ドリームニャンコ宝くじの怪しい点4選！評判・実態と被害の相談先

ドリームニャンコ宝くじに登録を検討しているのではないでしょうか。

ドリームニャンコ宝くじで当選金を受け取った口コミは一切なく、「怪しい」という声が多くあります。

本記事では、ドリームニャンコ宝くじの怪しい点と相談先を解説します。リスクも把握し、被害の防止と回復に役立ててください。

ドリームニャンコ宝くじとは

ドリームニャンコ宝くじは、LINEアカウントを友達追加すると参加できます。抽選は毎月行われ、当選金は下記のとおりです。

ドリームニャンコ宝くじは、無料で高額当選の可能性があると謳っていますが、実態には不審点があります。

ドリームニャンコ宝くじの怪しい点4選

ドリームニャンコ宝くじには、怪しい点が4つあります。

不審点を確認し、ドリームニャンコ宝くじの登録は控えてください。

当選金の元手の入手方法が不明である

ドリームニャンコ宝くじの怪しい点の1つは、当選金の元手の入手方法が不明であることです。

ドリームニャンコ宝くじは、無料登録で抽選に参加でき、毎月総額2,000万円の当選金を謳っています。運営企業はドリームニャンコ宝くじから得る収入がなく、どこから当選金を支払っているかを示していません。

高額当選を謳っているにもかかわらず、賞金の出所が不明である点は怪しいといえます。無料抽選での高額当選金は、集客目的の謳い文句である可能性が高いため、ドリームニャンコ宝くじの登録は避けましょう。

運営元が判明していない

運営元が判明していないことも、ドリームニャンコ宝くじの怪しい点の1つです。

インターネット上でサービスや商品を提供する場合、特定商取引に関する法律で記載が義務付けられている項目があります。下記以外の項目や詳細は、特商法ガイドをご確認ください。

ドリームニャンコ宝くじのホームページには、事業者名や所在地など運営元に関する記載がありません。法律を順守していないだけではなく、トラブルがあった際の問い合わせ先が不明なサービスへの登録は危険です。

インターネットでサービスを受けるときは、信頼できるサイトであるかを確認してから登録しましょう。

当選金配布の実績が不明である

ドリームニャンコ宝くじの怪しい点として、当選金配布の実績がないことが挙げられます。

ドリームニャンコ宝くじは、運営13年で総額100億円の当選金を配布してきたと謳っています。しかし、「当選金を受け取った」という口コミは見当たりません。

当選数は、運営13年で累計4000本以上になるにもかかわらず、「当選した」という口コミが見当たらないことは不自然です。

高額当選を謳いながら、金銭の配布実績がない詐欺案件は存在します。ドリームニャンコ宝くじも当選詐欺の一種である可能性が高いため、登録は避けましょう。

多様なLINEアカウントの登録を促される

ドリームニャンコ宝くじの怪しい点の1つに、多様なLINEアカウントの登録を促されることがあります。

ドリームニャンコ宝くじに登録すると、「当選発表まで時間がかかるため、お得情報や懸賞案件を伝える」という内容のメッセージが届きます。

複数の広告を配信し、LINEアカウントへの登録を促すドリームニャンコ宝くじは、オプトインアフィリエイト案件です。オプトインアフィリエイトとは、ほかの案件への登録を促すことで、業者が紹介手数料として報酬を得る手法です。

オプトインアフィリエイト自体は詐欺ではありませんが、ドリームニャンコ宝くじは、紹介されるほかの案件も怪しい内容が多い点で悪質といえます。

ドリームニャンコ宝くじのリスク

ドリームニャンコ宝くじには、下記のリスクがあります。

「無料で登録できるから」と、ドリームニャンコ宝くじの安易な利用は危険です。登録したあとのリスクを理解し、被害を回避しましょう。

個人情報の搾取

ドリームニャンコ宝くじのリスクの1つは、個人情報を搾取される点です。

ドリームニャンコ宝くじのLINE登録を行なったアカウントや、配信された広告先に提供した情報も搾取される可能性があります。個人情報は搾取されたことに気付きにくく、二次被害に遭う可能性があります。

個人情報を奪われると悪用される可能性が高いため、名前や住所、クレジットカード番号などを登録する際は特商法の表記を確認しましょう。不備がある場合、信用できない案件だと判断し、個人情報の登録は控える必要があります。

迷惑メールの増加

ドリームニャンコ宝くじのリスクの1つは、迷惑メールの増加です。ドリームニャンコ宝くじに登録すると、個人情報が流出して迷惑メールが増加する可能性があります。

迷惑メールは詐欺サイトへの誘導や、ウイルス感染の危険がある場合もあります。不審なメールに記載されているURLや添付ファイルは決して開かないでください。返信も避け、迷惑メール対策機能の使用やアドレス変更などで対処しましょう。

