口座売買って本当にバレない?大丈夫?罪に問われる心配はないの?そんな不安を抱えながらも、お金を手にしたいという気持ちから口座売買の誘惑に乗ってしまいそうな人も少なくないでしょう。
今回は、口座売買がどんなリスクを伴うのか、捕まらないための方法はあるのか、そもそも口座を売らずに済む金策法にはどんなものがあるのかなど、気になるポイントをズバリ解説します。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
【結論】口座売買で捕まらない方法はない!100%捕まります
口座売買は重大な犯罪行為であり、絶対に手を出してはいけません。たとえ一時的にバレずに金銭的利益を得られたとしても、遅かれ早かれ必ず発覚し、厳しい処罰を受けることになるでしょう。口座売買に手を染めた瞬間から、あなたの人生は狂い始めてしまうのです。
口座売買は重大犯罪!絶対にやってはいけません
口座売買を行えば、犯罪収益移転防止法違反に問われ、1年以下の懲役または100万円以下の罰金(あるいはその両方)が科される可能性があります。
さらに、売却した口座が詐欺などの犯罪に使用された場合、詐欺罪の共犯とみなされ、最大で10年以下の懲役刑に処される恐れも。
加えて、もし新規口座を不正に開設して売却していた場合は、盗品等有償譲受罪に該当し、10年以下の懲役及び50万円以下の罰金が科される可能性もゼロではありません。つまり、口座売買は法律で厳しく禁じられた重大犯罪なのであり、絶対に手を出してはならない行為だということを肝に銘じておく必要があります。
遅かれ早かれ100%バレて捕まります
口座売買を行った場合、不正利用された口座の名義人として真っ先に疑いの目が向けられ、徹底的な調査の対象となります。捜査当局は、不審な金の動きを丹念に追跡し、犯人を特定していくでしょう。
また現在、警察は口座売買の勧誘行為そのものも厳しく監視しており、勧誘メッセージなどがきっかけで発覚するケースも少なくありません。さらに金融機関側も、不審な取引を察知した場合は速やかに警察に通報するよう法律で義務付けられています。
つまり、口座売買の発覚を逃れることは極めて困難であり、遅かれ早かれ100%バレて捕まります。一時的な金銭的誘惑に負けず、犯罪行為に手を染めないよう、くれぐれも注意しましょう。
捕まる前に自首しても罪に問われます
中には、捕まる前に自首すれば罪が軽くなるのではないかと考える人もいるかもしれません。残念ながら、口座売買は犯罪行為そのものなので、捕まる前に自首したからといって罰則を免れることはできないのです。
ただし、捜査に対して積極的に協力する姿勢を見せることで、多少なりとも情状酌量の余地が生まれる可能性はあります。とはいえ、そもそも犯罪行為に手を染めてしまった時点で、あなたの人生は大きく狂ってしまったも同然。
自首すれば許されるという甘い考えは捨て、口座売買の誘惑には絶対に負けないよう、心を引き締めていきましょう。
口座売買で逮捕されたらこうなる
もし不幸にも口座売買の罪で逮捕されてしまったら、その後はどうなるのでしょうか。前科者になるリスクや多額の損害賠償請求など、口座売買がもたらす重大な影響について知っておく必要があります。一時の軽はずみな行動が、取り返しのつかない結果を招くことを肝に銘じましょう。
まず警察で取り調べを受ける
口座売買の容疑で逮捕されれば、真っ先に警察での取り調べを受けることになります。黙秘を貫こうが容疑を認めようが、徹底的な事情聴取は避けられません。状況によっては、逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断され、最大20日間の勾留を受ける可能性もあります。
逮捕された時点で、あなたは完全に警察のコントロール下に置かれることになります。取り調べの過程で、これまで隠してきた事実が次々と明るみに出ることにもなるでしょう。一度逮捕されてしまえば、もはや逃げ道はないということを認識しておく必要があります。
起訴されれば裁判→有罪なら前科者に
警察の取り調べを経て、検察に十分な証拠が揃ったと判断されれば、あなたは起訴され、裁判にかけられることになります。そして裁判の結果、有罪が確定してしまえば、あなたは前科者となってしまうのです。
前科者になれば、就職をはじめとするさまざまな場面で大きな不利益を被ることになります。たとえ真面目に更生しようと努力しても、社会から偏見の目で見られ、いつまでも犯罪者の烙印を押されてしまうことでしょう。口座売買という一時の過ちが、その後の人生に大きな影を落とし続けるのです。
被害弁償を求められる可能性&一生口座が作れなくなる可能性
口座売買で逮捕された場合、売却した口座が犯罪に利用されていた場合、被害額の賠償を求められるリスクがあります。もし高額な賠償請求を受ければ、大変なことになります。
