債務者たるもの、登録外の着信は無視するのが常識。しかし、怪しい番号からの一本の着信が、実は救いの手となる場合もあります。
そんな希望をもたらすかもしれないのがサンク法律事務所。借金問題でお悩みの方々が信頼を寄せるこの事務所について、事務所概要から評判、そしてメリット・デメリットまで、徹底的に解説していきます。
借金問題を解決するための最初の一歩を踏み出す際、知っておくべき情報が満載です。それでは、サンク法律事務所がどのような支援を提供し、どんな特徴があるのか、さっそく見ていきましょう。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
サンク法律事務所ってどんな事務所?
サンク法律事務所の基本情報からご紹介します。借金の悩みを持つ方々にとって、頼れる法律の専門家がいるかどうかは、解決への第一歩です。
まずは、サンク法律事務所がどのような場所で、どんな弁護士が所属しているのかを見ていきます。
【総括】サンク法律事務所を一言でまとめると?
サンク法律事務所は、複数の法律の専門家が集う場所です。8人の弁護士が所属し、その知識と経験は多岐にわたる案件に対応可能。個人の借金問題から企業の顧問契約まで、幅広いニーズに応えることができます。
また、事務所としての強みは、各弁護士が持つ専門性を活かしながらも、チームとして連携を取り、依頼者に最適な対処法を提案している点にあります。借金問題を抱えた人にとって、こうしたサポート体制は心強いですよね。
サンク法律事務所の概要
東京を拠点に活動するサンク法律事務所は、企業法務から民事事件、相続問題、不動産取引に至るまで、様々な法的ニーズに対応しています。
この事務所は、かつて樋口卓也弁護士が設立した樋口総合法律事務所としてスタートしましたが、現在では多くの弁護士が加わり、弁護士法人として更に規模を拡大しています。
検索エンジンで「サンク法律事務所」と入力する人が多いものの、正式な名称は「サンク総合法律事務所」となっており、その名の通り、総合的な法律サービスに対応しているのが特徴です。
借金問題をはじめ、さまざまな悩みを持つ人が、ここに相談を持ちかけています。
サンク法律事務所の代表プロフィール
サンク法律事務所の舵を取るのは、代表弁護士の樋口卓也氏です。彼は第二東京弁護士会に所属し、2009年に独立開業しました。
相談者の立場に立ち、柔軟な視点で問題解決にあたることをモットーとしています。借金問題に直面している人にとって、親身になってくれる弁護士は、まさに心の支えとなり得るでしょう。
樋口弁護士のリーダーシップのもと、事務所は依頼者の利益を最優先に考え、解決への道を切り開いています。
サンク法律事務所の主な取扱業務
サンク法律事務所では、多様な法律サービスに対応しており、企業や個人のあらゆるニーズに対応しています。具体的にどのようなサービスがあるのか、詳しく見ていきましょう。
企業顧問
企業の強力なサポーターとして知られる企業顧問は、経営に必要な法的側面を支える重要な役割を担っています。
企業が直面する様々な問題に対して、専門的なアドバイスを行うこともサンク法律事務所の業務の一つです。社内規定の策定や更新、労働関連のトラブルを未然に防ぐ労務管理の改善、契約書の作成やレビューといった業務を行い、企業活動の安定と発展に寄与しています。
離婚・相続・遺言
個人の権利と利益を守るためには、離婚、相続、遺言といった私生活の節目での法的手続きが欠かせません。サンク法律事務所は、これらのデリケートな問題に対して、個人の立場に立った丁寧な対応を心がけています。
離婚の際には、財産分与や子どもの親権に関する合意形成のサポートを受けられます。そのほか、相続が発生した場合にも、遺産分割の交渉や遺言書の作成指導を通じて、遺族間のトラブルを防止している事務所です。
サンク法律事務所は、人生の大切な節目で安心して前に進むことができるよう、法的な観点からサポートしています。
債務整理
経済的な苦境から抜け出すための一つの手段が債務整理です。サンク法律事務所では、この分野に特化した専門家が、任意整理や過払金請求といった手続きを通じて、借金問題に苦しむ人の支援にあたっています。
債務整理の流れは複雑で、専門的な知識が必要ですが、サンク法律事務所では特設サイトを開設するなど、情報提供とサポートに力を入れており、債務者が再び健全な経済生活を送れるよう、全力でバックアップしています。
