金銭を渡して、食事や買い物、大人の関係などを楽しむ「パパ活」が広まっています。
パパ活が広まるにつれ、トラブルに遭遇したとの報告も増えているのです。
とくに、一方が既婚者だった場合には、その事実を知らないとしても不貞行為に加担することになってしまうでしょう。
また、肉体関係を持っていれば、妊娠するもしくは相手が妊娠してしまうリスクもゼロではありません。
やはり普段馴染みのない「慰謝料」というワードを聞いたとき、落ち着いて判断できる人は少ないでしょう。
このとき強い味方になるのが、司法書士や弁護士などの専門家です。
自分だけでなく相手の家庭にも関わることですので、プロの力を借りて適切に解決していきましょう。
今回の記事では、パパ活で慰謝料を請求されたときの対処法を紹介していきます。
ご注意ください
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パパ活の慰謝料相場とは?
まずは、パパ活の慰謝料相場について解説していきます。
パパ活が不倫認定されると、パートナーから慰謝料を請求されることがあります。このとき一般的には50〜300万円の間が慰謝料の相場となります。
しかし、妊娠した場合の慰謝料についてはその限りではありません。双方の話し合いによって慰謝料が決定されるケースが多くなっています。
正直なところ、無理やり行為が行われたという場合でなければ、一方的に慰謝料を請求することは困難を極めるでしょう。
この場合には、慰謝料という名目ではなく、中絶費用や養育費として金銭を受け取るケースもあります。
【パパ向け】パパ活で慰謝料が発生するシーンまとめ
ここでは、パパが慰謝料を請求されうるケースについて解説します。
相手の妊娠をはじめ、パパ活女子(以下、P活女子)の相手からの金銭の請求、自分の妻からの慰謝料の請求などを考慮しなければなりません。
相手を妊娠させてしまった場合
パパが特に気をつけたいのは、相手を妊娠させてしまう可能性です。避妊に確実はありません。
大人ありのパパ活の場合、妊娠のリスクは必ず存在します。
P活女子から「妊娠した」と話を持ちかけられた場合には、費用負担と合わせて多少の慰謝料を包むことで円満解決に結びつく場合があると覚えておきましょう。
大人ありのパパ活をする際は、双方で避妊をするなど、妊娠の防止に十分な注意を払う必要があります。
P活女子の彼氏(旦那)から慰謝料請求される
彼氏や旦那を名乗る人物から慰謝料請求されるケースもあります。
場合によっては、P活女子と会っているタイミングで、乗り込まれ請求されることもあります。
この場合、本当に彼氏や旦那の場合と美人局の場合があるので注意が必要です。その場で支払わず、話し合いすることを提案すべきでしょう。
慰謝料請求などのトラブルは、最大限に避けていくべきです。
妻にばれてしまった場合
妻にばれてしまうと、不倫だとして慰謝料を請求される可能性があります。
大人の関係がある場合も勿論ですが、食事のみしただけでも請求される可能性があることに注意が必要です。
食事だけでも慰謝料請求の可能性あり
一般的に言われているパパ活とは、食事や買い物などを楽しむだけだと考えられています。
「男女の関係にならなければ不貞行為にはならない」と考えるかもしれません。
しかし、パパ活をしたことが婚姻関係の破綻の原因として離婚されてしまう可能性もあります。その結果、慰謝料を請求されることも少なくありません。
パパ活をする際は注意が必要です。
P活女子側にも請求がいく可能性あり
パパ活が奥さんにバレた場合、女性側にも請求が行われる可能性があります。
そうなってしまうと、相手にも迷惑をかけてしまいます。
もし、パパ活がバレて慰謝料を請求されてしまった場合には、その旨を女性側にも伝えておくことが良いでしょう。
【P活女子向け】パパ活で慰謝料が発生するケース
ここからは、P活女子が慰謝料を請求されうるケースを解説していきます。
「パパ」の奥さんや自分のパートナーからの慰謝料請求のリスクを頭に入れておきましょう。
パパの奥さんから慰謝料を請求される
パパが既婚者の場合には、パパの奥さんから慰謝料請求をされるケースがあります。
このとき、パパと口裏合わせをするなどの小細工をしてはいけません。無理に取り繕ってバレた場合には、かえって心象が悪くなってしまうでしょう。
旦那・彼氏から慰謝料請求される
結婚していなくても、彼氏と婚約中の場合には慰謝料を請求される可能性があります。
また、結婚している場合は、旦那から慰謝料を請求されることもあるでしょう。
相手にしてみれば精神的に裏切られたと感じますから、離婚や婚約破棄を突きつけられる可能性があります。
パパ活で慰謝料を請求された時の対処法は?
パパ活で慰謝料を請求される事案が急増しています。
結論、相手からの要望に応じるがままに、急いで示談に応じることは決しておすすめできません。信頼できる周囲の人に相談するほか、法律のプロにサポートしてもらうのがよいでしょう。
事実確認をする
パパ活を行っているという後ろめたさから、事実確認をせずにとりあえずの金銭支払いに応じてしまう可能性も少なくありません。
しかし、詐欺の可能性がゼロとは言い切れないのです。
念には念を入れて、本当に支払いが必要なのか確認するために、事実確認をするようにしましょう。
例えば、請求してきているのが本当に「パパ」の奥さんなのか、妊娠の事実があるのかなど、念入りな事実確認が求められます。
このとき、請求相手が嘘をついている可能性も考慮すべきです。
【P活女子の場合】親に相談する
特に自身が未成年の場合は、親に相談して頼ることも必要です。
専門家をつけることや慰謝料を支払う場合でも、自分ひとりで解決するのは難しいでしょう。
慰謝料請求となると、もう1人で抱え込める段階ではありません。
親に相談して協力してもらうべき状況です。
弁護士・司法書士をつける
パパ活に関してトラブルが発生した場合には、弁護士や司法書士をつけて話し合いや交渉に臨むことをおすすめします。
弁護士や司法書士は法律の専門家です。慰謝料の相場も理解していますし、事実確認も安心して任せられます。
専門家の後ろ盾があれば、詐欺に巻き込まれる可能性も少なく済み、相手方との話し合いも円滑に進むでしょう。
また、弁護士は代理人として相手と交渉することが可能です。自分自身での交渉が難しい場合にはこちらを検討するのもよいでしょう。
まとめ
パパ活で慰謝料を請求されるトラブルが散見されます。
パパ活の特性上、家族や周囲への相談が難しく、問題がさらに複雑になるケースも少なくありません。
弁護士や司法書士などの専門家であれば守秘義務がありますから、情報漏れを気にせず相談できます。
専門家の後ろ盾があれば、交渉が大幅に不利になることは少なくなります。
慰謝料支払いの義務を確認するとともに、適切な対応を取りましょう。こちらのサイトでは、パパ活トラブルに強い弁護士・司法書士を紹介しています。
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