一般的には、借用書や返済の契約書にサインしてしまったら、返済の義務が発生してしまうものです。
では、闇金からお金を借りる際にも、借用書や返済する契約書にサインしてその約束をしてしまったら、返済しなければいけないのでしょうか?
本記事では、闇金からの借金で借用書や契約書がある場合、どのような問題が起こってくるのか、またその対処法を詳しく解説していきます。
この記事でわかることは次の通りです。
・闇金の借用書や契約書は無効
・闇金は借用書や契約書がなくても返済を取り立ててくる
・悪質な闇金業者は借用書や契約書を利用して、脅迫してくる
・闇金の借用書や契約書にサインしたら直ちに弁護士や司法書士に相談
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闇金の借用書や契約書とは?
まず、お金を借りる際の借用書や契約書が何なのかを説明します。
借用書とは、お金を借りる側が「●●から●●円を確かに借りました」という事実を記載し、お金を貸す側に渡す書面です。つまり、お金の貸し借りが成立していることの証拠になるもので、契約書と同じ効力があります。この場合、借りる側のみ署名や捺印をします。
一方、契約書はお金を貸す側と借りる側の両方が署名と捺印をします。
闇金の借用書や契約書は無効
結論から言えば、闇金の借用書や契約書はたとえサインしていたとしても無効です。
借用書や契約書は一般的に、返済の義務を示すものになりますが、そもそも闇金への借金は返済の義務がないのです。よって、借用書や契約書といった書面はいくらサインしていたとしても効力を持ちません。
なぜ闇金への借金は返済の義務がないのかというと、闇金が行なっている融資は高金利の違法貸付だからです。民法第708条において「不法原因給付」について書かれています。これは不法(違法)の原因に基づき給付した人は、そのお金を返金の請求ができないというものです。
つまり、闇金の融資自体が違法であるがゆえに、法律的に闇金業者は利用者に対しての返済の要求ができないのです。
では、なぜ闇金業者は業者側にとって効力のない借用書や契約書を交わすのでしょうか?
借用書や契約書を交わす理由
借用書や契約書を交わす理由は、利用者の個人情報の収集のためです。
借用書や契約書を交わすことで、氏名や住所、電話番号、勤務先などを闇金に知られてしまいます。
その個人情報をもとに返済できなくなった場合の取り立てや嫌がらせが始まります。
最近の闇金業者は借用書や契約書がないところも多い
しかし、最近の闇金業者は、借用書や契約書がないところが増えてきています。
その理由としては、SNSで集客や活動していることが多くなったことが挙げられます。電話やSNS上の連絡のみでお金を貸しているので、借用書や契約書を交わさないのです。
また、借用書や契約書を作成し、利用者がその書類をコピーしていたり写真に収めていたりした場合、違法行為を示す証拠が残ってしまいます。
よって、そのような証拠を残さないために、借用書や契約書を作成したがらない闇金業者が増えてきています。
そのような闇金業者は、借用書や契約書で行なっていた情報収集を、SNS上のチャットや電話で審査に必要だと言って、本人から聞き出す方法を行なっています。
闇金は借用書や契約書があってもなくても関係ない
正直、闇金業者からしたら借用書や契約書があってもなくても関係ないと思われます。
そのような書面がなくても返済できなくなったら厳しい取り立てや執拗な嫌がらせを行います。
闇金業者は、自分たちがやっていることは違法だと理解した上で行なっているので、借用書や契約書に効力がないことも理解しているはずです。
つまり、目的である個人情報を知ることができれば、借用書や契約書はあってもなくても関係ないのです。
闇金の借用書や契約書の危険性
闇金の借用書や契約書は無効だと上で述べましたが、場合によっては危険な問題にもなりかねません。では、どのような危険性があるのでしょうか。以下で説明していきます。
個人情報の悪用
まず挙げられるのが、個人情報の悪用です。
収集した情報を他の闇金業者に共有され、さらなる融資の勧誘を受ける可能性があります。
闇金は、常に逮捕や摘発と隣り合わせです。よって、新規の顧客を探すよりも、既存の顧客からお金を引っ張ったほうが効率が良く、リスクも少ないのです。
さらに、返済ができなくなったら、この個人情報をもとに、厳しい取り立ての電話が毎日のようにかけてきたり、家族や職場に電話をかけるといった嫌がらせを実行してきます。職場への電話により、仕事に行きづらくなり、ひどい場合は職場をクビになる可能性もあります。
このような嫌がらせによって、利用者を返済しないといけないという心理状態に追い込む、というわけです。
契約後の契約内容の改ざん
闇金の借用書や契約書は、金額や金利は後ほど審査結果が出たら記載するというような理由で、金額や金利の部分をあえて空白のままにしている場合があります。そのような借用書・契約書でも、多くの人がそのまま署名・捺印してしまいます。
しかし、その借用書や契約書では、サイン後に自由に書き加えることができてしまいます。闇金業者はそれを悪用してきます。
具体的な例としては、以下のようなことが挙げられます。
・返済期限の短縮
・手数料の追加
・利息の引き上げ
・返済額の引き上げ
