遠藤さくらのスマートリッチシステムは詐欺確定？危険である理由

遠藤さくらのスマートリッチシステムは「スマホを見るだけ」「誰でも月100万円稼げる」と謳う詐欺の可能性があります。

関東財務局からの警告や特商法に違反する情報の記載など多くの不審点や、高額費用の請求被害も報告されており、注意が必要です。

被害に遭った場合は、速やかに専門家へ相談しましょう。

遠藤さくらのスマートリッチシステムとは

遠藤さくらのスマートリッチシステムは、投資や節税、不労所得の構築などを目的とした金融戦略のプログラムです。

スマートリッチシステムは、広告で以下のように紹介されています。

「誰でも稼げる」は投資詐欺の常套文句です。遠藤さくらのスマートリッチシステムが本当に再現性100％で稼げるのか、利用前に見極める必要があります。

遠藤さくらの経歴

遠藤さくらは、起業家でありスマートリッチシステムの開発者です。

インターネットで検索して得られた、遠藤さくらの情報は以下のとおりです。

起業家と謳っていますが、スマートリッチシステムに関するもの以外の情報はありませんでした。実在の人物であるかも、判断できません。

事業代表者の詳細を公表しないスマートリッチシステムは、不審だといえます。

スマートリッチシステム（SRS）の内容

遠藤さくらによるスマートリッチシステムの構成は、以下のとおりです。

複数の要素が組み合わさり、効率的に資産を増やすとされています。スマートリッチシステムを利用することで、金融知識が乏しい人でも無理なく取り組め、投資初心者でも月100万円の利益を上げられるという商材です。

しかし実際には、利用者は14万8,000円の高額な参加費を要するコミュニティに参加を促されます。

費用を回収できるほどの収益が上げられる証拠はなく、出資金は無駄になる可能性があります。スマートリッチシステムの信憑性が判断できない限り、利用は控えましょう。

スマートリッチシステム（SRS）が詐欺の理由

スマートリッチシステムが詐欺と言われる理由は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

関東財務局から警告されている

遠藤さくらのスマートリッチシステムが詐欺だと言われる理由は、関東財務局から警告が出されている点が挙げられます。スマートリッチシステムは、違法な金融取引を行なっていると疑われ、根拠や具体的な取引方法が明らかにされていません。

スマートリッチシステムは、投資業務に関する登録を行なっていないにもかかわらず、顧客から金銭を預かる金融取引を勧めています。未登録の業者が金融取引を勧める行為は、金融商品取引法に違反しています。

関東財務局は違反行為を重く見ているため、警告を出さざるを得ないのでしょう。警告を受けている投資システムという時点で、詐欺はほぼ確定です。

名前を変更して販売されている可能性が高い

遠藤さくらのスマートリッチシステムは、名前を変えて販売されている可能性があるため、詐欺を疑われます。過去の商材は、多くの顧客から詐欺であるとの指摘があり、名前を変更したのでしょう。

実際に、2016年には「久我優子のスマートリッチシステム」という商材が発売されていたという情報があります。

名前を変更して同様の商品を販売する方法は、投資商材詐欺に多発している手口であり、顧客の意見や被害を無視した不正行為です。不正を何食わぬ顔で行うスマートリッチシステムは、詐欺であるとみなされています。

稼げる信憑性が低い

遠藤さくらのスマートリッチシステムは稼げる信憑性が低いことからも、詐欺が疑われます。スマートリッチシステムは月100万円稼げると謳う投資商材ですが、稼げているという確かな証拠は公開されていません。

スマートリッチシステムのランディングページには、FX自動売買システムの取引画面の数字を公開しています。しかし偽装可能な画像のみでは、何の根拠にもならないでしょう。

自動売買システムの結果を公開せずに、スマホを持つだけで月100万円が稼げるという紹介は誇大広告である可能性があります。

稼げる信憑性が低い状態で利用することは、お金をドブに捨てるのと同じといえるでしょう。

特商法にフリーアドレスが記載

特定商取引法に基づく表記にフリーアドレスが記載されている点も、スマートリッチシステムが詐欺を疑われる理由です。一般的な会社であれば、独自ドメインを取得し、信頼性をアピールするのではないでしょうか。

フリーアドレスは一般的に追跡が困難であるため、悪質な事業者が頻繁に利用しているサービスです。会社住所や運営者情報が不明確であることから、トラブルやクレーム発生時の対応が疎かになる可能性もあります。

特商法にフリーアドレスが記載されている時点で、利用者を騙そうとする意図が見え隠れしています。特商法にフリーアドレスが記載されている会社は、信頼しないようにしましょう。

