「闇金対応費用が安い弁護士・司法書士を知りたい」
「弁護士・司法書士費用が安い事務所って信用しても大丈夫?」
「無料で闇金問題の相談ができる事務所ってある?」
闇金問題解決の費用に関して上記のような悩みをお持ちの場合は、闇金対応費用の相場である「5万円」を基準とした上で、闇金に強い事務所を選択するのがおすすめです。
闇金問題の対応実績が豊富な弁護士・司法書士の事務所は、相談者・依頼者が経済的に追い詰められている点に配慮し、解決費用を「4〜5万円程度」に設定しているという特徴があります。
本記事では「闇金対応費用が安い弁護士・司法書士に相談や依頼をしたい!」という方に向けて、闇金対応費用が安いおすすめの事務所や、解決までの費用を抑えるポイントなどについて解説します。
「闇金対応費用が安い上、闇金問題に強い事務所」を選ぶコツなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【闇金対応費用が安い】弁護士・司法書士事務所5選
まずは、闇金対応費用が安い弁護士・司法書士事務所を5つ紹介します。
ネット上での口コミ評判や実際のレビューも良いのが、以下1社44,000円~55,000円の事務所なので、こちらに相談してみるとほぼ間違いないでしょう。
1.司法書士法人ライタス綜合事務所
解決費用 | 44,000円/1社 |
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相談料 | 無料 |
相談受付時間 | 24時間365日受付 |
代表司法書士 | 伊藤 威 神奈川県司法書士会(1203号) 簡裁訴訟等代理認定番号(601412号) |
所在地 | 〒220-0003 神奈川県横浜市西区楠町27-9 横浜ウエストビル 403 |
電話番号 | 0120-961-282 |
司法書士法人ライタス綜合事務所は、当サイト人気No.1の司法書士事務所です。
先払い買取や闇金対応を含む債務整理の受任実績は20,000件超! 費用も1社44,000円と業界最安値クラスで、電子契約書を採用しておりオンライン完結できる点やLINEで相談可能な点が人気の秘訣となっているのでしょう。
解決費用/着手金 |
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1社44,000円/後払い分割払い可 |
※LINEで相談可能!!
2.街の灯法律事務所
解決費用 | 44,000円/1社 |
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相談料 | 無料 |
相談受付時間 | 平日10時~18時 |
代表弁護士 | 笠井 浩二 東京弁護士会(17636) |
所在地 | 〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-2-4 八光ビル5F |
電話番号 | 0120-021-043 |
街の灯法律事務所は、ライタスやイーライフとは異なり闇金に強い”弁護士事務所”です。
認定司法書士には140万円以下という制限がありますが、弁護士に制限はありませんのでどのような法律業務でも扱えるのが特徴です。闇金に対して包括的な対応を依頼したい場合は街の灯法律事務所へ依頼すると良いでしょう。
解決費用/着手金 |
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1社44,000円/後払い分割払い可 |
3.SAO司法書士法人(旧Aswel/アズウェル)
解決費用 | 44,000円/1社 |
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相談料 | 無料 |
相談受付時間 | 平日10時~18時 |
代表司法書士 | 辻本 雅嗣 東京司法書士会 登録番号6775号 簡裁訴訟代理等認定番号 認定番号912070号 |
所在地 | 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町13番7号日本橋大富ビル3F |
電話番号 | 0120-048-072 |
SAO司法書士法人(旧Aswel/アズウェル)は、闇金業者からの取り立てや督促を最短即日で停止できる事務所ですが、返済日当日でも対応可能な事務所です。
1社目の費用が22,000円と業界最安値クラスで、分割払いや後払いにも対応しているので、とても良心的であると言えるでしょう。
解決費用/着手金 |
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1社44,000円/後払い分割払い可 |
4.イーライフ司法書士法人
解決費用 | 44,000円/1社 |
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相談料 | 無料 |
相談受付時間 | 24時間365日受付 |
代表司法書士 | 平柳 敬一 東京司法書士会(3534号) 簡裁訴訟等代理認定番号(101239号) |
所在地 | 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-23-1 MT田中ビル3階 |
電話番号 | 0120-684-023 |
イーライフ司法書士法人は、先払い買取や後払い現金化などの最新闇金から通常の闇金まで、幅広く対応している司法書士事務所です。(旧・平柳司法書士事務所で業界では名の通った司法書士事務所です)
フリーダイヤルでの電話相談やLINE相談を24時間無料で受け付けていたり、費用の分割払いに応じてくれる点が人気の理由となっているのでしょう。
解決費用/着手金 |
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1社44,000円/後払い分割払い可 |
※LINEで相談可能!!
