先日ご紹介いたしました「審査が緩いローカル街金業者あるある」を元取り立て被害者が激白する記事の続編です。今回は回収編となります。
まだ前編をご覧でない方は、先に前編からご覧頂くとスムーズに理解できるでしょう。
今回ご紹介するのは回収に関する内容です。
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回収電話編
ローカル街金は大手消費者金融とはまた一味違う回収電話をかけてきます。
大手の消費者金融や銀行系カードローンの回収は以下のような内容がほとんどです。
といった具合に、大変丁寧です。
これがローカル街金になると以下のような話になってきます。
普通に詰めてくる
そもそも普通に詰めてきます。
これでもかなりライトな方です。とにかく大手消費者金融の対応に慣れている方は、いきなりローカル街金で借りてしまうとこのような洗礼を受けることになります。
借りて払えまで言ってくる
本来は債権の回収業務を金融業者が行う際「他から借りてでも払え」という言い方をするのはガイドライン的にNGです。
しかし大手消費者金融ではないローカルな業者は、借りて払うように言ってきたりするケースもあります。
手紙編
手紙を送りつけてくるケースもあります。
目的としては正式に文書で督促を行う目的がメインですが、その他にもちろん精神的な攻撃を加える目的と、その他家族や関係者に借金が発覚するように仕向けるという目的もあります。
具体的には以下のような対応を行うケースが多く見られます。
内容証明っぽいものを送ってくる
内容証明郵便ではないものの、フォーマットが内容証明郵便そのもので・・・正式な内容証明郵便になるかわからない!というプレッシャーをかけてくるケースもあります。
カラフル封筒
世界で最も長い英単語である メリー・ポピンズの"Supercalifragilisticexpialidocious" をもじって、"SupercolorpixelisticXDRidocious"にしたの上手すぎて鳥肌立った
しかし日本語訳、担当した人がめちゃくちゃ悩んだ結果全てがどうでも良くなった感が凄い #AppleEvent pic.twitter.com/YmnMZfcOGa— へいほぅ (@h3y6e) September 14, 2021
出典:@5ebec様
とにかくカラフルな封筒で他の人に目立つように嫌がらせ目的で封筒を送ってくるケースもあります。
これは特に法律やガイドラインに反する内容ではないため、なんなら自治体の税金滞納対策チームが行う手法でもあります。
「他の督促状や請求書に紛れて分からなくならないように」というのが送った側の言い訳です。
その他編
その他ローカルな業者は、大手消費者金融や銀行カードローンとは異なる督促を行うことがあります。具体的には以下のような行為が目立ちます。
自宅訪問&ATMランデブーの術
とにかく自宅まで訪問して回収業務を行ったり、ATMまでついて行って残高を引き出させるケースもあります。
緊急連絡先への電話
緊急連絡先へ「本人と連絡がつかない、心配だ」などと言って電話をかけることもあります。
ただし、あくまでも正規業者のため代位弁済を求めたり契約の有無について緊急連絡先に明かすことは原則ありません。
あくまでも個人名で電話をかけて、間接的に本人に対してプレッシャーをかけたり嫌がらせをするといった目的の方が大きいでしょう。
よってローカルな業者の場合は電話をブッチすると、他の人に迷惑がかかることがあります。
まとめ
このようにローカルな業者は、一般的なカードローン業者とは異なる方法で回収を行おうとします。
つまり一般的なカードローン業者・銀行とのやり取りとは難易度が全く異なる訳です。
ローカルな業者からお金を借りていて返済が追いつきそうにない場合は、早めに代理人に間に入ってもらった方が良いでしょう。
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幸いなことにローカルな業者は一応正規業者です。そのため、代理人が入った時点で本人への督促は最低限停止すると考えられます。
まずは、現在の状況を司法書士や弁護士などの専門家に相談してみましょう。
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