ヤバい？闇金業者から身に覚えのない請求があった！請求がある原因と対処法

突然、全く知らない番号から電話で身に覚えのない請求がくると、精神的に不安が大きくなり、混乱してしまうでしょう。

この請求に対して、無視や間違った対処をしてしまうと、非常に高い可能性でトラブルに発展します。

闇金業者から、身に覚えのない請求がきた場合どのような対処をするべきでしょうか。

そこで本記事では、闇金から身に覚えのない請求がある原因とその対処法を解説していきます。

闇金が身に覚えのない請求をする手口

闇金業者は、違法な高金利で融資を行い、不当な利息で利益を出しています。
本来、闇金からお金を借りていない場合、お金を請求されることはありません。

しかし、闇金は様々な方法で個人情報を収集し、そのリストから融資の勧誘や借りてもいない人に借金返済を請求する場合があります。

闇金が、借りてもいない人に借金返済を請求する手口は以下の３点が挙げられます。

架空請求(カラ貸し)

実際に存在しない借金を闇金業者が架空に作り出し、相手に返済を請求する架空請求という手口です。

よくネットでも見られる手口ですが、闇金の場合、ターゲットとなるのは

が挙げられます。

このような人は金銭管理が苦手で複数の借金がある場合、借金総額やその詳細を把握していない事が多く、自身の管理不足を疑って、架空の請求でも勘違いして支払いをする可能性があります。

また、全く闇金からお金を借りたことのない架空請求するよりも、過去に闇金からお金を借りたことのある人に仕掛ける方が、摘発や逮捕のリスクも低いのです。

闇金業者は、このような人にありもしない架空の借金の請求をし、利用者の不安を煽ってお金を支払わせます。

一方で、闇金から借りたことがない人にも、この架空請求がある可能性もあります。
その場合も、何らかの原因で個人情報が知られていて、ターゲットの一部にされている可能性があります。

押し貸し

闇金業者が銀行口座を把握している人に、無理やりお金を振り込み、借金とその利息の返済を要求する手口です。
闇金から押し貸しをされてしまうと、違法な高金利で元金と利息の返済を請求されるため、適切な対処が必要です。

この手口のターゲットとなる人は、

が挙げられます。

架空請求と同様に、既存の顧客を狙う方がリスクも低く、効率も良いのです。

過去に闇金との関係が一切なかったとしても、他で何かしらの詐欺に遭った事がある場合も押し貸しのターゲットにされます。
闇金のような悪徳な業者は、裏で様々な業者や組織と繋がっている場合が多いです。その中には、詐欺グループなども含まれます。

つまり、悪徳業者の中で顧客情報を共有していることが多く、過去に詐欺の被害に遭ったことのある人は、カモにされる可能性があるでしょう。

手数料詐欺

融資を受けようと申し込みをして、借りる前にキャンセルをした場合の手口です。

融資の申し込みの段階で、ある程度の個人情報を教えてしまっています。その後にキャンセルをした場合、手数料詐欺のターゲットにされる可能性があります。

闇金業者からすると、たとえキャンセルをしても

個人情報を把握しているお金に困っている人

として、立派なターゲットとなってしまいます。
融資の申し込みのキャンセル料がかかるという取り立ての事例は多いです。

そのキャンセル料を放置したままにしておくと、本人や家族、職場に取り立てや嫌がらせが始まります。

闇金から身に覚えのない請求が来る原因

闇金から身に覚えのない請求がきた場合、個人情報が知られている場合がほとんどですが、その原因として、以下のような原因が挙げられます。

闇金業者の個人情報の共有

上でも述べていますが、闇金業者などの悪徳業者は、同業者の中で顧客の個人情報を共有します。

つまり、１か所でも闇金からお金を借りてしまうと、他の闇金業者にも個人情報が共有されている場合がほとんどです。

また過去に詐欺の被害に遭ったことのある場合も同様です。
詐欺と闇金は別の業者だと思いがちですが、悪徳業者同士が共有している場合も多く、詐欺の被害に遭った人も立派なターゲットということです。

SNSで個人情報を知られる

SNSの発達により、SNSで個人情報を知られるケースも少なくありません。

特に近年の闇金業者は、SNSで集客などの活動をしている業者が多く、チャットやＤＭ、掲示板などの様々なメディアから個人情報を入手します。

増えているケースとして、FacebookやTwitterなどでメッセージのやり取りをして、融資の申し込みの段階で個人情報を聞き出す手口が挙げられます。

また、ネットオークションで個人情報を収集する闇金業者もあります。

即決価格の提示で出品していたり、出品期間が短期の場合は出品者がすぐにお金が欲しいと捉えられるでしょう。闇金業者はそのような出品者を狙い、落札後に連絡先や振込先口座などを聞き出します。

官報の記載情報

官報に記載された情報から個人情報を入手することも可能です。自己破産や個人再生というような任意整理をした場合、官報に氏名と住所が記録されます。

闇金業者はその記載情報を高頻度で確認しています。

理由としては、官報に記載される人は、どこからもお金が借りられずに困っている人であることが挙げられます。

官報の記載情報から、直接的に闇金の請求があるわけではありません。
官報には氏名と住所のみ記載があります。まずはその住所宛てに、DMで融資の勧誘を行います。

そのDMを見て記載されている連絡先に電話をさせるのが、闇金の狙いです。
その連絡先に電話をしてしまうことで、闇金業者は「電話番号」という個人情報を新たに入手することになります。