サンク法律事務所に依頼する際の費用・料金
債務整理を検討する際、サンク法律事務所への支払いについての詳細は多くの人が気になるポイントです。各手続きに応じた費用を解説していきます。
任意整理の場合
任意整理をサンク法律事務所に依頼するとき、着手金は税込で5万5,000円から始まります。
これは債務整理を始めるために必要な初期費用で、法律事務所が作業を開始するために支払うお金です。
さらに、債権者一件ごとに報酬金として1万1,000円が必要です。ここでいう債権者とは、借金をしている相手、つまり貸金業者のことを指します。もし複数の貸金業者から借り入れがある場合は、その数だけ報酬金が発生することになります。
また、債務が減額された場合には、減額された金額の11%を減額報酬として必要です。例えば、100万円の借金が50万円に減額された場合、半額の50万円に対して11%、つまり5万5,000円が減額報酬として加算されるわけです。
債務者は減額された金額の恩恵を受けつつも、法律事務所に成果に応じた報酬を支払うことになります。
個人再生の場合
個人再生の費用はサンク法律事務所の公式サイトには記載されていません。これは、ケースごとに個々の事情が大きく異なり、一概に費用を明示することが難しいからでしょう。
具体的な費用を知りたい場合は、サンク法律事務所に直接問い合わせる必要があります。
個人再生は借金の総額を大幅に減額し、返済計画を立て直す手続きです。裁判所を通じて行われるため、専門的な知識と経験が求められます。
そのため、法律事務所によるサポートは非常に重要で、個々の状況に応じた適切なアドバイスを受けることができます。
自己破産の場合
自己破産についても、サンク法律事務所の公式サイトでは費用の詳細は掲載されていません。
自己破産は、返済不能な状況にある借金を法的に免除してもらう手続きで、個人の財産のほとんどは処分されます。手続きは複雑で、法律事務所による専門的なサポートが不可欠です。
具体的な費用については、サンク法律事務所に問い合わせることで、個別のケースに応じた見積もりを提示してもらえるでしょう。自己破産の手続きには、裁判所の申し立て費用や弁護士費用など、さまざまなコストが発生するため、事前に確認しておくことが重要です。
過払い金請求の場合
過払い金請求を行う場合、サンク法律事務所は着手金は0円です。これは、過払い金請求の手続きを始めるためには初期費用が不要であることを意味しています。
しかし、成功報酬として、債権者一件ごとに2万2,000円支払わなければなりません。さらに、回収された過払い金に対しては、その22%が報酬としてかかります。
例えば、100万円の過払い金が回収された場合、22%にあたる22万円が報酬です。債務者は過払い金を取り戻すことができ、法律事務所はその成功に応じた報酬を受け取ることになります。
ただし、過払い金の請求には専門的な知識が必要で、過払い金が存在するかどうかの判断や請求手続きは複雑です。そのため、適切な法律的支援を受けることが成功への鍵となります。
サンク法律事務所の評判・口コミまとめ
債務整理は人生の大きなターニングポイントです。サンク法律事務所はその助けとなるべく、数多くの依頼者を支えてきました。ここでは、実際に利用した人の生の声を集め、評判について深掘りしていきます。
【良い口コミ①】親切な対応
サンク法律事務所の親切な対応は、多くの依頼者から感謝されています。借金の悩みは、しばしば孤独感を伴いますが、専門家の温かな応対がその重荷を軽減してくれるのです。
事務所を訪れることで、一人で抱え込む前に、プロの視点から自分の状況を整理し、問題解決に向けた道筋が見えるようになることが期待できます。実際の口コミでは、相談者が法律の専門家とのやりとりを通じて、新たな一歩を踏み出す勇気を得た様子が伝わってきます。
これは、問題を解決するための重要な第一歩と言えるでしょう。参照元はGoogleマップに掲載されており、そこからも多くの感謝の声が寄せられています。
出典:Googleプレイス
【良い口コミ②】丁寧なヒアリング