加えて、金融機関のネットワークにあなたの情報が犯罪者として登録されてしまえば、二度と銀行口座を作ることすらできなくなってしまうかもしれません。つまり、一生にわたって金融サービスから締め出され、経済活動に大きな支障が出る恐れがあります。
口座売買は、その瞬間だけでなく、その後のあなたの人生全てを狂わせてしまう、取り返しのつかない馬鹿げた行為だということを決して忘れてはいけません。
口座売買以外の合法的な金策法
経済的に困窮し、口座売買の誘惑に駆られている方がもし記事を読んでいるのでしたら、犯罪行為に手を染める前に、まずは合法的な金策法を探ってみませんか。ここからはどう金策をしたらいいか、安全な方法だけをご紹介していきます。
生活に困ったら公的支援制度を使おう
生活費に困窮している場合は、まずは生活福祉資金貸付制度など、各種の公的支援制度の利用を検討しましょう。役所の福祉課や社会福祉協議会に相談すれば、あなたの状況に応じて適切な支援策を教えてもらえるはずです。
公的支援制度を利用することに抵抗を感じるかもしれませんが、それは恥ずかしいことでも情けないことでもありません。むしろ、犯罪行為に手を染めるよりも遥かに賢明な選択だと言えるでしょう。生活再建のために用意された制度を有効活用し、一日も早く困窮状態から抜け出すことを目指しましょう。
借金返済に困ったら債務整理を検討
多重債務に苦しみ、借金返済に行き詰まっている場合は、弁護士や司法書士に相談し、任意整理や個人再生などの債務整理手続きを検討するのも一つの方法です。法的な手続きを踏めば、借金を大幅に減額できる可能性もあります。
特に、闇金融からの借金に悩まされている場合は、すぐにでも弁護士や司法書士などの法律のプロに相談しましょう。法律の専門家に依頼すれば、取り立てを止めてもらうことができるかもしれません。違法な高金利で借金が雪だるま式に膨らむ前に、必ず専門家に相談しましょう。
借金問題から一人で抜け出すのは難しくても、専門家の力を借りれば、必ず道は開けるはずです。あきらめないでください。
まじめに働いてお金を稼ぐのが一番
結局のところ、口座売買のようなリスクの高い行為に手を染めるくらいなら、アルバイトやパートで地道にお金を稼ぐ方が遥かに賢明だと言えます。真っ当に働いて稼いだお金は、犯罪リスクを冒して得た金銭とは比べ物にならないほど価値があります。
仕事探しの際は、ハローワークなどの公的機関を積極的に活用しましょう。自分の適性を見極め、長く続けられる仕事を見つけることが大切です。正業で汗水垂らして働くことは、社会に認められ、自分の存在価値を実感できる、何にも代えがたい喜びにつながるはずです。
口座売買の誘惑に駆られるたびに、まじめに働いて稼ぐことの尊さを思い出し、犯罪行為に手を染めることだけは絶対に避けましょう。
口座売買の誘いを受けた時の対処法
口座売買の誘いを受けたら、毅然とした態度で断る必要があります。でも上手く断れる自信がない、断るのが怖い、そんなあなたにおすすめの断り方を伝授します。また、対処法もお伝えしますのでぜひお読みください。
犯罪行為なので絶対に無理と毅然と伝え断る
口座売買の誘いを受けたら、犯罪リスクを理由に自分の信念を貫きしっかりした態度で断りましょう。あいまいな返事は禁物です。相手に「それは犯罪行為なので、絶対に無理です」とハッキリ伝えることが大切です。
また、勧誘してきた相手の情報(名前、連絡先など)をメモしておき、後で警察に通報することも検討しましょう。口座売買は重大な犯罪ですから、絶対に関わってはいけません。誘いを受けた時点で、はっきりとした態度で拒否することが何より大切です。
勧誘の証拠を保全する
万が一、口座売買の勧誘が届いてしまったら、その証拠を保全しておくことが重要です。勧誘メールやSNSのダイレクトメッセージなどがあれば、必ずスクリーンショットを撮影して保存しましょう。電話で誘われた場合は、日時や相手の言動をメモしておくと良いでしょう。これらの証拠は、後に警察に相談する際の強力な武器になります。
口座売買の勧誘は違法な可能性が高いですから、証拠を残しておけば、警察が動きやすくなるはずです。犯罪に誘ってくるような人は警察にしっかりと対応してもらいましょう。
勧誘をまず疑おう
結論から言うと、口座売買の勧誘自体がアウトです。「一緒に儲かるチャンスですよ」などと甘い言葉で口座売買に誘う輩がいますが、それは全くのウソです。口座売買で儲かるのは、不正に口座を利用する犯罪者だけで、口座を売る側は、犯罪の片棒を担がされ、最後には捕まるというわけです。
つまり、口座売買の勧誘を受けた時点で、「これはおかしい」と感じるアンテナを張っておく必要があります。たとえ友人や知人からの誘いでも、口座売買の勧誘は犯罪行為であるということを意識しましょう。
口座売買が社会に与える悪影響