電話番号を入手した闇金業者は、架空請求などの電話をかけてきます。

勧誘のDMが送られてきても、絶対に連絡しないようにしましょう。

家族や知人が闇金からお金を借りた

めったにないことですが、家族や知人が闇金から融資を受けた場合です。

例として、勝手に保証人にされていたり、返済できなかった場合の取り立て先にされていることが挙げられます。

その場合、そもそも本人ではないですし、ましてや闇金のため返済の義務はありません。
しかし、だからといって無視して返済しなかった場合、厳しい取り立てや執拗な嫌がらせを受ける可能性もあります。

無視をせずに、適切な対処をすることが大切です。

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闇金の身に覚えのない請求を無視すると？

いくら身に覚えがないからといって、闇金からの請求を無視することはやめましょう。
理由として以下の2点が挙げられます。

厳しい取り立て

まずは、自身への厳しい取り立てが始まります。

昼夜関係なく取り立ての電話がかかってきて、一日中夜中も関係なく電話が鳴り続けます。
これは精神的に大きなストレスとなるでしょう。

さらに電話に出ないと、自宅のインターホンを何度も押してきます。
家族や周囲の人の個人情報を把握されている場合は、家族や友達、職場に電話をかけて取り立てを行ないます。

執拗な嫌がらせ

闇金業者は、何が何でもお金を取り立てようとします。
闇金が行なう嫌がらせの例として、以下のようなことが挙げられます。

闇金からの請求を無視することで、このような執拗な嫌がらせが何度も続きます。

絶対に無視をしないようにしましょう。

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闇金の身に覚えのない請求に関する口コミ

闇金の身に覚えのない請求についての口コミは少ないですが、手数料詐欺、取り立てや嫌がらせの口コミを紹介します。

口コミ1：手数料詐欺

名無しさん＠お腹いっぱい。2022/05/20(金) 18:48:04.55ID:MQUs+7zgM
>>30
キャンセル料を取る
詐欺のゴミ闇金
闇金情報スレ198より引用

口コミ2：取り立てと嫌がらせ

151名無しさん＠お腹いっぱい。2022/10/21(金) 09:14:18.57ID:k+DgkSNWM
>>149
会社、緊急に鬼電！自宅、会社にピザ、寿司
やらしい店の女の子、緊急車両呼ばれて
しまいには家にまで来て張り紙されて
殴られて家にある金と金目の物全部持っていかれる
闇金情報スレ210より引用

口コミ3：職場にも取り立て

匿名2021年7月28日 12:49
個人情報安易にバラすと職場に電話かかけてくる悪質集団詐欺師ら。払えないと言えばヤクザのように電話口でキレてくる無能な奴らです。おかげで職を失いました。証拠は揃っているので、警察に本日行ってきます。万が一、警察が相手してくれないのであれば、週刊誌、メディアの担当の方に情報を提供して晒しあげます。覚悟しておけクソゴミどもが
闇金掲示板STOP！より引用

実際に、キャンセル料詐欺もありますし、身に覚えのない請求を無視すると上の口コミのような取り立てや嫌がらせが始まります。
絶対に無視せず、適切な対応をしましょう。

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闇金から身に覚えのない請求が来た時の対処法

闇金から請求があった場合、いくら身に覚えのない請求だとしても、適切に対処しなかった場合は、トラブルになりかねません。

個人で解決しようとしない

一番やってはいけない対処法です。

個人で闇金業者に対して請求の申し立てをしても、聞く耳を持ってくれないでしょう。
むしろ逆上させてしまい、それ以上に請求が来たり無理難題を押し付けられる可能性も少なくありません。

いくら個人で動いても、闇金の取り立てに応じる他ありません。

絶対に個人で解決しようと試みないようにしましょう。

警察に相談する

架空請求などの被害に遭った場合、具体的な証拠があれば警察が対応してくれる可能性があります。

しかし、闇金業者は使用している電話番号や銀行口座をすぐに変えてしまうことと、そもそも使用されている名義が全くの他人であることがほとんどで、証拠として不十分である可能性が非常に高いです。

警察は刑事事件であっても具体的な証拠がない場合は、対応ができない可能性もあります。

また、お金の貸し借りの場合は、警察が対応してくれる可能性は少ないでしょう。
警察には「民事不介入の原則」というものがあります。お金の貸し借りなどの問題は、民事の問題であるため、警察が介入するケースはほとんどありません。

借金問題でも、取り立ての際に暴力行為や脅迫行為があり、その具体的な証拠も揃っている場合は、対応してくれる可能性もあります。

弁護士や司法書士に相談する

闇金問題に関しては、弁護士や司法書士に相談することが、最善の策の一つでしょう。

弁護士や司法書士に相談することで、直接闇金業者と連絡を取り、最短即日で請求の連絡や取り立て、嫌がらせを止めることが可能です。

弁護士や司法書士にも、得意不得意があります。若く経験も浅い人が闇金業者と連絡をとっても、業者の高圧的な態度に押されてしまうでしょう。

まとめ

闇金から身に覚えのない請求があった場合、無視をせずに弁護士や司法書士に相談することが大切です。

闇金から身に覚えのない請求がある原因は、何らかの理由で個人情報が流出している事がほとんどです。

闇金業者の身に覚えのない請求の手口は、

が挙げられます。

いくら身に覚えがないからといって無視をすると、厳しい取り立てや執拗な嫌がらせが始まります。

絶対に無視をせず、弁護士や司法書士に相談しましょう。

相談する場合は、闇金問題に強い事務所を見極めることが大切です。