トバシ借金道にどんなコンテンツを追加したらみんな喜ぶかな?教えてくれ!
— キン助@トバシ借金道 (@sanba_tobashi) July 17, 2021
先日、キン助がTwitterでアンケートをとったところ・・・
借金完済のコツに関する需要が高かったため、今回は特別編として・・・
借金完済のコツ・三部作をお届けしていきます。
今回ご紹介するのは【計算編】です。
借金完済のコツを計算という切り口からお伝えしていきます。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
借金完済のコツ:返済先の取りまとめ方法
返済先の取りまとめ方法をご紹介します。
一般的に借り入れが2件から3件程度の方はすぐにでも取りまとめができるでしょう。
しかし古い債務も含めて完済に向け、動き出した方はまず古い債務を洗い出しましょう。
多重債務状態が続くと、リアルに上記のようなことが十分に起こり得ます。
そのため、絶対に自分は大丈夫だと思っていても必ず返済先の取りまとめは古い債務から優先的に行うようにしましょう。
借金完済のコツ2:借入先を整理する
あまりにも督促を無視し続けていると、業者によっては一旦督促を停止してくるケースもゼロではありません。
ということで、ここ1年から2年程度に届いた督促状を片っ端から開封して、借り入れ先を整理していきましょう。
・・・実は多重債務状態になると、本来督促してくるべき業者が5件だったとして、実際に督促状を送ってくる会社の数が10社くらいまで膨れ上がる現象が起こり得ます。
理由としては
- 保証会社が介入している
- 債権回収業者が委託を受けている
- 弁護士事務所が介入している
などが考えられます。
つまり一つの債務に対して複数の取り立て屋が混在する状況になるケースもあるわけです。
よってアコムから借りた覚えがないのにアコムから手紙が来ていて混乱してしまう・・・というケースもあります。
アコムは保証業務も行なっているため、場合によっては銀行系カードローンの保証としてアコムの督促状が届くケースもあるのです。
各社ごとの残債(残高)を再計算する
返済すべき相手が確定したところで、各社ごとの残債・残高を再計算してください。
すでに強制解約となっていて期限の利益を喪失したものも含めて構いません。
まずは、下記の金額を1円単位で算出しましょう。
- どこの会社に
- いくら返さなければならないのか
毎月の支払日をカレンダーにメモする
ここまで来たら、最後に古い債務も含め毎月の支払い日をカレンダーにメモしていきましょう。3ヶ月先くらいまで一気に埋めてしまうと、後に引けなくなるのでおすすめです。
返済可能金額の計算方法
ここからは収入から算出して返済可能な金額を計算する方法をご紹介していきます。返済可能金額が導き出せれば、あとはレールに沿って返済していくだけです。
給与所得者の方の場合は、毎月の収入も基本的には大きな変動がなく安定することでしょう。歩合制を取り入れている方の場合は、最悪の場合に備えてベースの給料を計算の基にすると良いでしょう。
月々の収入額をまとめる
まずは月々の収入額を、可能であれば1円単位でまとめてください。
何かしら権利収入をお持ちの方や、最近流行りのクラウドソーシングサイトなどで副業されている方は副業の収入も、いつ・いくら入ってくるのかを正確にまとめるようにしてください。
この時、入金先の口座も気を配る必要があります。
場合によっては副業の収入は別口座とされているケースもあるでしょう。この場合、引き落とし不能案件の再引き落としが延々とかかっていて、せっかくの副業収入が瞬時に引き落とされてしまうというケースもあります。
もっと細かいことを言えば、ATMの出金手数料なども考慮に入れて収入を計算するようにすると良いでしょう。
5日
15日
20日
25日
末日
くらいの入金サイクルが多いようやで。最悪引き落とし日にぶつかるから注意してな。
月々の返済額をまとめる
月々の収入額を取りまとめたら、続いて1ヶ月生活していくのに最低限必要な金額を差し引きます。
基本的には衣・食・住にかかるお金は収入から先に引いておくと良いでしょう。
重要なのは、ここで間違っても家賃やインフラ・最低限の食費など生きる上で必要なお金をゼロにしないことです。
差し引いた残りが月々の今の段階での返済可能金額となります。
ここから各債権者宛に返済できる金額を均等割するか、時間に余裕があると思われる案件を後回しにして、一社ごとに完済して潰していくか、どちらかを見極める必要があります。
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ここから先は現実的に、毎月の返済がいくらかは可能であるという方向けの情報となります。
【重要】現実ラインを見極める
ここで大変重要なポイントをご紹介いたします。
月々の収入額と返済額をまとめたところで、現実的に返済可能な金額のラインを再計算する必要があります。
具体的にお勧めできるのは、月々返済をしようと決めた金額の80%ほどを返済金額に回すという方法です。
残りの20%は、使い込んで良いわけではありません。出来る限り全額貯蓄に回して下さい。そしてイレギュラー発生時に、そのお金を使うようにしましょう。
借金計算のQ&A
ここでは借金の完済を目指す方からよく寄せられる・あるいは寄せられるであろう借金計算に関する質問をまとめていきます。
延滞金があります。どうやって計算したらいいですか?
各社ごとに延滞している残高を出し、以下の計算ではじき出しましょう。
200万円×20%÷365日=1日あたりの延滞利息(A)
(A)×延滞日数=だいたいの延滞金
利息制限法によって延滞利息は年20%が上限値です。そのため、上限値で計算しておけば得をすることはあっても損をすることはありません。
延滞金も含めてシミュレーションしていくとより正確な返済金額が分かります。
月の利息で50%の借り入れがあります。どうしたらいいですか?
「期限の利益の喪失」を宣言されそうですが、毎月払いでも大丈夫ですか?
期限の利益の喪失は、簡単に言えば借金取りが一括返済を求めて唱える呪文のようなものです。法的に期限の利益を喪失すると、一括返済以外は一切受け付けてもらえなくなります。
大原則として一部返済も受け付けてもらえません。よって全額返済できる場合以外は、全て裁判沙汰となります。
裁判所から書類が来ているのですが、無視してます。大丈夫ですか?
裁判所からそれが来ている場合、状況によって深刻度は変化します。
単純に支払督促を起こされているケースであれば答弁書を出すなり、まだギリギリ対応が取れます。
しかし判決文が送達されてきている場合は、一刻の猶予もありません。すぐにでも強制執行の恐れがあります。
今からでも遅くはありませんので、司法書士に駆け込むようにしてください。
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まとめ
今回は借金完済のコツを計算という観点から見てご紹介してきました。
基本的に借金完済は長いマラソンのようなものです。
コツコツと積み立てていくことが重要なので、無理せず途中で苦しくならないようにペース調整していく必要があります。
司法書士や弁護士に相談をすることで、現在の状況から無理なく返済できようなプランを一緒に考えてくれます。
現在、借金の返済で困っているのであれば、まずは専門家に現在の状況について相談をしてみましょう。
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