近年、恋愛ロマンス詐欺被害の中でもイタリア人のイケメンを装った男性による詐欺事件が多発しています。
ここではSNSなどにいて不自然に接近してくるイタリア人イケメン=詐欺師？という仮説のもと特徴と見分け方や対処法について解説していきます。
ご注意ください
マッチングアプリやSNSなどを通じた詐欺被害が拡大中のロマンス詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」とお悩みの方は、投資詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決できる可能性があります。
【結論】ロマンス詐欺の解決は、弁護士や調査会社に相談しましょう！
恋愛ロマンス詐欺の被害に遭ってしまった場合、弁護士や調査会社へ相談するのが最適解の一つです。
自力で解決をしようしても、状況はよくなりません。
メール、テキストメッセージ、詐欺師とのチャットログ、その他、詐欺師から誘導されたウェブサイト・アプリのスクリーンショットを保存し、被害に遭った証拠を揃えておくことが鉄則です。
イタリア人イケメン詐欺師の被害事例
恋愛ロマンス詐欺を中心に、イタリア人イケメンを名乗る相手から詐欺被害に遭ってしまった事例をいくつか紹介し、解説します。
事例１：滋賀県の38歳看護師が1100万円騙し取られる
最初に紹介する事例は、賀県野洲市内の看護師女性（38歳）が、イタリア人を名乗る男性に1100万円をだまし取られた詐欺の事例です。
詐欺師は女性とマッチングアプリで知り合い「投資で結婚資金を貯めよう」と投資サイトを紹介し、女性に送金させました。
事例２：滋賀県の40歳会社員が1900万円騙し取られる
次にご紹介する事例は、滋賀県草津市の40歳会社員が1900万円を騙し取られた事例です。
イタリア人男性を名乗った人物は被害者の女性に投資話を持ちかけ、暗号資産売買サイトを紹介しました。
指定された口座に1300万円を振り込んだ女性が、サイト内の資金を引き出そうとすると、「利益分の税金約６００万円の送金が必要」と告げられ、さらに振り込んでしまい、被害総額が1900万円に膨れ上がってしまいました。
【備考】外国人のイケメン詐欺師の特徴
なお備考情報として、イケメン外国人を名乗る詐欺師の特徴は一般的に以下の通りです。
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- 詐欺師が使っているプロフィール写真は万人受けするイケメンでまるでモデルの様なものです。
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- 人種は白人に偽装していることが多いようです。（最近はアジア系やその他の民族も増えてきています）。
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- 居住地については米国、英国など、欧米地域の場合が多く、職業は、医者、軍人、エンジニア、パイロットなどがよく聞かれます。
また話し方・トークの内容としては「贅沢な生活を送っており、年収は数千万円以上である」と自称します。
イタリア人イケメン詐欺師の手口
イタリア人イケメンを名乗る詐欺師および、恋愛ロマンス詐欺師がよく使う手口をご紹介します。
※なお、これら手口はあくまでも一例です。実際にはターゲットからのメッセージ内容に合わせて微調整するため、さらに被害の発覚が遅れてしまいます。
SNSのDMで連絡がくる
この詐欺の最初のステップは、詐欺師がSNSであなたに接触してくるところから始まります。
通常はマッチングアプリや各種SNSのからダイレクトメッセージ（DM）を送り、やりとりを始めます。
その後、熱烈な愛のメッセージで、すぐにあなたにアピールし始めるのが特徴です。
返信すると、どんどんアピールして急接近する
詐欺師とやりとりを続けていると、相手はだんだんあなたとの距離を縮めてきます。そして感情に訴えかけ、特別な存在であると思わせようとします。
24時間いつでもやりとりを返してくれ、急接近してきます。
気づくと気持ちを奪われている
気づけば気持ちが完全に奪われており、相手（詐欺師）とのやりとりが欠かせないものになっているケースも多くなっています。
ある日、お金を請求される
最終的に、詐欺師はあなたにお金を要求します。
その際、緊急事態への対処や家族の医療費のためにお金が必要だと言ってくるのが一般的です。
お金を送るまで、あなたの感情を揺さぶる様なメッセージを送り続けてきます。
お金を振り込むと連絡が取れなくなる
お金を振り込んでしまうと、詐欺師と連絡が取れなくなります。
SNSでブロックされ、LINE等のアプリからも姿を消してしまいます。
それまでに聞いていた情報は全て嘘であったことに気づくのは、全く送金できるお金が無くなるか、あるいは、二度と連絡が取れなった後なのがほとんどです。
イタリア人イケメン詐欺師の被害にあった場合の対処法
イタリア人イケメン詐欺師の被害にあった場合の対処法を解説します。
一般的に詐欺に遭った場合にまず必要なことは、自分だけで解決しようとしないことです。
これは非常に重要なことで、自分で解決しようとすると、かえって状況を悪化させることになりかねません。
相談先は多岐に渡りますが、まずは弁護士や調査会社への相談をお勧めします。その他の情報も確認していきましょう。
対処法１：自力で解決しようとせず、弁護士や調査会社に相談する
弁護士や調査会社に相談することです。
弁護士や調査会社は基本的に、被害者が何をすべきかを把握しています。そのため、適切な対処法を教えてくれたり、あるいは、解決に向けて協力してくれるケースもあります。
調査会社ならTCSCがおすすめ
ロマンス詐欺師の情報が全くない状態で弁護士や警察に相談しても、詐欺にあったという確定的な証拠がなければ依頼をうけてくれません。
調査のプロである調査会社に依頼をすることにより、ネット調査や追跡調査を用いてできるだけ相手の情報を掴んでくれます。
あとは調査会社から調査レポートをもらい弁護士に提出することにより弁護士が依頼をうけてくれます。
相手の情報がない方や、弁護士に依頼を断られた方は、下のボタンから調査会社に相談してみましょう！
対処法２：被害にあった証拠を記録し、警察に相談する
次に必要なことは、被害にあった証拠を記録することです。
詐欺師とのメール、テキストメッセージ、チャットログ、また、詐欺師から誘導されたウェブサイト・アプリのスクリーンショットも保存しておくといいでしょう。
送金の記録も全て残しておきましょう。
これらの証拠がすべて揃ったら、警察に相談します。街の交番ではなく、都市部にある大きな警察署がお勧めです。
被害届を受理してもらうために、またそもそも話を聞いてもらうために、警察署に弁護士を同伴したり、調査会社に依頼して作った証拠資料で状況を固めていくこともお勧めです。
対処法３：自分の決済会社等へ被害にあったことを報告する
3つ目の方法は、自分が使用した決済会社等へ被害を報告することです。
例えばクレジットカードで暗号資産を購入しているケースもまれにあり、そういった場合はカードデスクに相談すると何らかの対応を受けられるケースもあります。
ただし可能性としては高くないので、やはり最終的には弁護士や調査会社への依頼が重要なポイントとなります。
まとめ
今回はイタリア人のイケメンを名乗る相手から詐欺にあってしまった場合の対処法をご紹介すると共に、そもそもイタリア人のイケメンを名乗る相手が詐欺師かどうかの見分け方についてもご紹介してきました。
重要なのはこういった詐欺は金銭的な被害の他、精神的な被害を与えるといったことです。
塞ぎ込んで日々を過ごすよりもまずは新しい一歩を踏み出すため、また区切りをつけるため、弁護士や民間の調査会社等へ対応を依頼してみるという選択肢もあるでしょう。
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