詐欺とは少し違いますが、やられた側からすれば詐欺にほとんど近いのが「勝手に保証人にされる事例」です。
とはいえ、最近は簡単には保証人になれないようになっています。
ここでは勝手に保証人にされ騙された事例を踏まえて、保証人として取り立てされている場合の対処法についてもご紹介していきます。
- 勝手に保証人になっていた
- 保証人の義務について知りたい
- 保証人を解除したい
- 保証人への取り立てを止めたい
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
勝手に保証人登録されるケースは実在する?
残念ながら実在します。昔から勝手に賃貸や借金の保証人に登録されたというエピソードは枚挙にいとまがありませんが、令和の時代でも勝手に保証人登録されるケースは実在します。
しかも、身内やごく近しい人間に勝手にやられるケースがあり、知らない間に裁判の被告になってしまっているケースすら存在します。
具体的に保証人登録するには以下のような要素が必要です。
- 保証人本人の印鑑証明
- 保証人本人直筆の契約書または申込書
- 保証人本人の電話確認
しかし、これらが債務者がやろうと思って本気を出せばおおよそ偽造できてしまうものでもあります。
保証人の義務とは?
そもそも保証人はどのような義務を持っているのでしょうか?
ここではそれぞれ保証人の種類別に保証人が負う義務についてご紹介いたします。
なお、基本的に保証人の義務は主たる債務者が債権者に対してお金を支払えなくなったり料金が決済できなくなった場合に代わりに返済する義務を負います。
【まだイケる】通常の保証人
通常の保証人の場合はまず保証人ではなく「本人に請求してほしい」と債権者に申し出ることができます。
主たる債務者の支払いが滞った時、まずは保証人が即座に支払う必要はないというわけです。
【アウト】連帯保証人
一番厄介なのが連帯保証人になっていた場合です。
連帯保証人はそもそも債権者にとって主たる債務者と同じように請求できる権利があります。
つまり、債権者側からすれば本人ではなく最初から連帯保証人に請求できる権利があるため、どちらに請求が来るかは実質分からないということになります。
ある日突然保証会社から連帯保証人宛に請求がくるケースもあります。さらに連帯保証人をこの場合拒否権がないということになります。
連帯保証人の場合は、督促を無視し続けると債権者本人と同様に差し押さえ処分を受ける可能性もあります。
勝手に登録された保証人は解除できる?
勝手に登録された保証人が解除できるかどうかについては、こちらもまた連帯保証人か通常の保証人かで話が変わっていきます。
【OK】通常の保証人
通常の保証人の場合は、よほどのことがない限り途中でやめることは不可能ではありません。場合によっては債権者から拒否される可能性もあります。
しかし、基本的には連帯保証人ほど効力が強いわけではないので辞任もできるでしょう。
【アウト】連帯保証人
連帯保証人の場合は、相当面倒な手続きを踏まないと外れることはできません。
どんなに最低でも、別の保証能力が十分にある人物を立てて連帯保証人を交代という形にしなければ債権者の同意を得るのは難しいでしょう。
先述しましたが連帯保証人の場合は、督促を無視し続けると債権者本人と同様に差し押さえ処分を受ける可能性もあります。
保証人への取り立てを止める方法は?
保証人への取り立てを止める方法はあるのでしょうか?
かなり難しい方法ではありますが、任意整理で保証人への取り立てを一旦ストップすることができる可能性は十分にあります。
一般的な貸金業者による取り立てであれば貸金業法のルールが適用となります。そのため、任意整理を行うことにより保証人の取り立てを一旦ストップできる可能性が極めて高いと言えます。
もしくは保証人として払わなければならない債務を払うことを優先し、その他のカードローンやキャッシングの借金返済を任意整理で一旦ストップしてしまうという方法もあります。
しかし、物理的に考えて連帯保証債務を支払ってカードローンやキャッシングも返済し続けるのは極めて難しいという方がほとんどではないでしょうか。
かといって自己破産ではやりすぎという方も多いでしょう。そんな場合は任意整理を使うことで代理人を立てる債務をこちら側から指定することが可能です。
まとめ
騙されて保証人になってしまった場合、一般的な保証人なら比較的簡単に辞任もできるため、さほどダメージはありません。
しかし、連帯保証人の場合はすぐにでも対応を取っていく必要があります。他のカードローンやキャッシングの債務の返済をストップしてでも対応すべき事案と言えるでしょう。
当サイトではカードローンやキャッシングに関連して任意整理を受け付けてくれる司法書士・弁護士事務所を多数ご紹介しています。
実際の多重債務者の方が利用した実績のある先生方ばかりですので、まずは一度相談してみるところから始めましょう。多くの場合無料で相談可能です。
平柳司法書士事務所の口コミ・評判を見る
また、当サイトでは債務整理におすすめの事務所を10社紹介していますので、どの事務所が自分に合っているのか比較検討しながら良い相談先を見つけてみてください。
債務整理おすすめ事務所10選!弁護士・司法書士費用を比較
\債務整理におすすめの弁護士・司法書士事務所3選/
1.イーライフ司法書士法人(旧・平柳司法書士)
イーライフ司法書士法人は債務整理と闇金対応を得意とした司法書士事務所です。
費用も業界最安値レベルで口コミ評判も高いのでオススメ!また、24時間365日無料相談を受け付けているので気軽に相談できます。
費用 | 《任意整理》 費用:一件あたり4万4,000円(税込) 《闇金対応》 費用:一件あたり4万4,000円(税込) |
所在地 | 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5丁目21-6 山本ビル3F |
営業時間 | 24時間365日無料相談受付 |
電話番号 | フリーダイヤル:0120-059-021 |
※LINEで相談可能です
2.司法書士エストリーガルオフィス
司法書士エストリーガルオフィスは、たった1件からでも任意整理できる事務所です。
全国対応の無料ダイヤルやオンライン無料相談があり、気軽に相談することができます。
費用 | 《任意整理》 債権者2件まで:一件あたり3万3,000円(税込) 債権者3件以降:一件あたり2万2,000円(税込) 過払い成功報酬:22%(税込) 事務手数料:一律9万9,000円(税込) |
所在地 | 〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3丁目4 |
営業時間 | 電話:9:30〜21:00(平日) メール:24時間受付 |
3.アヴァンス法務事務所
アヴァンス法律事務所では認定司法書士が借金の悩みの対応をしています。
「実は払い過ぎていた」過払い金請求もしてくれるので、お金が戻ってくることも期待できます。また、任意整理の他に個人再生、自己破産も対応しています。
費用 | 《任意整理》 着手金:一件あたり4万4,000円(税込) 減額報酬:0円 ※別途、事務手数料等が必要 《個人再生》 着手金:36万3,000円(税込) ※別途、予納金、申立印紙代等の実費が4万円程度 《自己破産》 着手金:22万円(税込) 成功報酬:7万7,000円(税込) ※別途、予納金、申立印紙代等の実費が4万円程度 |
所在地 | 〒541-0041 大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F |
営業時間 | 電話:9:30〜21:00(平日)/9:30〜19:00(土日祝) メール:24時間受付 |