口座売買は、一見すると個人的な問題のように思えるかもしれません。しかし実際には、口座売買が蔓延することで、社会全体に重大な悪影響が及んでいます。どんな影響があるのか詳しく解説します。
特殊詐欺の温床になっている
昨今、振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺が後を絶ちませんが、その犯行に欠かせないのが売買された口座です。
犯罪者は売買口座を悪用して被害者からお金をだまし取り、その資金を別の口座に移すことで足取りを断ち切ります。つまり、口座売買に手を染める者は、詐欺の片棒を担ぐ共犯者になってしまうのです。特殊詐欺の被害を食い止めるためにも、口座売買の撲滅が急務だと言えるでしょう。
犯罪資金のロンダリングにも使われる
口座売買が犯罪者にとって魅力的なのは、資金洗浄(マネーロンダリング)に利用できる点です。
例えばマフィアなどの反社会的勢力が、違法な手段で得た資金を売買口座に移し、出所不明金の出処をごまかすことがあります。こうして犯罪収益が合法的な金に化けてしまえば、その資金で堂々と活動できるようになるのです。
売買口座が犯罪組織の資金源になっている現状を断ち切るためにも、私たち一人一人が口座売買の誘惑に負けない意識を持つ必要があります。
金融取引の信頼を根底から揺るがす
金融取引は、お金の流れを円滑にする血液のようなものです。その血液に口座売買という毒が回れば、経済活動全体がマヒしてしまいます。口座売買が蔓延することで、金融機関は取引相手の本人確認を疑わざるを得なくなります。
「この口座は本人のものか、それとも売買されたものか」そんな不信感が広がれば、金融システム全体の信頼が失墜しかねません。私たちが安心して経済活動を営むためにも、口座売買は断固として許されない行為なのです。
口座売買の誘惑に打ち勝つには
一時的な金銭的利益に目がくらんで、口座売買の誘惑に乗っても良いかなと考える方もいるのではないでしょうかしかし、その先に待っているのは犯罪者になるリスクと、取り返しのつかない人生の失敗です。ここでは、口座売買の誘惑に打ち勝つための心構えについてお伝えします。
リスクをよく理解することが大切
口座売買の最大のリスクは、犯罪者になってしまうことです。一時的にお金が入ってくるかもしれませんが、それは違法行為の対価に過ぎません。もし口座売買がバレれば、逮捕されて前科者になるリスクが高いのです。
前科がつけば、就職や結婚など、将来の人生設計に大きな影響が出ます。家族にも多大な迷惑をかけることになるでしょう。社会的信用も失墜し、まともな生活を送ることが難しくなります。
口座売買による一時的な利益など、こうした長期的なデメリットに比べれば取るに足りません。犯罪のリスクをよく理解し、誘惑に負けない強い意志を持つことが何より大切です。
困ったときの相談先を知っておこう
生活に困窮したとき、口座売買の誘惑に駆られるケースがあります。しかし、そんなときこそ冷静に判断することが重要です。経済的に困ったら、まず公的機関や弁護士に相談しましょう。生活福祉資金貸付制度など、行政の支援制度を利用する方法もあります。
借金の返済に行き詰まったら、弁護士や司法書士に相談して債務整理を検討するのも一案です。闇金の取り立てに悩んでいるなら、法律のプロに依頼して取り立てを止めてもらうこともできます。路頭に迷う前に、必ず頼れる相談先を知っておくことが、口座売買の誘惑を退ける助けになるはずです。
どんなことがあっても犯罪に手を染めない
口座売買の誘惑に打ち勝つには、どんな理由があろうと犯罪に手を染めないという強い意志が必要です。「自分は大丈夫、きっと捕まらない」などと思わず、誘惑に負けない心を養いましょう。
まじめに働いてコツコツとお金を稼ぐ地道な努力こそが、健全な人生への近道なのです。まじめに働くことを恥ずかしい、バカらしいなどと思ってはいけません。
犯罪のリスクを冒してまで、違法な金儲けに走る必要はないのです。シッカリとした考えを持ち、正直に生きていく姿勢を貫きましょう。時には苦労することもあるかもしれませんが、最後には必ず報われる日が来るはずです。口座売買に手を染めず、堂々と生きていける自分を目指すことが何より大切です。
まとめ
口座売買は重大な犯罪行為であり、遅かれ早かれ必ず捕まってしまいます。一時的な金銭的利益に目がくらんで犯罪に手を染めてしまえば、逮捕・裁判・前科・賠償請求など、人生を棒に振るリスクが待っているでしょう。
生活に困ったら公的支援制度を利用したり、借金返済に窮したら弁護士に相談して債務整理を検討するなど、合法的な対処法を模索すべきです。口座売買の誘いがあっても毅然と断る勇気を持ち、犯罪の温床になることのないよう、一人一人がしっかりとした考えを持つことが大切と言えるでしょう。
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