5.アストレックス司法書士事務所
解決費用 | 55,000円/1社 |
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相談料 | 無料 |
相談受付時間 | 平日:9:00~21:00 日曜:10:00~18:00 土曜:完全予約制 |
代表司法書士 | 川﨑 純一 大阪司法書士会 登録番号4687号 簡裁訴訟代理等認定番号 認定番号712032号 |
所在地 | 〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町1-4-9 TPR北浜ビル7階 |
電話番号 | 0120-097-016 |
アストレックス司法書士事務所は通常料金1社55,000円とは別で1社33,000円のスピードプランがあります。
こちらは費用全額お支払い後の着手になるようなので、資金に余裕のある方は選択すると良いでしょう。
解決費用/着手金 |
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1社55,000円/後払い分割払い可 |
予算がない!弁護士・司法書士にお願いする闇金対応費用は安くても大丈夫?
闇金問題に悩んでいる場合、弁護士・司法書士に相談したくても「解決費用をあまり用意できない……」と不安を抱えがちです。
しかし、闇金問題の解決に必要となる弁護士・司法書士費用は、債務整理などと比較して安く設定されているケースがほとんどです。
ここでは、弁護士・司法書士に闇金問題の対応を依頼する場合の費用や相場、費用面で気を付けるべき点について解説します。
闇金解決の相場は意外と安い
闇金問題の解決を弁護士・司法書士に依頼する場合の費用の相場は、「1件あたり4〜5万円」です。
特に闇金問題に精通した弁護士・司法書士事務所は、闇金問題に悩む方々が経済的に苦しんでいる点に配慮し、良心的な費用設定にしているケースが大半です。また、「相談料無料・分割払い可能」など、費用の支払い方法の面でもサポートを行っています。
同じ借金問題の解決策である債務整理と比較して費用設定が低いため、「費用が安い分、対応の質が落ちるのでは?」という心配があるかもしれません。
しかし、闇金の解決は手続きや対応の面で以下のような特徴があるため、債務整理などと比較して費用が低く設定できるという特徴があります。
【闇金解決に費用が低く設定できる理由】
- 基本的に示談交渉、電話・郵送手続きで解決可能
- 債務整理などと比較して解決までにかかる時間・日数が短い
闇金対応の弁護士・司法書士費用が安いからといって、対応の質が落ちたりいい加減な手続きを取られたりするとは限りません。
安さで選ぶのが不安な場合は、口コミなども併せて参考にしながら選ぶと良いでしょう。
おすすめの事務所は、以下からチェックしてみてください。
相場からかけ離れていたら要注意
闇金問題解決のための弁護士・司法書士費用の相場は、「4〜5万円」です。
参考|相談料無料の弁護士・司法書士の費用相場(一例)
事務所名 | 相談料 | 解決費用(税込) | 支払い方法 |
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司法書士法人ライタス綜合事務所 | 無料 | 44,000円/件 | 分割払い対応可 |
街の灯法律事務所 | 無料 | 44,000円/件 | 分割払い対応可 |
SAO司法書士法人(旧Aswel/アズウェル) | 無料 | 44,000円/件 | 分割払い対応可 |
イーライフ司法書士法人(旧平柳司法書士) | 無料 | 44,000円/件 | 分割払い対応可 |
アストレックス司法書士事務所 | 無料 | 55,000円/件 | 分割払い対応可 |
この相場より「安すぎる」「高すぎる」費用が設定されている場合、その事務所には以下のような問題を抱えている可能性があるので注意が必要です。
【相場より安い・高い費用設定の事務所|3つの問題点】
- 闇金解決の経験が浅く、費用の相場を理解していない
- 安い料金を提示し、後から追加料金を請求する
- アフターフォローを行っていない(別料金)
闇金問題の解決を弁護士・司法書士に依頼する場合は、「問題解決までにかかる総費用」がいくらになるか、しっかり確認しておくことが大切です。
また、闇金は一時的に取り立てがおさまっても、期間をおいて督促・取り立てが再開するケースも少なくありません。
そのため、「費用内でアフターフォローにも対応してもらえるか」という点もチェックが必要です。
