クレディセゾンから電話がかかってきたとき、不安を感じて出たくない気持ちになる方も多いでしょう。しかし、支払い確認や不正利用の防止など、大切な連絡事項である可能性もあるため、電話を無視するのは禁物です。
「03-6888-0030」という番号からの連絡は、信用管理センターからの正規の電話です。
電話を放置してしまうと、遅延損害金が発生したり、信用情報に傷がついたりする恐れもあり、注意しなければなりません。そこで今回は、クレディセゾンからの電話連絡がくるわけと、対処法について詳しく解説します。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
クレディセゾンからの電話にはどんな理由があるのか

クレディセゾンから電話がかかってくる背景は多岐にわたります。
以下では、クレディセゾンからの電話がかかってくる3つの理由を解説します。
支払い遅延の確認電話
引き落とし日に支払いができなかった場合、数日以内にクレディセゾンから確認の電話がかかってきます。このまま支払いが遅れるとカードが一時的に使えなくなり、遅延損害金も日々加算されるリスクがあるので、確認の電話は無視すべきではありません。
しかし、給料日が引き落とし日の後になっていたり、予想外の出費で一時的に口座残高が足りなかったりすることは誰にでもあることです。もし、支払い不備に気付いたのであれば、クレディセゾンには早めに状況を伝えることが大切です。
そのため、実際に電話で事情を説明すると、支払日の変更や分割払いへの切り替えなど、柔軟な対応をしてもらえることもあります。現在の具体的な状況と、希望する支払い日を伝えることで、カード会社側も柔軟な対応をしやすくなるでしょう。
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利用限度額超過の案内
日々の買い物や旅行などでクレジットカードを使っているうちに、気づかないうちに利用限度額まで使ってしまうことがあります。
限度額に達するとそれ以上カードが使えなくなりますが、支払いを済ませれば再び利用できるようになります。
毎月の支払い実績や収入状況によっては、申請によって限度額を引き上げることも可能です。ただし、審査に1~2週間かかるため、急な出費への対応には向いていません。また、安易に限度額を増やすと、将来の返済に苦しむ可能性もあるので注意が必要です。
限度額の増額を申し込む前に、現在の支払い状況をしっかり確認しましょう。
例えば、年収の3割を超える月々の返済額には要注意です。収入に見合った無理のない範囲でカードを利用することが、健全な家計管理の基本となります。
不正利用の疑いがある場合
最近では、カードの不正利用を防ぐための確認電話が増えています。
深夜に複数の電化製品を立て続けに購入する、通常利用しない海外サイトで高額な取引をするといった不正利用が多発しています。
普段と異なる利用があった場合、クレディセゾンから安全対策として本人確認の電話がかかってきます。スマートフォンの普及によりネットショッピングが日常的になった今、カード情報が流出するリスクも高まっていることをカード会社側は理解しています。
そのため、深夜の連続取引や、普段利用しない場所での使用があると、カード会社は不正利用を疑い、確認の電話をかけることが多いです。本人確認の電話に出ることで、知らない間に大きな請求が発生することを防げます。
カード会社は顧客の財産を守るため、不審な取引には迅速に対応します。実際、フィッシング詐欺による被害も、この確認電話のおかげで未然に防がれることも多いです。
クレディセゾンからの電話を放置するとどうなるのか

