ドコモの料金を未払いにしてしまって、どうしようかと悩んでいることはないでしょうか。
このまま放っておくと取り立てが来てしまうかもしれないと心配になっているかもしれません。分割払いにできれば何とか払える可能性があると思うこともあるでしょう。
この記事では、ドコモで分割払いという解決策があり得るのかという切り口から対策方法を解説します。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
ドコモの利用料金が支払えないとどうなる?取り立ては来るんかいな?
ドコモの利用料金の支払いが遅れたら厳しい取り立てがあるのではないかと懸念する人もいるでしょう。
実際には数日遅れたくらいなら家に怖い人が来て取り立てられることはありません。しかし、色々と厄介な問題に発展する可能性があるのです。支払わないままにしているとどうなるのかを確認しておきましょう。
【STEP1】回線が止められる
料金の支払いをせずに放置してしまったときにまず起こる問題が、回線の停止です。料金の支払いを受けているから通信サービスを提供しているので、払えないならサービスを使わせないというのはもっともなことでしょう。
ドコモでは支払期限が過ぎてから20日目から30日目の間に回線を止める仕組みになっています。特に滞納の弁解をしたとしてもあまり効果はなく、この期間内に回線を使えなくなってしまうので注意しましょう。
- 支払い期限後20日目~30日目頃に回線が止まる
- 同名義で複数の回線を使用している場合、1回線で滞納すると全部の回線が止められることもある
【STEP2】延滞利息が上乗せされる
支払いが遅れてしまうと当初の金額よりも高い料金を支払わなければならなくなります。
延滞として認められたときには、支払期限からの経過日数に応じて利息を付けて支払いをしなければなりません。携帯電話の利用料金と機種の代金の両方に対して日割り換算で利息が上乗せされていきます。
電話の利用料金の場合には年利14.5%、分割購入した機種代金では年利6%です。仮に5000円の利用料金の支払いが60日遅れたとすると、5119円を支払うことになります。
大した金額ではないと思うかもしれませんが、金額が大きく期間が長いほど利息も大きくなるので、馬鹿にできません。
それでもチリも積もれば何とやらで、いつの間にか払えない額になってたりするもんやで!
- 延滞利息が上乗せされる
- 利息は金額が大きく、延滞期間が長いほど大きくなる
【STEP3】強制解約になる
利用停止になってからしばらく経過すると、ドコモから通知が届きます。その内容は強制解約をしたというものです。強制解約をされると携帯を利用できなくなるのではなく、契約そのものが失効してしまうことになります。
利用停止の段階であれば滞納分を全て支払えば利用を再開できるのが一般的です。しかし、強制解約になった後でいくら支払いをしたとしても携帯を使うことはできません。
また、強制解約は個人信用情報に関わる金融事故とされています。そのため、強制解約になると個人信用情報機関に登録されてしまい、今後のローンやクレジットカードの発行などに悪影響を及ぼします。
ここまでのようなデメリットがあることを考慮して、強制解約前に対処するのが重要です。
- 強制解約をされた場合、金融事故として個人信用情報に登録される
- 支払いを行っても携帯を使うことはできない
【STEP4】債権回収会社から取り立てがくる
強制解約が行われてしまった後は速やかに代位弁済が進められます。債権がキャリアからサービサーと呼ばれる債権回収会社に譲渡されてしまうのです。
債権回収会社はキャリアにとっての保証会社で、このような事故のときに未払いの金額をキャリアに支払ってくれます。その代わりに債権回収会社が債券を手に入れて、債務者から徹底した取り立てをするという仕組みになっています。
債権回収会社は手段を選ばないことが知られていて、かなりキツめの口調で督促の電話をかけてくる場合もあり、自宅に押しかけてくる場合もあります。
【STEP5】裁判所から一括督促
債権回収会社に債権が移行して取り立てられるようになってもずっと逃げ回っているとついには裁判所から一括督促が届きます。そして、裁判が行われることになり、最悪の場合には強制執行が決定してしまいます。
強制執行が認められると財産を差し押さえられてしまい、さらに給与も取られてしまうことになるでしょう。
ただ、携帯電話の利用料金や端末代金の未払いが原因でここまで到達してしまうことはあまりありません。とはいえ何も対策をせず、支払いをしないまま逃げ回っていると強制執行になり得るので注意が必要です。
ドコモの未払い料金は一括払いしなきゃダメ?分割払いや減額はできる?