弁護士・司法書士へ闇金問題を相談する場合は、費用面について4つのポイントを確認しておきましょう。
【闇金解決費用|確認すべき4つのポイント】
- 闇金問題までに必要な総費用
- 費用の項目ごとの金額(着手金・成功報酬・その他費用)
- 解決費用にアフターフォローの費用が含まれているか
- 追加費用が発生するかどうか
なお、費用面に関する質問に対し、回答が曖昧だったりはぐらかしたりする場合は、その弁護士・司法書士に依頼するのは避けるべきです。
誠実な弁護士・司法書士は、相談者・依頼者の心情に寄り添い、相手の立場に立って的確な回答やアドバイスを行います。
費用面に関しても、明確・明瞭な回答をする弁護士・司法書士を選ぶようにしましょう。
闇金解決にかかる弁護士費用の相場については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
闇金問題にかかる弁護士・司法書士費用【解決までの流れと金額】
弁護士・司法書士に闇金問題を依頼する場合、事前に費用の内訳・解決までの流れを理解しておくと、依頼の際のやりとりがスムーズに進みます。
①問い合わせ&無料相談
②受任契約
③闇金業者への通知
④交渉・解決
⑤解決後
ここでは、専門家に闇金問題を依頼した場合の解決までの流れと、相談・手続きごとに必要となる費用について解説します。
1.問い合わせ&無料相談
闇金問題解決のための第一歩は、弁護士・司法書士事務所への「問い合わせ・相談」から始まります。
【問い合わせ・相談にかかる費用】
闇金問題に対応する事務所の場合、問い合わせ・相談の段階で必要となる費用は「0円」のケースがほとんどです。
相談料が必要な事務所の場合は、「1時間:5,000円~10,000円程度」請求されるので、事前に相談料が発生するか確認しておきましょう。
問い合わせをして問題がなければ無料相談(対面面談)の予約となります。予約の際は以下の点をヒアリングされるケースが多いので、回答をまとめておくとスムーズです。
【予約時にヒアリングされる内容】
- 借り入れ状況(闇金以外も含む)
- 返済状況
- 収入
- 現在の生活状況 など
また、闇金被害や借り入れ状況を弁護士・司法書士に的確に説明できるよう、以下のような書類や証拠などがあれば持参することをおすすめします。
【無料相談で提出したい書類・証拠】
- 契約書
- 闇金の住所、電話番号、口座情報など
- 闇金業者の名刺
- 違法な督促や取り立ての証拠(※)
※着信・メール履歴、留守電メッセージ、防犯カメラ映像など
2.受任契約
相談・面談を経て正式に依頼することが決定すると、受任契約を結びます。
通常、弁護士・司法書士の着手金や実費は前払いとなり、受任契約時に支払うのが一般的です。
しかし、闇金問題に対応している事務所の多くは「相談料無料・分割払い」に対応しているため、受任契約時に支払う費用は「なし、または分割払い1回分」となります。
着手金なしで依頼ができる弁護士事務所については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
3.闇金業者へ受任通知を発送
弁護士・司法書士と契約を結ぶと、最短即日(※)で闇金業者へ「受任通知」が発送されます。
※契約した時間帯によっては、発送が翌日以降となるケースがあります。
受任通知の送付費用(切手・封筒代)などは、別途「実費・その他費用」として請求される可能性があります。
受任通知の送付に必要な費用は、相談時に確認しておくと良いでしょう。
受任通知とは
受任通知は、弁護士が依頼人の代理人として「トラブルの解決にかかわる手続き・交渉を行うこと」を通知するものです。
受任通知には「直接的な取り立てを停止する法的な効力」があるため、受任通知を受け取った闇金は違法な督促・取り立てが行えなくなります。
(取立て行為の規制)
九 債務者等が、貸付けの契約に基づく債権に係る債務の処理を弁護士、弁護士法人若しくは弁護士・外国法事務弁護士共同法人若しくは司法書士若しくは司法書士法人(以下この号において「弁護士等」という。)に委託し、又はその処理のため必要な裁判所における民事事件に関する手続をとり、弁護士等又は裁判所から書面によりその旨の通知があつた場合において、正当な理由がないのに、債務者等に対し、電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は訪問する方法により、当該債務を弁済することを要求し、これに対し債務者等から直接要求しないよう求められたにもかかわらず、更にこれらの方法で当該債務を弁済することを要求すること。
4.交渉・解決