闇金に限ったことではありませんが、借用書や契約書への署名・捺印は内容をしっかり読んだ上で行なうこと、疑問があれば署名・捺印をしないということが大切です。
借用書や契約書を利用した脅迫
闇金や法律への知識がそこまで豊富ではない利用者に対して、借用書や契約書を利用して脅迫をされる可能性も少なくありません。
いくら闇金の借用書や契約書が無効だと言っても、その事実を利用者が知っているとは限りません。むしろ知っている人は少ないでしょう。一般的に借用書や契約書は、法律に基づき取り交わされている約束です。それをいいことに、借用書にサインしている、契約書にサインしていると脅迫し、無効だと知らない利用者を返済しないといけないという心理状況に追い込んでいきます。
闇金から個人情報を知られた場合の口コミ
闇金に関すr口コミを調べてみましたが、闇金の借用書や契約書にサインしたことで、個人情報を知られてしまった人の直接的な口コミはありませんでした。代わりに申し込みの電話やチャットなど、何らかの理由で個人情報を知られてしまった人の口コミを紹介します。
口コミ1:脅迫
ま2022年10月4日 02:51
金利1万円 期限までに返済しなかったら延滞料金1日2000円 返さないと言うと身内などに連絡をし払ってもらうなど脅される。
闇金掲示板STOP!より引用
口コミ2:脅迫2
ゆうの2022年5月2日 00:33
初めて借りた確かソフト闇金で、取り立てがきつく額は少額ですが借りた私も悪いんですけど、この様な事態とは思っていなかったので、被害の内容に書きました。
LINEでのやり取りで、ブロックすれば情報ばら撒くとかもあり得るので出来ず、どのようにすればいいのがアドバイスや対処法、情報いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
闇金掲示板STOP!より引用
口コミ3:電話が止まらない
中山2022年10月2日 19:47
返済は、借りた以上にしてるのですが会社や知り合いに電話が日々止まない状態なんですが、この場合対応方法等なにか参考になる方法があれば教えてもらえませんか?
どうかよろしくお願い致します。
闇金掲示板STOP!より引用
口コミ4:嫌がらせがえぐい
匿名2022年6月28日 19:50
異常な利息で取り立てを行い、支払いがなけれは個人情報を晒す、FAXを会社へ送信するなど、
イヤがらせがエグいです。
闇金掲示板STOP!より引用
闇金の借用書や契約書への対処法
では、実際に闇金の借用書や契約書にサインしてしまった場合、どうしたら良いのでしょうか。ここではその対処法について解説します。
個人で解決しようとする
「個人で解決しようとする」という行動は、一番やってはいけないものです。闇金業者に対して、自身で減額の交渉や金利を下げる交渉をしても、ほとんどうまくいきません。それどころか、さらに無理難題を押し付けてくる可能性があります。
闇金が個人の言い分を聞いてくれることは稀で、個人の力では相手の要求に応じるしかありません。
また、闇金への借金を完済して契約を終了させたいことを伝えても、相手が受け入れず、逆に押し貸しや嫌がらせに遭うこともあります。
警察に相談する
結論から言えば、警察が対応してくれる可能性は少ないでしょう。警察には「民事不介入の原則」があります。借金問題などは民事の問題に含まれるので、警察は介入できないケースがほとんどです。
警察に対応してもらうには、暴力行為などといった刑事事件になるような具体的証拠が必要です。
よって、警察に相談することは、得策であるとは言えません。
弁護士や司法書士に相談する
弁護士や司法書士に相談することが最善の策の一つです。まず、弁護士や司法書士に相談することで、最短即日で取り立てや嫌がらせを止めることが可能です。
借用書や契約書に関する法律面の知識も豊富で、直接闇金業者と連絡を取って動いてくれます。
絶対に個人で解決しようとせずに、弁護士や司法書士に相談しましょう。また、その際には闇金問題に強い事務所に相談することが大切です。
まとめ
まず、大前提として、闇金の借用書や契約書は無効です。
理由として、闇金が行っている融資にそもそも違法な部分が多く、さらに「不法原因給付」という民法上の決まりがあるので、闇金への返済義務は原則としてないことが挙げられます。
闇金業者はどちらかと言うと、利用者の個人情報を収集するために借用書や契約書を作成しています。
その個人情報は同業者への情報共有や、返済できなくなった場合の取り立ての際に利用します。
最近では、SNSの発展と書面による証拠を残さないため、という闇金側の需要を満たすべく、借用書や契約書を作成したがらないケースも増えてきています。
代わりに、利用者の個人情報をSNS上のチャットや電話などで聞き出します。
ということで、正直なところ闇金は、借用書や契約書があるかどうかは関係なく、なくても取り立てを行います。
また、闇金の借用書や契約書は危険性がないわけではなく、同業者への情報共有、契約後の契約内容の改ざんといったものが挙げられます。借用書や契約書を利用して脅迫をする闇金業者もあります。
闇金問題に関しては、弁護士や司法書士に相談するのが最善の策の一つです。
その際は、闇金問題に強い事務所に相談しましょう。
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