金銭問題はデリケートなもので、家族や友人にも話しづらい内容が多いですが、サンク法律事務所では、そうした相談者に対しても丁寧なヒアリングを行っています。その結果、多くの人が内に秘めていた思いを打ち明け、心の重荷を軽減できたと感じているようです。
事務所のスタッフや弁護士が親身になって話を聞いてくれることで、相談者は問題解決への意欲を新たにし、前向きな気持ちを取り戻すことができるのです。これらの肯定的な体験談は、Googleマップの口コミにも記録されており、事務所の質の高いサービスを物語っています。
出典:Googleプレイス
【悪い口コミ①】自宅に書面が届いてしまった
しかし、すべての依頼者が良い体験をするわけではありません。一部の口コミでは、債務整理を依頼した際、何らかの事情があって弁護士が辞任するといった結末を迎えてしまったようです。問題は、その際のこと。
通常、弁護士は依頼を引き受けた後は案件が終了するまで(自己破産以外の債務整理の場合は原則として返済完了まで)、代理人として業務を行います。
しかし、例えば依頼人が弁護士に対して事前に相談して取り決めた分割払いの費用が払えなくなってしまったり、あるいは債務整理に必要な「返済原資の積立」ができなくなってしまった場合など、弁護士側から「もう代理人を辞めます・辞任します」と申し出ることがあります。これが弁護士の辞任です。(もちろん、委任している依頼者が弁護士をクビにすることも出来ますが、これは辞任ではなく「解任」といいます)
弁護士がどういった事情であれ代理人を辞める際には、基本的に「辞任を伝える書類」を依頼人に交付する必要があります。
しかし、この書面には「どういう事件・事案でどういう弁護士業務を行っていたか」が詳細に書かれており、場合によっては弁護士が辞任する理由まで書かれていたりするのです。
よって通常、弁護士はこうした書面を交付・郵送する際には細心の注意を払う必要があるのですが、こちらの事務所については行き違いがあったのか、配慮にかけた辞任の通知になってしまったようです。
口コミを要約すると「自宅にこうした辞任に関する書面が届いたことで家族に借金問題が露見してしまった」といった内容となります。更に、こうしたものが複数回にわたって送られてきたというケースもあるようです。
サンク法律事務所では、依頼者と連絡が取れない場合には書面での連絡を試みる方針のようですが、これが時には意図しない結果を招いてしまうことがあるといえるでしょう。
依頼を行った際は連絡手段を明確にし、書面による連絡を望まない場合はその旨を事前に伝えることが大切です。この点に関する口コミは、Googleマップにも記載されており、サービス改善のための貴重なフィードバックです。
出典:Googleプレイス
【悪い口コミ②】連絡がしつこい
また、無料診断を申し込んだ後に忙しさから返信が遅れた場合、電話やメールでの連絡がしつこいと感じる人もいました。借入状況の確認のために、クレジットカード情報などの詳細を求められることに困惑するケースもあるようです。
サンク法律事務所は、最適な提案をするために詳細な情報を求めることがありますが、説明の不十分さや、相談者が不安を感じるようなやりとりもあるようです。
これらの口コミは、事務所側のコミュニケーションの改善点を指摘しており、Googleマップで確認できます。
出典:Googleプレイス
サンク法律事務所に依頼するメリット
債務整理を検討中の皆さん、適切な法律事務所の選択は成功への第一歩です。サンク法律事務所がなぜ多くの方々から信頼されているのか、そのメリットを詳しくご紹介します。
メリット①年中無休でいつでも相談受付
サンク法律事務所では、年中無休の24時間体制で電話相談を受け付けています。忙しい毎日の中で、平日の日中に相談の時間を確保するのが難しい方も、夜間や週末に気軽に電話することが可能です。
緊急の事態が起きたときや不安を感じたときに、すぐにプロのアドバイスを受けられる安心感は計り知れません。悩みを抱え込む時間が減り、迅速な対応が可能になるのです。
メリット②全国対応
サンク法律事務所は東京に事務所を構えていますが、サービスは全国規模で展開されています。電話相談だけでなく、オンライン面談にも対応しているため、どこにお住まいの方でもアクセスしやすいのが大きな特長です。
地理的な制約を感じることなく、全国どこからでも専門家のサポートを受けることができるので、遠方であっても心強い味方となるでしょう。