クレディセゾンからの電話を無視し続けることは、物事をこじらせる最悪の選択と言えるでしょう。以下では、電話を放置し続けるデメリットを3つ解説します。
ブラックリスト登録のリスク
クレジットカードの支払いが2~3か月以上遅れると、信用情報機関に事故情報が残ってしまいます。一度でもブラックリストに載ってしまうと、数年間は新しいクレジットカードを作ることができなくなり、住宅ローンを組むことも難しくなります。
また、携帯電話本体の分割払い(割賦契約)や信販会社が保証会社となる賃貸住宅の申し込みにも影響が出る可能性があるので、注意しなければなりません。
事故情報は少なくとも5年は残り続けるため、その期間中は不便な生活を送ることになります。一度掲載されてしまった事故情報を消すには長い時間が必要です。支払いが難しい状況になった場合は、早めにカード会社に相談することが大切です。
遅延損害金の発生
クレジットカードの支払いが遅れると、翌日から年利14.6%の遅延損害金が加算されます。
遅延損害金は時間とともに降り積もっていき、最終的には遅延損害金も含めた一括での返済を求められることになります。毎月の分割払いでさえ大変な状況なのに、一括返済となると返済が難しくなる可能性が高くなるでしょう。
遅延損害金が発生すると、当初の返済計画が狂ってしまうため、支払いが難しくなった時点で早めにカード会社に相談することをおすすめします。
早期に相談をすることで、支払いの一時停止や分割回数の見直しなど、状況に応じた対応策を提案してもらえます。一人で抱え込まず、できるだけ早く相談することが大切です。
法的措置のリスク
クレジットカードの支払いを長期間滞納すると、最終的に裁判所を通じた法的措置が取られることになります。最悪のケースでは、給与や預金が差し押さえられることになり、給与は手取り収入の最大4分の1までが差し押さえの対象です。裁判ともなれば、弁護士費用などの追加費用も発生するため、支払い総額が大きく膨らんでしまいます。
支払いの問題を先送りにすればするほど、状況は深刻になっていくものです。裁判所から通知が届いてからでは、選べる対応策が限られてしまいます。早い段階でカード会社に相談することで、分割払いの見直しなど、柔軟な解決方法が見つけられるでしょう。
クレディセゾンからの電話にどう対応すべきか

クレディセゾンから電話がかかってきたら、まずは落ち着いて今の支払い状況を確認することから始めましょう。
ここでは、電話がかかってきた時の対処法を3つ取り上げて解説します。
支払い方法の見直し
毎月の支払いが大変な場合は、支払い方法を見直しましょう。
例えば、リボ払いに切り替えることで、毎月の支払額を一時的に抑えられます。また、支払日を給料日に合わせたり、引き落とし口座を変更したりすることも可能です。
支払い方法の見直しを相談することは、決して恥ずかしいことではありません。カード会社は、顧客の状況に合わせて様々な提案をしてくれます。たとえ少額でも返済を続けることで、遅延損害金の発生を抑えることができます。無理のない返済計画を立てることで、将来の生活設計も立てやすくなるでしょう。
一人で悩まず、積極的にカード会社に相談することで、より良い解決方法が見つかる可能性が高くなります。

相談窓口の活用
クレディセゾンからの電話に困っているのであれば、専門家への相談は大変有効な対処法です。例えば、法テラスでは基本的な法律相談を無料で受けられます。
電話やWebで予約することができ、30分程度の相談を3度までは無料で利用することが可能です。
相談の際には、本人確認書類、収入関係の書類、クレジットカードの利用明細、借入れ状況が分かる書類などを準備しておくと、より具体的なアドバイスを受けることができます。
そもそも借金問題は、専門家に相談することで解決の糸口が見つかることがほとんどです。
弁護士や司法書士は、これまでの経験を活かして効果的な解決方法を提案してくれるでしょう。また、経験豊かな借金の専門家なら、あなたの状況を総合的に判断した上で、最適な対応策を示してくれるはずです。借金問題は一人で悩まないことが何よりも重要です。
債務整理の検討
どうしても支払いが難しい場合は、債務整理を検討するのも一つの方法です。
例えば、任意整理を利用すると、利息を減額した上で無理のない分割払いにできます。
個人再生という方法では、借金を5分の1程度まで減額できる可能性があり、会社員の方など安定した収入がある方に向いた手続きです。
最終的な選択肢として、自己破産による債務の全額免除という方法もあります。自己破産は支払い不能状態になっていることが前提ですが、借金問題をすべて解決し、新しい人生を始めるきっかけとなってくれる手続きです。
一般的に手続き完了までの期間は、任意整理が2~3ヶ月、個人再生が4~6ヶ月、自己破産が3~4ヶ月程度かかることも考慮に入れておきましょう。

まとめ

クレディセゾンからの電話を怖がる必要はありません。むしろ、支払い問題を解決するための大切な機会として捉えましょう。早めに電話に出て状況を説明することで、現状にもっとも適した解決方法を見つけられる可能性が高まります。
そもそも支払いの見直しは、決して恥ずかしいことではありません。問題を先送りにせず、積極的に解決しようとする賢明な判断と言えるでしょう。
ただし、借金問題を根本から解決したいのであれば、当サイトでご紹介している司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。借金問題に精通した専門家のアドバイスを受けることで、返済に悩まされない未来を手にするきっかけを掴んでください。
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