日本人の96%が利用しているLINE。
今ではなくてはならないチャットツールですよね。
今回の記事では、私たちが毎日使用しているLINEを使った詐欺について紹介しています。
具体的な詐欺手法、でトラブルに遭わないための対策法、詐欺に遭ってしまった場合の対処法などを解説していきます。
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LINEを利用した詐欺一覧
ここからは、LINEを利用した詐欺を3つ紹介していきます。
まずは敵を知ることが大事ですから、具体的にどのような方法で詐欺が行われているのか観ていきましょう。
マネーカードを送金させる詐欺
マネーカードを送金させるのは、LINEに限らず古くからある詐欺手法です。
- Amazonギフト券やAppleカードを購入して番号を送らせる
- 知人になりすまして送らせる
- 商品代として送らせる
などなど、「マネーカードを送金させる」といっても様々なやり方が存在します。
明らかに言えるのは、マネーカードを経由した送金は詐欺だということです。
マネーカードを購入したことがない人のために、あらかじめコンビニのマネーカードの陳列写真を用意して、購入させることもあります。
コンビニで購入したカード番号だと、なかなか足取りが掴めないため返金してもらえない可能性が高いのです。
LINEを利用したビジネス詐欺
LINEを利用したビジネスに勧誘されるパターンもあります。
その勧誘手口も以下の通り、様々です。
- 「10分で10万円稼げる」など、ありえない金額での勧誘をしてくる
- 投資や物販などのビジネスを勧めてくる
- 「いいねをつけるだけで稼げる!」というビジネスを紹介してくる
- 投資の資金、ツール代として費用を要求する
- ビジネスのコンサル費用を請求する
などなど、多様な用途でお金を支払わされることになります。
LINEを利用したビジネス詐欺は、SNSや検索結果など、入り口はいろいろあります。
わざわざ広告を使ってLINEでのビジネス勧誘をしている場合もあります。
広告費を払ってまで儲かるビジネスを教える必要があるのか、冷静に見極める姿勢があれば、このようなLINEビジネス詐欺に騙されることはないでしょう。
アカウント乗っ取り詐欺
その名の通り、LINEアカウントを乗っ取られる詐欺です。
LINEアカウントを乗っ取られることで、自分だけではなく周りにも被害を広めてしまう可能性がある、たいへん危険な詐欺です。
知り合いを装って送金させる
まず、LINE乗っ取り詐欺では、知り合いを装って送金させる方法が主流です。
「お金に困っているので、助けてほしい」など、様々な名目で送金をお願いされます。
実際に送られた文例などがネット上にあるので、それらを参考に見ておくのも良い対策です。
日本語がおかしかったり、今までの会話を覚えていなかったりなどで見分けがつくこともあります。
知り合い名義のLINEだからといって安心しきってやり取りをしないことが大事です。
フィッシングサイトを知り合いに送信してしまう
LINEを乗っ取られても、そのまま問題なくアカウントは使えているが、裏で友達にフィッシングサイトを送ってしまうケースもあります。
さらに、サイトを踏んだ人のアカウントも乗っ取られてしまう可能性があるのです。
このパターンは悪気なく知り合いにも被害を広めてしまうことになるので、周囲の人に事前に注意喚起をしておくことしかできません。
フィッシングサイトを知り合いに送信してしまうパターンの詐欺は感染症みたいなものです。
そして何より、LINEアカウントが問題なく使えているので本人も気づきにくいため対応が難しい詐欺となります。
LINEPayを使い込まれる
別のLINE詐欺手法として、アカウントに登録されているLINEPayを使い込まれるというケースがあります。
LINEPayにクレジットカードが登録されている場合だと、そのクレジットカードの限度額まで使い込まれるときもあります。
クレジットカード経由で使い込まれる詐欺にあった場合、不正利用だと認定されれば戻ってくるケースもあります。
クレジットカードの残高や利用履歴はこまめにチェックしておくことでこの手の詐欺被害を軽減することができます。
もし不自然にクレジットカードの残高が減っていたり、身に覚えのない利用履歴があったりしたら要注意です。
詐欺被害の相談先に迷っている方は、投資詐欺に強い弁護士への相談をおすすめします。
詐欺被害に遭わないための対処法
ここからは、LINEの詐欺被害に遭わないための対処法を紹介していきます。
効果的な対策をすることでLINE詐欺の被害に遭う可能性を下げることができます。
これから紹介する対処法を少しずつ身につけていきましょう。
パスワードを定期的に変更する
LINEに限らず、パスワードを定期的に変更することが詐欺を防ぐことに繋がります。
また、パスワードを他のサイトと同じにしないことも大切です。
パスワードを定期的に変更することで、知らぬ間に乗っ取りにあっていてもさらなる被害を防ぐことができます。
パスワード生成サイトなどを利用し、ランダムなパスワードを利用するようにするのも良い方法です。
予想されにくいパスワードを利用することができます。
定期的なパスワードの変更を心がけてLINEを利用しましょう。
ビジネスの勧誘には慎重になる
LINE以外の詐欺にも通じることですが、「ビジネスの勧誘には慎重に応じる」ということが肝要です。
ビジネスや投資にはリスクがつきものですので、それらの良い面だけ見せて勧誘してくるのは怪しいといわざるを得ません。
ときには、数十万単位のお金を請求されることもあります。
借金してまでビジネスの誘いに応じることは控えるべきです。
マネーカードはいかなる場合でも送金しない
「そもそもマネーカードの送金は詐欺の可能性がある」と心得ておきましょう。
マネーカードは、相手に送金してしまうと取り返すのはほぼ不可能になってしまいます。
また、何かの対価としてマネーカードを使わないようにしましょう。
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詐欺被害に遭ってしまった場合の対処法
では、実際に詐欺にあってしまったらどうしたらいいのでしょうか。
ここからは、具体的な対処法を紹介していきます。
送金先に返金要求する
返金される可能性は限りなく低いですが、送金先に返金してもらえないかお願いしてみましょう。
詐欺目的の場合、話を聞いてもらえませんが、真っ当なビジネスなら話を聞いてもらえる可能性はあります。
警察に被害申告
警察へ詐欺被害の申告をするというのも対処法の一つです。
悪質性が高ければ捜査に動いてくれる可能性もあります。
しかし、返金については民事のため、警察は対応してくれませんから、被害回復は期待できません。
また、詐欺だといえる証拠が少ないと、捜査すらしてもらえないことがしばしばあります。
被害届すら受け取ってもらえないこともあるのです。
弁護士に相談する
一番オススメの方法は、弁護士へ相談することです。
たとえ犯人が警察に捕まったとしても返金にはつながりませんが、弁護士であれば返金や被害回復に動いてくれるからです。
また、警察との連携も取ってくれて、被害の申告もスムーズにいく可能性が高まります。
先に弁護士に相談してから、警察へ相談することが被害回復への近道となります。
弁護士へ相談する際は、犯人の情報や被害の詳細をあらかじめまとめておくと相談がスムーズです。
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まとめ
LINEを利用した詐欺には、
- マネーカードを送金させる詐欺
- ビジネス詐欺
- LINEアカウント乗っ取り詐欺
など、様々な手法があります。
詐欺被害に遭わないために、
- パスワードを定期的に変更する
- ビジネスの誘いには慎重になる
- マネーカードの送金は詐欺だと知っておく
という対策を講じておきましょう。
実際に詐欺に遭ってしまったら、弁護士に相談した後、警察に相談するという対処法をおすすめします。
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