借金生活を営む中で、非常に判断に迷うものがあります。それが定期的にくる謎の非通知着信です。その他知らない番号からの着信もあるでしょう。
とにかくこれが何なのか分からず、ものすごく精神的に病んでしまう方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は定期的にかかってくる謎の非通知や、知らない番号からの着信に関して徹底的に情報を集めて解説していきます。
特に多重債務者の目線からも解説しますので、「知らない番号」「非通知」などの検索ワードで飛んできた方は最後までご覧ください。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
【結論】定期的にかかってくる謎の非通知&知らない番号の正体は?
定期的にかかってくる謎の非通知や知らない番号からの着信は、結論から言ってしまうとほとんどが借金問題に関係のない番号からの着信です。
つまり多重債務者の方以外にもかかってくる可能性のあるもの、がほとんどと言って良いでしょう。
しかし多重債務者の場合は謎の取り立てや、その他よく分からない相手からの電話という可能性もあります。それで非通知や知らない番号からの着信にはかなり敏感になってしまいます。
そこでここでは徹底的に、非通知または謎の番号からの着信についてその正体を洗い出していきます。
Vs.非通知編
一番多いのが非通知です。正体不明です。どうしても相手を完璧に特定したいなら警察の介入が必要なレベルです。
とはいえ非通知で電話をかけてくるのは
- 名簿屋の確認作業
- プロミス及びパルティール債権回収からの督促
- 怪しい通販業者
この辺りがほとんどです。
これだけだと情報が薄いのでもう少し深掘りしておきましょう。
名簿屋の確認作業
名簿屋の確認作業についてはいわゆる多重債務者向けの違法なfaxDMやテレアポを含めた様々な悪質な営業電話をかける「カモリスト」をもとに発信しており、回線が生きているかどうかをチェックするため、機械で自動的に非通知で発信している可能性が高いと言えるでしょう。
それを証拠に、月に何度か決まった日時・時間に1秒だけ着信したりするケースがほとんどです。これは機械で接続しているため、呼び出し音が鳴った瞬間に自動的に切断していることが理由です。
【番外編】公衆電話
多重債務状態が、個人間の借金を含めて極まってくると公衆電話から着信したりするようになります。ここまで来ると地獄の2丁目ぐらいまで足を踏み入れたことになります。
この場合はガチンコで相手の推察や判断ができません。
ただし何度もかかってくるようであれば、相手は明確な意思をもって公衆電話へ足を運び、お金を入れて、あるいはテレホンカードを入れて電話をかけてきていることになります。
こうなってくると、ほぼほぼ誰かから追われていると考えて差し支えありません。
番号通知(知らない番号)編
続いてご紹介するのは番号通知編です。
番号を通知してきているが、ネットで検索しても相手の素性が不明という場合です。
セールス
よくあるパターンです。これに関しては借金は関係ありません。過去に通販を利用したリストが流出してしまい、そこから悪質なセールスの電話がかかってきている可能性が高いと言えるでしょう。
サラ金・金融機関系督促
サラ金や金融機関系の督促で尚且つ番号を通知してきている場合は、若干面倒な相手と思ってよいでしょう。なぜなら金融機関系は基本的に「本人以外に金融機関から電話をかけていることがわからないようにする」のが基本ルールだからです。
つまり番号通知してかけてきているという事は、非通知などの配慮を必要とせず、そもそも客を客と思っていない可能性が高いのです。
【番外編】選挙関係
番外編として、選挙関係の電話という可能性もあります。
実際、2021年秋口に行われた総選挙でも同じような事例が相次いで報告されました。
とりわけ、当サイトの情報提供者であるレジェンド級サイマーの方の自宅固定電話には、この選挙期間中だけで20件以上の謎の着信があったということでした。
選挙関係の電話というのは、例えば応援している党へ投票してくれるように呼びかける電話や、投票日当日にかかってくる「選挙の投票に行きましょう!」というリマインダーのような電話などが該当します。
かけてくる番号は全て個人宅の固定電話番号か、個人が使用している携帯電話番号のため、基本的に検索で引っかかってくることもないのです。これが恐ろしいところです。
【キケン】アポ電関係
例えば財務局や市役所の職員などを名乗って「何月何日の何時頃から外出してください」といった電話が来るケースもあります。
これはもう
- 名乗った機関にこちらから電話して事実確認(たぶんそんな事実ない)
- 警察に通報
- 必要に応じて逃げる
という3ステップをこなして頂いた方がよいでしょう。
【超キケン】海外からの電話
最も危険なのがこれです。キングオブ危険です。
特にマッチングアプリなどで海外の異性と仲良くなり、自宅の固定電話などを何らかの事情で教えてしまった場合は海外から国際ロマンス詐欺師が電話してきている可能性があります。
この場合は最寄りの警察へ被害申告・相談をしていただき、さらに弁護士へ駆け込んで個人情報の流出などについてご相談いただいた方が良いでしょう。
というのも最近海外の異性とSNSで仲良くなり、様々な話題の中で金品を巻き上げられる事例が多発しています。
国際ロマンス詐欺のスキームの一つに巻き込まれてしまっている可能性が高いため、適切に対応しましょう。
電話におびえない日常を取り戻すには?
どう転んでも、定期的に非通知の着信や謎の番号からの着信に怯える生活は正常ではありません。
ということで電話に怯えない日常を取り戻すにはまず、借金関係を綺麗に精算するところからスタートすべきです。
今、借金取りからの督促に怯えていらっしゃる方は任意整理をすることで、少なくとも業者からの連絡がパタッとやむことになります。
また今回最後にご紹介したとおり国際ロマンス詐欺の恐れがある場合には、同様に国際ロマンス詐欺案件に習熟している弁護士へ連絡を入れて相談することが何よりも重要です。
https://tobashi-shakkin.com/romance-sagi-sodansaki/
まとめ
定期的にくる非通知の番号・知らない番号からの着信は基本的に、借金生活には関係のないものであることがわかりました。
ただし9割関係がないといえども、残りの1割は危険因子を孕んでいる可能性があります。適宜・適切に弁護士事務所へ相談し、定期的に来る電話でメンタルがやられないような生活を手に入れましょう。
また、この記事を読んでいる方で「月々の返済が厳しい」「借金総額が年収の1/3を超えている」などの場合は、債務整理を検討しましょう。
債務整理とは国が認めた借金減額の方法で、弁護士や司法書士が手続きを行ってくれます。
闇金に手を出したりと、取り返しのつかないことになる前に一度専門家の無料相談を活用してみてください。
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