闇金は受任通知を受け取ると違法な督促や取り立てを取りやめます。
しかし、闇金問題の根本的な解決には弁護士・司法書士による交渉や法的対抗手段の実行が必要となります。
受任通知送付から交渉・解決までの期間は、弁護士・司法書士に支払う費用は特にありません。
交渉にかかる実費などについては都度請求されるケースもあるので、相談時に確認しておくことをおすすめします。
悪質な闇金の中には、受任通知を受け取ったにもかかわらず、恫喝や脅迫などの嫌がらせをしてくる所もあります。
そういった迷惑行為・違法行為に対し、弁護士・司法書士は法的な対応手段をもって対抗するために交渉を行います。
闇金業者は、出資法や不法原因給付、公序良俗など数々の法律に違反する行為を行っているため、弁護士・司法書士は「貸付契約が無効であること」を主張し、迅速に問題を解決してくれます。
また、すでに闇金業者へ支払いや返済を行っていた場合は、返還請求を依頼することも可能です。
返還請求については以下の記事で解説していますので、興味がある方はチェックしてみてください。
5.解決後
闇金問題解決後は、「成功報酬・報酬金」「解決費用」など着手金以外の費用を支払うことになります。
闇金問題に対応する事務所の多くは着手金無料のところが多く、闇金問題解決後、問題解決費用が請求されるのが基本となっています。
闇金問題解決後に支払いが必要となる費用の相場は「4〜5万円前後」です。
闇金問題解決の費用に関しては分割払い可能なケースが多いので、一括払いが難しい場合は無理をせず相談しましょう。
また、闇金問題に強い弁護士・司法書士事務所は、問題解決後の生活再建のためのアフターフォローも手厚いという特徴があります。
事務所選びの際は、追加費用なしで以下のようなアフターフォローが受けられるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
【闇金問題解決後のアフターフォロー】
- 生活再建に向けた提案・アドバイス
- 闇金問題解決後の債務整理に関する対応
- 問題解決後の闇金からの接触への対応
闇金の中でも特に悪質な業者は、弁護士・司法書士との交渉から一定時間をおいて、違法な取り立てや嫌がらせを再開する場合があります。
しかし、アフターフォローがしっかりしている事務所を選んでおけば、解決後に同じ闇金から接触された場合でも対応を依頼することが可能です。
弁護士・司法書士以外も相談可能?なるべく安い解決方法は?
闇金の相談は、次のような機関・事務所で受け付けています。
【闇金問題の相談先(一例)】
- 警察(生活安全課)
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 生活消費センター
- 弁護士・司法書士事務所
結論、闇金問題を根本的に解決できるのは「弁護士・司法書士」のみのため、弁護士・司法書士へ相談するのが一番です。
しかし、「いきなり弁護士・司法書士に相談するのは抵抗がある」などの理由がある場合は、他の相談先を利用するのも良いでしょう。
ここでは、闇金問題の相談先ごとの対応と、相談に必要な費用について解説します。
警察への相談
警察へ相談する場合は、地元警察署の生活安全課が対応窓口となります。
警察への相談は無料ですが、闇金問題について警察が対応するケースは限られているので注意が必要です。
【警察が闇金被害に対応するケース(一例)】
- 闇金業者の暴力によってケガを負った
- 住居や携帯電話などの持ち物を壊された
- 自身や家族・親族の生命財産を脅かすような脅迫を受けた
- 借金返済のためとの名目で、仕事や違法行為を強要された
上記のようなケースでは、警察は捜査を行い加害者を逮捕できる可能性があります。
しかし、闇金業者の立件にはある程度の時間が必要なため迅速な解決は望めない点に注意が必要です。
警察に対応してもらえるケースでも、捜査が行われている間にも取り立てや督促、嫌がらせが続くため、心身に大きな負担がかかり続けるという問題もあります。
また、警察は民事不介入が原則のため、犯罪行為による被害を受けない限り介入してはくれません。
闇金問題の早期解決・根本解決を目指すのであれば、法的な対抗手段で迅速に対応してくれる弁護士・司法書士に依頼するのが一番だと言えるでしょう。
闇金問題を警察に相談する方法や対応してもらえるケースなどについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
法テラスを利用
法テラス(日本司法支援センター)でも、闇金問題の無料相談に対応しており、相談相手として弁護士・司法書士を紹介してくれます。
