「auの分割払い審査に落ちた・・・」
「分割で契約したいけど審査に通るか不安」
スマホを契約する際、このような悩みを抱えた経験はありませんか？最近のスマホの本体価格は高額なケースが多く、分割払いを選択する方は少なくありません。
そこで今回は、auの分割審査に落ちる理由10選とともに、落ちてもスマホを契約する方法を解説します。審査落ちが不安な方や、審査に落ちた方はぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
国が認めた「債務整理」という手続きを活用すれば、月々の返済額を減らしたり、日々の取り立てを止めたりすることができます。手続きはカンタンなので、まずは債務整理に強い専門家に無料相談してみましょう。
auの分割審査には2種類ある
auの分割審査には、「auの契約審査」「専門機関CICの分割調査」の2種類があります。ここでは、それぞれの審査方法やポイントを見ていきましょう。
auの契約審査
auの契約審査では、今までの契約状況や支払い履歴などから「契約について問題がないか」を確認します。過去のauの利用履歴や取引履歴をもとに審査を行うのが基本です。
auユーザーは、これまでの支払い実績があるため審査に通りやすいと言えるでしょう。auを利用したことがない場合には、TCAで共有されている情報をもとに審査されます。未払いや滞納といった過去がなければ、多くの方がauの契約審査を通過できるはずです。
auの分割審査において事前確認は不可
auの分割審査を受ける際、事前確認はできません。ドコモはMydocomoから審査に通るかどうかの事前確認ができますが、auはそれができないので注意しましょう。
ドコモの分割審査については、以下の記事で紹介しています。ぜひ、こちらも併せて参考にしてみてください。
専門機関CICの分割調査
専門機関CICの分割調査は、「継続した支払いが可能か」をチェックする審査です。分割での契約は継続した支払い能力が求められるため、携帯料金だけでなくCICに加盟しているクレジットカードなどの利用状況も確認します。
CICではauだけでなく他社の利用状況も提供しているため、他社であっても滞納や未納があった場合は審査に通りません。
CICの情報は確認できる
auの分割審査は事前確認ができませんが、CICの情報は確認できます。情報を確認したいときは、情報開示を行いましょう。
手数料がかかりますが、指定された手順に沿って進めば、簡単に情報を閲覧できます。郵送もしくはインターネットによる情報開示が行なえますが、すぐに閲覧したいときはインターネットを利用するのがおすすめです。
ただし、情報開示で得られるのは信用情報のみであり、auの分割審査に通るかどうかまでは分かりません。CICの情報は、参考程度に見るようにしましょう。
auの分割審査に落ちてしまう理由10選とその対処法
auの分割審査に落ちた際、「何が理由なの？」と疑問に思う方は多いでしょう。ここでは、審査に落ちる主な理由10選とともに対処法を解説します。
①料金の滞納がある
携帯料金の滞納がある場合は、基本的に審査に通りません。auの料金を滞納している方が審査に通らないのはもちろんですが、他社で滞納がある方もTCAによる情報共有が行なわれているため注意が必要です。
現在滞納している料金がある場合は早めに支払いを済ませておきましょう。滞納期間が長かったり、回数が多かったりすると審査が不利になる傾向があります。
②信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついていると、いわゆる「ブラックリスト入り」となります。ブラックリストに載ると、auの分割審査には通りません。ブラックリストに載る主な理由には、以下のようなものがあります。
- クレジットカードの延滞
- 保証債務の履行や代位弁済
- 債務整理
- 公共料金や家賃の滞納
- ローンの滞納
クレジットカード・ローン・家賃・公共料金を滞納するほか、債務整理を行なった場合もブラックリスト入りとなるケースがあります。一度、ブラックリストに載ると5年程度は情報が消えません。
以下の記事では、ブラックリストに載っている場合でも携帯の分割契約ができるかどうかをまとめています。こちらも併せて参考にしてみてください。
③ローンの返済が残っている
家や車、クレジットカードのローンが残っていると、審査に通らない可能性があります。金利の低い住宅ローンは影響しないケースがほとんどですが、複数のローンの返済が残っていると審査で不利になるでしょう。
特に、クレジットカードのローンに関しては1つ1つが少額でも、トータルの金額が年収と比較して高額な場合は審査に通りにくくなります。
④強制解約をされたことがある
過去に、携帯電話の契約を強制解約したことがある場合は基本的に審査に通りません。他社の利用履歴も、TCAの不払い者情報により共有されています。
そのため、au以外で強制解約されている方も審査に通らないと言えるでしょう。長い間滞納しない限りは強制解約とならないため、「強制解約＝支払い能力がない」と判断されてしまいます。
⑤他社での未納がある
TCAの不払い者情報では、他社での未納情報も共有されています。強制解約だけでなく、料金の未納がある場合も審査には通りにくいでしょう。
できるだけ早く支払うことで審査が有利になります。
