伊藤舞の株式会社みらくは詐欺？バイナリー大学の実態を徹底調査

「バイナリーオプションで稼げる手法を教えます」といった宣伝を見たことはありませんか。

株式会社みらくも、バイナリーオプションの宣伝を行っている会社の1つです。本当に稼げるのであれば魅力的ですが、詐欺の可能性が高いので注意してください。

本記事では、株式会社みらくが運営するバイナリー大学について解説します。

伊藤舞の株式会社みらくは詐欺の可能性が高い

株式会社みらくは詐欺の可能性が高いです。

株式会社みらくが稼げるというバイナリーオプションは、リスクの高い金融商品であり、簡単に稼ぐことはできません。公式サイトの「投資を通じて、効率的かつ堅実な収入の機会を提供します」という宣伝は、怪しい可能性が高いです。

金融庁からも、バイナリーオプションの「絶対に勝てる」「確実に儲かる」などの勧誘を鵜呑みにしないよう、注意喚起されています。詐欺の可能性が高いので、十分注意してください。

参考：バイナリーオプション取引にあたってご注意ください！｜金融庁

バイナリー大学が詐欺だと言われる3つの理由

株式会社みらくのバイナリー大学が詐欺だと考えられる3つの理由は、以下のとおりです。

バイナリー大学が詐欺を疑われる理由を具体的に説明します。

1.口コミサイトの評判が悪い

株式会社みらくのバイナリー大学が詐欺だと言われるのは、口コミサイトの評判が悪いからです。Yahoo!知恵袋で株式会社みらくの情報はヒットしませんでしたが、バイナリー大学に関する情報はありました。

微妙ですね 根拠が浅すぎて 普通の人じゃあれは無理です また動画なんて いくらでも編集ができますし いい所だけ切り取ることもできます

引用：Yahoo!知恵袋

あんなので勝てたら みんな苦労しないですよ あの人たちの周りの人を見てみても 勝てないって言ってる人が多いです 動画のコメントで 勝てました！とかいってるのは
だいたい雇われてる人間ですから 鵜呑みにしない方がいいですよ そもそもあのやり方じゃ 根拠がうすすぎます ちゃんとした根拠がないと 逆に動く可能性だって
必ずありますからね

引用：Yahoo!知恵袋

「根拠が浅すぎて普通の人じゃ無理」「あんなので勝てたら、みんな苦労しない」といった内容が回答されています。

詐欺とは書かれていませんが、口コミサイトの評判は悪いことが分かります。少なくとも、バイナリー大学の手法では、効率的かつ堅実にお金を稼げているとは言えないでしょう。

2.伊藤舞を擁護するサイトがサクラの可能性

株式会社みらくのバイナリー大学が詐欺だと考えられる理由の1つは、伊藤舞を擁護するサイトがサクラの可能性がある点です。バイナリー大学について検索すると、経営者の伊藤舞を擁護する2つのブログが出てきました。

1つは、伊藤舞自身のブログであり、バイナリー詐欺を注意喚起する内容になっています。

参考：【伊藤舞】バイナリー詐欺には気をつけて！詐欺の真相を暴露します。｜Ameba

もう1つは自称バイナリートレーダーのブログです。独自に調査を行い、伊藤舞は詐欺師ではないと結論付けています。

参考：伊藤舞の株式会社が運営するバイナリー大学は詐欺？実際のところどうなの？｜Hatena Blog

ブログの運営者は伊藤舞が詐欺師ではないことを主張していますが、不自然な点があります。両ブログとも1記事ずつしか投稿されておらず、1カ月以上更新されていません。投稿した日付も1日違いです。

サクラを使って、伊藤舞を擁護するサイトを立ち上げている可能性が高いと考えられます。

3.SNSでバイナリー大学の手法に懐疑的な意見が多い

SNSでは、バイナリー大学の手法に対する懐疑的なコメントがつぶやかれています。

アルパカ、バイナリー大学の動画見てるけど、即決で勝率9割て可能なのか？なんでわざわざ人にバイナリー教えてるの？

引用：X（旧Twitter）

コメント失礼します バイナリー大学さんの僕も見ました 結構簡単そうに言ってますけど現実は難しいと思いました

引用：X（旧Twitter）

「勝率9割なんて可能なのか」「現実的に難しい」といった、バイナリー大学の手法に懐疑的な意見が出ています。再現度の高い投資手法ではないと言えるでしょう。

X（旧Twitter）には、バイナリー大学の入学前の説明や勧誘方法に問題があるというコメントもありました。入金前の説明とは異なり、伊藤舞とのマンツーマン指導ではなかったと書かれており、怪しい手口で勧誘している可能性が高いです。