メリット③女性弁護士在籍
女性の方は、男性弁護士に相談することに抵抗を感じる場合もあるかと思います。サンク法律事務所には女性弁護士が在籍しており、その点でも安心して相談できます。女性専用の相談窓口は設けていないものの、女性弁護士への対応を希望することが可能です。
性別による心理的なハードルを低くし、よりリラックスした状態で相談に臨むことができます。
メリット④相談は何度でも無料
サンク法律事務所では、相談回数に制限はありません。完全無料で何度でも相談することが可能です。通話料も無料のフリーダイヤルを設けているため、費用の心配をせずに、納得いくまでじっくりと話ができます。
複雑で不安な債務の問題を、細部にわたって相談し、適切な対処法を見つけることができるのです。
メリット⑤分割払い可能
債務整理を考えている方々にとって、弁護士費用は大きな懸念材料です。サンク法律事務所は、費用の分割払いに対応しています。
月々の返済額を減らすための最善の提案を受けることができるため、経済的な負担を軽減しながら、法的な支援を受けることが可能です。費用の面で躊躇することなく、債務整理の道を歩み始められるのは大きなメリットと言えるでしょう。
サンク法律事務所に依頼するデメリット
債務整理のプロとして知られるサンク法律事務所ですが、全ての人にとって最適な選択とは限りません。ここでは、サンク法律事務所を利用する際のいくつかのデメリットについて、具体的な事例を交えて解説します。
これらのポイントを理解することで、より適切な債務整理のパートナーを見つける手助けになるでしょう。
デメリット①事務所は東京都のみ
サンク法律事務所のオフィスは東京都にしかありません。そのため、遠方に住んでいる方にとっては、対面での相談に行くことが難しい場合があります。
もちろん、電話やオンラインでの面談も実施しており、地理的な距離は債務整理を進める上での障害にはなり得ません。しかし、直接相談者の目を見て話を聞いてほしいと考える方には不便を感じるかもしれません。
一度相談をしてみて、コミュニケーションの取り方に納得できるかどうかを確認することが大切です。
デメリット②電話対応が良くないケースがある
初回の電話受付は、弁護士ではなく事務所スタッフが行います。口コミを見ると、一部の相談者からは電話対応に不満を持つ声もあるようです。中には、話し方が威圧的に感じられたり、相談員との相性が合わないと感じるケースもあります。
こうした状況に直面した場合は、担当者の変更を依頼するか、あるいは他の法律事務所を検討することも一つの方法です。重要なのは、自分が安心して相談できる環境を見つけることです。
デメリット③連絡が遅い場合がある
サンク法律事務所では、無制限での無料相談を実施していますが、その結果、依頼者が多くなると連絡が遅れることがあります。特に電話が多くなる時間帯は、繋がりにくい状況が生じることも考えられるでしょう。
即座に相談したい、または迅速な解決を求めている場合には、他の法律事務所も検討することをおすすめします。
時間的な余裕を持って複数の選択肢を比較することで、納得のいくサービスを受けることが可能となるでしょう。
デメリット④相談内容によっては依頼できない場合がある
サンク法律事務所は、特定の案件、具体的には、個人間の金銭貸借、税金の滞納のみの相談、離婚や相続などの一般法律相談、他の法律事務所に依頼中の案件については対応が難しいと明記しています。
これらの状況に当てはまる場合は、事前に他の法律事務所を探すか、サンク法律事務所に相談内容が適しているかどうかを確認する必要があります。自分のニーズに合った法律サポートを受けるためにも、情報収集は欠かせません。
デメリット⑤費用の支払いが遅れると督促連絡が何度もくる
手続きに伴う費用の支払いが遅れた場合、サンク法律事務所から督促の連絡が何度もかかってくることがあります。これは、会社や家族に知られずに手続きを進めたい人にとっては不都合でしょう。
支払いの期日を忘れないようにすることが大切ですし、もし支払いに不安がある場合は、事前の無料相談時に無理のない支払い計画が必要であることを事情とともに伝えておくと安心ですね。
費用面でのトラブルを未然に防ぐためにも、支払い計画は慎重に立てましょう。
サンク法律事務所が依頼を受け付けている債務整理ってどんなもの?