ここで言う無料相談は、「民事法律扶助制度」を使った無料法律相談を指します。
しかし、法テラスでの相談に関しては、以下のような制約があるため注意が必要です。
【法テラスで闇金問題の相談をする場合の注意点】
- 無料法律相談を受けるには、一定の条件(※)を満たす必要がある
- 法テラスに契約している弁護士・司法書士のみが対象
- 一つの問題につき3回までの制限がある
※利用条件には「収入等が一定額以下であること」「民事法律扶助の趣旨に適すること」などがあります。
法テラスには「無料で弁護士・司法書士による相談が受けられる」というメリットがありますが、紹介される弁護士・司法書士が「闇金問題に精通しているとは限らない」という点に注意が必要です。
また、闇金問題に対応した弁護士・司法書士事務所の多くは無料相談を行っているため、わざわざ法テラスを利用するメリットは薄いと言えるでしょう。
消費生活センターに相談
消費生活センターは「消費者の苦情・相談への対応」「生活に関する情報の収集・提供」などを行う、地方公共団体が設置する行政機関です。
消費生活センターでは闇金問題に関する無料相談にも対応しており、相談者の債務状態や生活状況をヒアリングした上で、適切なアドバイスなどを行っています。
ただし、消費生活センターで行われる相談対応は「消費者安全法に定める業務」となるため、闇金問題の根本解決には対応できない点に注意が必要です。
消費生活センターの業務につきましては、消費者安全法に定める業務を行っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
引用元:ご提言等の内容(消費生活センターの多重債務・ヤミ金融専用相談について)|香川県
また、必要に応じて弁護士・司法書士の紹介なども行っていますが、紹介される弁護士・司法書士が闇金問題に精通しているとは限らない点もネックです。
闇金問題の無料相談については、闇金対応を行っている弁護士・司法書士事務所の多くが実施しているため、「無料であること」を理由に消費生活センターを選択する必要はないと考えて良いでしょう。
弁護士・司法書士へ相談
「闇金問題の解決に時間もお金もかけたくない!」という要望を叶えられるのは、闇金問題解決の専門家である弁護士・司法書士だけです。
無料相談先として「警察、法テラス、消費生活センター」を例に挙げましたが、いずれも闇金問題を根本的に解決できる機関ではありません。
闇金問題の場合、行政機関や法律サービスの無料相談を利用しても、最終的には「弁護士・司法書士の紹介」に行き着きます。
最終的に弁護士・司法書士に依頼をするのであれば、他の相談先を利用するのは時間やお金(移動費など)の無駄だと言えるでしょう。
時間や費用を節約したい場合は、初手から闇金問題に対応する弁護士・司法書士事務所が実施している無料相談を利用するのが一番です。
一番安い?弁護士・司法書士に頼まず闇金問題を自己解決するリスク
闇金問題の解決を安価で済ませたいとの思いから、自分自身で取り立て停止や減額の交渉をすることを検討している方もいるかもしれません。
しかし、自分で交渉することを考える場合、以下のような状況や事態を悪化させるリスクがあることを理解しなくてはなりません。
- 闇金は絶対に引かない
- 支払いをするまで嫌がらせは続く
- 逃げても追いかけてくる
- 家族が嫌がらせにあう
- 職場に嫌がらせをされる
ここでは、弁護士・司法書士に依頼せず、自分で闇金と交渉する場合に生じるリスクについて解説します。
闇金は絶対に引かない
大前提として、闇金は素人が付け焼き刃の法律知識でもって対抗しても、絶対に引くことはありません。
闇金業者は例外なく違法行為を行っていますが、受任通知の送付や返還請求など法的手段で対抗できるのは、弁護士・司法書士だけであることを熟知しています。
そのため、仮に債務者が正しい法律知識に則った正論を口にしたとしても、闇金がまともに相手することはないのです。
また、理論武装が不完全な状態で闇金に対して交渉を行うと、闇金の神経を逆なでして嫌がらせが悪化したり、知識の穴をついて反撃されたりする危険性もあります。
例えば、相手が闇金業者だからといって「最初から返す意思もなく借り入れを行い踏み倒す行為」は詐欺罪にあたる可能性があるため注意が必要です。
にわか知識をもとに「闇金相手だから、踏み倒しても問題ないんだ!」といった態度で闇金との交渉に挑むと、足下をすくわれる危険性があります。
違法業者である闇金を引き下がらせるには、闇金に勝ち目のない相手である法律の専門家、つまり弁護士・司法書士の介入が不可欠であることを覚えておきましょう。