ドコモの未払い料金を払わないと大変なことになることがわかったけれど、一括で支払うのは難しいという場合もあるでしょう。
しかし、最悪の事態を回避するには未納分を支払うしかか選択肢はありません。
今すぐ一括払いするのは難しい状況の人は減額してもらいたい、支払期限の延長を認めてもらいたいと思うかもしれませんが、対応してもらうことはできるのでしょうか。
支払金額の減額:×
払えなくなったドコモの利用料金も少し減らしてくれれば一括払いできるという場合もあるかもしれません。今月分が少し減れば支払いを続けられるということもあるでしょう。
しかし、ドコモに限らずどこのキャリアでも支払金額の減額に応じてくれることはないので諦めましょう。利用料金はドコモにとって利益なので、今はお金が足りないから全額は払えないというだけの理由で減らすわけにはいかないのです。
支払期限の延長:×
支払期限を延長してもらえれば給料やボーナスが入るから全額まとめて支払えるという場合もあるでしょう。今月分の給料は借金の返済に回さないとだから、来月分の給料で支払いたいといったケースもあるかもしれません。
しかし、冷静になって考えてみると既に支払期限を過ぎてしまっている状況で、さらに先まで支払いを遅らせて欲しいと言っても信用してもらえないでしょう。
支払期限の延長についてもドコモだけでなくどのキャリアであっても原則として対応してもらうことはできません。可能性があるとすれば支払日前に連絡をしておき、支払日の翌日なら全額払えるといったケースくらいでしょう。
分割払い:△
とりあえず一部は払えるから分割払いにして来月以降に残りは払いたいという発想も出てくるかもしれません。分割払いについてもドコモに申し出ても対応してもらえませんが、分割払いにする方策は存在します。
ドコモの携帯を解約してしまえば、未払いの料金は分割払いすることができる仕組みになっています。ただ、解約して使えなくなるのは困る場合も多いでしょう。
解約も避けたい場合には料金の支払いをクレジットカードにして、クレジットカード会社側のサービスを使って支払いを分割払いやリボ払いにする方法があります。
- 支払い金額を減額してもらうことはできない
- 支払い期限を延ばすことはできない
- 分割払いはクレジットカード払いにしてカード会社への支払いを分割払いにする
ドコモの未払い料金を分割にしても払えない!取り立てが厳しくなる前に取るべき金策
分割にしても払えないほどお金に困っているような状況になってしまったら、もはやどうしようもないのかと落ち込んでしまう人もいるでしょう。
しかし、給料差し押さえなどになってしまわないようにできる金策もあるので、何がベストかを考えて取り組んでみましょう。
親や兄弟にひたすら頼み込む
あまり望ましい方法ではないかもしれませんが、近しい人からお金を貸してもらうか、代わりに払ってもらうという手段があります。
親や兄弟なら事情を話せば理解してくれる可能性もあるでしょう。親からも兄弟からも見放されてしまったとしても、いとこや叔父、叔母、さらには祖父や祖母といった感じでとにかく親戚中に頭を下げてみましょう。もしかしたら仕方ないと言って金を貸してくれる可能性があります。
ただ、どんな理由でお金が足りない状況になってしまったのかを説明して欲しいと言われることも多いので、きちんと納得してもらえるように話がするのも大切です。
キミの態度によってはカネ借りたことを機に家族関係が悪化することもあるからな!
副業をしてみる
本業の収入だけではドコモの料金を支払えない状況なら、何とかして収入を増やせるようにするという手段もあります。とりあえず未納分の料金を支払うまでの間は副業をして稼ぎ、その後は状況に応じて働き続けるかどうかは考えようといった方針を立てて借金を返すことに成功している人もいます。
最近は副業や兼業を認める傾向が強まっているのでやりやすい状況があるのは確かでしょう。ネットを使って比較的簡単に小遣い稼ぎもできるようになったので、コツコツと働けば未納分の支払いができるかもしれません。
ただ、疲労困憊になってしまって体調を崩すリスクがあるのも確かです。自分の体力を考えて無理のない範囲で副業をするように心がけなければなりません。
貸金業者からお金を借りる
消費者金融などの貸金業者からお金を借りるのは短絡的ですが、簡単と言えば簡単な金策方法です。
もう既にたくさん借り入れをしていて無理だという人もいるかもしれませんが、ドコモの料金が未払いになっているだけで他には特にお金で問題を抱えているわけではないという人もいるでしょう。その場合には審査を受けて通れる可能性もあり、とりあえずは未払い金を支払えるかもしれません。
しかし、未払い金分のお金を供出するのも難しくなっていると、その後に借りたお金を返済するのが困難でしょう。お金に困っている状況そのものが解決するわけではなく、最悪の場合借り入れが増えていってもっと支払いが難しくなるリスクもあるのであまり好ましい方法ではありません。
他に借金があるなら債務整理を
ドコモの料金を支払えなくなっているような状況では、他に借金があってどうしようもない場合が多いでしょう。
もう既にたくさん借り入れをしていて途方に暮れている状況かもしれません。その際にはドコモの未払い金をどうするかを考えるよりも、借金全体を何とかするという視点で対策を考えましょう。
既に知っているかもしれませんが、日本には「債務整理」という手続きがあります。
債務整理を行えば合法的に借金総額を減らせたり、月々の返済を減らすことができます。債務整理について詳しく知りたい方は以下の記事に目を通してみてください。
まとめ
ドコモの料金を支払えない状況に陥ってしまい、そのまま放置していると財産を失うリスクがあります。
もう払えないと思ったら最も安全で効果的な対策は弁護士や司法書士に相談を持ち掛ける方法です。借金に苦しんでいる状況なら債務整理をして払える状況を作り出しましょう。
専門家として適切な対応をしてもらえるので、まずは相談して方向性を考えてみるという気持ちで連絡してみるのが賢明な判断です。
下のボタンから飛べる記事では債務整理についてとおすすめの弁護士・司法書士事務所を紹介していますので、是非一度目を通してみてください。
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