最近、好みの相手と出会うためにマッチングアプリを使い始めた方も多いのではないでしょうか。
・・・現代では各社が様々な工夫を凝らしているため、どんどん自分好みの相手と気軽に繋がりやすくなっているのがマッチングアプリの良い点ですよね。
しかし、マッチングアプリを使っているとマッチング相手から投資に誘われることもあります。
「これって詐欺かも?」と疑っている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
ご注意ください
マッチングアプリやSNSなどを通じた詐欺被害が拡大中の恋愛詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」とお悩みの方は、投資詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決できる可能性があります。
恋愛詐欺の危険性とは?個人情報流出リスクも
マッチングアプリ異性に投資に誘われた場合の可能性3選
マッチングアプリで異性から投資に誘われた場合、どのような可能性が考えられるでしょうか。
具体的に説明していきます。
【可能性濃厚】詐欺目的
まず、詐欺である可能性が最も高いと言えます。
例えば、こんなメッセージを送ってこられたら疑ってかかりましょう。
- 投資と称して「お金を送金してほしい」と言われる
- 聞こえの良いことを言って投資するように誘導してくる
- 「絶対儲かる」というフレーズを使っている
- 「年利100%」など条件が良すぎる
「確実に儲かる」といった投資は存在しませんので、このような勧誘メッセージであれば必ず相手を疑ってください。
善意からの誘い
可能性の一つとして、投資で本当に稼いでるから善意で誘ってくることも考えられます。
しかし、その可能性は極めて低いといえます。
善意で投資を勧めてくれている場合、誘いを断っても文句を言われたり怒られたりすることはありません。
なぜなら、善意で投資を勧める相手なら、あなたの事情や考えをしっかり尊重してくれるはずだからです。
また、投資先のサイトも楽天証券やSBI証券など、大手サイトや有名なサイトである場合が多いのです。
その点でも善意かどうかを見極められます。
自身も始めるタイミングでの誘い
さらに、相手自身も始めようと思って「一緒に投資を始めよう」と誘ってくることも考えられます。
相手が「1人で投資を始めるのは怖い」「相談相手がほしい」と感じている場合ですね。
しかし、この場合でも、「投資のプロがいる」などと別の相手を絡ませてくる場合はやはり詐欺の危険性があります。
相手も詐欺であると気づかず誘ってしまっている場合もありますから、特に注意が必要です。
【具体例】投資詐欺の流れを紹介
ここからは、具体的な事例をあげて、投資詐欺の流れを説明します。
今回の投資詐欺の流れの例は一例にすぎません。
※この記事で紹介している以外の流れの場合もあるので注意してください。
マッチングアプリで接触
最初に、マッチングアプリを通じてあなたと接触してきます。
マッチするのを待っている場合も、相手から接触してくる場合もあります。
さらに、詐欺師のアイコンの写真は美男美女である場合が多いのも見逃せません。
職業も医師などハイスペックであることが多いですから、プロフィールにも注目してみましょう。
マッチングアプリで繋がるだけでなく、LINEなどの外部アプリでのやりとりを提案してくる可能性も高い印象です。
また、プロフィールにLINEIDが貼られている場合もあります。
親密になる
マッチングした後は、メッセージの交換を通して親密になります。
マッチング相手のどんな意見でも全肯定してくれるという特徴があり、マッチングした相手の心を開くような言動を取ります。
他にも、具体的には以下のようなやり取りが考えられます。
- 愛のメッセージを多めに投げかける
- こまめなメッセージ返信をしてくれる
- とにかく優しくしてくれる
このようなマッチング相手なら、「巡り会えて良かった!」と相手に思わせるのも簡単そうですよね。
詐欺師はこのような手段でマッチング相手と親密になるよう謀ります。
投資に誘う
親密になった後、詐欺師は頃合いをみて投資に誘ってきます。
投資を勧める理由は、結婚資金のため、あなたを稼がせるため、一緒にビジネスをしようなど様々です。
ここで投資を断ると、「信用してくれないのか!」と激昂されたり、または「信用してくれなくて悲しい」と言われたりします。