支払いをするまで嫌がらせは続く
闇金の貸し付け契約は以下の様な法律に触れるため、契約は無効・支払い義務はないとされています。
【闇金の貸付契約が抵触する法律】
出資法(第5条第2項 金利規制)
不法原因給付(民法第708条)
公序良俗(民法第90条)
ヤミ金融対策法
しかし、闇金業者はそもそも法を侵した営業を行っているため、法律の素人がいくら法律上のルールを説いても、支払いを行うまでお構いなしに取り立てを続けます。
闇金の違法な取り立てや嫌がらせを止める最善の方法は、「弁護士・司法書士による受任通知の送付」です。
【受任通知を受け取った闇金が取り立てを止める理由】
「闇金は違法業者なのだから、受任通知も無視するのでは?」という疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、受任通知を無視して違法な取り立てを続けると、闇金側は「口座の凍結」「刑事告発」などの対抗措置をとられるという大きなリスクを負います。
この重く大きなリスクを負ってまで取り立てをする理由はないため、受任通知を受け取った闇金の多くは、直接的な取り立てや督促を止めるというわけです。
債務者個人が対抗しても、闇金側は法律など怖くないとばかりに取り立てを続行します。
相手が違法業者であることを正しく認識し、立ち向かう際は弁護士・司法書士による法的な対抗措置が有効であることを理解しましょう。
逃げても追いかけてくる
「闇金が手に負えない相手だとしても、夜逃げ・借り逃げすれば解決するのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、次のような理由から闇金の借金問題を「夜逃げ・借り逃げ」で解決するのは不可能に近いと考えられます。
【「夜逃げ・借り逃げ」による問題解決が困難な理由】
- 家族への負担が大きい
- 実家や親戚などに執拗な嫌がらせが行われる
- 夜逃げした場合、住民票移せないためリスクが大きい
- 就職・転職が難しい(住民票を移せないため)
- 住民票を移した場合、どこまでも追ってくる
闇金業者からの執拗な取り立てや嫌がらせに苦しんでいる状況では、夜逃げをするにしても「準備や引っ越しの費用を十分に用意できない」というケースがほとんどです。
夜逃げをするにしても遠方へ逃げられない場合が大半のため、結局闇金に捕まり、より苛烈な取り立てや嫌がらせを受けるというケースも少なからず見られます。
闇金を相手取る場合、夜逃げや借り逃げは対抗手段の一つにすらなり得ないと考えて良いでしょう。
闇金からの借金を夜逃げ・借り逃げで解決できない理由については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
家族が嫌がらせにあう
闇金は法律など度外視して取り立てを行うため、債務者の家族や実家に対する攻撃も平気で行ってきます。
【闇金が家族に対して行う嫌がらせ(一例)】
- 玄関先に押しかけて騒ぐ
- 自宅周辺を徘徊して威圧する
- 家族の職場や学校に直撃する
- 近隣に借金の事実を触れ回る
- 実家や親戚、家族に電話で攻撃する
これらの嫌がらせに対抗できる有効な手段は、闇金問題に対する影響力が警察よりも強い「弁護士・司法書士の介入」しかないというのが実情です。
闇金の家族への嫌がらせの実態や対抗策については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
職場に嫌がらせをされる
闇金は取り立ての手段を選ばないため、法律で禁止されている「職場への嫌がらせ」も躊躇なく行います。
【闇金が職場へ行う嫌がらせ(一例)】
- 電話による迷惑行為(業務に支障が出るほどかけまくるなど)
- 会社の人間に借金の肩代わりをしろ!と脅迫する
- 「会社の管理がなっていない!」など難癖をつける
- 督促のFAXを何十枚も送りつけて業務を妨害する
上記のような迷惑行為が続き、勤務先の営業が妨害されるような事態になった場合、退職を余儀なくされる可能性もあります。
職場へ嫌がらせが行われた場合は、勤務先に多大な迷惑をかける前に、弁護士や司法書士に対策について相談することをおすすめします。
闇金の職場への嫌がらせを含め、自分で闇金と交渉するリスクについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
闇金からの嫌がらせに関するQ&A
ここでは、闇金業者からの違法な取り立てや嫌がらせに関する「よくある質問と回答」をご紹介します。
【闇金からの嫌がらせに関するQ&A】
闇金からの嫌がらせは完済すれば止まりますか?
