フリーランスといえば、つきものなのが資金トラブルです。
ここではフリーランスのスキントラブルに関する実例をご紹介していきます。
当サイトへ寄せられた新鮮な資金トラブル実例情報となります。その他対処法や被害回復の方法についてもご紹介していきます。
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フリーランスの資金トラブル
フリーランスの資金トラブルには以下のようなものがあります。いくつかの分類に分けてご紹介していきます。
契約書がない
フリーランスで仕事をもらう場合、なし崩し的に仕事が始まってしまって契約書なしの場合が多いのではないでしょうか。
とにかく急ぎの案件の場合、契約書の締結まで間に合わずとりあえずプロジェクトを開始するというケースは実務上あり得る話です。全くあり得ない話ではありません。
特にSNSでそれまで仲良くしてたり信用していた相手ならなおさらのことです。また、相手が契約書を用意する、といってうやむやになってしまった場合も考えられます。
相手が倒産した
クライアントの倒産は意外に起こるトラブルです。
倒産してしまうと、「ない袖はふれない」とばかりにお金の支払いを拒否し出す場合があります。
・・・実際には社長及び役員に連帯保証人になってもらい、会社法人を相手取って借用書を作るなどいくらでも方法はあります。
エンドクライアントが倒産した
エンドクライアントが倒産するといった事例も発生します。
つまり、仕事を流してた会社にもお金が入ってこない状態に陥る、ということです。
資金に余裕がある場合は支払いを行ってくれるのですが、クライアント自身も資金がギリギリの場合、支払いをしてくれない場合や遅らせてほしいと言われる場合があります。
突然の事業撤退
クライアントが事業から撤退してしまうケースも存在しています。
働いた分、というよりこれからの仕事がなくなる場合があり、大口のクライアントの場合はすぐに撤退することも考えられます。
相手側でクラスター発生
新型ウイルス感染症で話題になったのがクラスター感染です。
クラスターが起こると、クライアントの業務が停止してしまい支払いが遅れてしまうケースや連絡がつかなくなるケースがあります。
社長の突然の逃亡
会社自体は存在しているものの、社長が飛んでしまうことも多くあります。
そうなると社員がどう動いていいか分からず、社長がお金を持ち逃げしているなどどうにもならないケースも出てきます。
フリーランスの資金トラブル、対処法は?
フリーランスが資金トラブルに巻き込まれた時はどのように対処するべきでしょう。ここでは考えられる行動パターンについてご紹介していきます。
まずは請求を行う
まず、お金については請求を行いましょう。
請求書を送る、請求した旨を連絡する、電話・メール・LINE等あらゆる連絡手段で連絡するなどが挙げられます。
一定期間請求を行わないと請求する権利が失われることもあるので、請求し続けることが大切です。
警察に駆け込む
場合によっては詐欺に当たる可能性もあるため、警察に相談してみると動いてもらえる可能性があります。
また、貸与していたものが返って来ていない場合や社長が飛んだ際に何か持ち去られたなど、刑事事件に問える場合もあります。
弁護士に依頼する
返金は民事なので、弁護士への依頼が一番です。
個人で少額訴訟などで戦ってもいいのですが、代理人を立てることでスムーズに進んだり、精神的に落ち着いたりします。
ひとまず資金状態を改善する方法
ひとまず資金状態を改善する方法についてご紹介いたします。
特にフリーランスの方は勤務先があるわけではありません。よって資金状態を改善することはきわめて重要なポイントとなります。場合によっては被害回復の前にやらなければならないケースもあるでしょう。
クレジットカードの増枠
クレジットカードの増枠で生活費や事業費を確保しましょう。
返さないといけないものなのであまり多くは厳しいですが、回転の早いものだったりすればうまく回していけるはずです。
さらに、一時な増枠であれば審査がいらない場合もあります。
キャッシングの利用
キャッシングの利用という方法も緊急避難的には考えられます。30日利息がかからないなど緊急利用には嬉しいサービスもあるため、今までしっかりと稼げていた実績があればキャッシングも可能でしょう。
ただし、あまり長期で借りると利子が高額になるので注意が必要です。
カードローンの返済延期を申し出る
無い袖は振れないのですが、無断で支払わないのと事前に相談されているのとどちらが印象がいいかは言わずもがなでしょう。
それはカード会社でも同じことです。
返せないのであれば事情を説明することで待ってもらえることや、返済の相談に応じてもらえることもあります。
まずはカード会社に連絡してみましょう。
【重要】任意整理の相談をする
弁護士に一任して、任意整理をすることで、返済が楽になるケースもあります。
違法なところから借りていた場合、払わなくてよくなる場合もあるので一度弁護士さんの無料相談に相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回フリーランスの資金トラブルについて実例をまとめ、対処法や資金の回復方法などについても併せて解説してきました。
フリーランスの方は守ってくれる存在がありません。よって自分の身は自分を守るを前提として、早い段階で任意整理を行うなど取立てをしてくる債権者からの精神攻撃を防御するようにしましょう。
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