債務整理の選択肢は一つではありません。サンク法律事務所の提案を検討することで、相談者に合った対処法を見つけることができます。
それぞれの方法には特徴があり、個々の状況に応じて適切な手続きを選ぶことが重要です。
任意整理
任意整理とは、債権者と直接交渉し、返済計画を再編する手続きです。利息や遅延損害金をカットしてもらったり、返済額を減額してもらうことで、月々の負担を軽くすることを目指します。
この手続きの魅力は、裁判所を介さずに済むため、比較的スピーディに進められる点です。
また、任意整理を行っても、原則として家や車などの財産を手放す必要はありません。
しかし、全ての債権者との交渉が成功するとは限らず、一部の債務が残る場合も考えられます。それでも、返済の圧迫から解放されることを望む人にとって、有効な手段となります。
個人再生
個人再生は、裁判所を通じて法的な保護を受けながら、債務の大幅な減額を目指す手続きです。一定の条件を満たすことが必要で、例えば、安定した収入があることが求められます。
個人再生を利用すると、住宅ローンを除く債務が5分の1程度に減額されることもあり、返済が楽になることが期待できます。
ただし、手続きは複雑で時間がかかるため、専門家のサポートが不可欠です。また、一定期間内に全ての返済を完了させる必要があるため、計画的な資金管理が求められます。
多額の債務に悩む人にとって、新たなスタートを切るための選択肢の一つとなるでしょう。
自己破産
自己破産は、返済不能な状態にある人が、裁判所に申し立てを行い、債務を免除してもらう手続きです。この方法を選ぶと、税金などを除くほとんどの債務がなくなるため、経済的な再生を図ることができます。
しかし、財産は処分されることになり、一定期間はクレジットカードの利用やローンの借り入れが困難になるなど、生活に大きな制約が生じます。それでも、借金の重荷から解放されるため、「リセットボタン」として機能するといえるでしょう。
自己破産は借金問題の最終手段と位置づけられるため、他の方法で解決が見込めない場合に考慮するべきです。
サンク法律事務所以外の事務所はどう?後悔しない相談先の選び方
債務整理を成功させるには、信頼できる法律事務所を選ばなければなりません。サンク法律事務所以外にも選択肢はありますが、適切な事務所を選ぶためのポイントを押さえておくことが大切です。
後悔しないための事務所選びの基準を理解しましょう。
費用は相場の範囲内か
債務整理にかかる費用は、事務所によって大きく異なります。相場を知らないと、過剰な料金を請求されるかもしれません。市場の相場を調べ、その範囲内でサービスに対応している事務所を選ぶことが重要です。
また、支払い方法や分割払いの可否も確認し、費用負担が無理なく行えるかを検討する必要があります。費用の透明性は、安心して依頼できる事務所の証です。
登録から年数が浅すぎないか
経験豊富な法律事務所は、債務整理の手続きにおいても高い専門性を発揮します。設立から日が浅い事務所では、十分な経験が積まれていない場合があります。そのため、設立から一定の年数が経過しており、豊富な実績を持つ事務所を選ぶことが望ましいです。
長年の実績は、多様なケースに対応した知識と経験があることを示しており、信頼性の高さを物語っています。
事務所の雰囲気は良さそうか
債務整理は精神的にも大きな負担となるため、相談しやすい環境であることが重要となりす。初めて訪れる事務所でも、スタッフの対応や事務所の雰囲気が良いと感じられる場所を選ぶべきです。
相談時の応対はもちろんのこと、事務所の清潔さや整理整頓が行き届いているかもチェックポイントです。安心して相談できる環境が整っている事務所は、精神的なサポートも期待できます。
【共通】借金問題に強い司法書士事務所に債務整理を相談する流れ・段取りまとめ
債務整理を成功に導くには、計画的な準備が不可欠です。司法書士事務所に相談する前に、自身の借金状況を整理し、スムーズな相談につなげるための段取りを詳細に解説します。
手順①借入先の業者名をまとめる
借金問題を解決する最初のステップは、借り入れている業者の名前を一覧にすることです。これにはクレジットカード会社、消費者金融、銀行など、すべての貸金業者を含めなければなりません。
このリストを作成することで、相談者の借金総額の把握が可能になります。債務整理の出発点です。
