闇金の相談先とし弁護士と並んでよく知られているのが、司法書士です。
弁護士でも対応できるものの、やはり司法書士の方が早く・安く解決できると考える方も多いからです。
とはいうものの、「闇金の相談を司法書士にしたら、闇金からあとで嫌がらせをされるのでは?」と考えている方も多くいらっしゃることでしょう。
しかし、闇金の相談を適切な司法書士にすることで、この嫌がらせも最大限に防止することができるのです。
そこで今回は、「闇金の相談を司法書士にした時に嫌がらせをされるのか?」というそもそもの疑問への答えから、司法書士と闇金にまつわる実態まで徹底的に解説していきます。
ご注意ください
闇金からの督促や取り立て被害が発生した場合、民事不介入の原則から警察は動けないことが多いです。
家族や職場にも影響が及んでしまう可能性も少なくありません。
そのため、既に利用してしまった場合は、司法書士の無料相談を活用することをオススメします。
【結論】司法書士介入後に闇金が嫌がらせしてくるケースは「ある」
闇金被害において、司法書士介入後に闇金が嫌がらせしてくるケースは残念ながら存在します。
特にSNSで「こいつは借りてすぐに司(※司法書士のこと)を入れた」などのメッセージと一緒に個人情報が晒されるケースもみられます。
一方で、闇金側からみて本当に敵に回したらまずい司法書士の場合には、嫌がらせを行わないケースもみられます。
【実態】司法書士介入後に闇金の嫌がらせがあった事例5選
ここでは、闇金被害への司法書士介入後に、闇金から嫌がらせをされてしまった事例について、代表的な事例5つをあげて解説していきます。

事例1:SNSへの晒し行為
現代社会においては、SNSは非常に大きなメディアのひとつとなっており、闇金側もそれを巧妙に利用してきます。
先にも少し述べましたが、司法書士を介入させたことで、本名や住所や職場名、時には免許証のコピーの画像が、債務を抱えている事実と合わせて、SNSに晒される事例もみられます。
SNSをはじめとしたインターネットへ情報が晒されると、広く拡散するだけでなく、長期間に渡って残ってしまいやすくなります。嫌がらせとしては、迷惑度が大変高いものです。
事例2:職場への電話突撃
職場には、債務を抱えていることはあまり知られたくないものです。闇金側もそれをよく熟知しています。
そこで、債務者の職場へ電話突撃、いわゆる電凸をしかけて来ることがあります。
事例3:実家訪問
債務を抱えている人たちの多くは紆余曲折の人生を歩んできたことでしょう。
そんな彼らにとって、実家というものは経済的に、あるいは心理的に最後の砦かもしれません。
そんな実家に訪問する、というのは嫌がらせ以外の何者でもありません。
高齢の親やきょうだいに債務を抱えていることを伝え、あわよくば金額をせしめようとする、そんな嫌がらせも彼らは仕掛けてきます。
事例4:鬼のようなLINE
債権者から債務者への鬼のような催促は、闇金の伝統的かつ基本的なやり口です。
以前は、住居へ押しかけたり電話をかけてきたりといったやり口がほとんどでしたが、そこは現代の情報化社会、LINEへの鬼のような催促のメッセージという形での嫌がらせがみられるようになりました。
LINEもいまでは、公共サービスの案内や職場内での連絡に使われるなど、生活に欠かせないものになりました。
そんなLINEのアプリを開くたびに、債務を思い出させるLINEのメッセージが大量に目に入るなどという事態は、地獄そのものです。
事例5:鳴りやまない本人への電話
もちろんいまでも、LINEだけではなく、本人への電話攻勢は闇金の常套手段です。
仕事や日常生活での連絡で電話は必需品です。
その使用を阻害するような、時と場所を選ばない電話攻勢は、やはり債務者をひどく追い詰めるものです。
闇金を正しく撃退できる司法書士の特徴
それでは、そんな悪質な振る舞いをする闇金を正しく撃退できる司法書士とは、いったいどのようなものなのでしょう。
ここでは、そんな司法書士の特徴についてまとめてみました。
闇金との交渉経験が豊富
まず第一に、闇金との交渉経験が豊富であることがあげられます。
闇金業者の実態や事情、その行動パターンなどを熟知したうえで、どこで押しどこで引くかを見極め、何をすれば彼らのプライドを無駄に傷つけるのかを考え、適切な落とし所を見つけ出すためには、やはり豊富な交渉経験が必要なものです。
中には、やたら高圧的に闇金を押さえつけようとする司法書士もいます。
闇金からも知名度がある
先程冗談っぽく書きましたが、やはり闇金側としても相手を見てケンカをするのが原則です。
闇金側からも知名度がある司法書士であれば、彼らも警戒し嫌がらせなどの行為には出てこないことがほとんどです。
ここでの知名度とは「有能であることがよく知られている」という意味であることはいうまでもありません。

行政機関や警察とのパイプが太い
そして、行政機関や警察とのパイプが太いことも、重要な特徴です。
闇金被害の解決に向けては、各種行政機関とのやりとりが発生します。
また、闇金側の法律に触れる行為を見とがめた時などには、警察への相談や連絡が必要になることもあります。
これらとのパイプの太さは、手続きをはじめとする様々な動きをスムーズにするとともに、闇金側への抑止力としても働きます。
【重要】銀行口座の凍結をすぐに振りかざさない
一般的に闇金対応で司法書士や弁護士が動く場合、闇金が使用している口座を片っ端から凍結する作業を行うケースがあります。
これは闇金にとって生命線である入金口座が使えなくなることを意味します。そのため、闇金側へのダメージは非常に大きいのです。
ここまで聞くと、闇金対応としては優れたものに思えるかもしれません。
しかし、この銀行口座凍結を片っ端からする行為は、実は得策ではありません。
なぜなら、闇金側としては、これをされると手負いの熊状態となり、金銭以上にメンツを潰されたとして、怒涛の嫌がらせを債務者に始めるケースがあるからです。
ということで、本当に交渉できる司法書士は、銀行口座の凍結はすぐには行いません。
口座凍結は交渉のカードのひとつであり、あくまで交渉ベースで闇金と話をし、妥当な落とし所を探っていくのが、交渉力のある、そして債務者への嫌がらせを招かない司法書士といえます。
まとめ
このように闇金の相談を司法書士にした場合、司法書士の「アタリ」が悪いと闇金から嫌がらせをされてしまうケースがあります。
しかし適切に介入できる司法書士の先生に相談をすることで、交渉力・経験それぞれが豊かな先生が闇金業者と接触してくれるため、このような嫌がらせをされる可能性が極限まで低くなると言ってよいでしょう。
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闇金に強い弁護士・司法書士事務所おすすめ10選!「意味ない」の噂は嘘だから要注意
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