁護士は弁護士法、探偵は探偵業法という法律で職務内容が厳密に定められています。

弁護士と探偵の取り組み可能な業務を把握し、最適な相談先を選択しましょう。

弁護士

弁護士は、結婚詐欺の被害に関する法的手続きや返金請求ができますが、相手の身元が不明なケースは難航するおそれがあります。探偵と違い、少ない情報からの身元調査に特化していないためです。

弁護士の業務は、返金請求、裁判への出廷など多岐に渡ります。弁護士は、職務上必要な範囲で住民票や戸籍謄本などが取得可能ですが、詐欺師の偽名しかわからない場合は対応できません。

詐欺被害に関する証拠が不十分な際も、対応を断られる可能性があります。弁護士への依頼を検討する際は、事前の情報収集が不可欠です。

証拠や相手の情報を入手してから、弁護士へ相談することをおすすめします。

探偵

結婚詐欺に遭った場合、探偵は弁護士と異なり、少ない情報からでも調査により被害の証拠入手や加害者の行方追跡が可能です。

探偵は営業所を管轄する警察へ届け出ることで、詐欺師の尾行や張り込み、聞き込みによる調査ができます。

しかし、調査により詐欺師の身元が判明しても、探偵は弁護士のように被害金回収や相手との直接交渉などは引き受けられません。

探偵により詐欺師の素性が判明したのち、弁護士へ被害金交渉依頼する順番が最適です。弁護士事務所と連携している探偵であれば、迅速な対応が期待できるでしょう。

無料相談を受け付けている探偵事務所もあるため、問い合わせを検討してください。

結婚詐欺に遭ったら専門機関に調査依頼を

結婚詐欺に遭ったら専門機関に調査依頼を
結婚詐欺被害は、弁護士へ相談する前に専門家に相手の身元調査を依頼することを推奨します。

東京中央信用調査は、詐欺師の身元特定調査の専門家が在籍しており、相手の素性をすばやく明らかにします。連携している法律事務所も複数あり、被害金回復を希望する際もスムーズな対応が可能です。

東京中央信用調査には、電話・メール・LINEを利用して24時間365日問い合わせできます。

東京中央信用調査の無料相談を利用して、結婚詐欺師の身元を明らかにしましょう。

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