会社員の方がカードローンや消費者金融などの借金を抱えている場合、お金を借りていることが会社にバレたらクビになるかもしれないと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
返済が遅れたときに会社に乗り込んで来られたらどうしようと思っている方もいるかもしれません。
実際に会社に借金がバレた場合にはクビになるのか、会社にばれないための対策についてご説明します。
- 会社に借金がバレてクビになることはあるか
- そもそも借金が会社にバレることはあるのか
- 借金が会社にばれないための対策
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
会社にとって社員の借金とは
基本的に会社は社員の借金に対してどのように考えているのでしょうか。
日本にはさまざまな会社がありますが、会社法や労働関連法を見ても、社員がお金を借りることに対する会社がとるべき態度というものは記載されていません。
日本では、社員が借金をすることに対する会社の姿勢についてはそれぞれの会社によって対応は異なるのです。
また、就労規定などに借金に対する規定のある会社もほとんどないと言えます。
社員の借金について明文化されているケースはごく限られ、会社に借金がバレたとしても、それによって即クビになることはないでしょう。
昔は、サラ金が会社に乗り込んでくることも多く、会社の信用に傷がつくことからクビになる人もいましたが、現在はその可能性はほとんどありません。
クビになる可能性はないが、会社に居づらくなる可能性はある
ただ、職場で借金をしていることがわかると、日本人の恥の文化から色メガネで見られて居づらくなるというケースは現在でもあり得ます。
住宅ローンなどは生活の質の向上にとって必要なものであり、会社としても推奨しているケースが多いといえるのです。
したがって、借金が会社にバレたとしても、会社での居心地が悪くなることがあっても、クビになるケースはほぼないといえます。
借金は会社にバレることはあるのか？
では、借金が会社にバレることはあり得るのでしょうか。
カードローンなどの借金を申し込んだ場合、勤務先に在籍確認の電話がかかってきますが、個人名でかかり、本人が職場にいることがわかればよいので、借金がバレるケースはほとんどありません。
また、現在の貸金業法では、返済が遅れた場合でも、会社に取り立てに行ったり、督促状や電話での取り立てを会社にすることはガイドラインや自主規制で禁じられています。
大手消費者金融などの無人契約機などは街中にある場合も多く、その出入りの際に会社の同僚などに見られる可能性はあります。その場合でも、会社で噂になる可能性はあるものの、クビになることはまずないでしょう。
また、現代ではネットでの借入も可能になっており、借入を会社や同僚に知られずに借りる方法があり、それらを利用すればよいでしょう。
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借金の返済が難しくなった時にどうすればいい？
では、カードローンなどの借金で家計が悪化して返済が難しくなった場合には会社には全く知られずに済むかというとそうでもありません。
現在の貸金業法関連の法規やガイドラインでは、本人以外には取り立て行為をすることは禁じられており、家族にも請求行為をすることは禁じられています。
したがって、長期にわたって連絡がつかない場合には、会社に連絡先を聞いてきたりすることがあり、その場合は借金しているということがバレてしまう可能性はあり得るのです。
そのため借金した場合には、必ず期日までに返済するようにすることが会社にバレないために一番必要なことです。
借金が会社にバレないようにはどうすればいい？
上記で説明したとおり、借金が会社にバレてクビになるのが不安な方は、延滞をしないことが一番必要です。
しかし、昨今の新型コロナウイルスの感染が増加している状況では、多重債務化して家計が崩壊して返済が困難になっているようなケースも多く見られます。
そのような場合には、早めに消費者金融や銀行などの金融機関に相談してください。
早めの相談であれば、新型コロナウイルスの影響など一時的な要因の場合は返済猶予に応じてくれます。また、家計が崩壊している場合には、利息の棚上げや返済の長期化分割を提案してくれるケースもあるのです。
しかし、長期間にわたって連絡もせず、延滞を繰り返している場合や多重債務になっている場合にはそのような相談には乗ってもらえません。
借金の返済が難しい場合は、すぐに専門家へ相談することをおすすめします。
どうしても返済ができない場合の対処法
昨今の新型コロナウイルスなどの影響で、職を失ったり、収入が大幅にダウンした場合にはどうしても家計が苦しくなる方も増えています。
公的な支援策も設けられていますが、手続きが面倒で入金まで長期間かかる場合が多く、借金を増やしてしまうというケースも増えているのです。
新型コロナウイルスの感染増加は簡単には終息せず、その間に借金が増えることで返済不能に陥ってしまう方も増えざるを得ません。
そのような場合には、任意整理などの手段が必要になります。
任意整理に関して詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
任意整理はどうすればいい？
任意整理は、借金の返済を軽減させるための手段の一つです。任意整理でも返済が難しい場合は、個人再生や自己破産などの手段もあります。
任意整理には、複雑な手続きや法的手段、金融機関との交渉が必要ですので、司法書士や弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
市町村などの市民相談窓口などでも、専門家が無料で相談に乗ってくれる場合があります。
現在では、借金がバレたからといって会社に実害がない限りクビになることはありませんので、早めに専門家に相談にいくようにしましょう。
借金が会社にバレると困る人の注意のまとめ
現在は、 カードローンや消費者金融からの借金が会社にバレてもクビになることはありません。
そして、カードローンの場合はネットでも簡単に借りることができるので、会社にバレてしまう可能性も極めて低いと言えるでしょう。
しかし、長期で延滞した場合や連絡がとれない場合は、会社まで連絡がいく可能性がありますので、注意が必要です。
会社をクビになることはありませんが、現在延滞を繰り返している場合、多重債務になったり自転車操業になっていまう可能性が高いでしょう。
借金の返済に困った時は、できるだけ早く司法書士や弁護士に相談しましょう。
司法書士や弁護士に相談することで、債務整理という国が認めた借金減額制度を利用できます。
債務整理をすることで、月々の返済額を減額でき、場合によっては支払った利息が戻ってくる可能性があります。
借金は放置すると取り返しのつかないことになる可能性もありますので、早いうちに専門家に相談しておくといいでしょう。
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