闇金に個人情報を拡散されないか心配です。
闇金から嫌がらせにあった場合の対策・対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
取り立てはどういった感じで行われるのですか?
闇金の取り立ての代表的な手口には、以下のようなものがあります。
【闇金の取り立て手口:代表的な方法5つ】
- 早朝深夜を問わないしつこい電話・脅迫
- 自宅への訪問・嫌がらせ
- 家族や実家への取り立て
- 勤務先への電話
- 出前や救急車を呼ぶなどの嫌がらせ
また、現在は少なくなりましたが、暴力をともなう取り立てが行われるケースもゼロではありません。
闇金は債務者を精神的・肉体的に追い詰め、あらゆる手段を使って取り立てを行います。
闇金の取り立てが始まった場合は、心身に不調が表れたり生活基盤が崩れたりする前に、弁護士や司法書士に相談し、適切な対応策をとることをおすすめします。
闇金からの嫌がらせは完済すれば止まりますか?
まず大前提として、闇金は債務者が完済の意思を明確にしても、あらゆる手を使って借金を完済させません。
闇金が完済をさせない理由は次の通りです。
闇金が完済させない3つの理由】
- 不当な金銭の搾取を続けるため(金づるにするため)
- 系列店を紹介して利益を得るため
- 闇金ビジネスの手ごまとするため
「完済すれば問題解決するはず!」と考える利用者は、根が真面目で性格も素直な方が多いため、闇金側からすると金銭を搾取しやすい「カモ」といえます。
そのため「完済ブロック」と呼ばれる手法を用いて、完済をさせないよう仕向けてくるというわけです。
【完済ブロックの主な手口】
- 法外な利息で貸付を行う
- 利息だけ払わせる
- 振込を無視して完済を認めない
- 押し貸し・追い貸しを行う
そもそも、闇金の貸し付け契約は出資法や不法原因給付、公序良俗などに触れるため、契約は無効となり支払い義務はないとされています。
完済のため闇金に支払う義務のないお金を払うより、弁護士や司法書士に依頼をし、闇金問題の早期解決を目指す方が建設的だと言えるでしょう。
闇金に個人情報を拡散されないか心配です。
闇金は債務者の個人情報を握っているため、取り立ての際に脅しとして「個人情報の拡散」をチラつかせてくるケースが多く見られます。
特に警戒しなければならないのが、SNSなどを利用してネット上に個人情報を流されることです。
ネット上に個人情報が拡散されると、以下のような被害を受ける可能性があり、今後の生活にも大きく支障をきたすことになります。
【個人情報を拡散されることによる被害(一例)】
- 不特定多数からいたずら電話やメールが大量に届く
- いわれのない誹謗中傷やプライバシー侵害を受ける
- 自宅に頼んでいない通販商品などが大量に届く
- SNS上で犯罪予告のダイレクトメールが届く
- 自宅周辺をうろつかれるなどストーカー行為に遭う
闇金の脅迫に対抗する場合、「個人情報を拡散するぞ!」と脅されてからでは対策が間に合わない可能性があります。
個人情報の拡散という最悪の事態を避けるためにも、闇金とかかわってしまった場合は可能な限り早い段階で、弁護士や司法書士に相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、闇金対応費用が安いおすすめの弁護士・司法書士事務所と、闇金の解決費用を安く抑える方法をご紹介しました。
闇金の問題解決にかかる費用の相場は「4〜5万円前後」ですが、この相場の金額は闇金問題に強い弁護士・司法書士事務所を見極める一つの基準にもなっています。
相場より「高すぎる」「安すぎる」事務所は、闇金問題の実績が少ない可能性が高いので避けるようにしましょう。
また、闇金問題を根本的に解決したい場合は、最初から弁護士・司法書士に相談することで、時間や費用を節約できます。
闇金問題に対応した事務所の多くは相談料・着手金が無料のため、まずは初期費用などお金の心配はせず、弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。
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