※この記事は後編の立ち位置となります。
前編をご覧でない方は、先に前編からご覧いただけるとスムーズです。
ところでTwitterのお金配り案件は99%偽物ということを前編でご紹介してきました。
ここではお金配り案件の裏の顔や事情などについて、一刀両断していきます。
今回一刀両断するのはこの男・・・
トバシ借金道の師範、赤字家さんばです。
1日30分で誰でも簡単に月10万ほど貰えるええ話があるんやけど知りたい奴おるか??
— 赤字家さ●ば (@sanba_tobashi) September 12, 2021
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Twitterのお金配り案件、どんな人がやっている?
Twitterの金配り案件はどんな人がやっているのでしょう。
ここではTwitterのお金配り案件を実行していると考えられる人たちの属性について、考察してみます。
具体的には大きく分けて以下の4つに分類されると考えられます。
【激レアさん】本物のお金持ち
ウルトラ激レアですが、本物の金持ちがやっているケースがあります。
例えば先程ご紹介したとおり、公式アカウントを持っている「宇宙に行っちゃう系お金配りおじさん」などがそのいい例と言って良いでしょう。
その他にも慈善事業家の方が救済目的でお金配り案件をやっているケースもあります。
悪徳な広告業者
悪徳な広告業者が、アフィリエイト報酬目的で謎サイトに登録させるためのカモを釣っているケースもあります。
偽物のうち、95%くらいがこちらに分類されると言って良いでしょう。
そういったパターンはだいたい社長や投資家などを名乗っているケースがほとんどです。
なお、この手のアカウントはTwitterの内容を見てみると意外と内容が薄っぺらかったりします。
【可能性として】闇金関係者
可能性としては闇金関係者が、こういったお金配り案件にアプローチしてくるような層に対して情報収集を行っている可能性もあります。
というのも闇金業者が最近はLINEを使ってオンライン上で契約を行うケースが多く、このようにお金配り案件に応募してしまうような層は絶好の見込み客と言えます。
そのため、闇金グループが資本を投下してお金配り案件をやっている可能性も現段階では否定できません。
Twitterのお金配りで考えられる被害
Twitterのお金配りに申し込んだことで考えられる被害についてまとめました。
このような被害に遭う可能性が高いので、原則としてお金配り案件には手を出さない方が賢明と言えるでしょう。
情報商材詐欺
まずは情報商材詐欺です。例えば当選したテイで「お金の受け渡しを行うため、以下の情報商材を購入してください」と持ちかけてくる可能性もあります。
ただこれだと明らかに苦しいため、場合によっては「お金は残念ながら当選しなかったが、あなたはセカンドチャンスが得られました。この、表に出回っていない情報商材を購入するチャンスがあります。」
などといった話を持ちかけてくる可能性もあるでしょう。
個人情報の悪用
情報が悪用される可能性は極めて高いと言わざるを得ません。
場合によっては勤務先にイタズラ電話がかかってきたり、闇金関係者に情報が行き渡ってしまう可能性もあるでしょう。
マルチビジネスへの勧誘
マルチビジネス勧誘される可能性もあります。
こちらも先ほどの情報商材パターンと同様で、セカンドチャンスとして極秘のビジネスグループに入会する権利を与えます。といったパターンがほとんどです。
グループチャットに潜入してみると、サクラが大量にいるといったケースもあります。
加害者になる可能性
一番恐ろしいのがこのパターンです。ただ単純にお金配り案件に応募しただけなのに、あなた自身が加害者になってしまう可能性もごくわずかですが考えられます。
具体的にはあなたの名前や個人情報を勝手に悪用され「次のお金配りおじさん」に仕立て上げられてしまう可能性があります。
この場合警察などから最近の案件で事情聴取を受ける可能性も否定しきれません。
二代目お金配りブラザーズ。
なぜお金配り案件が流行しているのか
なぜTwitterでお金配り案件が横行・流行しているのでしょう。これにはいくつかの理由が考えられます。
【本命】アカウントが売れるから
まずはアカウントが売れるからでしょう。
というのもお金配り案件を行うことにより、一時的ではあるものの大量のフォロワーを集めることができます。具体的には数万フォロワーになるケースも珍しくはありません。
そして数万フォロワーともなれば、アカウントの売買を行うことができます。
あまり表沙汰にはなっていないものの・・・業界ではTwitterアカウントをはじめとするSNSアカウントの売買も流行しているのです。
モノによっては、百万円以上で売れるケースもあります。
※お金配りで作ったアカウントは価値が最近下落しているため、ほぼ無価値となります。
【対抗】個人情報自体が売れるから
個人情報自体が売れるからという理由もあります。
応募者の個人情報を集めてエクセルシートにして売却すれば、それだけでお金になってしまいます。もちろん正規の方法ではないため、闇で取引されることになります。
【大穴】単純に人気者になりたいから
そして単純に人気者になりたいからという「おもしろおじさんパターン」もあります。
※もしかしたら若者かもしれませんが・・・。
最近多いのは詐欺で騙しているという自覚がなく、単純にネタとしてお金配り案件をやっているケースもあります。
ただしこの場合は画像の作りが甘かったり、特に内容がないなど明らかに偽物とわかるケースがほとんどです。さほど悪質性も高くないと言えるでしょう。
まとめ
Twitterのお金配り案件は結論として99%が偽物であり、また場合によっては応募することで様々なデメリットが生じる可能性もあります。
お金配り案件には参加しないことが一番ですが、もし参加する場合も宝くじくらいの気持ちで参加しましょう。
もし、現在借金の返済などで生活が苦しくなっているのであれば、まずは司法書士や弁護士へ相談して目先の生活を確保しましょう。
目先の生活が確保できることで、精神的にも余裕ができますので、冷静な判断ができるようになります。
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