突然迷惑メールが増加した場合は、個人情報が流出していると考え、被害状況を確認する必要があります。

追加料金の発生

追加料金の発生は、ドリームニャンコ宝くじのリスクの1つです。抽選は無料で行われますが、当選金の振込手数料や事務諸経費を口実に金銭を要求される可能性があります。

手数料としての金銭要求は、当選詐欺によくある手口です。当選金の受け取りに手数料がかかることはないため、金銭を要求された際は詐欺を疑い、支払いは控えましょう。

金銭を支払ってしまった場合は、追加料金を要求される可能性があります。被害拡大防止のために、追加料金の支払いには応じないでください。

ドリームニャンコ宝くじの評判

ドリームニャンコ宝くじには、「詐欺」「悪質なオプトインアフィリエイト案件である」など悪い評判がありました。「当選した」「金銭を受け取った」という良い口コミは見当たりません。

ドリームニャンコ宝くじは、複数のサイトで「登録しないように」と注意喚起されています。ドリームニャンコ宝くじから金銭を配布されることはないため、騙されないでください。

ドリームニャンコ宝くじ被害の相談先

ドリームニャンコ宝くじで被害に遭った際の相談先は、4つあります。

個人情報を悪用される前に、すみやかに専門家に相談しましょう。専門家ごとに担う役割が異なるため、適切な相談先を選んでください。

消費生活センター

ドリームニャンコ宝くじ被害の相談先の1つは、消費生活センターです。

消費生活センターは、地方公共団体が設置する行政機関で、相談窓口は消費者ホットライン「188」番です。地域の消費生活センターにつながり、専門相談員が話を聞いてくれます。

被害に遭った確証がなくても無料でアドバイスをもらえ、住まいの近くに窓口がある点は、消費生活センターのメリットです。

消費生活センターは、情報提供や被害者救済の役割があり、適切な専門機関の紹介も行なっています。ドリームニャンコ宝くじ被害の相談先に悩んだ場合は、消費生活センターでアドバイスをもらうことをおすすめします。

警察

ドリームニャンコ宝くじの被害を、警察へ相談可能です。

被害届を提出し、捜査が行われると、運営元をつきとめ逮捕につながる可能性があります。

警察には民事不介入の原則があり、捜査に乗り出すためには証拠が必要です。個人情報を搾取された経緯や、悪用された証拠などを揃えてから警察に相談しましょう。

ただし、警察ができる対応は運営元の逮捕であり、個人情報を取り戻したり、返金してもらったりといった被害回復は期待できません。被害回復を目指す場合は、ほかの専門家への相談を検討してください。

司法書士

司法書士は、ドリームニャンコ宝くじ被害の相談先の1つです。

司法書士は被害回復に向け尽力しますが、訴訟の代理人を務める権限はないため、注意が必要です。ただし、認定司法書士には被害額が140万円以下の場合に限り、相談者の代理人として簡易裁判所で訴訟を起こす権限があります。

裁判を起こすためには証拠が必要です。迷惑メールの増加を示す携帯電話の履歴や、金銭の支払証明書など、被害の証拠を集め、早急に認定司法書士に相談しましょう。

司法書士は成功報酬型の法人が多く、金銭的負担が少ないメリットがあります。無料相談を受け付けている司法書士法人もあるため、ドリームニャンコ宝くじの被害回復に向けて利用してください。

弁護士

ドリームニャンコ宝くじ被害の相談先は、弁護士がおすすめです。

弁護士へ相談するメリットは、下記のとおりです。

さまざまな手続きを代行してもらえるため、被害者の負担を軽減する効果が期待できます。

ドリームニャンコ宝くじの運営元は不明ですが、弁護士は身元をつきとめられる可能性があります。弁護士会を通して、企業に必要な報告を求めることができるため、迅速に被害回復への対応が可能です。

法的措置による被害回復を望む場合は、すみやかに弁護士に相談しましょう。

ドリームニャンコ宝くじの相談は専門家へ

ドリームニャンコ宝くじの被害に遭った際は、司法書士や弁護士への相談がおすすめです。

ドリームニャンコ宝くじは、さまざまな広告先の登録を促すオプトインアフィリエイト案件です。個人情報の搾取や追加料金が発生する可能性が高く、当選金の入手は見込めない詐欺と判断できます。

法律の専門家である司法書士や弁護士は、相談を無料で受け付けている法人や事務所もあり、適切な対処から迅速な被害回復が目指せます。

ドリームニャンコ宝くじの被害に遭った可能性がある場合は、弁護士や司法書士の無料相談を活用しましょう。