リアル借金体験談

パチンコで借金250万円!妻にバレずに借金返済に成功した38歳男性会社員

体験者のプロフィール
  • 性別:男性
  • 年齢;38歳
  • 職業:工場勤務の会社員
  • 借金:180万円
  • 対処方法:任意整理

転職した会社の同僚に連れてこられて始めたパチンコで、最初は調子よく勝ち続けて豪遊ができるようになった私。

奥さんからもらえるお小遣いなんてごくわずか。

「自分にはギャンブルの才能がある」なんて思うようになった頃には、朝からパチンコ屋の前にならぶ始末。

あともうちょっとで大当たりする、という確信をもった私は、パチンコ屋の横にある自動契約機で契約をしていた。

最初は5万円程度の借入だったのに、外れてしまえばそのまま借金に。あれよあれよと負け続け、気づいた頃には借金250万円。

妻にバレて離婚をするわけにはいかない私は、弁護士と話して任意整理を依頼。なんとか頑張って返済しきりました。

今回はその体験談をみなさんにお話しします。お話しする順番は以下の通りです。

ご存じですか??

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職場の同僚に連れてこられたパチンコで豪遊できるようになった

私は3歳下の妻と2人の子の父親です。夫婦共働きでコツコツとお金をためて、やっと住宅ローンで自宅を購入。

3つ下だけどしっかり者の妻なので、家計の管理は妻におまかせ。

私は月に3万のお小遣いをもらって、それすらもちょっとずつへそくりにしていました。

ある日、新しく転職してきた職場の同僚が、休みの日に遊びに行かないか?と誘うもので、行ってみたらパチンコでした。

あまり良いイメージを持ってはいなかったのですが、私の子供の頃に見ていたアニメが題材になったパチンコ台があって、あの頃を懐かしみながら遊戯開始。

いわゆるビギナーズラックで、3万円も儲かってしまったのです。同僚はなんと10万円も勝ったらしく、二人で滅多に行けない高級焼肉屋で乾杯!

こんなに楽しいならいつでもやりたいなぁ…なんて思っていました。

 

休みの日は朝からパチンコに並ぶのが習慣になりみるみる貯金が減っていく

それからというものの、休みの日にはその同僚とパチンコ屋に並ぶ日々。

もちろん負けても安い台で遊んでいるので大した金額じゃない、なんて最初は思っていました。

そのうちに大当たりをすること自体が快感になり、「勝ったときにまた貯金をすればいい」みたいな感覚になり、もともとあった貯金を切り崩しはじめます。

実際に大当たりをしたときには、同僚やパチンコ屋で仲良くなった人たちと飲みにいったりするので、貯金もしませんでした。

ただ、この頃は職場が忙しかったこともあり残業ばかりしていたので、奥さんからのお小遣いも1万円くらい増えていたので、そのうちなんとかなる…とどんどん貯金を切り崩してはパチンコをするようになります。

減った貯金分をパチンコで取り戻したらやめよう…そう思っていたのですが、これが破滅の始まりでした。

あともうちょっとで出る?隣にある無人契約機のお世話になる

パチンコをやっている人ならわかるのですが、あともうちょっとで出る…という瞬間があります。

ここでやめたら損をするだけで、癖にならなければ借金も悪くない!そう思った私は、パチンコ屋のすぐそばにある無人契約機で契約をしていました。

もちろん、妻に言えるわけがなく、妻も私がパチンコなんかしているとは思ってもいなかったでしょう。

妻の父は競馬にのめり込むタイプだったらしく、そんな父を毛嫌いしていたことも知っており、パチンコをしているなんて伝えることはできなかったのです。

最初には5万円借金をして、そのままパチンコ屋に戻って遊戯を続行。

この日はなんとかパチンコで取り返すことができ、返済をした上で少し飲みに行けました。

この時に負けて借金返済をしなければならなかったらまた変わっていたのかもしれません。

ついに5万円借りて、さらに5万円を借りて、当たりを出せずに借金だけが残ることとなりました。

これっきりパチンコはやめよう…そう思っていたのですが、休みの日にはパチンコをするのが日課になっていた私。

いざお金がかからないことをしようと思っても何も思いつかず、安い台なら…とまたパチンコ屋に戻ってしまいます。

「遊んでいるだけだから」とちょっとずつ借り入れを増やしました。毎月の返済ができていれば問題はないと思っていましたので、そのうち借り入れ時に残高すら見なくなりました。

 

返済ができなくなると隣の消費者金融に借入に

ある日のことです。お金を借りてパチンコ屋に向かおうとしたら、借りられませんでした。

そうです…上限一杯まで借りてしまったのです。

返済の日は迫っている、だけども次のお小遣いはまだまだ先。やむをえず、隣の消費者金融から借り入れをして、返済をしました。

こうして私は多重債務者になったのです。このような状態になってもなお、パチンコ屋に向かう私。

「勝ってきっぱり払おう!それでやめよう!」

どんどんのめり込んでいき、借り入れは2社から3社・3社から4社とどんどん増やしていくことになります。

返済でノイローゼに?いよいよ妻に手をあげて弁護士に相談し任意整理を決断

こうして私は、普段は返済の事ばかり考え、それを忘れるようにパチンコに通うことを繰り返します。

常にイライラしている私に妻から休みの日に何をしているのか問われるようになりはじめ、ついには口論の末に妻に手をあげてしまいました。

妻は子を連れ実家に帰ってしまい、自宅に私だけが残されることに…。

…ようやく自分のしたことの重大さに気づいたのです。

もうこんな生活終わりにしなければ。そう考えたときに、自宅のポストに入っている債務整理のチラシに目がいきました。

借金とパチンコの日から早く決別して、元の生活を取り戻そう…。

債務整理に詳しい弁護士・司法書士に連絡をとって、複数の事務所に相談をしました。

自己破産しかない、妻にも事情を話さなければ、そう思っていたのですが、弁護士・司法書士ともに収入がしっかりしているので自己破産は必要ない、任意整理で十分だという風に言ってくれました。

しかも任意整理であれば妻にも内緒にできる可能性は高いということでした。

迷わず弁護士に任意整理を依頼。返済をしなくてよくなり、返済の二文字が常によぎる日に終止符が打たれたのです。

任意整理後完済までの道のり

弁護士費用を分割で支払ったあとに任意整理がされて貸金業者への返済がはじまりました。

最初こそパチンコに行きたい…という衝動にも駆られましたが、子が野球を習い始めており、休みの日はキャッチボールをしたり、野球の練習を見に行ったりすることが習慣になりました。

最初はカップラーメンでなんとか節約していましたが、妻が戻ってきてくれてお弁当を作ってくれる生活が戻りました。

家族がいなければ任意整理は成功していない…あらためて家族のありがたさに感謝しています。

途中一度、叔父の葬儀でお金が必要になり、返済ができなくなりそうになったのですが、兄に相談して工面してもらえました。

任意整理は返済を継続する費用があるので、私のように家族に内緒にしたい場合でも、どうしても返済できない場合に助けてくれる人は見つけておくべきですね。

こうして借金を返済し、私の日常生活が戻ったのです。

私のようにギャンブルが原因で借金がやめられない人は多いと思います。

事実、私をパチンコに誘った同僚は自己破産、パチンコ屋に居た人たちも債務整理をしたという人も多数います。

債務整理にはブラックリストなど不利益なものは確かにありますが、私の場合デビットカードを使うなどで上手く乗り切れました。

自己破産をすると家族に知られる可能性が高くなるようなので、すこしでも早く弁護士・司法書士に相談してみるようにしてください。

キン助
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キン助
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