業者名をまとめる際には、契約書や通帳、オンラインバンキングの履歴など、信頼できる情報源を参照することが重要です。この作業を丁寧に行うことで、後の手順が円滑に進行し、司法書士による正確なアドバイスが得られるようになります。
手順②毎月の返済金額を業者ごとに取りまとめる
次に、各業者に対して毎月どれだけの金額を返済しているのかを明確にしましょう。返済額は、将来の返済計画を立てるうえで欠かせない情報です。返済履歴や口座引き落としの記録を参照して、正確な数字を集めます。
この情報があれば、返済の負担がどれだけ重いのか、またどの業者が最も返済額が大きいのかを理解できます。債務整理の方法を選択する際の重要な基準になるため、見落としのないようにまとめておきましょう。
手順③毎月何日に返済しているか業者ごとにまとめる
返済日のスケジュールもまた、債務整理を進める上で重要な要素です。業者ごとに、毎月の返済がいつ行われているのかを記録しておくことで、返済計画の見直しや、将来的な資金計画の立案が容易になります。
また、この情報は、返済が遅れがちになっている業者を特定するのにも役立ちます。返済が遅れると追加の利息や遅延損害金が発生する可能性があるため、正確な返済日を知っておくことは、余計な費用を避けるためにも不可欠です。
手順④現在の収入と今後の見通しを簡単に整理しておく
収入は、債務整理の選択肢を決定する上で大きな影響を与えます。現在の収入水準と、今後の収入見通しを正確に把握し、まとめておくことが大切です。返済可能な金額を判断し、現実的な返済計画を立てるためです。
また、収入が減少する可能性がある場合は、それを踏まえた上での債務整理の方法を選ぶ必要があります。この段階で、収入証明書や給与明細などの書類を用意しておくと、事務所との相談がスムーズに進むでしょう。
手順⑤相談先の事務所に目星をつける
債務整理を検討する際は、信頼できる専門家を見つけることが大切です。インターネットや口コミ、紹介などを通じて、債務整理に強い司法書士事務所をリサーチしましょう。
事務所の実績や評判、対応の速さ、費用の明確さなど、さまざまな角度から評価し、自分に合った事務所を選ぶことが重要です。相談を行う事務所が決まったら、次のステップに進みましょう。
手順⑥無料相談を行う
多くの司法書士事務所では、無料で債務整理の相談を受け付けています。無料相談を利用することで、借金問題に対する具体的な対処法を専門家から聞くことができます。
この際、事前にまとめた借金の情報を持参し、現状を詳しく説明することが大切です。無料相談を通じて、事務所との相性や、提供されるサービスの質を判断する良い機会にもなります。
手順⑦方向性決定
無料相談の後、相談者に最適な債務整理の方法を決定します。自己破産、任意整理、個人再生など、いくつかの選択肢がありますが、専門家の意見を聞き、自身の収入状況や借金の総額を考慮して決めることが大切です。
方向性が決まれば、具体的な手続きに移ることができます。
手順⑧委任契約・受任通知送付
債務整理の方向性が決まったら、司法書士と正式な委任契約を結びましょう。契約を結ぶことで、司法書士は相談者の代理人として借金問題の解決に取り組むことができます。
契約後は、司法書士から貸金業者に受任通知が送付され、これにより債務整理の手続きが正式に開始されます。受任通知が業者に届けば催促の電話や手紙が止まるため、精神的な負担が軽減されますよ。
手順⑨支払い・督促の停止
受任通知が各業者に届けられると、返済の支払いや業者からの督促が一時的に停止します。これは債務整理手続きの間、返済に追われることなく、冷静に次のステップを考えるための猶予期間となります。
この期間中には、司法書士と共に、返済計画の見直しや業者との交渉戦略を練ることが可能です。
手順⑩交渉開始~解決へ
最終的に、司法書士は貸金業者との交渉を開始します。交渉を通じて、返済額の減額や支払い期間の延長など、有利な条件での解決を目指します。
交渉の結果は個々の状況によって異なりますが、専門家のサポートを受けることで、借金問題が解決することも多いです。全ての手続きが終われば、相談者は経済的な自由を取り戻し、新たな人生をスタートできます。
債務整理に関するよくあるQ&A
債務整理を考える際、頭を悩ませる疑問や不安は尽きないものです。そんな中でよく耳にする質問に答えていきます。
相談したら怒られますか?
