パパ活は一般的に、Pも女の子もあまり周囲には活動のことを話さない傾向にあります。
しかし、中にはSNSなどで堂々と活動している人もいますが・・・
最近、そんな「P活」関連の人たちが騙されるケースが出てきています。
・・・そこで今回は、それぞれの立場から詐欺被害が発生した場合のよくある手口や注意点、そして詐欺被害を返してもらう返金要請が可能なのか?どこに相談すればいいのか?などを紹介していきます。
ご注意ください
マッチングアプリやSNSなどを通じた詐欺被害が拡大中のロマンス詐欺は、詐欺かどうかがわかりにくいのが特徴です。「詐欺か好意か確かめたい」「詐欺相手から返金してほしい」とお悩みの方は、投資詐欺に強い弁護士の無料相談を活用することで解決できる可能性があります。
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パパ活詐欺の手口と特徴
まず最初に、パパ活詐欺の手口をご紹介します。
今回は
-
- 女の子が被害にあう可能性のあるもの
- パパが被害にあう可能性のあるもの
に分けて、どちらのパターンも解説していきます。
女の子が被害者編
まず初めに、女の子が被害にあう可能性があるパターンです。
このパターンは、主に以下のような詐欺手口が見られます。
マッチングアプリでの課金詐欺
このパターンについては、意外と女の子の方もパパ活に慣れていないと気づかないケースが多いようです。
例えば、マッチングアプリで上手い具合にパパを見つけるため・・・と様々なサイトを巡回していて、気がついたら悪質なサイトで高額な料金を請求されていたり、個人情報を抜き取られていたりするケースがあります。
あまり多いケースではありませんが、念のためご注意ください。
パパがお金を払ってくれずにドロン
次に、パパ活で会っているにも関わらず、肝心のパパがお金を支払ってくれないというパターンです。
これは、いわゆる「ドタキャン」「バックレ」と呼ばれる行為ですね。
「今日はお小遣いあげるよ!」と言われて待ち合わせ場所に行くと、相手が来なかった・・・あたりは序の口で、酷い場合になると「取り返しのつかないラインを超えてからお金の支払が無い」というケースもあります。
特に最近凶悪な事例になると、パパ活女子を懲らしめるなどといってお金もないのにパパを演じ、女性に対してこうした行為を繰り返すケースも見られます。
美人局
パパ活で出会ったパパのほうが詐欺師で、女の子が活動の一環としていわゆる一線を超えた瞬間に奥さんを名乗る人が突如現れて慰謝料を請求してくる・・・といったケースもあります。
このケースのたちの悪いところは、意図的に美人局をしているのか、単にパパが既婚者で奥さんにバレただけなのか、判断が事実上ほぼ不可能であるというところです。
パパが被害者編
続いて、パパが被害にあうパターンについて解説していきたいと思います。
こちらは、主に次のような詐欺手口が考えられます。
マッチングアプリでの課金詐欺
マッチングアプリで知り合った相手とのやり取りの中で、何かしらの理由で「課金」を要求され、その金額があまりにも高額だったために怖くなって借金をして払ってしまっ
た・・・というケースもあります。
この場合、単に悪質なポイント課金狙いのマッチングサイトにカモにされただけ、ということもできますが、やはり金銭的なダメージは大きく、泣き寝入りしてしまう人も多くいらっしゃいます。
結婚詐欺まがいの手口
物事が極まってくると、パパ活で出会った女性から「年の差だけど恋しちゃいました」とか何とか言われて、結婚を前提とした真剣なお付き合いを申し込まれる・・・ということもあります。
しかし、冷静になって考えてみれば、そもそもパパ活で出会った時点で年齢差がありすぎるわけですから、そんなことはありえない話なのですが、それでも騙される人は後を絶ちません。
そして、そういった仲になった段階で、女性からパパに「学校の卒業費用が」とか「奨学金を返済しないといけない」とか「親の借金が」などなど、お涙頂戴のストーリーで多額のお金を借りたいと迫られることもあります。
こういった場合、往々にして男性もお金を貸してしまい結局音信不通になるか、ブロックされるか、あるいはセクハラ行為があったことをバラす、などと逆に脅されたりして、独力で資金回収をすることが極めて難しくなるケースもあります。
パパ活詐欺の被害にあった時の対処法は?
では、ここからはパパ活において詐欺被害にあった場合の対処法を解説していきます。
なお、以下は男女共通の内容となります。
証拠を集める
まずは、証拠・情報を集めることが大切です。
証拠とは、具体的には「いつ・どこで・誰が・何をして・どうなって・お金がいくら取られた」「相手の顔写真」「名前」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「LINEID」などになります。
これらの情報があると、後々動きやすくなります。
また、弁護士や司法書士に相談する際にも証拠があると、スムーズに相談することができます。
相手に返金要請を行った証拠を作る
続いて相手に返金要請を行った証拠を作る必要があります。
証拠として最も有効なのは、メールのやりとりを保存しておくことでしょう。
ここでのポイントは「実際に独力での返金要請でお金を取り返す必要はない」という点です。
というのもまずは自分で返金要請をして「お金を返してほしいと思っているんです」という意思表示をするためのものなので、ここで実際に返金できなくとも全く問題はありません。
警察に相談「だけ」しておく
続いて警察に「詐欺被害に遭った」と相談だけはしておいても良いでしょう。
警察が動いてくれるかどうかは、被害額にもよりますが、基本的には「被害届」を出しておく勢いで進めましょう。
被害届を提出し、それが受理されると、警察が捜査を始めてくれます。
警察が動くと、詐欺犯は逮捕される可能性があります。
一方、パパ活詐欺系の事案は双方、何かと都合の悪い話もあるため、そもそも警察に相談することが難しいようなケースもあります。
さらに警察に相談したところで、詐欺事案はただでさえ犯意の立証が極めて難しいので、なかなか解決しないケースもあります。
そこで、警察に相談するだけで、とりあえずはOKです。
パパ活詐欺の被害を返金請求できる?
結論、こうした事案は弁護士や司法書士に相談することで、ある程度対処が可能です。
弁護士や司法書士に相談すると、まずは専門家が相手方と交渉を行い、返金要請や交渉を進めます。
こうした専門家が介入することで、相手方への心理的なプレッシャーは凄まじいものがあります。
また、弁護士や司法書士は法律の専門家ですから、法的な知識も豊富であり、こうした案件には慣れています。
そのため、安心感を持って任せられます。
まとめ
今回は、パパ活詐欺の手口と被害にあったときの対処法について解説しました。
まずは証拠集めをしっかり行い、その上で弁護士や司法書士に依頼する流れがベストです。
特に、弁護士や司法書士は、詐欺被害の事例を数多く扱っており、ノウハウも持っています。
詐欺被害に遭われた方は、是非とも一度ご相談されることをお勧めします。
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