闇金からお金を借りてしまうと、怒涛の勢いでかかってくる電話に悩まされることになります。
これは闇金利用者あるあるです。
・・・それでは闇金から電話がかかってきた時、どのような対処を取れば良いのでしょう。また注意点にはどのようなものがあるのでしょう。
そしてそもそもなぜ、闇金から電話がかかってくるのでしょう。
ここでは闇金からの電話に関して様々なトピックをお届けするとともに、闇金から電話を受けている方に向けて対処法を伝授させていただきます。
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【結論】速やかに弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう！
結論から言ってしまいます。
闇金から電話が来ている場合、自力での解決はほぼ不可能な状況にあると言ってよいでしょう。
闇金もきちんと返済があれば電話をしてくることは、さほど多くはありません。
しかしネットで闇金からの電話を検索するような状況だと、相当に支払いが遅れていたり、もともと返済不可能な金額で契約してしまっている可能性が高いと言えるでしょう。
速やかに弁護士や司法書士などの闇金対策に強い専門家に相談し、闇金と交渉にあたってもらうようにしましょう。
そうでない限り闇金からの電話は大げさでなく、一生止まらない可能性が高くなっていきます。
闇金から電話がかかってくる理由
闇金から電話がかかってくる理由を解説していきます。
闇金業者は以下のような理由で債務者の方に怒涛のごとく電話を行って脅迫したり、返済するように仕向けたりするわけです。
理由１：脅せば返済に応じると思っている
まず、「脅せば返済に応じるだろう」と考えることが一つの理由です。
電話をかけることで精神的に追い込み、お金を搾り取ろうとするために、「お金を払わないと暴力を振るう」「家族に危害を加える」などと脅すことが多いのです。
このような電話を受けると、とても怖くて大変な思いをすることになり、自分や自分の大切な人の身の危険を感じ、トラウマになってしまうこともあります。
このような電話を受けた場合、冷静さを保ち、相手の要求に屈しないことが重要です。
理由２：対面して身バレすることを回避している
闇金から電話がかかってくる理由の2つ目は、「本人にバレるのを避けている」ことです。
違法業者なので、警察に通報されることは闇金業者にとって厄介なことです。
回収のために債権者と直接会うと、顔がわかってしまうので、捜査されたときに不利になるということから、闇金業者は電話をかけてくるケースがあるようです。
また、使い捨ての携帯電話(トバシ携帯)を使うことが多いので、携帯電話から相手を特定するのは難しいということからも電話を利用することがあります。
理由３：自宅まで取り立てに行く交通費と人件費を削減している
3つ目は、自宅まで取り立てに行くための交通費や人件費を削っていることです。
最近の闇金業者は、自宅まで来ることはほとんどなく、電話などで頻繁に連絡を取ってきます。これは、経費を節約しようとしているためです。
常に債権者から電話がかかってきていると、普通の生活を送ることが非常に難しくなります。そのような精神的苦痛にさせることも狙いの一つにしています。
闇金から電話がかかってきた時の注意点
闇金から電話がかかってきた時の注意点について解説していきます。以下の注意点を守ることで最低限身の安全を図ることができるでしょう。
注意点１：返済には応じない
闇金から電話がかかってきた時、その電話において返済することを約束したりしないようにしましょう。
電話でどんな小さなことでも約束してしまうと、後から司法書士などが介入した際に「本人が払うと約束したから司法書士の出る幕などない」と闇金業者側が司法書士の介入を突っぱねてしまうケースがあります。
最初から司法書士に相談するといったゴールを定められている場合は特に、闇金から電話がかかってきた際に約束したと受け取られるような発言や言動は控えるようにしておきたいところです。
注意点２：無視せず速やかに対処する
闇金業者から電話がかかってきた場合、無視せずに速やかに対処することが大切なことの一つです。
ただし、見覚えのない番号から電話がかかってきた場合は、注意してください。個人情報を教えたり、金銭の要求には応じないようにしてください。
不安な場合は、一旦電話を切りましょう。
注意点３：相談している警察や弁護士などの名前は伝えないようにする
相談している警察や弁護士などが既にいる場合、その具体的な名称やその事実も含めて闇金業者に伝えないようにすることが重要です。
なぜなら闇金業者は往々にして弁護士や警察、その他最近は闇金問題に強い司法書士も含めて専門家の介入を極端に嫌います。
こうなると闇金としては、口座の凍結リスクが出てきたり、そもそも自分が逮捕されるリスクが出てくるからです。
よって闇金業者はこういったことを債務者から言われると一気に逆上し、採算度外視で嫌がらせを行うケースが出てきます。
この場合の嫌がらせは返済を求めるものではなく、見せしめ・腹いせのような目的で行われるため、どのようなことになるか想像がつきません。
闇金から電話がかかってきた時の対処法
闇金から電話がかかってきた場合の対処法について解説していきます。
ここではより確実な方法を最後にご紹介し、その前段階でいくつか自力でもできそうなものを解説します。
とはいえ実際に一番楽なのは最後にご紹介する対処法です。
対処法１：ネット上で闇金業者の情報を集める
まずはネット上で闇金業者の情報を集めましょう。
闇金業者は最近ネット上で集客しているケースが多く、こういった事情によって同じ闇金業者に悩まされていたり、同じ闇金業者に対して専門家が介入させた人の情報を得ることができるケースもあります。
こういったところから業者の特徴や手口について学んでおくことは、精神的な余裕にも若干つながります。
対処法２：脅しのセリフなどを証拠として録音しておく
闇金からの電話がかかってきた場合、自分で対処する方法としては、「脅迫的なセリフなどを証拠として録音する」ことが挙げられます。
録音しておくことで、後で専門家などに有効な証拠として提供することができ、適切な対処をしてもらうことができます。
対処法３：自力で解決しようとせず、弁護士や司法書士などの専門家に相談する
闇金業者から電話があったときの最も強力な手段は、自分だけで解決しようとせず、弁護士・司法書士などの専門家に相談することです。
なぜなら、自分で対処しようとすることで、自分を危険にさらすことになりかねません。安全を確保し、法的トラブルの可能性を回避するためにも、専門家に依頼するのが一番です。
まとめ
今回は闇金業者から電話が来た場合について対処法や注意点その他なぜ闇金が怒涛の電話攻撃を行うのかについて解説してきました。
結論から言えば、闇金から電話が来ている段階ですでに返済が遅れており、また闇金業者はお金を一括で返そうとしても受け取らず、利息を延々と増収し続ける
・・・といった悪質性が高い業者であることも考えると、闇金業者問題はベテランの司法書士や弁護士に依頼して闇金業者と交渉してもらうのが一番良い解決方法と言えるでしょう。
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