借金の悩みを抱えている時、専門家への相談は勇気がいる行動です。しかし、専門家は相談者の味方で、怒ることは決してありません。弁護士や司法書士は問題解決を助けるプロです。彼らは日々、多くの借金問題に直面しており、相談者の状況も理解しているため、適切なアドバイスを提供してくれます。
相談自体は無料で行われることが多く、秘密厳守が約束されているため、安心して本音で話すことが可能です。
悩みを一人で抱え込むのではなく、一歩を踏み出して専門家に相談することで、解決への道が開けることでしょう。
相談内容や債務整理した事実は家族や職場にバレる?
債務整理をすることになっても、その事実が家族や職場に知られることはほとんどありません。特に金融機関に勤めていない限り、職場にバレる心配はほぼ無用です。
金融機関は従業員の信用情報をチェックすることがありますが、一般の職場ではそうしたことは行われていません。また、家族にも秘密にすることは可能ですが、絶対に知られたくない場合は、無料相談時にその旨を明確に伝えることが重要です。
相談時には、秘密保持に関する取り決めがどのようになっているかを確認し、安心して進めることができるようにしましょう。
債務整理は弁護士と司法書士、どちらへの依頼がおすすめ?
債務整理を考えた時、弁護士と司法書士のどちらに依頼するかは重要な選択です。両者とも債務整理の相談に応じることができますが、弁護士はあらゆる法律問題に対応できるのに対し、司法書士はその業務が一部限られています。ただし、司法書士は特定の分野に特化していることがあり、その分野では深い専門知識を持っています。
どちらに依頼するかは、それぞれの実績や事務所の雰囲気、相談者の状況に合わせて決めることが重要です。債務整理の経験や成功事例を確認し、信頼できる専門家を選ぶことが、安心して債務整理を進めるためのポイントです。
任意整理と個人再生、どちらがおすすめ?
借金の問題を解決するためには、任意整理や個人再生といった方法がありますが、どちらがおすすめかは一概には言えません。それぞれの方法には特徴があり、個々の状況によって適した手続きが異なります。
任意整理は比較的小規模な借金に適しており、個人再生は大きな借金を抱えている場合に選ばれることが多いです。最適な対処法を見つけるためには、無料相談を利用して現在の財務状況や借金の総額を専門家に伝え、アドバイスを受けることが最良です。
専門家は相談者の状況を分析し、最適な債務整理の方法を提案してくれます。
まとめ
サンク法律事務所は幅広い法律サービスに対応し、特に債務整理に強みを持つ法律事務所です。弁護士が8名在籍し、365日24時間対応の相談窓口や全国対応のサービスを展開しています。無料相談が何度でも可能で、費用の分割払いにも応じているため、経済的な不安を抱えている場合も相談可能です。
ただし、一部の口コミでは連絡の遅延や対応の不満を指摘する声もあります。債務整理を考えている方は、サンク法律事務所を始め、多くの選択肢の中から、適切な法律事務所を選ぶことが重要です。
選択の際には、当サイトの他の記事も参考にしてみてください。
債務整理おすすめ事務所10選!弁護士・司法書士費用を比較
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