投資先は聞いたこともないサイトやアプリ経由であることが多いので、この時点で詐欺だと気づくマッチング相手もいます。
少額で勝たせる
実際に勧められた投資を始めると、数万円の投資で勝たせてきます。
そして、迅速に出金もしてくれるのです。
高額でも勝たせる
さらに、高額投資をしてもまた勝たせてきます。
この時点で、借金を推奨してくることもあります。
投資先の画面上ではお金がどんどん増えていくので、「ここで借金をしてもすぐに返せるだろう」とマッチング相手に思わせるのです。
保証金が必要などと告げ引き出しを断る
いざ引き出そうとすると「保証金が必要」などと告げ、引き出せないと言われてしまいます。
詐欺師はマッチング相手から絞れるだけ絞ろうとしてくるため、保証金を何度も求めてくることもあります。
姿を消す
そのうち、出会った相手とも連絡が取れなくなります。
さらに、投資先のサイト自体アクセスできなくなります。
投資先のサポートにも繋がらず、騙された人は途方に暮れます。
保証金などを提示して時間稼ぎしている間に、投資先サイトの画面上で残高が0になるケースもあります。
投資の誘いに乗ってしまった場合の対処法
マッチングアプリ経由での投資の誘いは、「ほぼ詐欺である」と考えて間違いありません。
では、投資の誘いに乗ってしまった場合どうすればいいのでしょうか。
投資先について調べる
まず、投資先について調べてみましょう。
ネット検索をしても情報が出てこなかったり、悪評が出てきたりする場合はこれ以上の投資はやめたほうがよいでしょう。
安全なサイト、健全な運営をしているサイトであれば、多くの人が投資をしているため、何かしらの情報が出てくるはずだからです。
何も情報が出てこないということは誰も投資をしていない怪しいサイト、という認識でよいのです。
クレジットカード会社に連絡する
既にクレジットカード経由で投資資金を送金している場合は、クレジットカード会社に連絡をしましょう。
クレジットカード会社が「詐欺による出金だった」と認識してくれれば返金してくれます。
ただし、詐欺と認められる可能性はかなり低いと考えてください。
クレジットカード会社へ連絡しても返金されない場合、自力での解決は難しい印象です。
詐欺師にカード番号を知られている可能性もあるため、ここでカードの再発行も検討したほうが良いでしょう。
警察に被害届を出す
詐欺被害として警察に被害届けを出す、という手もあります。
しかし、返金については民事事件であるため警察は対応してくれません。
さらに、警察に被害届を出そうとしても犯人の名前や連絡先の情報が少なく、逮捕できる可能性が低いため、あまり相手にしてもらえないことも多いのです。
警察はあくまで犯人逮捕や身体保護目的の場合に相談する相談先であることを念頭に置いておきましょう。
調査会社に相談する
恋愛詐欺師の情報が全くない状態で弁護士や警察に相談しても、詐欺にあったという確定的な証拠がなければ依頼をうけてくれません。
調査のプロである調査会社に依頼をすることにより、ネット調査や追跡調査を用いてできるだけ相手の情報を掴んでくれます。
あとは調査会社から調査レポートをもらい弁護士に提出することにより弁護士が依頼をうけてくれます。
相手の情報がない方や、弁護士に依頼を断られた方は、下のボタンから調査会社に相談してみましょう!
弁護士に相談する
クレジットカード会社に連絡しても返金されなかった場合、弁護士に相談するのがベストチョイスです。
返金は民事であり、警察の管轄外だからです。
警察への被害申告も弁護士がいると話を聞いてもらいやすいので、警察より先に弁護士に相談することをおすすめします。
また、犯人の口座を凍結することでお金を取り戻せる可能性があります。
そのためにも、なるべく早く弁護士に相談しましょう。
奪い取られた分を返金できる可能性が高まります。
無料相談も可能な先生も多いので、まずは一度気負わず弁護士に相談してみましょう。
まとめ
今回は、「マッチングアプリで異性の相手から投資に誘われたときに、詐欺の可能性はあるのか?」について説明しました。
結論としては、ほぼ「詐欺」で間違いありません。
- アイコンが美男美女
- ハイスペック職業を名乗る
- 外部アプリでのやり取りを提案してくる
- プロフィールにLINEのIDが貼られている
このような特徴のある相手とマッチングしたら、まず「詐欺師かもしれない」と疑うようにしましょう。
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