参考：X（旧Twitter）

バイナリー大学の被害を放置しておくとどうなる？

株式会社みらくのバイナリー大学の被害を放置すると、二次被害や個人情報の悪用に繋がる可能性があります。二次被害に遭うと、1度目の被害金に加え、新たにお金を騙し取られる恐れがあります。SNSや金融機関の情報が悪用されて、他人に迷惑をかける恐れもあるので、注意が必要です。

バイナリー大学の被害を放置した場合のリスクを具体的に説明します。

二次被害に繋がりやすくなる

株式会社みらくの被害を放置すると、二次被害に繋がる可能性があります。

詐欺の二次被害とは、被害者が詐欺業者から「被害金を回収できる」という勧誘を受けて、お金を騙し取られることです。例えば、弁護士を騙った人物から、すぐに入金すれば返金手続きができるといった連絡を持ちかけられることがあります。

弁護士から直接被害者に返金手続きをすすめることはありません。さらにお金を騙し取られる可能性が高いので、消費者生活センターや弁護士を語る人物からの連絡には、十分注意してください。

個人情報を悪用される可能性が高くなる

バイナリー大学の被害を放置すると、詐欺被害で盗み取られた個人情報は、株式会社みらくに悪用される恐れがあります。

SNSのアカウント情報を悪用した、なりすまし被害が一例です。詐欺業者がフォロワーや友人を不快にさせるメッセージを送ったり、金銭を要求したりする事件が発生しています。

金融機関やクレジットカードの情報の不正利用にも注意しましょう。周りの人への迷惑行為や金銭的被害の拡大を防ぐためにも、詐欺に遭ったと気づいたら、すぐに対処することが大切です。

株式会社みらくから被害金を回収する方法

株式会社みらくから被害金を回収する方法は、以下のとおりです。

被害金を回収する方法を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード会社に支払い停止申請を行う

バイナリー大学に騙された場合は、株式会社みらくへの支払い停止や返金をクレジットカード会社に申請できる場合があります。

分割払いやリボ払いなどで情報商材を購入した場合、クレジットカード会社に支払い停止を申請しましょう。支払い停止申請が認められれば、割賦販売法に基づいて、すでに支払った代金を回収できます。

一括払いで購入した場合は、チャージバックの申請が選択肢の1つになります。クレジットカード会社がチャージバック申請を認めれば、支払った代金が返金されます。

クレジットカード会社の支払い停止とチャージバックを利用するために、詐欺を証明する証拠を集めましょう。

クーリングオフ制度を利用する

クーリングオフ制度を利用することで、株式会社みらくからバイナリー大学の被害金を回収できる場合もあります。

クーリングオフとは、書面や電磁的記録で申請することにより、商材購入の申し込みや契約を無条件で撤回・解除できる制度です。法律で定められた書類を受け取ってから一定期間以内であれば、制度を利用できます。書類を受領していない場合でも、利用が可能です。

通信販売で購入した場合は、クーリングオフ制度は原則適用されません。

株式会社みらくから被害金を回収したい場合は、クーリングオフ制度が適用できるか確認しましょう。

警察に被害届を提出する

警察に被害届を提出することも、株式会社みらくから被害金を回収するための選択肢の1つです。

バイナリーオプションを利用した詐欺は、犯罪行為に当たります。被害届が受理され、警察による捜査が開始されると、詐欺師が逮捕される場合があります。逮捕されれば、詐欺師から示談を持ちかけられることが多いので、被害金が返ってくる可能性が高いです。

ただし、詐欺罪の立証は難しいため、逮捕まで至る事例は多くありません。被害届の提出だけではなく、ほかの方法での被害金の回収も同時に検討しましょう。

情報商材詐欺に強い専門家に相談する

株式会社みらくのバイナリー大学で被害に遭った場合は、情報商材詐欺に強い専門家に相談することを推奨します。

被害金の返金請求は、被害者自身や消費者センターを通じて行えますが、法的強制力はなく、相手に応じてもらえない可能性があります。情報商材詐欺の専門家に相談することで、訴訟や刑事告訴などの法的措置をとれるため、被害金が返ってくる可能性が高いです。

詐欺被害の相談先に迷われている方は、イーライフ司法書士法人に相談してみてください。イーライフ司法書士法人には、情報商材詐欺に対する返金対応の専門チームが在籍しているため、解決に導いてくれるでしょう。返金が成功しなければ着手金や相談料、調査料はかかりませんので、気軽に相談できます。

株式会社みらくのバイナリー大学に騙されたら

株式会社みらくのバイナリー大学に騙されても、クーリングオフ制度の活用や専門家への相談などによって、被害金を回収できる可能性があります。被害を放置すると、二次被害や個人情報の悪用に繋がる恐れがあるので、適切な対処方法を検討することが大切です。

対処方法が分からない場合は、情報商材詐欺に強いイーライフ司法書士法人や警察に相談してみてください。