⑥クレジットカードの利用履歴がない
クレジットカードの利用履歴がないと、審査に通らない場合があります。「利用情報がなければ滞納情報もないから審査に通るのでは？」と考えてしまいがちですが、利用履歴には悪い情報だけでなく、良い情報も含まれています。
クレジットカードの利用履歴があり、滞りなく支払いが行なわれていれば支払い能力があると判断されるでしょう。しかし、利用履歴自体がない場合は判断材料がなく、支払い能力があるかどうか判断できません。
つまり、利用履歴がない方よりも、利用履歴があって問題なく支払いを済ませている人の方が信頼される傾向にあるのです。
⑦すでに3台分を分割払いにしている
auでは、同じ回線で分割契約できるのは3台までとされています。そのため、すでに3台分を分割払いで契約している場合は審査に通りません。
新たに分割契約をしたい場合は、現在契約している3台のうち1台を一括で支払いましょう。また、スマホ本体だけでなくアクセサリも分割の対象です。例えば、機種変更の際にスマホ・ケース・フィルムを分割払いで購入した場合、3台分となります。
⑧短期解約をしたことがある
スマホの契約は1回あたり6ヶ月以上契約するのが良いとされており、短期解約すると審査に通りにくくなる可能性があります。
短期解約をすると、キャッシュバック目的と判断されてしまうためです。お得なキャンペーンやキャッシュバック目的で短期解約を繰り返すと、一定期間審査に通らなくなる場合もあるので注意しましょう。
⑨Myauの口座が未設定
My auの口座が未設定の場合、審査に通らないケースがあります。コンビニ払いをしていた方が2018年1月以降にauで機種変更をした場合、「口座引き落とし」もしくは「クレジットカード」による支払い設定をしなければなりません。
これは、未納や滞納を防ぐための対策です。My auの口座が設定されているか確認し、設定されていない場合は下記の手順に沿って設定しましょう。
- 「支払方法の変更」ページにアクセス
- 電話番号を選択
- 「口座振替」をタップ
- 「同意して手続きに進む」をタップ
- 情報を入力
- 各金融機関のサイトで手続き
⑩必要書類に不備がある
auに限らず、スマホを契約する際は本人確認書類などの書類が必要です。必要書類に不備があると審査に通らないため、申請前にミスや不備がないか確認しましょう。
本人確認書類といった書類の提出は、不正利用を防止する目的があります。そのため、内容に不備やミスがあると不正と判断されて審査に通りません。また、契約者と利用者が異なる場合には同意書が必要です。忘れずに用意しておきましょう。
auの分割審査に落ちてもスマホを契約する方法
auの分割審査に落ちてしまったものの、スマホが契約できないと困るケースもあるでしょう。実は、分割審査に落ちてもスマホを契約する方法があります。
以下で4つの方法を紹介するので、審査落ちしてしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。
端末を一括払いで購入する
分割審査は分割払いの契約をした場合にのみ発生するものであり、そもそも分割払いを利用しなければ審査を通る必要はありません。スマホを一括で購入できるだけの現金があれば、審査落ちする状況でも契約できます。
10万円以下の端末を購入する
購入する端末が10万円以下の場合は、審査の基準がグッと下がると言われています。細かな部分をチェックされないため、10万円以上の端末で審査に落ちた方でも契約できる可能性は十分にあるでしょう。
再生品など、十分なスペックがありながら安価な端末もたくさんあります。新品同様に使えるものも多く出回っているため、チェックしてみましょう。
家族名義で購入する
本人の名義で購入するのが難しい場合は、家族名義で購入するのも1つの手です。家族にお願いをして、代わりに契約してくれないか聞いてみましょう。
ただし、契約者と利用者が異なる場合は同意書が必要です。契約の際に必要な書類とあわせて用意し、不備のないようにしてください。
滞納している料金を支払う
現在、滞納している料金がある場合には、できるだけ早く支払うのがおすすめです。滞納分や未納分を支払ったからといって、今すぐに審査に通るようになるわけではありません。しかし、早めに支払っておけば審査が有利になる可能性があります。
いずれにしても、滞納や未納を放置するわけにはいきません。少しずつでも支払えるように調整しましょう。
まとめ
今回は、auの分割審査に落ちる理由10選とともに、落ちてもスマホを契約する方法を紹介しました。auの分割審査は2種類あり、両方を通過する必要があります。
基本的には、携帯料金の滞納や未払いが多いと審査は通りません。また、複数のローンを組んでいたり、クレジットカードの支払いを滞納している方も審査を通過するのはなかなか難しいでしょう。
審査に通らない場合でも、10万円以下の端末を選んだり滞納している料金を支払ったりすることで、スマホを契約できます。どうしても返済できないローンや借金がある場合には、弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。
1回目は無料で相談でき、それぞれの状況に合った解決方法を提案してくれるでしょう。
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