恋愛詐欺の特徴は？詐欺師が使うフレーズから偽写真の調べ方も紹介

恋愛詐欺。

最近特に被害者を増やし続けている悪質な詐欺の一種です。

こちらの詐欺の恐ろしいところは、お金とともに心までダメージを負ってしまうというところにあります。

恋愛詐欺を見分けるには、どのような特徴に気を付ければよいのでしょう。

ここでは恋愛詐欺師がよく使うフレーズから、ニセ写真の調べ方など恋愛詐欺を見破るための方法についてご紹介していきます。

恋愛詐欺の特徴10選

恋愛詐欺でよく使われる手口をもとに、恋愛詐欺師の特徴を10個ご紹介していきます。以下のような特徴に該当する相手の場合、恋愛詐欺師の可能性があります。

SNSに潜伏している

そもそも恋愛詐欺は、恋心や結婚願望に付け込んでお金を騙し取るタイプの特殊な詐欺です。

そのため、恋人や結婚相手を探すマッチングアプリには詐欺師が多いことに注意が必要です。

当サイトにお寄せいただいている情報によると、恋愛詐欺師が確認されているのはOmiai、Pairs、タップル、withなど大手のマッチングアプリがメインとなっています。

しかし、彼らはマッチングアプリの運営会社側からすれば望まざる客であることは明白です。よって、ある日突然アカウント停止や削除されていることも珍しくありません。

その他、インスタグラムやFacebook、Twitterにも生息しており、こういったSNSからメッセージが届いたという被害事例報告も多数お寄せいただいています。

すぐLINEに誘導する

SNSやマッチングアプリで会話を続ければいいものを、なぜかLINEで話そうと誘ってきます。

場合によってはしばしSNS上で会話を続けるのですが、こちらも信頼関係を築いてからLINEに誘導するケースがほとんどです。

外部のSNSに誘導することはマッチングアプリでは禁止行為であり、アカウントが停止される前に安全なLINEでやり取りするよう仕向けるのです。

無関係の写真を勝手に使う

本人ではなく、美男美女の写真や料理、豪華な生活の写真を勝手に使用しているケースが多いのも特徴です。

写真はGoogleの画像検索をかけてもヒットしづらい画像を使用し、詐欺と気づかれないように偽装工作を行っているというケースが多く見られます。

マッチョや胸を強調した写真が送られてくる

「今日は何していますか？」という何気ない会話から、ジムやスポーツで運動している設定でマッチョな上半身や、胸やお尻を強調した写真が送られてくるのも特徴です。

女性はプールや海に出かけた際の写真を使うなど、色々な意味で直球火の玉ストレート勝負をしかけてきます。

男性であれば半裸であることが多く、仲が深まると下の写真が送られてくることもあります。

「ご本人様」の探し方

詐欺かどうか確信を得るため、無断で写真を使われている人を探すこともあるでしょう。

その場合、Googleはインスタグラム、Twitter、Facebookを始め、写真が中華圏であればWeiboやBaidu Tiebaなどそのエリアの人が多く使っているSNSで検索すると、いわゆるご本人様が見つかるケースもあります。

また、自称台湾や自称アメリカ人でも、犯人が台湾やアメリカの人である保証はありません。

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愛している、ハニーなど甘い言葉を連発する

恋愛詐欺ではこのような言葉がよく使われます。はやく会いたい、my heart、love、会ったらどんなデートをする、とにかくかっこいい、すてき、ゴージャスと褒めてくれます。

密に連絡を取ろうとする

恋愛詐欺師は一日に何度も連絡し、多いときは1日に数百にのぼるやり取りをしがちです。朝昼晩と連絡してくる傾向があり、多くの場合は恋愛詐欺グループのアルバイトや従業員が交代制で20時間対応していると考えられます。

密に連絡をし、依存に近い関係を築こうとするのが目的と考えられ、洗脳に近い状態だったと表現する人もいらっしゃいます。

専門性の高い仕事・同情されやすいプロフィール

医師、弁護士、軍人、社長、未亡人、妻と死別して子供が1人、両親は亡くなり妹弟の面倒を見ているなど、専門性が高かったり同情されやすいプロフィール設定を持っているのも恋愛詐欺師の特徴です。

日本と関係あるプロフィールであることも多く、一時期仕事・留学などで日本にいた、父母や祖父母が日本人など、日本人からすると心をくすぐられるような生い立ちを語ってくるケースもあります。

もちろん嘘なのですが、専門性の高い仕事なら信頼を、悲しい身の上なら同情を、日本と関係があるプロフィールなら親近感を得るのが目的です。

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通話ができてもすぐ切られる

良い雰囲気でしばらくやり取りが続くと、相手の声を聞きたくなるものですよね。

ただ、詐欺師は通話をしたらがらないのが特徴です。例えば、詐欺師が日本語や英語でやり取りをしていても、詐欺師は翻訳ツールなどを使っているため会話できるほどの語学力があるわけではないのです。

日本語や英語を使う国ではない人が詐欺師である可能性もあり、この場合は仮に英語が話せても訛でどこの地域出身かバレてしまうケースもあります。

恋愛詐欺は日本人の逮捕事例もありますが、海外を拠点に組織的に詐欺を行っていることもあるため、こういった部分で足がつかないようにしているという考え方もできます。

話の辻褄が合わない

先ほどもご紹介した通り組織的に犯行を行っていたりする場合、数名が交代でやり取りをすることもあります。

「あれ、なんか性格が違うかも」と思うぐらい内容が違うこともあり、この場合は恋愛詐欺師であることを疑ってしかるべきでしょう。

投資サイトが偽物

恋愛詐欺師からお金の無心をされたり投資を持ちかけられた際、出てくるサイトが偽物というケースもよくあります。むしろ偽物の方が多い印象です。

有名なサイトや業者に似せた名前のサイトを作っており、ひどい場合は見た目から何から大手の有名業者に瓜二つというケースもあります。ちなみにカスタマーサポートも偽物で、予算をかけている恋愛詐欺グループの場合、チャートの値動きまである程度操作できるようなシステムを持っているケースもあります。

この場合は詐欺であることを見抜くのが極めて難しくなります。

恋愛詐欺に遭ってしまった場合の対処法

投資詐欺から資金を取り戻したいなら、弁護士に相談するのが一番です。自分ひとりでは、対処が難しく泣き寝入りになってしまう可能性も少なくありません。

証拠がない場合は調査会社（TCSC）に相談

恋愛詐欺師の情報が全くない状態で弁護士や警察に相談しても、詐欺にあったという確定的な証拠がなければ依頼をうけてくれません。

相手の情報がない方や、弁護士に依頼を断られた方は、下のボタンから調査会社に相談してみましょう！

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まとめ

今回は恋愛詐欺の特徴についてご紹介してきました。

また、詐欺師がよく使うフレーズやニセ写真の調べ方もご紹介しているため、現在やり取りしている人がこういった特徴に当てはまる場合、一度チェックをしてみても良いでしょう。

またすでにお金を送ってしまっている場合、残念ながら恋愛詐欺被害に遭っているという可能性も否定できません。

すぐにでも恋愛詐欺被害の回復に習熟している弁護士の先生や、適切な相談先に連絡するようにしましょう。
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