パパやパパ活女子(以下、P活女子)であれば、一度は「パパ活は不倫になるのか」と考えたことがあるのではないでしょうか。
結論、パパ活は不倫に該当するケースが多く見られます。
そもそも、パートナーや家族にしてみれば、金銭を渡してまでパパやP活女子との時間を楽しむ気持ちが理解できないことでしょう。
結果として、関係性の破綻や慰謝料請求などのトラブルに発生する可能性も少なくありません。
今回の記事では、パパ活が不倫に該当するかどうかを状況別に解説していきます。
慰謝料請求された場合の対処法についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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そもそもパパ活って不倫なの?
パパ活と言っても、それぞれの立場や関係性、行為の内容などは多岐にわたるでしょう。
ケースバイケースではありますが、不倫として認められる割合が高いことは否定できません。
特に、どちらかが結婚している場合や婚約中の場合には注意が必要です。
今回紹介するパターンは以下の3つです。
- パパが既婚者の場合
- パパが独身でP活女子が既婚または婚約中の場合
- 両方既婚または婚約中の場合
それぞれのパターンについて、パパ活が不倫にあたるのかケース別に解説していきます。
パターン1:パパが既婚者の場合
まず初めに紹介するのは、パパが既婚者の場合です。
パパ活において、このパターンが1番多いのではないでしょうか。
特に体の関係があった場合は不貞行為があったと認定され、不倫と判断されてしまいます。
その結果、「パパ」の配偶者から慰謝料を請求されることも少なくありません。
「不倫ではなくパパ活である」と主張しても、体の関係があった場合は主張が通らない可能性が非常に高いです。
既婚者がパパ活に関わってしまうと、かなりのリスクを背負うことになります。
パターン2:パパが独身でP活女子が既婚または婚約中の場合
P活女子が既婚や婚約中の場合、P活女子の旦那または彼氏から不倫や浮気であると判断される可能性があります。
たとえ「肉体関係はなかった」と主張しても、相手からしたら「裏切り行為」であることに変わりありません。
結果、離婚や婚約破棄に追い込まれる可能性も高くなります。
これは、彼氏や旦那の立場に立てば当然のことと言えます。P活女子側についても、既婚や婚約中のパパ活はかなりリスキーな行為です。
パターン3:両方既婚または婚約中の場合
この場合、どちらのパートナーにバレても不倫や浮気と認められる可能性があります。
離婚や婚約破棄の原因だとして、慰謝料を請求される場合もあるでしょう。
また、パパ活トラブルを巡ってパパの妻(彼女)とP活女子のパートナーとで話し合いをするケースも見られます。
このようなケースでは、双方の相手側から慰謝料を請求されうることに注意しましょう。
双方から慰謝料を求められた場合、支払う必要のある金額は高額になってしまう可能性があるため注意が必要です。
パパ活が不貞行為に該当する事例
すべてのパパ活が不貞行為に該当するわけではありません。具体的にパパ活が不貞行為に該当するのは以下の3つの事例です。
- パパが結婚していると知っていた場合
- パパと体の関係がある場合
- 特定のパパとだけデートを繰り返していた場合
どちらかが家庭を持っていたり、肉体関係がある場合には特に注意が必要です。
早速、パパ活が不貞行為に該当するケースについて確認していきましょう。
パパが結婚していると知っていた場合
パパが結婚していると知っていた場合には、不貞行為に該当します。逆に、結婚していると知らなければ不貞行為になりません。
ただし、知っていたのに「知らなかった」と嘘をつくのは危険です。
LINEなどのメッセージのやり取りなどからそれが嘘だと判明した場合、余計に問題がこじれてしまう可能性があるためです。
もし、パパが結婚していると知っていた場合は、正直に伝えた方が話がこじれにくいでしょう。
パパと体の関係がある場合
パパが結婚していると知っていて体の関係を持つことも不貞行為にあたります。
そのため、大人あり(体の関係あり)の交渉をする場合には最初に既婚者であるかを確認するようにしてください。
もし、パパが既婚者の場合、大人の関係は断るようにしてください。
不倫と認定されるリスクとあわせて、妊娠のリスクを考慮しても、体の関係を持たない方が安心といえます。
特定のパパとだけデートを繰り返していた場合
特定のパパとだけ繰り返し関係を持っている場合には、パパ活ではなく不倫相手と認定される傾向にあります。
肉体関係がないとしても、パパ活が家族関係を破綻させる原因なのは否定できません。
食事デートだけで慰謝料を請求されるケースもあるため、特定のパパだけでなく、複数のパパとの関係を持つことは一種のリスク管理とも言えます。
パパ活で訴えられたらどうすべき?
最後に、パパ活で訴えられた場合の対処法や相談先を紹介します。支払い義務の有無は、素人の判断では難しい場合がほとんどです。
訴えられてしまった場合、弁護士や司法書士などの法律問題の専門家の判断を仰ぐのが最善と言えます。
慰謝料を支払う必要があるのか確認する
不貞行為(体の関係)がない場合やパパが既婚者だと知らなかった場合、パパの婚姻関係がすでに破綻していた場合など、慰謝料の支払い義務が発生しないケースもあります。
相手の要求通りに支払いを承諾してしまうと、損をする可能性が高いです。
ここは、法律の観点から専門家にチェックしてもらうのが確実でしょう。
弁護士や司法書士に相談
不倫と断定して慰謝料を請求してくるケースでは、相手もすでに弁護士や司法書士などの専門家を立てている場合が多いと考えられます。
不利な交渉にならないためにも、自分自身も弁護士や司法書士に相談することを推奨します。
自分ひとりで慰謝料請求に立ち向かっていくのは、精神的にも大変です。
心強い味方をつけてスムーズな解決を目指しましょう。
まとめ
ここまで、パパ活が不倫に当たるのか、慰謝料請求されたらどのように対処すべきかを解説してきました。
パパ、もしくはP活女子が既婚者であると知っていながらのパパ活は、不貞行為に該当します。
一方で、相手が既婚者である事実を知らなかった場合には不貞行為には当たりません。
パパ活の事実がバレてしまえば、婚姻関係や交際関係は破綻するでしょう。場合によっては慰謝料を請求されるケースもあるため、注意が必要です。
大ごとにせずに、お金を払って一人で解決すればよいと考える方もいるかもしれません。
しかし、自分の力だけで解決できるケースは残念ながら少ないのが現状です。
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