住所がバーチャルオフィス

スマートリッチシステムの運営元の住所がバーチャルオフィスであることも、詐欺だと言われる要因の一つです。

バーチャルオフィスは事業用の住所を貸し出すサービスで、実際の事務所が存在しない場合にも郵便物の受け取りや電話対応などが行えます。運営者と直接連絡を取ることが難しく、トラブル発生時の対応が遅れる点がデメリットです。

所在がはっきりせず追跡され難い点から、多くの詐欺業者がバーチャルオフィスを利用しています。

住所がバーチャルオフィスである点は、スマートリッチシステムの信憑性に悪影響を与えているといえるでしょう。

返金される可能性が低い

遠藤さくらのスマートリッチシステムは返金される可能性が低く、詐欺の疑いを強めています。

特定商取引法に基づく表記には、「運用開始後3ヵ月経過してもまったく利益がでなかった場合は、全額返金する」と記載されています。

しかし、投資詐欺において返金には厳しい条件が定められており、被害回復が叶わない場合が大半です。

スマートリッチシステム利用者の口コミによると、返金請求を試みた際、対応する担当者が不在だったり連絡が繋がらなかったりした場合もあるようです。組織のずさんさが浮き彫りになっています。

利用者に返金させないように仕組まれているスマートリッチシステムに、決して申し込んではいけません。

稼げたという口コミがない

稼げたという口コミがない点も、スマートリッチシステムが詐欺だと疑われる所以です。素晴らしい商材であれば、実績の口コミが多数出るはずですが、良い評判がないことは騙されている方が大勢いる証拠です。

インターネットやSNSを探しても「利益が出た」という口コミは見当たらず、むしろ損失が発生したという情報ばかりが目立ちます。

良い口コミがなく、悪い口コミばかりがあるスマートリッチシステムは、詐欺だと疑ってかかりましょう。

スマートリッチシステムの被害に遭ったら

スマートリッチシステムの被害に遭った場合は、以下の機関に相談してください。

被害回復のために速やかな対応を心がけましょう。専門機関へ掛け合うことで、返金できる可能性も高まります。

消費生活センターに相談する

スマートリッチシステムの被害に遭った場合は、まずは消費生活センターへの相談を検討してください。

消費生活センターは、消費者の権利保護やトラブル解決を支援する公的機関です。不安な取引や詐欺被害の疑いがある場合、相談すると専門員より的確なアドバイスを受けられます。

悪質商法の被害に遭った際は、被害届の提出手続きや解決策をサポートしてもらえます。ただし、消費生活センターは手助けを行うだけで、直接的な問題解決をしてくれるわけではありません。

確実な返金請求のサポートを受けたい場合は、専門機関を斡旋してもらう必要があります。

警察に相談する

スマートリッチシステム被害に遭った場合の対処法として、警察への相談も挙げられます。

警察は犯罪捜査の専門家であり、詐欺被害者を守るための措置を取れるためです。詐欺事件に関しても、事件解決を第一に動いてくれます。被害者にとって心強い味方でしょう。

ただし、警察は民事不介入の原則があり、刑事事件しか取り扱えません。遠藤さくらのスマートリッチシステムのような詐欺の場合、多くは民事事件として取り扱われ、警察が介入できない可能性があります。民事事件と判断された場合は、自身で返金請求のために行動する必要があります。

警察も万能な機関ではないことを認識しておきましょう。

司法書士に相談する

遠藤さくらのスマートリッチシステム被害に遭った際は、司法書士への相談を推奨します。

投資詐欺事案解決の実績が豊富な司法書士法人であれば、迅速な返金請求が可能です。

イーライフ司法書士法法人は、スマートリッチシステムのような詐欺被害の対応に長けています。

イーライフ司法書士法人は、以下の代金が無料です。

詐欺の被害で相談費用が不安な場合にも、成功報酬制を採用していることから無理のない利用が可能です。電話やメール、LINEから相談が可能で、守秘義務は厳守しているため、安心してください。

遠藤さくらのスマートリッチシステムには注意

遠藤さくらのスマートリッチシステムは、詐欺の可能性が高く注意が必要です。

スマートリッチシステムは投資に関するリスクや不透明な部分が多く、実際には収益が得られないだけでなく、お金を奪われる可能性があります。安易な言葉に騙されず、決して申込みをしないでください。

被害に遭ってしまった場合は、専門家に相談し、1日でも早く問題解決を目指しましょう。スマートリッチシステムの被害にあった際は、イーライフ司法書士法人の無料相談を受けることをおすすめします。